JP2750046B2 - 入眠促進用の体温誘導装置 - Google Patents

入眠促進用の体温誘導装置

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JP2750046B2
JP2750046B2 JP4130716A JP13071692A JP2750046B2 JP 2750046 B2 JP2750046 B2 JP 2750046B2 JP 4130716 A JP4130716 A JP 4130716A JP 13071692 A JP13071692 A JP 13071692A JP 2750046 B2 JP2750046 B2 JP 2750046B2
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真子 北堂
光一 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、就寝をスムーズにして
良質の睡眠を確保できるように体温を誘導する体温誘導
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複雑化した社会の中で、不安、不
満、怒り、いらいら等の心理的、精神的なストレスが増
大しており、これらのストレスが不眠症などの原因とな
ってきている。このようなストレスを解消し、睡眠状態
に早く誘導し熟睡させる方法として、音刺激や振動刺激
を使用者が心地よいと感じる程度に与えたり、室内や寝
床内の温度や湿度を使用者が心地よいと感じるように調
節するのが効果的であることが知られている。このよう
な知見に基づいて、従来より、就寝をスムーズにして良
質の睡眠を確保するための入眠誘導方法として、部屋全
体の空調装置としてエアコンを使用して、室内の温度、
湿度を適切に調節する方法が考えられており、「おやす
みタイマー」を用いてエアコンによる室温調整を睡眠に
合わせて変化(就寝後にある程度上昇)させるようにし
たり、皮膚温センサから検出した皮膚温のレベルによ
り、エアコンの温調モードを上昇あるいは維持あるいは
低下させるようにしていた(特願平3−153450
号)。
【0003】また、他の入眠誘導装置として、特開平2
−299664号公報に開示されているように、輻射熱
を発することができる蓄熱材あるいは蓄冷材にて構成さ
れた熱輻射板を就寝者の枕元に設置し、就寝者の顔面を
含む頭部付近に温熱あるいは冷熱を輻射せしめる装置が
提案されている。
【0004】また、電気毛布の温度が35℃近辺で±
0.5℃限度の皮膚温となるような制御を行うヒータ回
路を有する就寝用採暖具も提案されており、皮膚温とし
ては、足先、あるいは足の甲、下腿、背中、肩、手、腕
などの部位の温度を用いることが提案されている。
【0005】ところで、睡眠中は代謝を最低にする必要
があるため、身体部位間での温度差を無くし、熱移動を
なるべく小さく保とうとする。入床前、脚部などの四肢
部や末梢部は一般に温度が低く、顔及び頭部や体幹部は
温度が高い状態であるため、早くスムーズに深い眠りに
就くことができるようにするためには、脚部の温度と顔
及び頭部の温度と腕部を含む体幹部の温度を検知し、冷
えている部位は暖め、温度の高い部位は冷やしてやるよ
うにして、身体部位間での温度差が無い状態に導くよう
な制御方法が望ましい。また、皮膚表面温には季節差が
あり、夏季には高く、冬季には低くなるため、入眠を促
進させるのに適した皮膚温もそれに従って変化する。体
幹部や四肢の躯幹部(大腿部、下腿部や上腕部、前腕
部)は、春季や秋季では夏季より0.5℃程度低く、冬
季では春季や秋季よりさらに約0.5〜1℃低くなり、
手足の甲や指の末梢部では環境の影響を鋭敏に受け、そ
の差が一層大きくなる。ところが、身体部位別の温度を
検知して、室内全体の空調装置であるエアコン等と、身
体の特定部だけに温熱や冷熱を与えることのできる局所
冷暖房用装置の両方を同時に制御する方法を採っている
機器は今までになかった。また、局所冷暖房用装置につ
いても、首から上の顔及び頭部と首から下の腕部を含む
体幹部、そして脚部と部位別に分けて、それぞれが適し
た温度になるように制御する方法を採っている機器は存
在しない。さらに、入眠速度や深い眠りの量に関係の深
い深部温度を検知して皮膚表面温との温度差を小さくす
るように制御する方法を採っている機器や、身体部位別
の温度を検知して、季節別に制御パターンのレベルを変
えて、好ましい空調状態を作りだすための制御方法を採
っている機器は今までになかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、エアコ
ンの「おやすみタイマー」は単に就寝後にある程度温度
を上昇させた後、一定の温度状態で運転させるため、体
温調節機能の働かない深睡眠期(st.3またはst.
