JPH07217923A - 電気暖房器具 - Google Patents

電気暖房器具

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Publication number
JPH07217923A
JPH07217923A JP1186194A JP1186194A JPH07217923A JP H07217923 A JPH07217923 A JP H07217923A JP 1186194 A JP1186194 A JP 1186194A JP 1186194 A JP1186194 A JP 1186194A JP H07217923 A JPH07217923 A JP H07217923A
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JP
Japan
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heating element
wiring portion
wiring
sleeping
energization
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Application number
JP1186194A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Masuo
泰之 増尾
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷物体1上に布団を敷いて就寝する場合に、
頭寒足熱の温度分布で、人の肩、腰および足の部分を適
切に暖める。 【構成】 敷物体1に、就寝用発熱体11と、この就寝用
発熱体11とともに敷物体1の全面を暖房可能とする補助
用発熱体12とを配線する。就寝用発熱体11は、敷物体1
の一端側を基準として、第1配線部13、第2配線部14お
よび第3配線部15を順次配列する。第1配線部13と第2
配線部14との間隔を広くするとともに、第2配線部14と
第3配線部15との間隔を狭くする配線パターンに配線す
る。すなわち、人の肩位置に第1配線部13が対応し、腰
位置に第2配線部14が対応し、足位置に第3配線部15が
対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、就寝用として利用でき
る電気カーペットなどの電気暖房器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気カーペットは、一般に、敷物
体の全面に発熱体が均等に配線され、発熱体への通電に
より、敷物体の全面が暖められたり、敷物体の半面など
の選択された面が暖められる。
【0003】このような電気カーペットにおいては、例
えば実開昭60−140830号公報または実開平4−
119988号公報などに記載されているように、電気
カーペット上に布団を敷き、電気カーペットで布団を暖
めながら就寝するという使用態様をとることを考慮し
て、布団を就寝に適した温度分布にするように暖める電
気カーペットがある。
【0004】すなわち、前記実開昭60−140830
号公報の電気カーペットでは、敷物体に就寝用発熱体と
この就寝用発熱体とともに敷物体の全面を暖房可能とす
る補助用発熱体とが配線され、就寝用発熱体は敷物体上
の布団に人が寝た際の上半身部分と下半身部分とに対応
して2つの配線パターンに分割され、上半身側の配線パ
ターンは発熱体の配線が疎とされ、下半身側の配線パタ
ーンは発熱体の配線が密とされている。そして、就寝時
には、就寝用発熱体のみに通電することにより、布団の
上半身側よりも下半身側が暖かい、就寝に適した頭寒足
熱の温度分布が得られるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電気カ
ーペットでは、就寝用発熱体を上半身側を疎とし下半身
側を密とする2つの配線パターンに配線しただけである
ため、実際に暖かさを必要とするのは人の肩、腰および
足の部分であるにもかかわらず、背中やお尻の部分も暖
められ、特にこの背中やお尻の部分が暖められると暑く
感じるなどの不快感を伴うことになり、就寝用として十
分に対応しきれていない。しかも、使用する人の身長差
は考慮されていない。
【0006】また、就寝時には就寝用発熱体のみに通電
するだけであるため、布団の上半身側の暖まりかたが遅
く、通電開始からあまり時間が経過しないで布団に入っ
た際には、布団の上半身側が冷たく感じることになる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、人の肩、腰および足の部分を適切に暖め、しか
も、使用する人の身長差に対応でき、また、通電開始時
