JP2543750Y2 - 電気カーペット - Google Patents
電気カーペットInfo
- Publication number
- JP2543750Y2 JP2543750Y2 JP1991023979U JP2397991U JP2543750Y2 JP 2543750 Y2 JP2543750 Y2 JP 2543750Y2 JP 1991023979 U JP1991023979 U JP 1991023979U JP 2397991 U JP2397991 U JP 2397991U JP 2543750 Y2 JP2543750 Y2 JP 2543750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- temperature
- heating element
- sleeping
- carpet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コントローラに設けら
れたスイッチを切り換えることによって、発熱面積を変
化できるようになされた電気カーペットに関するもので
ある。
れたスイッチを切り換えることによって、発熱面積を変
化できるようになされた電気カーペットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、カーペット面に複数の発熱体が
配置され、コントローラに設けられたスイッチを切り換
えることによって、これら発熱体による発熱面積を、2
面、3面、4面というように、変化できるようになされ
た電気カーペットが知られている。
配置され、コントローラに設けられたスイッチを切り換
えることによって、これら発熱体による発熱面積を、2
面、3面、4面というように、変化できるようになされ
た電気カーペットが知られている。
【0003】従来より、このような電気カーペットによ
る発熱面積の切り換えは、例えば、発熱面積の左半面と
右半面との切り換えや、ヤグラコタツ使用時におけるコ
タツ下に対応する中央部と周縁部との切り換え等のよう
に、場所に応じた切り換えを行えるように構成されてい
た。
る発熱面積の切り換えは、例えば、発熱面積の左半面と
右半面との切り換えや、ヤグラコタツ使用時におけるコ
タツ下に対応する中央部と周縁部との切り換え等のよう
に、場所に応じた切り換えを行えるように構成されてい
た。
【0004】また、このような電気カーペットの発熱面
には、該発熱面の全体にわたって感温センサーが設けら
れ、発熱面全体の平均温度を検知して温度ムラが少なく
なるようになされていた。そのため、このような電気カ
ーペットにおいては、局部的保温の原因となる座ぶとん
等のふとん類を使用することが禁止されていた。
には、該発熱面の全体にわたって感温センサーが設けら
れ、発熱面全体の平均温度を検知して温度ムラが少なく
なるようになされていた。そのため、このような電気カ
ーペットにおいては、局部的保温の原因となる座ぶとん
等のふとん類を使用することが禁止されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、実際は、就寝
時に、カーペット上にふとん等を敷いて寝るといったこ
とが多く、カーペットに通電して使用している場合もあ
る。ところが、上記従来の電気カーペットは、このよう
なことを考慮して設計されていないため、就寝時に使用
すると、カーペット全体が温かくなる。その結果、足部
で適温にした場合、背中部では暑くなり、背中部で適温
にした場合、足部では寒くなり、いわゆる頭寒足熱の快
適な睡眠状態を得ることができないといった不都合があ
った。
時に、カーペット上にふとん等を敷いて寝るといったこ
とが多く、カーペットに通電して使用している場合もあ
る。ところが、上記従来の電気カーペットは、このよう
なことを考慮して設計されていないため、就寝時に使用
すると、カーペット全体が温かくなる。その結果、足部
で適温にした場合、背中部では暑くなり、背中部で適温
にした場合、足部では寒くなり、いわゆる頭寒足熱の快
適な睡眠状態を得ることができないといった不都合があ
った。
【0006】本考案は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、通常時の使用に加えて、就寝時にも快適に使用する
