JPS6132232Y2 - - Google Patents
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- JPS6132232Y2 JPS6132232Y2 JP1983116894U JP11689483U JPS6132232Y2 JP S6132232 Y2 JPS6132232 Y2 JP S6132232Y2 JP 1983116894 U JP1983116894 U JP 1983116894U JP 11689483 U JP11689483 U JP 11689483U JP S6132232 Y2 JPS6132232 Y2 JP S6132232Y2
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- foam
- synthetic resin
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- Expired
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Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、特にLPGやLNGのような低温液
状物の移送に好適なパイプ用断熱カバーに関する
ものである。
状物の移送に好適なパイプ用断熱カバーに関する
ものである。
従来からパイプ用断熱カバー材料としては、硬
質ウレタンフオームやポリエチレンフオームのよ
うな合成樹脂発泡体や、グラスウール、アスベス
ト等の無機繊維交絡状体或は、珪酸カルシウム等
の無機多孔質体などが単独又は外表面をポリ塩化
ビニール等の非通気性薄膜で被覆した状態にて使
用されている。
質ウレタンフオームやポリエチレンフオームのよ
うな合成樹脂発泡体や、グラスウール、アスベス
ト等の無機繊維交絡状体或は、珪酸カルシウム等
の無機多孔質体などが単独又は外表面をポリ塩化
ビニール等の非通気性薄膜で被覆した状態にて使
用されている。
特に保冷用としては成形性がよく、優れた保冷
性能をもつ独立気泡性硬質ウレタンフオーム材が
多用されている。
性能をもつ独立気泡性硬質ウレタンフオーム材が
多用されている。
しかし、硬質ポリウレタンフオームは、長期の
使用に於ては紫外線や多湿条件下で光劣化や水分
による加水分解等が起る傾向がある上、比較的衝
撃等の外力によつても損傷を受け易い欠点があり
又継ぎ目を覆うためにその外表面を合成樹脂フイ
ルムやアルミ箔のような非通気性薄膜で被覆する
ことが慣用されている。
使用に於ては紫外線や多湿条件下で光劣化や水分
による加水分解等が起る傾向がある上、比較的衝
撃等の外力によつても損傷を受け易い欠点があり
又継ぎ目を覆うためにその外表面を合成樹脂フイ
ルムやアルミ箔のような非通気性薄膜で被覆する
ことが慣用されている。
硬質ウレタンフオームのような原料が液状組成
物の場合、予め成形用型の内面に前記非通気性薄
膜をセツトしておけば、所望の径の断面円弧状に
成形すると同時にその外周面に非通気性薄膜を一
体接着して得られるので、このような型成形法が
しばしば用いられる。
物の場合、予め成形用型の内面に前記非通気性薄
膜をセツトしておけば、所望の径の断面円弧状に
成形すると同時にその外周面に非通気性薄膜を一
体接着して得られるので、このような型成形法が
しばしば用いられる。
しかしながら、このような型成形法を採用する
場合に、液の流れや発泡圧のかかり方が不均一と
なつて薄膜に皺ができたり硬質ウレタンフオーム
発泡時の発生ガスやウレタン原液混合時或は吐出
時に巻き込まれた空気等が、非通気性薄膜と硬質
ウレタンフオームとの界面に残存したまま硬化す
るに至り、部分的な薄膜の剥離が生じたり、或は
硬質ウレタンフオーム表面に空洞が生じ、これが
成形物を離型したとき薄膜の凹みとなつて、商品
価値を減じ、甚だしい場合は不良品となることが
あつた。
場合に、液の流れや発泡圧のかかり方が不均一と
なつて薄膜に皺ができたり硬質ウレタンフオーム
発泡時の発生ガスやウレタン原液混合時或は吐出
時に巻き込まれた空気等が、非通気性薄膜と硬質
ウレタンフオームとの界面に残存したまま硬化す
るに至り、部分的な薄膜の剥離が生じたり、或は
硬質ウレタンフオーム表面に空洞が生じ、これが
成形物を離型したとき薄膜の凹みとなつて、商品
価値を減じ、甚だしい場合は不良品となることが
あつた。
本考案は、このような難点を無くすることを目
的として、種々の検討を行つた結果その改良に成
功したものである。
