JPS603726Y2 - 枝打ち機 - Google Patents

枝打ち機

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Publication number
JPS603726Y2
JPS603726Y2 JP5949679U JP5949679U JPS603726Y2 JP S603726 Y2 JPS603726 Y2 JP S603726Y2 JP 5949679 U JP5949679 U JP 5949679U JP 5949679 U JP5949679 U JP 5949679U JP S603726 Y2 JPS603726 Y2 JP S603726Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tree
chenosaw
guide rail
transmission case
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP5949679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55160144U (ja
Inventor
正幸 小宮
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士ロビン株式会社 filed Critical 富士ロビン株式会社
Priority to JP5949679U priority Critical patent/JPS603726Y2/ja
Publication of JPS55160144U publication Critical patent/JPS55160144U/ja
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Publication of JPS603726Y2 publication Critical patent/JPS603726Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は枝打ち機に関する。
すなわち、樹木に嵌装する環状ガイドレールにそってチ
ェノソーを移動させながら該チェノソーにより樹木周囲
の枝打ちを行なうことができ、上下方向に長いチェノソ
ーを樹木の周囲側に対し首振り状にして接近させること
ができて例え樹木が途中から曲がっていてもチェノソー
を樹木周囲にそわせるようにして切口が短かく揃うよう
に確実良好に枝打ちができ好適に実施できるよう提供す
るものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は一部を破断して示す全体の斜視図で、外周面に
ラック3を形成した環状ガイドレール1の周囲一部には
樹木Tを受入れるための開閉レール部1aを開閉自在に
して装設し、そのガイドレール1の下方で支持できるよ
う連設する支持装置りは樹木Tを挟圧する駆動ロール4
とロール4′、およびその駆動ロール4を回転させる操
作チェノ5等により構成する。
すなわち、環状ガイドレール1の下部にはL型のアーム
30.30が固定され、このアーム30.30の先端部
にそれぞれのブラケット31及びチェノケース32が装
着される。
このチェノケース32には前記操作チェノ5の上端が支
持されており、前記ブラケット31とチェノケース32
との間に駆動ロール4,4が取り付けられ、前記操作チ
ェノ5を引張ることにより駆動ロール4,4が回転させ
られる。
一方、前記チェノケース32の他側にはスラストブロッ
ク33が固定され、このスラストブロック33にスライ
ドロッド34が摺動自在に挿通され、このスライドロッ
ド34の一端に設けた水平軸にローラ4′が前記駆動ロ
ーラ4と平行状に枢支され、又、スライドロッド34の
他端部にはストッパ34aが固設され、このストッパ3
4aとスラストブロック33間に圧縮ばね35が取り付
けられる。
Aは走行体全体を示し、該走行体Aは次のように構成さ
れている。
すなわち、ケースaの下部には平面視において略り字形
のリンク6の中央部を後述するピニオン8の軸を中心に
して回動自在に枢支させ、このリンク6の一端にはロー
ル7を縦軸を中心にして回転自在に枢支させ、一方、前
記リンク6の他端部には、細長いリンク6′の中央部を
枢支させ、該リンク6′の一端部には縦軸を中心として
回転自在なロール7′を枢支させ、又、前記リンク6′
の他端部には係止孔6’aを穿設し、この係止孔6’a
とリンク6の中央下部付近に設けた係止部材(図示せず
)との間に引張スプリング36を装着させる。
又、ケースaの下方にはガイドレール1の外側に設けた
ラック3に噛合させるピニオン8を駆動自在に設ける。