には布団全体を暖めることができる電気暖房器具を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
敷物体に、就寝用発熱体と、この就寝用発熱体とともに
敷物体の全面を暖房可能とする補助用発熱体とを配線し
た電気暖房器具において、前記就寝用発熱体は、前記敷
物体の一端側を基準として第1配線部、第2配線部およ
び第3配線部を順次配列し、第1配線部と第2配線部と
の間隔を広くするとともに第2配線部と第3配線部との
間隔を狭くする配線パターンに配線したものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、就寝用発熱体の第1配線部、第2配線部お
よび第3配線部の配列方向に、第1配線部から第2配線
部、第3配線部の順に配線領域の幅を大きくするもので
ある。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、就寝用発熱体の各配線部の配列方向に、就
寝用発熱体と補助用発熱体とを均一ピッチに配線したも
のである。
【0011】請求項4記載の発明は、敷物体に就寝用発
熱体と補助用発熱体とを同一面上に配線した電気暖房器
具において、計時を行なう計時手段と、通電開始時に前
記就寝用発熱体と補助用発熱体との両方に通電させ、通
電開始時から計時された所定時間後に補助用発熱体への
通電を停止させて就寝用発熱体のみに通電させる制御手
段とを備えたものである。
【0012】請求項5記載の発明は、敷物体に就寝用発
熱体と補助用発熱体とを同一面上に配線した電気暖房器
具において、計時を行なう計時手段と、前記敷物体の温
度を設定する温度設定スイッチと、通電開始時に前記就
寝用発熱体と補助用発熱体との両方に通電させ、通電開
始時から計時された所定時間後に補助用発熱体への通電
を停止させるとともに前記温度設定スイッチで設定され
た温度に対応して就寝用発熱体への通電を制御する制御
手段とを備えたものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、就寝用発熱体の第1
配線部と第2配線部との間隔が広く、第2配線部と第3
配線部との間隔が狭い配線パターンに配線されているの
で、例えば敷物体上に布団を敷いて就寝する場合に、就
寝する人の肩位置に第1配線部が対応し、腰位置に第2
配線部が対応し、足位置に第3配線部が対応し、したが
って、頭寒足熱の温度分布で、肩、腰および足の部分が
適切に暖められる。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、身長の異なる人が利用した場合で
も、人の頭部位置に対応する敷物体の一端側を基準とし
て、就寝用発熱体の第1配線部から第2配線部、第3配
線部の順に配線領域の幅が大きくなるため、いずれの身
長の人の肩、腰および足位置にも就寝用発熱体の各配線
部が位置し、身長差に対応される。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、就寝用発熱体の各配線部の配列方
向に、就寝用発熱体と補助用発熱体とを均一ピッチに配
線したため、就寝用発熱体および補助用発熱体の両方に
通電した場合に敷物体の全面が均一に暖められる。
【0016】請求項4記載の発明では、通電開始時に就
寝用発熱体と補助用発熱体との両方に通電されて、敷物
体の全面が均一に暖められ、さらに、通電開始時から所
定時間後に補助用発熱体への通電が停止されて、就寝用
発熱体のみにより就寝に適した温度分布で暖められる。
【0017】請求項5記載の発明では、通電開始時に就
寝用発熱体と補助用発熱体との両方に通電されて、敷物
体の全面が均一に暖められ、さらに、通電開始時から所
定時間後に補助用発熱体への通電が停止され、就寝用発
熱体のみにより、就寝に適した温度分布でかつ設定温度
に暖められる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の電気暖房器具の一実施例とし
て電気カーペットを図面を参照して説明する。
【0019】図4は電気カーペットの全体を示し、1は
矩形状の敷物体で、この敷物体1の縁部にコントローラ
2が取り付けられ、このコントローラ2にコンセント接
続用のプラグ3を先端に有するコード4が接続され、こ
のコード4の途中に操作部5が接続されている。
【0020】図1は敷物体1の説明図を示し、敷物体1
はシングルサイズの布団Fに対応した例えば長さ180
cm、幅90cmに形成されている。そして、電気カーペッ
トを就寝時に使用する場合には、敷物体1上に布団Fが
敷かれ、敷物体1のコントローラ2が取り付けられた長
手方向の一端側を頭部として布団F上に人が寝るように
なる。
【0021】敷物体1は、ポリエステル製のフェルトな
どからなる断熱材上に150Wの就寝用発熱体11および
150Wの補助用発熱体12が配線されるとともに温度検
知手段44(図2に示す)のセンサが配置され、その表面
