JP2924218B2 - 就寝装置 - Google Patents

就寝装置

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JP2924218B2
JP2924218B2 JP3033984A JP3398491A JP2924218B2 JP 2924218 B2 JP2924218 B2 JP 2924218B2 JP 3033984 A JP3033984 A JP 3033984A JP 3398491 A JP3398491 A JP 3398491A JP 2924218 B2 JP2924218 B2 JP 2924218B2
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啓次郎 国本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保温用のヒータを備え
た就寝装置に関し、特に送風を加味した就寝装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の就寝装置は、図4に示す
ように、主ヒータ23と予熱ヒータ24とを配置した採
暖具本体25と、この本体25が人体荷重を受けた際に
オンして主ヒータ23を通電させる常開の感圧スイッチ
26とを設けていた。この構成により、本体25が人体
荷重を受けない状態では、予熱ヒータによる小さな熱出
力で予備加熱を行い、人体荷重を受け状態では感圧スイ
ッチ26のオンに伴って主ヒータ23による大きな熱出
力を自動的に得られ、操作性が良好で電力の節減が可能
であった(例えば、実公昭56−1103号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では主ヒータ23と予熱ヒータ24が放熱性の悪
い毛布等の採暖具本体25に覆われているため熱出力を
大きくすることができない。特に熱出力の小さな予熱ヒ
ータ24に通電してもヒータ周辺はすぐに加熱されるが
本体全体の温度上昇は遅れる。そして、本体25上に人
体荷重がかかり主ヒータ23が通電されても、就寝者が
寝床に入ってから発熱量を高めても暖かくなるまでに時
間がかかってしまい、使い勝手が悪く、入床時の快適性
も悪いという課題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、寝具
全体を素早く予熱、保温ができ、快適で安全な就寝装置
を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため寝床内に温風を送る送風ユニットと、前記寝床
内に配設する寝床ヒータと、前記寝床内の人の在・不在
を検出する在床検出手段と、前記在床検出手段の検出信
号により前記送風ユニットを停止し前記寝床ヒータの運
転に切換える制御手段を設けた構成としてある。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって寝床に就寝者がいな
い状態では、送風ユニットにより寝床内を加熱し、就寝
者が寝床に入ると在床検出手段が検出信号を出力し、こ
れを受けて送風ユニットを停止し、寝床ヒータに切り換
える。
【0007】寝床に人が居ない場合は温風により素早く
予熱し、入床すると寝床内の寝床ヒータに切り換わり保
温運転となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図3を参照して
説明する。
【0009】図1において、1はマットレス2上に配置
する袋状のベッドパッドで、上面に線状の寝床ヒータ3
を配設し、一端に袋内へ通じる吸入口4を有している。
寝床ヒータ3は、放熱とバランスする温度が危険な温度
に到らない程度の低発熱量のものを使用する。5は送風
機6とヒータ7を内蔵する送風ユニットで、ホース8と
吸入口4を介してベッドパッド1内に温風を送る。9は
可撓性のある圧電素子でここではベッドパッド1に配設
してある。10は圧電素子9の信号によりマットレス2
上の人の在・不在を判定する在床判定手段で、圧電素子
9と在床判定手段10により在床検出手段11が構成さ
れる。12は在床検出手段10の検出信号により送風ユ
ニット5を停止し寝床ヒータ3の運転に切換える制御手
段で、論理回路16からの信号で、サイリスタで構成す
る寝床ヒータドライバ13、送風機ドライバ14、ヒー
タドライバ15をそれぞれ開閉制御する。論理回路16
は、不在床信号を入力すると寝床ヒータドライバ13を
開き、送風機ドライバ14とヒータドライバ15を閉じ
るよう信号を送出する。また、在床信号を入力すると逆
に寝床ヒータドライバ13を閉じ、送風機ドライバ14
とヒータドライバ15を開くように送信する。22は使
用者が操作する電源スイッチで、このスイッチ22を切