ことのできる電気カーペットを提供することを目的とし
ている。
で、通常時の使用に加えて、就寝時にも快適に使用する
ことのできる電気カーペットを提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の電気カーペット
は、カーペット面に複数の発熱体が配置され、該発熱体
の発熱面積および発熱温度をコントローラに設けられた
スイッチを切り換えることによって変化できる電気カー
ペットにおいて、前記カーペット面に、該カーペット面
に人が寝た状態で人体の各部毎に対応し、かつ、単位面
積当たりの発熱量が同じとなるように、前記発熱体が配
置された就寝部が形成される一方、前記コントローラ
に、前記発熱体の就寝部の発熱温度を通常の発熱温度か
ら就寝に適した低温に設定する設定部と、前記発熱体の
就寝部の温度分布を通常の均一発熱から頭寒足熱となる
温度分布にするとともに、前記発熱体の就寝部の発熱温
度を通常の発熱温度から前記設定部による就寝に適した
低温に切り換える就寝スイッチとを設けたものである。
は、カーペット面に複数の発熱体が配置され、該発熱体
の発熱面積および発熱温度をコントローラに設けられた
スイッチを切り換えることによって変化できる電気カー
ペットにおいて、前記カーペット面に、該カーペット面
に人が寝た状態で人体の各部毎に対応し、かつ、単位面
積当たりの発熱量が同じとなるように、前記発熱体が配
置された就寝部が形成される一方、前記コントローラ
に、前記発熱体の就寝部の発熱温度を通常の発熱温度か
ら就寝に適した低温に設定する設定部と、前記発熱体の
就寝部の温度分布を通常の均一発熱から頭寒足熱となる
温度分布にするとともに、前記発熱体の就寝部の発熱温
度を通常の発熱温度から前記設定部による就寝に適した
低温に切り換える就寝スイッチとを設けたものである。
【0008】
【作用】本考案の電気カーペットによると、カーペット
面に、該カーペット面に人が寝た状態で人体の各部毎に
対応し、かつ、単位面積当たりの発熱量が同じとなるよ
うに、発熱体を配置した就寝部を形成する一方、コント
ローラに、前記発熱体の就寝部の発熱温度を通常の発熱
温度から就寝に適した低温に設定する設定部と、前記発
熱体の就寝部の温度分布を通常の均一発熱から頭寒足熱
となる温度分布にするとともに、前記発熱体の就寝部の
発熱温度を通常の発熱温度から前記設定部による就寝に
適した低温に切り換える就寝スイッチとを設けているの
で、就寝スイッチを入れることによって、発熱体の就寝
部の部分が、就寝に適した低温度で、かつ、頭寒足熱と
なる温度分布状態で発熱することとなり、就寝スイッチ
を切ることによって、通常の発熱温度で発熱することと
なる。
面に、該カーペット面に人が寝た状態で人体の各部毎に
対応し、かつ、単位面積当たりの発熱量が同じとなるよ
うに、発熱体を配置した就寝部を形成する一方、コント
ローラに、前記発熱体の就寝部の発熱温度を通常の発熱
温度から就寝に適した低温に設定する設定部と、前記発
熱体の就寝部の温度分布を通常の均一発熱から頭寒足熱
となる温度分布にするとともに、前記発熱体の就寝部の
発熱温度を通常の発熱温度から前記設定部による就寝に
適した低温に切り換える就寝スイッチとを設けているの
で、就寝スイッチを入れることによって、発熱体の就寝
部の部分が、就寝に適した低温度で、かつ、頭寒足熱と
なる温度分布状態で発熱することとなり、就寝スイッチ
を切ることによって、通常の発熱温度で発熱することと
なる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0010】図1は電気カーペット1の全体構成の概略
を示し、図2は同電気カーペット1のコントローラ部1
1を示し、図3は同電気カーペット1の回路図を示して
いる。
を示し、図2は同電気カーペット1のコントローラ部1
1を示し、図3は同電気カーペット1の回路図を示して
いる。
【0011】すなわち、この電気カーペット1は、カー
ペット面12の左半面13と右半面14とに発熱体2が
配置され、コントローラ部11に設けられた面積切替え
つまみ33を切り換えることによって、これら発熱体2
による発熱面積を左半面13もしくは右半面14に切り
換えるようになされた電気カーペット1である。そし
て、右半面14に人が寝た状態で人体の上半身と下半身
とに対応するように上半身用発熱体21と下半身用発熱
