JPS608995Y2 - 断熱材 - Google Patents

断熱材

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Publication number
JPS608995Y2
JPS608995Y2 JP10339377U JP10339377U JPS608995Y2 JP S608995 Y2 JPS608995 Y2 JP S608995Y2 JP 10339377 U JP10339377 U JP 10339377U JP 10339377 U JP10339377 U JP 10339377U JP S608995 Y2 JPS608995 Y2 JP S608995Y2
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JP
Japan
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foam layer
sheet
air chamber
foam
protective sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP10339377U
Other languages
English (en)
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JPS5429467U (ja
Inventor
茂年 高木
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡層1の片面に多数の空気室2,2・・・・
・・を凹設すると共に発泡層1の他面を平坦面にし、発
泡層1の平坦面側に保護シート4を貼着すると共に発泡
層1の空気室2,2・・・・・・側に保護シート4と平
行なシート材3を貼着して空気室2゜2・・・・・・の
開口側を密封して成る断熱材に係り、その目的とすると
ころは高価な発泡性樹脂材料の使用量を少なくして安価
に作製でき、しかも断熱性を向上せしめ得る断熱材を提
供するにある。
従来、発泡性材料を発泡させた断熱材があるが、発泡体
が全体に中実状に及んでいるために高価な発泡性材料の
使用量が多く、コストが高くつく欠点があった。
本考案はかかる従来の欠点を解消せんとするもので、以
下添付図により詳述する。
第1図は発泡層1を片面に多数の互いに独立した凹所、
つまり空気室2,2・・・・・・が陥設した状態で発泡
成形しておき、この空気室2,2・・・・・・の開口を
紙、合成樹脂シート、金属箔等のシート材3にてシール
したものである。
ここでこのシート材3と発泡層1との接合は接着剤によ
る接着や熱融着等適宜の方法で行なえばよい。
4は発泡層1の発泡成形時に空気室2,2・・・・・・
を有しない側の平坦面に貼着される紙、布、合成樹脂シ
ート等の保護シートである。
また第2図は多数の互いに独立した空気室2.2・・・
・・・が片側に膨出する如く予め密封して形成された気
泡シート5に発泡性材料を注入して発泡させ、空気室2
,2・・・・・・を有する側に発泡層1を施した例を示
す。
ここで気泡シート5は多数の互いに独立した凹所が施さ
れた凹凸シート6にシート材3を凹所が閉塞される如く
ラミネートして形成されたもので、凹凸シート6及びシ
ート材3としてはポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
カーボネート等の適宜の熱可塑性樹脂シート材を用いる
ことができ、またシート材3には必要に応じてアルミニ
ウムなどの金属箔7を積層してもよい。
尚、第1図、第2図に示す実施例ののいずれの場合でも
発泡層1の発泡性材料として、例えばポリオール13(
2)にインシアネー目喘を配合した如き発泡性のポリウ
レタン樹脂や、その他発泡性尿素樹脂等適宜の発泡性熱
硬化性樹脂材料を用いることができる。
また発泡性材料としてポリウレタン樹脂を用い気泡シー
ト5としてポリエチレンのものを用いる場合等のように
両者間の付着性が悪いときは、空気室外周面に予めホッ
トメルト型接着剤で表面処理をしておけばよい。
またポリ塩化ビニル、ポリカーボネートの気泡シート5
を用いる場合はポリウレタン樹脂との接着性が良いので
、上記前処理は不要である。
また上記気泡シート5の空気室2のサイズは円筒形では
大略3−以下の直径程度であれば支障なく適用できる。
本考案にあっては上述のように発泡層の片面に多数凹設
された空気室の開口側をシート材にて密封しているから
、多数の空気室が発泡層中にいわば空洞として形成され
るものであって、その分だけ高価な発泡性材料の使用量
が減少して安価な断熱材を得ることができ、またこの空
洞は互いに独立して密封遮断されているから断熱性が低
下することもない。
また発泡層の片面に多数の空気室を凹設すると共に発泡
層の他面を平坦面にし、発泡層の平坦面側に保護シート
を貼着すると共に発泡層の空気室側に保護シートと平行
なシート材を貼着して空気室の開口側を密封したので、
形成された断熱材は両面とも平坦面であって、片面また
は両面に凹凸があるものに比べて壁等に貼ったりすると
き施工がしやすいものであり、しかも全面に亘って略均
−な断熱性が得られるものであり、さらに空気室と保護
シートとの間は発泡層が充満していて高い断熱性が得ら
れると共に強度的にも強いものであり、さらにまた両面
に保護シートとシート材があって発泡層に水が浸入した
りしないように保護できるものである。
尚、発泡性材料の使用量及び厚みを従来と同一にするな
らば、その分だけ発泡率が下がって(気泡が小となって
)硬くなるから、釘打ち性や鋸引き性などの加工性が向
上した断熱材が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部省略断面図、第2図は
同上の他の実施例の一部省略断面図である。 図中1は発泡層、2は空気室、3はシート材を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡層の片面に多数の空気室を凹設すると共に発泡層の
    他面を平坦面にし、発泡層の平坦面側に保護シートを貼
    着すると共に、発泡層の空気室側に保護シートと平行な
    シート材を貼着して空気室の開口側を密封して成る断熱
    材。
JP10339377U 1977-07-30 1977-07-30 断熱材 Expired JPS608995Y2 (ja)

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JP10339377U JPS608995Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 断熱材

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JP10339377U JPS608995Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 断熱材

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Publication Number Publication Date
JPS5429467U JPS5429467U (ja) 1979-02-26
JPS608995Y2 true JPS608995Y2 (ja) 1985-04-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56154050A (en) * 1980-04-30 1981-11-28 Matsushita Electric Works Ltd Heat insulating material and its manufacture

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Publication number Publication date
JPS5429467U (ja) 1979-02-26

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