ると論理回路16は各ドライバ13、14、15を開
き、寝床ヒータ3と送風ユニット5は停止する。
【0010】ベッドパッド1は空気透過性を有した上下
2枚の布地の周囲を縫製してなり、布地の内側に寝床ヒ
ータ3と圧電素子9を配線し、外側に空気透過性及び吸
湿性を有した布地で覆い構成している。
【0011】図2に用いて在床検出手段11の構成を説
明する。図において、10は在床判定手段で、フィルタ
部17、増幅部18、整流部19、積分部20および比
較部21から構成されている。圧電素子9はポリフッ化
ビニリデン(PVDF)等の高分子圧電材料を薄膜状に
し両面に可撓性の電極を付着させたものをテープ状に成
形したものである。
【0012】上記構成において、マットレス2上に人体
が存在する場合、圧電素子9がマットレス2上の人体の
心拍、呼吸および寝返り等の体動により変形を受け、圧
電効果による電圧が発生する。そして発生した電圧出力
のうち所定の周波数成分のみがフィルタ部17により通
過させられ、増幅、整流された後、積分部20により積
分される。実際の場面での積分部20の出力信号を図3
に示す。図より入床、離床や寝返り等のように粗体動が
起こった場合は大きな出力があり、在床していて安静状
態の場合は人体の心拍、呼吸に伴う微少な体動によりレ
ベルの低い出力が得られ、離床していると出力がゼロと
なる。すなわち、就寝時にベッド上に人体が存在する限
り少なくとも上記のような人体の心拍、呼吸に伴う微少
な体動によりレベルの低い出力が得られる。このことを
利用して、比較部21では積分部20の出力信号が図3
中のVaとVbの範囲内にあれば在床状態であると判定
する。上記のような人体の心拍、呼吸に伴う微少な体動
には個人差があるが、被験者実験等によりVaとVbを
求めることができる。
【0013】上記のようにして不在床と判定された場
合、論理回路16に不在床信号が入力され、寝床ヒータ
3が切れ、送風機6とヒータ7が起動する。したがっ
て、温風がベッドパッド1の中に吹き込まれ、ベッドパ
ッド1全面から送出されるため、この上に配設されるシ
ーツや掛布団にも温風が流れ寝具全体を急速に暖めるこ
とができる。ここで在床が判定されると、論理回路16
に在床検出信号が入力され、寝床ヒータ3による加熱に
よる保温運転となる。
【0014】このように温風により急速に加熱すること
ができるため、寝具を予熱する時間は短時間ですみ使い
勝手がよい。また温風のまま人が寝床に入っても自動的
に低熱量の寝床ヒータに切り換わるため、高熱量による
低温火傷や脱水症状といった危険がない。さらに送風機
の騒音も寝床に入ると無くなるため、睡眠に影響を与え
ない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の就寝装置に
よれば、次の効果が得られる。 (1)送風ユニットの温風を寝床内に送風するため、寝
具全体を急速に暖めることができ、予熱の待ち時間が短
い。 (2)就寝者が寝床に入ると在床検出手段が検出信号を
出力し、これを受けて送風ユニットを停止し、寝床ヒー
タに切り換えるため、そのまま就寝者が寝床に入って
も、高熱量による低温火傷や脱水症状といった危険がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における就寝装置の斜視図
【図2】同就寝装置の在床検出手段のブロック図
【図3】同就寝装置の積分部からの出力波形図
【図4】従来の就寝装置の平面図
【符号の説明】
3 寝床ヒータ 5 送風ユニット 11 在床検出手段 12 制御手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 21/00 - 21/08 A47C 27/00 - 27/22 A47C 9/00 - 9/08 H05B 3/00 365

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝床内に温風を送る送風ユニットと、前記
    寝床内に配設する寝床ヒータと、前記寝床内の人の在・
    不在を検出する在床検出手段と、前記在床検出手段の検
    出信号により前記送風ユニットを停止し前記寝床ヒータ
    の運転に切換える制御手段を備えた就寝装置。
JP3033984A 1991-02-28 1991-02-28 就寝装置 Expired - Fee Related JP2924218B2 (ja)

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JPH04272712A JPH04272712A (ja) 1992-09-29
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