体22とがこの右半面14に配置される一方、コントロ
ーラ部11に、これらの発熱体21、22を、通常の発
熱温度と就寝温度とに切替え可能となされた就寝スイッ
チ31が設けられたものである。
ペット面12の左半面13と右半面14とに発熱体2が
配置され、コントローラ部11に設けられた面積切替え
つまみ33を切り換えることによって、これら発熱体2
による発熱面積を左半面13もしくは右半面14に切り
換えるようになされた電気カーペット1である。そし
て、右半面14に人が寝た状態で人体の上半身と下半身
とに対応するように上半身用発熱体21と下半身用発熱
体22とがこの右半面14に配置される一方、コントロ
ーラ部11に、これらの発熱体21、22を、通常の発
熱温度と就寝温度とに切替え可能となされた就寝スイッ
チ31が設けられたものである。
【0012】コントローラ部11は、カーペット面12
の隅部分に設けられている。このコントローラ部11に
は、主電源のオンオフを行う電源スイッチ32、カーペ
ット面12の発熱面積を全面、左半面13および右半面
14に切り換える面積切替えつまみ33、カーペット面
12の発熱温度を調節する温度調節つまみ34、右半面
14を通常の発熱温度と就寝温度とに切替える就寝スイ
ッチ31等が設けられている。
の隅部分に設けられている。このコントローラ部11に
は、主電源のオンオフを行う電源スイッチ32、カーペ
ット面12の発熱面積を全面、左半面13および右半面
14に切り換える面積切替えつまみ33、カーペット面
12の発熱温度を調節する温度調節つまみ34、右半面
14を通常の発熱温度と就寝温度とに切替える就寝スイ
ッチ31等が設けられている。
【0013】カーペット面12は、例えばフェルト等の
断熱材4の表面上に発熱体2および感温センサ5を配置
し、その表面に表布6を接着した構成となされている。
断熱材4の表面上に発熱体2および感温センサ5を配置
し、その表面に表布6を接着した構成となされている。
【0014】発熱体2は、前記カーペット面12の左半
面13に配置された左半面用発熱体23と、右半面14
に配置された上半身用発熱体21および下半身用発熱体
22とからなる。ただし、右半面14に配置された上半
身用発熱体21および下半身用発熱体22は、該右半面
14に人が寝た状態で、上半身用発熱体21が、人体の
頭部ないし背中部に対応する位置に配置され、その他の
部分に下半身用発熱体22が位置するようになされてい
る。また、左半面用発熱体23、上半身用発熱体21お
よび下半身用発熱体22は、例えば、左半面用発熱体2
3が30mで300w、上半身用発熱体21が10mで
100w、下半身用発熱体22が20mで200wとい
うように、単位長さ当たりの発熱量が略同一となるよう
に設計され、配線間隔も略等しくなるように配置されて
いる。これにより、カーペット面12全体が均等に発熱
するようになされている。
面13に配置された左半面用発熱体23と、右半面14
に配置された上半身用発熱体21および下半身用発熱体
22とからなる。ただし、右半面14に配置された上半
身用発熱体21および下半身用発熱体22は、該右半面
14に人が寝た状態で、上半身用発熱体21が、人体の
頭部ないし背中部に対応する位置に配置され、その他の
部分に下半身用発熱体22が位置するようになされてい
る。また、左半面用発熱体23、上半身用発熱体21お
よび下半身用発熱体22は、例えば、左半面用発熱体2
3が30mで300w、上半身用発熱体21が10mで
100w、下半身用発熱体22が20mで200wとい
うように、単位長さ当たりの発熱量が略同一となるよう
に設計され、配線間隔も略等しくなるように配置されて
いる。これにより、カーペット面12全体が均等に発熱
するようになされている。
【0015】次に、この電気カーペット1の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0016】まず、カーペット面12の全面を温める場
合、電源スイッチ32をオンの状態で面積切替えつまみ
33を全面に切り換える。すると、左半面用発熱体2
3、上半身用発熱体21および下半身用発熱体22が発
熱するとともに、感温センサ5によって、これら発熱体
2の発熱状態が検知され、ハイブリッドIC71、トラ
ンジスタ72等からなる制御回路7が動作してリレー7
3がオンオフすることとなり、これに応じてこれら発熱