的として、種々の検討を行つた結果その改良に成
功したものである。
以下図面に基づき本考案を具体的な構造につい
て詳述する。
て詳述する。
図に示す１は硬質合成樹脂発泡体、２は軟質の
連続気泡体、３は非通気性合成樹脂薄膜４に貼り
合せされた紙又は布帛である。
連続気泡体、３は非通気性合成樹脂薄膜４に貼り
合せされた紙又は布帛である。
１の硬質合成樹脂発泡体としては、独立気泡性
の硬質ウレタンフオームが最適であるが、原料が
液状である硬質の合成樹脂発泡体であればよく、
例えば、フエノールフオーム、アクリルフオー
ム、ウレアフオーム等も用いることもできる。
の硬質ウレタンフオームが最適であるが、原料が
液状である硬質の合成樹脂発泡体であればよく、
例えば、フエノールフオーム、アクリルフオー
ム、ウレアフオーム等も用いることもできる。
２の軟質連続気泡体としては、軟質のポリウレ
タンフオーム、ビニールフオーム、フオームラバ
ーのような合成樹脂又はゴムの発泡体が用いられ
るが、それ自体はポリエチレンフオームのような
独立気泡性であつても、小孔を多数設けて連通孔
状にすれば使用可能である。
タンフオーム、ビニールフオーム、フオームラバ
ーのような合成樹脂又はゴムの発泡体が用いられ
るが、それ自体はポリエチレンフオームのような
独立気泡性であつても、小孔を多数設けて連通孔
状にすれば使用可能である。
３の紙又は布帛としては、例えば、クラフト紙
クレープ紙、不織布或は編織布等が使用される。
好ましくは、不織布又はクラフト紙である。
クレープ紙、不織布或は編織布等が使用される。
好ましくは、不織布又はクラフト紙である。
４の非通気性合成樹脂薄膜としては、ポリエス
テルフイルム、ビニールフイルムのような合成樹
脂の１mm以下の厚さのフイルムそのものか、アル
ミニウムのような金属箔とラミネート加工したも
の或はこのような金属をフイルム面に蒸着加工し
たものが用いられ、特にアルミ蒸着ポリエステル
フイルムが好適である。
テルフイルム、ビニールフイルムのような合成樹
脂の１mm以下の厚さのフイルムそのものか、アル
ミニウムのような金属箔とラミネート加工したも
の或はこのような金属をフイルム面に蒸着加工し
たものが用いられ、特にアルミ蒸着ポリエステル
フイルムが好適である。
本考案のパイプカバーは熱接着又は接着剤接着
によつて非通気性合成樹脂薄膜４の片面に紙又は
布帛を貼り合せた表面材に、該表面材の布帛３側
に0.5〜５mmの軟質連続気泡体２例えば1.5mm厚み
の軟質ウレタンフオームを積層接着し、これを非
通気性合成樹脂薄膜４が型内面に接するようにし
て型にセツトし、この上に発泡性の硬質合成樹脂
原液を注入するようにして作られる。
によつて非通気性合成樹脂薄膜４の片面に紙又は
布帛を貼り合せた表面材に、該表面材の布帛３側
に0.5〜５mmの軟質連続気泡体２例えば1.5mm厚み
の軟質ウレタンフオームを積層接着し、これを非
通気性合成樹脂薄膜４が型内面に接するようにし
て型にセツトし、この上に発泡性の硬質合成樹脂
原液を注入するようにして作られる。
尚軟質連続気泡体２と表面材積層物３，４とは
接着剤を使用せず単に重ねて型にセツトしておく
だけでもよい。
接着剤を使用せず単に重ねて型にセツトしておく
だけでもよい。
本考案はこのような構成及び方法によつて作ら
れるので、型内に注入された硬質合成樹脂原液か
ら発生するガスや、原液中に混在する空気等の気
体は、連続気泡体２の気泡を通して型外に抜出さ
れるので、空洞が生じたり、表面材に部分的な剥
離が発生したりすることがない上、連続気泡体と
して軟質フオームを用いているので、原液の流れ
によつて発泡圧のかかり方に不均一さが生じても
表面材に皺の発生することが皆無となつた。
れるので、型内に注入された硬質合成樹脂原液か
ら発生するガスや、原液中に混在する空気等の気
体は、連続気泡体２の気泡を通して型外に抜出さ
れるので、空洞が生じたり、表面材に部分的な剥
離が発生したりすることがない上、連続気泡体と
して軟質フオームを用いているので、原液の流れ
によつて発泡圧のかかり方に不均一さが生じても
表面材に皺の発生することが皆無となつた。
更に軟質連続気泡体の厚みが小さい場合硬質合
成樹脂発泡体原液は連続気泡体２を通して表面材
との界面に到達して表面材とも強固に接着する役
目を果すので、接着剤を省略できるという作用効
果も得られた。
成樹脂発泡体原液は連続気泡体２を通して表面材
との界面に到達して表面材とも強固に接着する役
目を果すので、接着剤を省略できるという作用効
果も得られた。
勿論、最外周面は合成樹脂薄膜が位置するので
防湿効果にも優れたパイプカバーが得られるので