に防炎加工を施したポリエステル製の表布が貼着されて
構成されている。
【0022】就寝用発熱体11は、1本に連続した発熱線
からなり、両端がコントローラ2に接続され、敷物体1
の長手方向と直交する一側縁から他側縁に向けて略櫛歯
状に配線されている。
【0023】就寝用発熱体11には、敷物体1のコントロ
ーラ2が取り付けられた長手方向の一端側を基準とし
て、敷物体1上の布団Fに寝る人の肩位置に対応して配
線される第1配線部としての肩用配線部13、人の腰位置
に対応して配線される第2配線部としての腰用配線部1
4、人の足位置に対応して配線される第3配線部として
の足用配線部15が順次配列された配線パターンに配線さ
れている。さらに、足用配線部15は、人の膝位置に対応
して配線される膝用配線部16および人の足先位置に対応
して配線される足先用配線部17を有する配線パターンに
配線されている。
【0024】したがって、就寝用発熱体11は、人の頭位
置に対応する敷物体1の長手方向一端縁から肩用配線部
13との間に間隔部18、人の背中位置に対応する肩用配線
部13と腰用配線部14との間に間隔部19、人のお尻位置に
対応する腰用配線部14と足用配線部15との間に間隔部2
0、人の膝と足先との間の位置に対応する膝用配線部16
と足先用配線部17との間に間隔部21がそれぞれ開けられ
ている。そして、その間隔部18〜21は、肩用配線部13と
腰用配線部14との間の間隔部19が最も広く、腰用配線部
14と足用配線部15との間および膝用配線部16と足先用配
線部17との間が狭くなっている。
【0025】さらに、人の頭部位置に対応する敷物体1
の長手方向一端側を基準として、人の身長差に対応すべ
く、敷物体1の長手方向に、肩用配線部13から腰用配線
部14、膝用配線部16、足先用配線部17の順に配線領域の
幅が大きくなるように配線されている。すなわち、就寝
用発熱体11の配線パターンは、敷物体1の一側縁に対し
て、肩用配線部13が1往復、腰用配線部14が2往復、膝
用配線部16が4往復、足先用配線部17が6往復に配線さ
れている。そのため、例えば、図1に2点鎖線で示す人
形が170cm、1点鎖線で示す人形が150cmであった
としても、いずれの身長の人の肩、腰、膝および足先の
各位置に、就寝用発熱体11が位置するように対応してい
る。
【0026】補助用発熱体12は、1本の連続した発熱線
からなり、両端がコントローラ2に接続され、敷物体1
の長手方向と直交する他側縁から一側縁に向けて略櫛歯
状に配線されている。補助用発熱体12には、敷物体1の
長手方向一端縁と肩用配線部13との間に配線される配線
部22、肩用配線部13と腰用配線部14との間に配線される
配線部23、腰用配線部14と膝用配線部16との間に配線さ
れる配線部24、膝用配線部16と足先用配線部17との間に
配線される配線部25が順次配列された配線パターンに形
成されている。
【0027】そして、就寝用発熱体11と補助用発熱体12
とは、敷物体1の長手方向に均一ピッチに配線されてい
る。
【0028】図3は操作部5を示し、この操作部5の表
面には、電源の入切を選択する電源スイッチ31、暖房温
度の高低を調整する温度設定スイッチ32、運転モードを
選択するモードスイッチ33、運転モードを表示する表示
ランプ34が配設されている。表示ランプ34は、予熱モー
ド、快眠モード、カーペットモードに対応して設けら
れ、モードスイッチ33を1回押す毎に予熱モード→快眠
モード→カーペットモード→予熱モードという順に点灯
表示が順次切り換わる。
【0029】図2はコントローラ2に内蔵された制御ユ
ニット41を示し、この制御ユニット41は、各モードでの
運転を制御する制御手段42、計時を行なう計時手段43を
備えており、操作部5からモード信号などが入力される
とともに温度検知手段44から敷物体1の温度の検知信号
が入力される。そして、制御手段42により、予熱モー
ド、快眠モード、カーペットモードの選択されたモード
に応じて、就寝用発熱体11および補助用発熱体12への通
電を制御する。
【0030】次に、本実施例の作用を説明する。
【0031】まず、電気カーペットを就寝時に使用する
場合には、敷物体1上に布団Fを敷き、操作部5の電源
スイッチ31を入れ、温度設定スイッチ32により希望温度
を設定し、モードスイッチ33により予熱モードまたは快
眠モードを選択設定する。
【0032】そして、就寝前に布団Fを暖めておきたい
場合には予熱モードを選択設定する。図6に示すよう
に、制御手段42により予熱モードで運転が開始される
と、設定された温度(図には高、中、低を示す)に応じ
て、就寝用発熱体11および補助用発熱体12の両方に通電
されてその両方が発熱し、敷物体1の全面すなわち布団
Fの全面が均一に暖められる。さらに、通電開始時から
所定時間後、ここでは1時間後に、就寝用発熱体11およ
び補助用発熱体12への通電が自動停止され、予熱モード