体2への通電率が制御される。この際、発熱体2は、温
度調節つまみ34に連動したボリウム74の回路に接続
されるため、発熱温度は、温度調節つまみ34によって
適宜調節されることとなる。ただし、就寝スイッチ31
はオフにしておかなければならない。
合、電源スイッチ32をオンの状態で面積切替えつまみ
33を全面に切り換える。すると、左半面用発熱体2
3、上半身用発熱体21および下半身用発熱体22が発
熱するとともに、感温センサ5によって、これら発熱体
2の発熱状態が検知され、ハイブリッドIC71、トラ
ンジスタ72等からなる制御回路7が動作してリレー7
3がオンオフすることとなり、これに応じてこれら発熱
体2への通電率が制御される。この際、発熱体2は、温
度調節つまみ34に連動したボリウム74の回路に接続
されるため、発熱温度は、温度調節つまみ34によって
適宜調節されることとなる。ただし、就寝スイッチ31
はオフにしておかなければならない。
【0017】次に、カーペット面12の右半面14を温
める場合、電源スイッチ32をオンの状態で面積切替え
つまみ33を右半面に切り換える。すると、上半身用発
熱体21および下半身用発熱体22が発熱するととも
に、感温センサ5によって、これら上半身用発熱体21
および下半身用発熱体22の発熱状態が検知され、ハイ
ブリッドIC71、トランジスタ72等からなる制御回
路7が動作してリレー73がオンオフすることとなり、
これに応じてこれら上半身用発熱体21および下半身用
発熱体22への通電率が制御される。この際、上半身用
発熱体21および下半身用発熱体22は、温度調節つま
み34に連動したボリウム74の回路に接続されるた
め、発熱温度は、温度調節つまみ34によって適宜調節
されることとなる。ただし、就寝スイッチ31はオフに
しておかなければならない。
める場合、電源スイッチ32をオンの状態で面積切替え
つまみ33を右半面に切り換える。すると、上半身用発
熱体21および下半身用発熱体22が発熱するととも
に、感温センサ5によって、これら上半身用発熱体21
および下半身用発熱体22の発熱状態が検知され、ハイ
ブリッドIC71、トランジスタ72等からなる制御回
路7が動作してリレー73がオンオフすることとなり、
これに応じてこれら上半身用発熱体21および下半身用
発熱体22への通電率が制御される。この際、上半身用
発熱体21および下半身用発熱体22は、温度調節つま
み34に連動したボリウム74の回路に接続されるた
め、発熱温度は、温度調節つまみ34によって適宜調節
されることとなる。ただし、就寝スイッチ31はオフに
しておかなければならない。
【0018】次に、カーペット面12の右半面14を就
寝に適した温度に温める場合、電源スイッチ32をオン
の状態で、就寝スイッチ31をオンの状態にする。する
と、就寝スイッチ31に連動する切替えスイッチ78に
よって上半身用発熱体21がオープンとなり、下半身用
発熱体22が、面積切替えつまみ33の各スイッチ7
5、76のリレー73側に接続され、面積切替えつまみ
33の位置に関係なく、リレー73のオンオフのみによ
って制御されることとなる。温度調節についても、就寝
スイッチ31に連動する就寝温度用切替えスイッチ79
によってボリウム74に接続されていたものがオープン
となり、抵抗77に接続される。この抵抗77の値は、
カーペット面12の右半面14にふとんを敷いた場合
に、ふとんの中の温度が就寝に適した約33℃になるよ
うに設定されている。すなわち、面積切替えつまみ33
および温度調節つまみ34の位置に関係なく、頭寒足熱
の発熱パターンで快適な就寝温度が得られることとな
る。
寝に適した温度に温める場合、電源スイッチ32をオン
の状態で、就寝スイッチ31をオンの状態にする。する
と、就寝スイッチ31に連動する切替えスイッチ78に
よって上半身用発熱体21がオープンとなり、下半身用
発熱体22が、面積切替えつまみ33の各スイッチ7
5、76のリレー73側に接続され、面積切替えつまみ
33の位置に関係なく、リレー73のオンオフのみによ
って制御されることとなる。温度調節についても、就寝
スイッチ31に連動する就寝温度用切替えスイッチ79
によってボリウム74に接続されていたものがオープン
となり、抵抗77に接続される。この抵抗77の値は、
カーペット面12の右半面14にふとんを敷いた場合
