JPS6035187Y2 - 採暖布 - Google Patents

採暖布

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Publication number
JPS6035187Y2
JPS6035187Y2 JP15336079U JP15336079U JPS6035187Y2 JP S6035187 Y2 JPS6035187 Y2 JP S6035187Y2 JP 15336079 U JP15336079 U JP 15336079U JP 15336079 U JP15336079 U JP 15336079U JP S6035187 Y2 JPS6035187 Y2 JP S6035187Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
heating
cloth
feet
chest
Prior art date
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Expired
Application number
JP15336079U
Other languages
English (en)
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JPS5670988U (ja
Inventor
靖士 高梨
尚之 岩田
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、全体と前後部別々の温度切換えが可能な採暖
布に関するものである。
従来この種の採暖布は、第1図に示す様に発熱体2,3
が前後部で完全に別れており、使い方としては就寝前の
予備通電時に全体(発熱体2゜3)に通電し、採暖時に
はそのまま通電するか、足元側の発熱体3のみに通電す
る方式であった。
なお胸元側の発熱体2のみの通電も可能であるが、採暖
する場合足元が加熱されず寒くなり実際にはほとんど使
用されないため、事実上2通りの使用しかできず、使用
法および使用者が限定されるという欠点があった。
本考案はかかる従来の欠点を除去するために為されたも
ので、以下本考案の一実施例を第2図に基づいて説明す
る。
図中、1は内部に発熱線を配線することが可能な布で、
たとえば毛布である。
2は毛布1のほぼ全体にわたって蛇行配線された発熱体
Aで、図に示すようにその各部の相互間隔Wは採暖時胸
元及び足元側になる箇所においては大きく、かつ腹部に
対応する部分ではそれよりも小さくなるように配線され
ている。
3はこの発熱体Aに沿って採暖時足元側になる毛布1の
所定箇所に部分的に配線された発熱体Bである。
そしてこれら発熱体A2と発熱体B3とを合わせた配線
密度は、採暖時において毛布1の胸元部、腹部、足元部
になる部分順に大きくなるよう設定されている。
4.5.6は毛布1と後述するコントローラ7とを接続
するそれぞれ本体プラグ、コネクターおよび本体側コー
ド、7は発熱体A2と発熱体B3の温度制御回路を内蔵
するとともに、発熱体2゜3に対する通電の切換スイッ
チ(図示せず)のつまみ8を設けたコントローラで、つ
まみ8を操作することにより、発熱体A2と発熱体B3
の両方に同時通電する状態と、発熱体A2のみに通電す
る状態と、発熱体B3にのみ通電する状態とに任意に切
り換えられるように構成されている。
9は電源側コード、10は電源プラグである。
以上の構成において具体的使用例を説明すると、就寝前
の予備通電としてコントローラー7の切換スイッチ(図
示せず)のつまみ8を全体加熱(発熱体A2と発熱体B
3の両方に通電)にしておけば、発熱体A2により毛布
1の全体が加熱されるとともに、足元部は発熱体B3の
加熱もプラスされて高い温度が得られ、毛布1全体の温
度分布を見ると第3図に示す直線Nのように胸元部、腹
部、足元部に相当する部分順に温度が高い状態が保持さ
れる。
したがって就寝直後は、冷えていた足元部が速く暖たま
り快適に就寝できる。
そして足元部が暖たまった後は、そう高い温度は必要と
しないため眠る前に再び切換スイッチ(図示せず)のつ
まみ8を操作して発熱体A2のみの通電に切り換えれば
後は発熱体Aの配線密度のとおり第3図に曲線Sで示す
ように、一般的な就寝時の適温に該当する温度分布を得
ることができ、快適な睡眠ができる。
また個人差によっては、全体加熱でかつ足元側の温度が
高い方が良い人、たとえば冷え性の場合は前記予備通電
の設定状態のままで最後まで使用すれば良いし、足元だ
けの暖房で良い人は足元側(発熱体B3のみ通電)のみ
の通電に切り換えることにより快適さを得ることができ
る。
すなわち本考案によれば、■全体加熱で胸元部、腹部、
足元部の順で温度が高い状態、■全体加熱で腹部の温度
が高く、かつ胸元部と足元部の温度が低いという一般的
な就寝時における理想的温度分布の状態、■足元のみの
加熱、の3通りの使い方ができ、また切り換えによる節
電タイプにもなる実用的な利用範囲の広い快適な採暖布
を提供することができる。
なお、前記実施例ではつまみ8による手動切換式であっ
たが、切換スイッチにタイマー等を使用することにより
自動切換式の採用も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の採暖布の要部切欠き平面図、第2図は本
考案の採暖布の要部切欠き平面図、第3図は一般的な就
寝時の温度分布表である。 図中、1は布(毛布)、2は発熱体A、3は発熱体B、
7はコントローラである。 なお図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布のほぼ全域にわたって発熱体Aを蛇行配線するととも
    に、この発熱体を採暖時胸元及び足元側になる箇所にお
    いては疎に、かつ腹部にくる箇所においては密になるよ
    う分布させ、さらに前記布にはその足元側となる部分に
    発熱体Bを配線し、これら2つの発熱体A−Bを合わせ
    た分布密度を布の胸元部、腹部、足元部となる部分順に
    大きく設定するとともに、前記2つの発熱体A−Bの両
    方に通電する状態とそれぞれに単独で通電する状態とを
    切り換えるスイッチを備えてなる採暖布。
JP15336079U 1979-11-05 1979-11-05 採暖布 Expired JPS6035187Y2 (ja)

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JP15336079U JPS6035187Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 採暖布

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JPS5670988U JPS5670988U (ja) 1981-06-11
JPS6035187Y2 true JPS6035187Y2 (ja) 1985-10-19

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JPS5670988U (ja) 1981-06-11

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