このようにして前記ロール7.7′をガイドレール1の
内側に架設し、又、前記ピニオン8をガイドレール1の
外側に設けたラック3に噛合わせ、前記引張スプリング
36により前記ロール7.7′及びピニオン8がガイド
レール1の内側及び外側に圧接され、前記ピニオン8が
後述のエンジンEにより適宜駆動されることにより走行
体Aはガイドレール1上を走行する。
尚、ピニオン8の上方に直結して設けたウオームホイー
ル8a(ピニオン8と略同径であるため第3図の平面図
において共通に表示する。
)は、後述する駆動軸10の基部に設けられて該駆動軸
10と一体的に回動するウオーム10aと噛合っている
又、ウオームホイール8aの回転方向はその反力でケー
スaをウオームホイール8a及びピニオン8との共通軸
を中心にして回動させて後述するチェンソーCを樹木T
に対して接近させるような方向に設定されている。
すなわち、ウオームホイール8aは第3図において時計
方向に回転され、従ってケースa等は反時計方向の反力
を受ける。
前記ケースaの後部にはエンジンEを連設するとともに
前部には支持筒9を連設し、該支持筒9の先端には伝動
ケースBを連結固定し、前記エンジンEにより前記ピニ
オン8とともに駆動軸10を駆動するように装設し、該
駆動軸10を支持筒9内から伝動ケースB内へ延出して
伝動ケースB内の横方向に架設する伝動軸11とベベル
ギヤ12.12’を介して伝動連結し構成する。
前記伝動ケースBの左側方に装設する取付ケースbには
前記伝動軸11とユニバーサルジヨイント13を介して
連結する回転軸14を架設し、回転軸14の端部に嵌着
した駆動輪15には上下方向に長くなるチェンソーCの
下部を掛廻し、取付ケースbの上方に延出する支持体1
6によりチェンソーCを支持するとともに、チェンソー
Cの上部における左側方の支持面17から外側方へ向は
摺接隆起体18を突設し、前記駆動輪15の外側面には
チェンソーCの下部より左側方に突出する摺接隆起部1
8′を形成して構成する。
また、前記伝動ケースBの左側部におけるアーム19.
19と取付ケースbの右側部におけるアーム20.20
とを前記ユニバーサルジヨイント13に一致して、かつ
チェンソーの回転平面と平行で水平となるピン21,2
1により回動自在に連結してチェンソーCの上部が左右
に首振り副動できるように装設するとともに、アーム2
0の下部に突出したストッパー22がアーム19の下部
に衝合するまでチェンソーCの上部が左側に傾斜するよ
う一定角度までチェンソーCを回動できるように装設し
、両ピン21.21に巻装したトルクばね形弾機2の2
a、2b側をアーム19および20側に掛合してその弾
機2の弾力によりアーム20が両ピン21.21を中心
として第6図において反時計方向に附勢され、従って、
チェンソー〇の上部が左側に弾圧附勢されるようにして
装設し、その両ケースB、 bの間の連結部分には蛇腹
形の可撓カバー23を被着して構成する。
尚、第1図、第2図及び第4図ないし第7図おいてはチ
ェンソーCは垂立状の樹木(図示せず)に当接した状態
すなわち垂直状に表示しである。
また、上記構成においては、前述したウオームleaと
ウオームホイール8aの回転方向の関係すなわち走行体
Aによる走行の反力でチェンソー〇が樹木T側へ押圧さ
れる構成となるが、第3図にわいて前記リンク6の左側
端部とケースaのチェンソーC側の先端部との間に引張
り弾機を介装してこの弾機による引張り力でもってチェ
ンソーCを樹木T側へ押圧する構造にすることもできる
しかして、第8図に示すように、開閉レール部1aを仮
想線で示すように開いてガイドレール1の内方に樹木T
を入れ、支持装置りのロール4゜4′により樹木Tを挟
合してガイドレール1を支持するように取付け、しかる
後、走行体Aのロール7.7′をガイドレール1の内側
に架設し、又、ピニオン8をガイドレール1の外側に設
けられたラック3に噛合わせて走行体Aをガイドレール
1に装備させ、さらに開閉レール部を閉じ、エンジンE
を始動すると、ピニオン8とラック3が噛合しているた
め、走行体Aがガイドレール1にそって矢印イで示す方
向に移動し、それにともなって走行反力によりチェノソ
ーCが樹木Tの周囲に押圧される状態でチェノソーCが
樹木Tの周囲における枝打ちを行ない、操作チェノ5を
操作することにより全体を昇降させながら上下方向の枝
打ちを行なうとともに降下させることができる。
その状態で、両ケースB、b間の弾機2によりチェノソ
ーCは樹木T側に弾圧されて摺接隆起体18および摺接
隆起部18′が樹木T周面に接触する状態で枝打ちが行
なわれる。
また、チェノソー〇は伝動ケースB、側に対し揺動自在
に連設されるとともに外方側へ弾機2により弾圧されて
いるので、第9図に示すように樹木Tが傾斜したり曲が