に、ふとんの中の温度が就寝に適した約33℃になるよ
うに設定されている。すなわち、面積切替えつまみ33
および温度調節つまみ34の位置に関係なく、頭寒足熱
の発熱パターンで快適な就寝温度が得られることとな
る。
【0019】なお、このようになる電気カーペット1の
右半面14の表布6に、人体の柄を描くとともに、頭寒
足熱の温度分布を表現するようにしてもよい。
右半面14の表布6に、人体の柄を描くとともに、頭寒
足熱の温度分布を表現するようにしてもよい。
【0020】また、本実施例では、面積切替えつまみ3
3と就寝スイッチ31とを別個に設けているが、図4に
示すように、この両者を一体に構成して「全面」「左半
面」「右半面」「就寝」の4ポジションの切替え式にす
ることもできる。すなわち、つまみ本体35を「左半
面」の位置Aとすることで、左半面用発熱体23のスイ
ッチ75がオンとなる。また、つまみ本体35を「全
面」の位置Bとすることで、左半面用発熱体23のスイ
ッチ75および下半身用発熱体22のスイッチ76がオ
ンになるとともに、上半身用発熱体21の切替えスイッ
チ78が通常運転状態となる。さらに、つまみ本体35
を「右半面」の位置Cとすることで、下半身用発熱体2
2のスイッチ76がオンになるとともに、上半身用発熱
体21の切替えスイッチ78が通常運転状態となる。そ
して、つまみ本体35を「就寝」の位置Dとすること
で、下半身用発熱体22のスイッチ76と、就寝温度用
切替えスイッチ79とがオンとなるとともに、上半身用
発熱体21の切替えスイッチ78が就寝運転状態とな
る。
3と就寝スイッチ31とを別個に設けているが、図4に
示すように、この両者を一体に構成して「全面」「左半
面」「右半面」「就寝」の4ポジションの切替え式にす
ることもできる。すなわち、つまみ本体35を「左半
面」の位置Aとすることで、左半面用発熱体23のスイ
ッチ75がオンとなる。また、つまみ本体35を「全
面」の位置Bとすることで、左半面用発熱体23のスイ
ッチ75および下半身用発熱体22のスイッチ76がオ
ンになるとともに、上半身用発熱体21の切替えスイッ
チ78が通常運転状態となる。さらに、つまみ本体35
を「右半面」の位置Cとすることで、下半身用発熱体2
2のスイッチ76がオンになるとともに、上半身用発熱
体21の切替えスイッチ78が通常運転状態となる。そ
して、つまみ本体35を「就寝」の位置Dとすること
で、下半身用発熱体22のスイッチ76と、就寝温度用
切替えスイッチ79とがオンとなるとともに、上半身用
発熱体21の切替えスイッチ78が就寝運転状態とな
る。
【0021】さらに、本実施例では、右半面14に就寝
位置を設定しているが、左半面13を就寝位置として設
定することもできる。また、発熱面積の切替えは、本実
施例のように左半面、右半面、全面となされたものに限
定されるものではなく、他の切替え方式となされた電気
カーペットにも適用することができる。ただし、カーペ
ット面に人が就寝可能な面積が確保されなければならな
い。さらに、本実施例では、上半身用発熱体21と下半
身用発熱体22との2分割となされているが、さらに細
分割して細かな温度分布状態を得ることもできる。
位置を設定しているが、左半面13を就寝位置として設
定することもできる。また、発熱面積の切替えは、本実
施例のように左半面、右半面、全面となされたものに限
定されるものではなく、他の切替え方式となされた電気
カーペットにも適用することができる。ただし、カーペ
ット面に人が就寝可能な面積が確保されなければならな
い。さらに、本実施例では、上半身用発熱体21と下半
身用発熱体22との2分割となされているが、さらに細
分割して細かな温度分布状態を得ることもできる。
【0022】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によると、就
寝スイッチを入れることによって、発熱体の就寝部の部
分が、就寝に適した低温度で、かつ、頭寒足熱となる温
度分布状態で発熱することとなり、就寝スイッチを切る
ことによって、通常の発熱温度で発熱することとなるの
で、通常時の使用に加えて、就寝時にも快適に使用する
ことができる。また、就寝スイッチを入れることによっ
て、発熱体の就寝部の部分が、就寝に適した低温度とな
るため、従来のように局部加熱を避けることができ、こ
の局部加熱による故障やカーペットの変色が防止され
る。