LPGやLNGパイプの断熱カバー以外にも重油や
各種化学薬品、水蒸気等の移送用パイプの断熱カ
バーとして使用できるので産業上有用な技術であ
る。
防湿効果にも優れたパイプカバーが得られるので
LPGやLNGパイプの断熱カバー以外にも重油や
各種化学薬品、水蒸気等の移送用パイプの断熱カ
バーとして使用できるので産業上有用な技術であ
る。
第１図は、本考案に係るパイプカバーの一例を
示す断面図である。 １……硬質合成樹脂発泡体、２……軟質連続気
泡体、３……紙又は布帛、４……非通気性合成樹
脂薄膜。
示す断面図である。 １……硬質合成樹脂発泡体、２……軟質連続気
泡体、３……紙又は布帛、４……非通気性合成樹
脂薄膜。
Claims (1)
- 断面が半円弧状の硬質合成樹脂発泡体の外周面
に、軟質の連続気泡体を当接し、更にその外周面
に非通気性薄膜と紙又は布帛とを積層した外面材
を該非通気性薄膜が最外周に位置するように積層
配置したことを特徴とするパイプカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11689483U JPS6024995U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | パイプカバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11689483U JPS6024995U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | パイプカバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024995U JPS6024995U (ja) | 1985-02-20 |
| JPS6132232Y2 true JPS6132232Y2 (ja) | 1986-09-19 |
Family
ID=30269290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11689483U Granted JPS6024995U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | パイプカバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024995U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101304332B1 (ko) * | 2013-04-02 | 2013-09-11 | 메센아이피씨(주) | 배관파이프용 커버 |
| JP2016120735A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 株式会社イノアックコーポレーション | 空調用ダクト及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56156598A (en) * | 1981-04-01 | 1981-12-03 | Nippon Asbestos Co Ltd | Forming method of heat insulation device of conduit pipe for transporting ultra-low temperature fluid |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50176U (ja) * | 1973-05-04 | 1975-01-06 |
-
1983
- 1983-07-26 JP JP11689483U patent/JPS6024995U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56156598A (en) * | 1981-04-01 | 1981-12-03 | Nippon Asbestos Co Ltd | Forming method of heat insulation device of conduit pipe for transporting ultra-low temperature fluid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6024995U (ja) | 1985-02-20 |
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