JPS6035696Y2 - 建築用板 - Google Patents

建築用板

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JPS6035696Y2
JPS6035696Y2 JP1976039242U JP3924276U JPS6035696Y2 JP S6035696 Y2 JPS6035696 Y2 JP S6035696Y2 JP 1976039242 U JP1976039242 U JP 1976039242U JP 3924276 U JP3924276 U JP 3924276U JP S6035696 Y2 JPS6035696 Y2 JP S6035696Y2
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JP
Japan
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foam
corrugated
resin foam
synthetic resin
corrugated body
Prior art date
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JP1976039242U
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JPS52130415U (ja
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尭 石川
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築物の内、外装材、屋根材の下地材、また
は断熱材として好適な建築用板に関するものである。
以下に、図面を用いて、本考案に係る建築用板について
詳説する。
第1図は上記建築用板の一例を示す斜視図であり、1は
合成樹脂発泡体(以下、単にフオームという)で厚肉板
材形状であり、2は液体で上記フオーム1の少なくとも
1つの表面には波体lを一体に固着したものである。
さらに説明すると、フオーム1は主に断熱材、吸音材、
クッション材、軽量な芯材、およびフオーム形成時の自
己接着性を利用しては波体2を接着する接着剤として機
能するものであり、その少なくとも1つの表面に山状の
凹凸を形成したものである。
上記凹凸は表面積の増大を図って吸音性と接着力の強化
を図ったものである。
また、フオーム1の具体例としては、ポリウレタンフォ
ーム、ポリイソシアヌレートフオーム、フェノールフオ
ーム、ユリアフォーム等がある。
なお、フオーム1は原料を直接波体2に吐出、またはス
プレーするかのいずれかの方法で吐出し、それを型内で
加湿、キュアして製造するものである。
また、このフオーム1の厚さは断熱材、遮音材、緩衝材
、およびは波体lをフォーム1形戊時にフオーム1に接
着するための接着剤として有効に作用するように、例え
ば10〜20Orran位としたものである。
また、フオーム1の板厚は波体lの凹凸、所謂用と谷の
高低差によって異なる。
さらに、は波体2は前記フオーム1の凹凸に対応する断
面の波状シート3とプラスチックフオーム4とからなり
、その構造は上記プラスチックフオーム4を芯材とし、
これを波状シート3で一体にサンドイッチしたものであ
る。
このは液体業は主にアルミニウム箔による防水性と熱幅
射による断熱材、表面凹凸形状による乱反射による防音
性、サンドイッチ構造による剛性の付与、アルミニウム
箔面の平滑さによるフオーム1との接着性の強化面、お
よびフオーム原料とのヌレのよさを改善し、フオーム原
料の有効活用を図るのに役立つものである。
しかも、波体lはフオーム1の少なくとも一側縁より突
出する重合片5(図では2辺)を有する。
また、は液体業の山と谷の差Hは少なくとも3m+++
以上を必要とする。
これはプラスチックフオーム4、およびフオーム1の高
圧縮性を利用して、その凹凸を目地部活合力、吸音性(
音の乱反射)等に直接作用させるためである。
また、波状シート3の構成としては2種類のシート状物
をラミネートしたものでり、その具体例としてはアルミ
ニウム箔3aの裏面に他のシート状物3bをラミネート
したものである。
なお、他のシート状物3bとしては、テトロン、塩化ビ
ニル、ナイロン、ポリスチレン、ポリウレタン、クロロ
プレンゴム、ポリプロピレン、テフロン、アスファルト
ルーフイング、ターフェルト、クラフト紙、防水紙、布
、ガラスクロス、アスベスト紙等からなるものである。
また、プラスチックフオーム4としては前記フオーム1
と同様のものを用いる。
なお、このプラスチックフオーム4はあまり厚くないの
が好ましい。
次に本考案に係る建築用板の製造方法を簡単に説明する
と、フオーム1とプラスチックフオーム4の原料として
はポリウレタン樹脂を用いる。
また、は波体業はアルミニウム箔3aの裏面にアスベス
ト紙3bを接着剤を介して一体にラミネートしたシート
波状物3の間にポリウレタンフォームを一体に充填し、
かつ、H=3.5mmとしたものである。
そこで、フオーム1の大きさに形成した箱状の下型(図
示せず)を準備する。
なお、下型の枠体となる上端部は波体2の凹凸と対応す
る形状に加工したものである。
次にこの下型内に未発泡体のポリウレタン樹脂、すなわ
ち、ポリオールとポリイソシアネートと発泡剤と必要に
よりその他の解媒、助剤等を添加した液状物を混合した
状態で、所謂ワンショット法で注入する。
勿論、この場合、液混合前のポリオールとポリイソシア
ヌレートの液温は20℃に加温され、下型の底面には離
型紙、敷設されてあり、かつ、型温は50℃以上に保温
されている。
そこで、ポリウレタン樹脂原料の下型への注入が終了し