寝スイッチを入れることによって、発熱体の就寝部の部
分が、就寝に適した低温度で、かつ、頭寒足熱となる温
度分布状態で発熱することとなり、就寝スイッチを切る
ことによって、通常の発熱温度で発熱することとなるの
で、通常時の使用に加えて、就寝時にも快適に使用する
ことができる。また、就寝スイッチを入れることによっ
て、発熱体の就寝部の部分が、就寝に適した低温度とな
るため、従来のように局部加熱を避けることができ、こ
の局部加熱による故障やカーペットの変色が防止され
る。
【図1】本考案に係る電気カーペットの全体構成の概略
を示す部分破断図である。
を示す部分破断図である。
【図2】本考案に係る電気カーペットのコントローラ部
を示す部分拡大図である。
を示す部分拡大図である。
【図3】本考案に係る電気カーペットの回路図である。
【図4】コントローラ部のスイッチの他の実施例を示す
概略図である。
概略図である。
1 電気カーペット 11 コントローラ部 12 カーペット面 14 右半面(就寝部) 2 発熱体 31 就寝スイッチ 33 面積切替えつまみ 77 抵抗(設定部)
Claims (1)
- 【請求項1】 カーペット面に複数の発熱体が配置さ
れ、該発熱体の発熱面積および発熱温度をコントローラ
に設けられたスイッチを切り換えることによって変化で
きる電気カーペットにおいて、 前記カーペット面に、該カーペット面に人が寝た状態で
人体の各部毎に対応し、かつ、単位面積当たりの発熱量
が同じとなるように、前記発熱体が配置された就寝部が
形成される一方、前記コントローラに、前記発熱体の就
寝部の発熱温度を通常の発熱温度から就寝に適した低温
に設定する設定部と、前記発熱体の就寝部の温度分布を
通常の均一発熱から頭寒足熱となる温度分布にするとと
もに前記発熱体の就寝部の発熱温度を通常の発熱温度か
ら前記設定部による就寝に適した低温に切り換える就寝
スイッチとを設けたことを特徴とする電気カーペット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023979U JP2543750Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 電気カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023979U JP2543750Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 電気カーペット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119988U JPH04119988U (ja) | 1992-10-27 |
JP2543750Y2 true JP2543750Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31909032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991023979U Expired - Lifetime JP2543750Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 電気カーペット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543750Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4833998U (ja) * | 1971-08-30 | 1973-04-24 | ||
JPS5367515U (ja) * | 1976-11-09 | 1978-06-07 | ||
JPS62112881U (ja) * | 1986-01-09 | 1987-07-18 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP1991023979U patent/JP2543750Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04119988U (ja) | 1992-10-27 |
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