っていても弾圧によりチェノソーCが樹木Tにそう状態
となり、第10図に示すように逆方向に樹木Tが傾斜し
たり曲がっていても弾圧に抗して傾斜しながら樹木Tに
そって枝打ちを行なうことができる。
このように本考案は、樹木に嵌装する環状ガイドレール
を、樹木にそって昇降できる支持装置により支持し、環
状ガイドレールにそって走行できる走行体の後方側にエ
ンジンを、前方側に伝動ケースをそれぞれ連設し、その
伝動ケースの側部には、起立した上下方向に長いチェノ
ソーの下部を伝動自在に、かつ、チェノソーが上記伝動
ケースに対してチェノソーの回転平面と平行で水平の軸
芯周りに首振りできるよう揺動自在に連設し、チェノソ
ーの上部が伝動ケースの反対側における樹木側に弾圧附
勢されるように装設して構成したから、樹木に嵌装する
環状ガイドレールにそってチェノソーを移動させなから
該チェノソーにより樹木周囲の枝打ちを確実に行なうこ
とができるとともに、上下方向に長いチェノソーを樹木
の周囲側に対し弾圧によりあるいは弾圧に抗して首振り
状に揺動して傾斜したり曲がったりする樹木の局面側に
そうように接近することができて切口が短かく揃うよう
に確実良好に枝打ちができ、好適に実施できる特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を破断した
全体の斜視図、第2図はその一部を示し、第3図は第2
図の平面図、第4図は第3図の一部の破断面図、第5図
は第4図の平断面図、第6図は第4図の一部を破断した
側面図、第7図は第6図の断面図、第8図は説明図、第
9図および第10図は枝打ち状態の説明図である。 T・・・・・・樹木、1・・・・・・ガイドレール、D
・・・・・・支持装置、A・・・・・・走行体、E・・
・・・・エンジン、B・・・・・・伝動ケース、C・・
・・・・チェノソー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹木に嵌装する環状ガイドレールを、樹木にそって昇降
    できる支持装置により支持し、環状ガイドレールにそっ
    て走行できる走行体の後方側にエンジンを、前方側に伝
    動ケースをそれぞれ連設し、その伝動ケースの側部には
    、起立した上下方向に長いチェノソーの下部を伝動自在
    に、かつ、チェノソーが上記伝動ケースに対してチェノ
    ソーの回転平面と平行で水平の軸芯周りに首振りできる
    よう揺動自在に連設し、チェノソーの上部が伝動ケース
    の反対側における樹木側に弾圧附勢されるように装設し
    て構成したことを特徴とする枝打ち機。
JP5949679U 1979-05-02 1979-05-02 枝打ち機 Expired JPS603726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5949679U JPS603726Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 枝打ち機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5949679U JPS603726Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 枝打ち機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55160144U JPS55160144U (ja) 1980-11-17
JPS603726Y2 true JPS603726Y2 (ja) 1985-02-01

Family

ID=29293494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5949679U Expired JPS603726Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 枝打ち機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7154474B2 (ja) * 2018-10-18 2022-10-18 川▲崎▼ 晴久 枝打ち装置
JP7169682B2 (ja) * 2019-07-24 2022-11-11 イー・バレイ株式会社 枝切断装置

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Publication number Publication date
JPS55160144U (ja) 1980-11-17

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