の運転が終了される。
【0033】また、布団Fを暖めながら就寝する場合に
は快眠モードを選択設定する。図7に示すように、制御
手段42により快眠モードで運転が開始されると、設定さ
れた温度(図には高、中、低を示す)に応じて、就寝用
発熱体11および補助用発熱体12の両方に通電されてその
両方が発熱し、敷物体1の全面すなわち布団Fの全面が
均一に暖められる。この運転初期時には、敷物体1の温
度が設定温度よりも多少高い温度に上げられ、布団Fが
速く暖まるように初期速暖運転が行なわれる。
【0034】通電開始時から所定時間後、ここでは1時
間後に、補助用発熱体12への通電が自動停止され、就寝
用発熱体11のみへの通電に自動切換される。したがっ
て、図5に示すように、通電開始から1時間までの運転
初期時の消費電力に対して、1時間後からの消費電力は
半分になる。
【0035】そして、通電開始時から1時間後位に布団
Fに入ると、布団F全体が均一に暖められており、快適
な暖房感を得て入床できる。
【0036】就寝用発熱体11のみへの通電に自動切換さ
れると、就寝用発熱体11の肩用配線部13、腰用配線部1
4、膝用配線部16および足先用配線部17の発熱により、
入床した人の肩、腰、膝および足先が適切に暖められ、
頭寒足熱の温度分布の快適な暖房感を得て快眠できる。
なお、就寝用発熱体11で暖められる温度の一例を述べる
と、設定温度が高の場合は肩25℃、腰30℃、足34
℃となり、中の場合は肩23℃、腰27℃、足30℃と
なり、低の場合は肩21℃、腰23℃、足25℃とな
る。
【0037】通電開始時から所定時間後、ここでは9時
間後に、就寝用発熱体11への通電が自動停止され、快眠
モードの運転が終了される。
【0038】また、身長の異なる人が利用した場合で
も、人の頭部位置に対応する敷物体1の長手方向一端側
を基準として、就寝用発熱体11の肩用配線部13から腰用
配線部14、膝用配線部16、足先用配線部17の順に配線領
域の幅が大きくなるように配線されているため、いずれ
の身長の人の肩、腰、膝および足先位置に就寝用発熱体
11が位置し、身長差に対応できる。
【0039】次に、電気カーペットとして使用する場合
には、操作部5の電源スイッチ31を入れ、温度設定スイ
ッチ32により希望温度を設定し、モードスイッチ33によ
りカーペットモードを選択設定する。
【0040】図8に示すように、制御手段42によりカー
ペットモードで運転が開始されると、設定された温度
(図には高、中、低を示す)に応じて、就寝用発熱体11
および補助用発熱体12の両方に通電されてその両方が発
熱し、敷物体1の全面が均一に暖められる。この運転初
期時には、敷物体1の温度が設定温度よりも多少高い温
度に上げられ、速く暖まるように初期速暖運転が行なわ
れる。
【0041】通電開始時から所定時間後、ここでは0.
5時間後に、設定温度を保つように就寝用発熱体11およ
び補助用発熱体12への通電が自動制御される。なお、就
寝用発熱体11および補助用発熱体12で暖められる敷物体
1の温度の一例を述べると、設定温度が高の場合は43
℃、中の場合は34℃、低の場合は24℃となる。
【0042】そして、通電開始時から所定時間後、ここ
では3時間後に、就寝用発熱体11および補助用発熱体12
への通電が自動停止され、カーペットモードの運転が終
了される。
【0043】次に、図9は快眠モードの他の実施例を示
し、この実施例では、制御手段42により快眠モードで運
転が開始されると、就寝用発熱体11および補助用発熱体
12の両方に通電されてその両方が発熱し、敷物体1の全
面すなわち布団Fの全面が均一に暖められる。このと
き、設定温度に関係なく、温度が上昇され、布団Fが速
く暖められる。
【0044】そして、通電開始時から所定時間後、ここ
では1時間後に、補助用発熱体12への通電が自動停止さ
れて、就寝用発熱体11のみへの通電に自動切換され、こ
の就寝用発熱体11への通電により設定温度(図には高、
中、低を示す)を保つように自動制御される。
【0045】なお、足用配線部15が膝用配線部16と足先
用配線部17とに分けられる場合には、第3配線部として
膝用配線部16が構成され、第4配線部として足先用配線
部17が構成される。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、就寝用発
熱体の第1配線部と第2配線部との間隔が広く、第2配
線部と第3配線部との間隔が狭い配線パターンに配線さ
れているので、例えば敷物体上に布団を敷いて就寝する
場合に、就寝する人の肩位置に第1配線部が対応し、腰
位置に第2配線部が対応し、足位置に第3配線部が対応
し、したがって、頭寒足熱の温度分布で、肩、腰および
足の部分を適切に暖めることができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、身長の異なる人が利用した場