たら、直ちには波体lを下型の上端部に第1図に示す関
係位置で載置し、波体2の凹凸と下型の上端部に形成し
た凹凸とを嵌合し、その上に、上型(図示せず)をのせ
、上下型を挟持し、5分後に上型を取り除き、下型の枠
部分を取り除くと第1図に示す建築用板が得られるもの
である。
さらに説明すると、ポリウレタン樹脂原料は下型内で注
入されると同時にクリームタイム−ゲルタイム−ライズ
タイムと反応発泡し、約1分後の間に30〜40@に発
泡すると共に、発泡体形威時に自己接着性を発揮するも
のである。
そこでこの自己接着性を波体2の接着剤として利用する
ことによりフオーム1の形成と同時に一体に接着するも
のである。
以上説明したのは、本考案に係る建築用板の一例にすぎ
ず、フオーム1内に、例えばアスベスト紙維、ガラス繊
維、ロックウール、バーミキュライト、パーライト、シ
ラスバルーン、珪砂、シリカ、ガラスバルーン、粘土鉱
物を主体にした造粒物、その他の無機粉末、例えば炭酸
塩、硅酸塩、燐酸塩、カルシウム塩、アルミニウム粉末
、その他の金属粉末、セメント、パーライト粉末等を必
要により1種以上添加混合して一体的に発泡体を形成す
ることもできる。
勿論、上記パーライト等の粒状物には、上記物質、ゲル
状物、硼素化合物を含浸、コテイング、半含浸した改質
物、あるいはこれらに樹脂コーティング等したものなど
も含む。
また、上記物質のフオーム1に対する添加量はフオーム
原料に対して配合比で約10〜100%位である。
なお、合成樹脂発泡体4に対しても上記物質を添加する
ことができる。
また、本考案に係る建築用板は第2図a、 bに示すよ
うに構成することもできる。
すなわち、a図はフオーム1の両面に波体2を設けた建
築用板、b図は波体2の反対面に平板状基材6を設けた
建築用板を示す。
上述したように、本考案に係る建築用板によれば、熱反
射、防水性、平滑面による接着剤にすぐれたアルミニウ
ム箔を凹凸状に、かつ、フオームと接触する面と、波板
の外表部に存在させ、しかもフオーム−波状シート−プ
ラスチックフオーム−波状シートの順で一体化したもの
であり、熱幅射を2重にプラスチックフオームを介して
行なうものであり、断熱材、防水性、機械強度が大幅に
改善される特徴がある。
また重合部は平滑なアルミニウム箔が相互に密着するた
め、密着性、防水性、断熱性にすぐれる特徴がある。
また、フオームの自己接着性を利用して波体を一体に形
成したため、接着剤を別途に使用する必要がなく、かつ
、一体化が強力となる特徴がある。
さらに、フオームと波体は共にクッション性を有するた
め、下地の形状になじみやすく、かつ、防振性にすぐれ
、外部からの振動を連結部、内外装材に低減して伝播で
きる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図a、 bは本考案に係る建築用板の一実
施例を示す斜視図である。 1゜ 4・・・・・・合Itj、樹脂発泡体、 2・・・・・・波体、 5・・・ ・・・重合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも厚肉板材の一表面に山状の凹凸を形成した合
    成樹脂発泡体と、該発泡体の少なくとも一端縁より突出
    する重合片を有する大きさであると共に、前記凹凸に対
    応する断面形状で、かつ、アルミニウム箔の裏面にラミ
    ネートしたシート状物とからなる波状シート間にプラス
    チックフオームを充填したサンドインチ構造の波体とか
    らなり、また、該波体は前記合皮樹脂発泡体形成時の自
    己接着性を介して、かつ、前記合成樹脂発泡体の少なく
    とも一側縁より突出するように一体に形成したことを特
    徴とする建築用板。
JP1976039242U 1976-03-29 1976-03-29 建築用板 Expired JPS6035696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976039242U JPS6035696Y2 (ja) 1976-03-29 1976-03-29 建築用板

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JP1976039242U JPS6035696Y2 (ja) 1976-03-29 1976-03-29 建築用板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52130415U JPS52130415U (ja) 1977-10-04
JPS6035696Y2 true JPS6035696Y2 (ja) 1985-10-23

Family

ID=28498410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976039242U Expired JPS6035696Y2 (ja) 1976-03-29 1976-03-29 建築用板

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JP (1) JPS6035696Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034893Y2 (ja) * 1971-06-18 1975-10-11
JPS5134739Y2 (ja) * 1971-11-15 1976-08-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52130415U (ja) 1977-10-04

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