JPH0355278B2 - - Google Patents

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JPH0355278B2
JPH0355278B2 JP57107570A JP10757082A JPH0355278B2 JP H0355278 B2 JPH0355278 B2 JP H0355278B2 JP 57107570 A JP57107570 A JP 57107570A JP 10757082 A JP10757082 A JP 10757082A JP H0355278 B2 JPH0355278 B2 JP H0355278B2
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JP
Japan
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arm
fixed
base
balance spring
fixed shaft
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JP57107570A
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JPS591176A (ja
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【発明の詳細な説明】 本発明は多関節ロボツトに関わり、更に詳細に
は支持部材の揺動中心軸のまわりに揺動して、揺
動部の重心位置と揺動中心軸との水平距離が増減
するアームの揺動軸部にバランス機構を設けてな
る多関節ロボツトに関するものである。
初めに本発明に係る多関節ロボツトの概要を図
面にもとづいて簡単に説明する。
第1図、第2図に例示した多関節ロボツト1は
基台3上を例えば電動機5によつて垂直軸のまわ
りを駆動されて回動する旋回ベース7を備えてお
り、該旋回ベース7の上部に固設された支持部材
9の上部に固定された水平な第1固定軸11のま
わりを駆動されて揺動する箱状の第1アーム13
を備え、該第1アーム13の先端近くに設けた第
2固定軸15のまわりを駆動されて揺動する箱状
の第2アーム17を備え、該第2アーム17の先
端には第2アーム17の長手方向軸のまわりを例
えば時計方向と反時計方向に180度づつ回転駆動
される旋回アーム19を備え、更にその先端に
は、旋回アーム19を横切る第3固定軸21のま
わりを揺動駆動される第3アーム23を備え、該
第3アーム23の先端に上記した旋回アーム19
と同様な第2旋回アーム25を備え、該第2旋回
アーム25の先端に図示を省略した例えば把持装
置をとりつけてある。
ところで、一般にロボツト乃至はマニプレータ
と呼ばれる装置は、材料は把持して移動すると
か、工具を移動して加工するとか塗装するなど、
その最も先端部が対象物に接近する動作を含んで
おり、その際接近のために移動する部分の重心位
置は当然移動する。例えば第2図に示したAの位
置では重心位置は旋回軸中心上にあるが、第2ア
ーム17を水平にしたBの位置では重心位置は旋
回中心より大きく右に移動し、更にCの傾斜状態
に第1、第2アームを揺動したあと第2アーム1
7を水平にすると対象物により接近するだけに、
重心位置はさらに旋回軸中心より遠くなるのであ
る。
重心位置が前記した旋回ベース7の旋回中心軸
より遠くなる程重力の作用点までの距離が大きく
なり、揺動運動を駆動する電動機などのトルクに
大出力が必要となつて、大きな電動機を備えねば
ならない不都合が生ずるものである。
本発明は上記した従来のロボツトの欠点を克服
すべくなされたものである。
第3図において旋回ベース7上に固定された例
えばパスルモータ27の出力軸にとりつけた駆動
スプロケツト29は、チエン31を介して被動ス
プロケツト33を正逆両方向に駆動している。
被動スプロケツト33は、スプロケツトブラケ
ツト35と一体となつてベアリング37を介して
第1固定軸11上を回転自在であり、第1アーム
13に固着されてこれを揺動する。
第1固定軸11は第3図の左端でキー39によ
つて固定スプロケツト41を固着し、例えばボル
ト43などで支持部材9に固定されている。固定
スプロケツト41の胴部にはベアリング45を介
してベアリングブラケツト47が支持されてお
り、このベアリングブラケツト47は箱状の第1
アーム13に固着してある。これらのスプロケツ
トやブラケツトのまわりには適宜ベアリング押え
49やスペーサリング51がとりつけてある。
前記した第1アーム13の第1固定軸11より
下方位置の内部には、第2アーム17を駆動する
例えばパルスモータ53がとりつけてあつて、そ
の出力軸には駆動スプロケツト55がキー57で
固着してある。駆動スプロケツト55さらはチエ
ン59が、第2固定軸15にベアリング61を介
して回動自在に支承された被動スプロケツト63
に連結されている。なお上記した被動スプロケツ
ト63は例えばボルト65などで第2アーム17
に固着されていてこれを揺動する。
第2固定軸15を例えばボルト67などで第1
アーム13の一側壁に固着してあり、第2固定軸
15の第3図の左側には前記した固定スプロケツ
ト41との間にチエン69をかけまわした被動ス
プロケツト71がベアリング73を介して回動自
在に設けてある。
更に前記した被動スプロケツト63によつて揺
動される第2アーム17の框体内にはコイル状の
バランススプリング75が設けてあり、その一端
が組立てプーリー77の一方のフランジ部79に
固定してある。組立てプーリー77は前記した被
動スプロケツト71と連結されピン81げ結合さ
れている。従つて組立てプーリー77は被動スプ
ロケツト71と一体となつて前記したベアリング
73と右側のベアリング83に支承されて回動自
在である。なお上記したベアリング61,73,
83の間には適宜スペーサーリング85が挿入さ
れている。
前記したバランスプリング75の他端は第2ア
ーム17の一側壁に固着してあり、この側壁部は
ベアリングブラケツト87と、ベアリング89を
介して組立てプーリー77の小径部上で揺動自在
である。
本発明の実施例は以上の様に構成してあるから
パルスモータ53を駆動して被動スプロケツト6
3を介して第2アーム17を第2図のAの位置か
らBの位置へ揺動したとすると、第3図では第2
アーム17の左側部でバランススプリング75に
捩りを与えて、その付勢力をさらに強める方向に
揺動したことになり、第2アーム17を揺動によ
る重心位置の第2図での右方向移動を補償したこ
とになる。
次にパルスモータ27を駆動して被動スプロケ