合でも、人の頭部位置に対応する敷物体の一端側を基準
として、就寝用発熱体の第1配線部から第2配線部、第
3配線部の順に配線領域の幅が大きくなるため、いずれ
の身長の人の肩、腰および足位置にも就寝用発熱体の各
配線部が位置し、身長差に対応できる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、就寝用発熱体の各配線部の配
列方向に、就寝用発熱体と補助用発熱体とを均一ピッチ
に配線したため、就寝用発熱体および補助用発熱体の両
方に通電した場合に敷物体の全面を均一に暖めることが
できる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、通電開始時
に就寝用発熱体と補助用発熱体との両方に通電して、敷
物体の全面を均一に暖めることができ、さらに、通電開
始時から所定時間後に補助用発熱体への通電を停止し
て、就寝用発熱体のみにより就寝に適した温度分布で暖
めることができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、通電開始時
に就寝用発熱体と補助用発熱体との両方に通電して、敷
物体の全面を均一に暖めることができ、さらに、通電開
始時から所定時間後に補助用発熱体への通電を停止し、
就寝用発熱体のみにより、就寝に適した温度分布でかつ
設定温度に暖めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気暖房器具の一実施例を示す電気カ
ーペットの敷物体の説明図である。
【図2】同上実施例の制御系の構成図である。
【図3】同上実施例の操作部の平面図である。
【図4】同上実施例の電気カーペット全体の斜視図であ
る。
【図5】同上実施例の消費電力のタイムチャートであ
る。
【図6】同上実施例の予熱モードによる運転を説明する
説明図である。
【図7】同上実施例の快眠モードによる運転を説明する
説明図である。
【図8】同上実施例のカーペットモードによる運転を説
明する説明図である。
【図9】本発明の他の実施例を示し、快眠モードによる
運転を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 敷物体 11 就寝用発熱体 12 補助用発熱体 13 第1配線部としての肩用配線部 14 第2配線部としての腰用配線部 15 第3配線部としての足用配線部 32 温度設定スイッチ 42 制御手段 43 計時手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷物体に、就寝用発熱体と、この就寝用
    発熱体とともに敷物体の全面を暖房可能とする補助用発
    熱体とを配線した電気暖房器具において、 前記就寝用発熱体は、前記敷物体の一端側を基準として
    第1配線部、第2配線部および第3配線部を順次配列
    し、第1配線部と第2配線部との間隔を広くするととも
    に第2配線部と第3配線部との間隔を狭くする配線パタ
    ーンに配線したことを特徴とする電気暖房器具。
  2. 【請求項2】 就寝用発熱体の第1配線部、第2配線部
    および第3配線部の配列方向に、第1配線部から第2配
    線部、第3配線部の順に配線領域の幅を大きくすること
    を特徴とする請求項1記載の電気暖房器具。
  3. 【請求項3】 就寝用発熱体の各配線部の配列方向に、
    就寝用発熱体と補助用発熱体とを均一ピッチに配線した
    ことを特徴とする請求項1記載の電気暖房器具。
  4. 【請求項4】 敷物体に就寝用発熱体と補助用発熱体と
    を同一面上に配線した電気暖房器具において、 計時を行なう計時手段と、 通電開始時に前記就寝用発熱体と補助用発熱体との両方
    に通電させ、通電開始時から計時された所定時間後に補
    助用発熱体への通電を停止させて就寝用発熱体のみに通
    電させる制御手段とを備えたことを特徴とする電気暖房
    器具。
  5. 【請求項5】 敷物体に就寝用発熱体と補助用発熱体と
    を同一面上に配線した電気暖房器具において、 計時を行なう計時手段と、 前記敷物体の温度を設定する温度設定スイッチと、 通電開始時に前記就寝用発熱体と補助用発熱体との両方
    に通電させ、通電開始時から計時された所定時間後に補
    助用発熱体への通電を停止させるとともに前記温度設定
    スイッチで設定された温度に対応して就寝用発熱体への
    通電を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電
    気暖房器具。
JP1186194A 1994-02-03 1994-02-03 電気暖房器具 Pending JPH07217923A (ja)

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