ツト33、スプロケツトブラケツト35を介して
第1アーム13を第2図でAの位置からCの位置
まで揺動した場合は、固定スプロケツト41、チ
エン69が不動であつて被動スプロケツト71だ
けが位置を変えるために、組立てプーリー77の
フランジ部79がバランススプリング75の付勢
力をさらに強める方向に揺動することになり、上
記と同じように重心位置が第2図で右に移動した
分だけ補償するのである。
第2図のCの状態から第2アーム17を水平な
姿勢に追加揺動すれば、上記した2つのケースを
併せ行つたことになつて、結果的に重心位置移動
分に相応した補償がバランススプリングに加減算
されることは説明を繰り返すまでもないと考え
る。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本発明の要旨は特許請求の範囲に記
載のとおりであるから、その記載より明らかなよ
うに、本発明においては、第1アーム13の先端
部に固定した第2固定軸15に第2アーム17を
枢支した構成において、前記第1アーム13の基
部を枢支した第1固定軸11に固定した固定スプ
ロケツト41と第2固定軸15に回転自在に支承
された被動スプロケツト71には無端帯69が掛
回してあり、この被動スプロケツト71と一体的
なプーリー77に一端を固定したバランススプリ
ング5の一端は、第2アーム17に固定してあ
る。
したがつて、第1アーム13に対して第2アー
ム17を下方向へ揺動すると、バランススプリン
グ75の付勢力が増大し、第2アーム17の上方
向への揺動復帰が容易なものである。また、例え
ば第2アーム17をほぼ水平状態に揺動して、第
1アーム13と第2アーム17とのなす角をほぼ
直角に保持した状態にあるとき、第2アーム17
を先端側が下降するように第1アーム13を揺動
せしめると、固定スプロケツト41、無端帯69
および被動スプロケツト71を介してスプリング
75の付勢力が増大するととなり、第1アーム1
3の復帰作用が容易に行われることとなる。
すなわち本発明によれば、1つのスプリング7
5でもつて第1アーム13の復帰作用および第2
アーム17の復帰作用を補助することとなるもの
であり、全体的構成の簡単化、コンパクト化が容
易である。
また、本発明にれば、固定スプロケツト41,
被動スプロケツト71、無端帯69および第2ア
ーム17を固定軸15を中心として揺動せしめる
ためのモータ53、その伝達系が第1アーム13
内に装着してあるから、外観が良好であると共に
極めて安全なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は多関節ロボツトを示した説明図、第2
図は同上揺動説明図、第3図は第1図の−断
面矢視図に相当する図である。 1……多関節ロボツト、7……旋回ベース、1
1……第1固定軸、13……第1アーム、15…
…第2固定軸、17……第2アーム、41……固
定スプロケツト、71……被動スプロケツト、7
5……バランススプリング、53……モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基台3に備えた旋回ベース7に固定された第
    1固定軸11に、第1アーム13の基部を揺動自
    在に枢支し、この第1アーム13の先端部に固定
    した第2固定軸15に、先端側にハンドを備えた
    第2アーム17の基部側を揺動自在に枢支してな
    る多関節ロボツトにして、第1、第2アーム1
    3,17をそれぞれ中空の箱状に形成して設け、
    前記第2固定軸15を囲繞して設けたコイル状の
    バランススプリング75の一端部を、第2アーム
    17内において第2固定軸15に回転自在に支承
    されたプーリー77に固定して設け、このバラン
    ススプリング75の多端部を第2アーム17に連
    結して設けると共に第2アーム17の先端部側を
    持上げるべく付勢して設け、前記ベース7に対応
    する第1アーム13の揺動時に第1アーム13を
    復帰すべく付勢するために、第1アーム13内に
    おいて第1固定軸11に固定した固定スプロケツ
    ト41と前記プーリー77と一体的に設けた被動
    スプロケツト71とに無端帯69を掛回して、前
    記バランススプリング75を、第1アーム13の
    揺動バランスと第2アーム17の揺動バランスと
    に共用してなり、かつ第1アーム13に対して第
    2アーム17を揺動するための駆動装置57を第
    1アーム13内に設けてなることを特徴とする多
    関節ロボツト。
JP10757082A 1982-06-24 1982-06-24 多関節ロボット Granted JPS591176A (ja)

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JP10757082A JPS591176A (ja) 1982-06-24 1982-06-24 多関節ロボット

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JPS591176A JPS591176A (ja) 1984-01-06
JPH0355278B2 true JPH0355278B2 (ja) 1991-08-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132988A (en) * 1981-02-09 1982-08-17 Fujikoshi Kk Gravity balancing mechanism for joint type industrial robot
JPS5856788A (ja) * 1981-09-28 1983-04-04 日産自動車株式会社 ロボツトにおける腕のバランス機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132988A (en) * 1981-02-09 1982-08-17 Fujikoshi Kk Gravity balancing mechanism for joint type industrial robot
JPS5856788A (ja) * 1981-09-28 1983-04-04 日産自動車株式会社 ロボツトにおける腕のバランス機構

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JPS591176A (ja) 1984-01-06

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