4)や自律機能の乱れるレム睡眠期には身体が冷え過ぎ
る、または温度の不適切(高過ぎたり、低過ぎたり)が
原因で中途覚醒が生じることがあった。
【0007】また、輻射熱を発することができる蓄熱材
あるいは蓄冷材にて構成された熱輻射板を就寝者の枕元
に設置し、就寝者の顔面を含む頭部付近に温熱または冷
熱を輻射せしめる入眠誘導装置においても、温度が一定
かまたは朝方にかけて徐々に漸増するようになっている
ため、上記エアコンと同様に深睡眠期やレム睡眠期での
身体の冷え過ぎ、中途覚醒などの問題が生じることがあ
った。
【0008】その上、両者とも入床時の就眠者の身体の
温度状態(身体が冷えている時とそうでない時)に関係
なく、予め定められたタイムスケジュールに基づいて温
度が制御されるため、体温調節機能の低下する睡眠時に
は適当な制御がいつも行われているとは限らなかった。
【0009】また、人体の皮膚温(顔面を含む頭部温と
大腿温)を検知し、その温度情報を基にエアコンなどの
部屋全体を温調する空調装置だけを使用する場合には、
身体の特定の部位だけに温熱や冷熱を与えることができ
ないため、温度の低い脚部(特に大腿部)を暖めて温度
を上げ、温度の高い額を含む頭部を冷却して入眠を促進
させるのに適した皮膚温度分布状態を作りだすことは非
常に困難であり、入眠促進の効果も低いという問題があ
った。
【0010】さらに、ヒータ回路を有する電気毛布など
を、皮膚温(足先あるいは足甲、下腿、背中、肩、手
腕)が35℃付近で±0.5℃以内になるように制御を
行う就寝用採暖具においても、入眠促進に適した皮膚温
が身体の部位によって異なるため、皮膚温が一率に35
℃付近で±0.5℃以内になるように制御する従来の方
法では、額を含む頭部温度に冷熱を与える手段がないた
め、効率よく身体の温度状態を整えることができず、従
って入眠促進効果も低くなる。この額を含む頭部温度
は、代謝を下げることを目的として体温のセットポイン
トを下げる脳温の変化をよく反映し、それ自体も冬季で
は就眠後には0.5〜1℃程度温度を下げることがわか
っている。また、皮膚温をセンシングする部位が足先や
足甲の部位では、環境の影響を非常に鋭敏に受け、例え
ば、寝返りを打ったり、就寝する直前に素足でいたりす
ると、すぐさま温度が低下し、その変動幅も非常に大き
く、また、温度が低くても通常の速さで睡眠に就くこと
ができる場合もあり、採暖具や空調装置の制御を目的と
した皮膚温検出のためのセンシング部位としては不適切
な部位であるという問題点があった。
【0011】また、電気毛布を使用する季節では、皮膚
温も他の季節より低くなっているため、35℃付近で±
0.5℃に限らず、もう少し低い皮膚温で温度範囲もも
う少し広い34〜36℃で入眠促進効果はあり、狭い範
囲に限定するのは不適当である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる体温誘導
装置にあっては、上記の課題を解決させるために、図1
に示すように、人体の皮膚温、特に額を含む頭部と体幹
部、そして脚部(特に大腿部)の温度を検知し、検知さ
れた部位での温度の程度や温度差によって部屋全体を温
調する空調の制御パターンと、身体部位に局所的に冷暖
房を与えて適温になるようにする局所冷暖房用装置の制
御パターンを変えるように構成されている。また、図6
の構成では、深部温度の程度や皮膚温との温度差によっ
て部屋全体を温調する空調の制御パターンと、身体部位
に局所的に冷暖房を与えて適温になるようにする局所冷
暖房用装置の制御パターンを変えるように構成されてい
る。さらに、図7の構成では、局所冷暖房用装置の種類
に合わせて、局所冷暖房用出力部の出力信号を顔・頭部
用出力部と体幹部及び脚部用出力部とに分けて出力する
ことができる。さらに、判定部では、後述の表1及び表
2に示すように季節に応じて身体各部の皮膚温が入眠を
促進させる適温範囲となるように、冷温熱の制御信号を
出力することができる。さらに、図8又は図11の構成
では、就寝モードの温度上昇パターンも皮膚温や深部温
によって適切に変更でき、温度上昇後も、80〜110
分のレム・ノンレムサイクルに合わせた温度変化の制御
をタイマーで自動的に行うことができるように構成され
ている。さらに、図13の構成では、検知した額部皮膚
温より、睡眠リズムを演算・判定し、位相遅れも考慮し
て推定し、フィードバックをかけて室全体の空調や局所
冷暖房用装置の制御を行うように構成されている。ま
た、レムリズムの日による位相遅れをも考慮して、位相
のずれを解消している。
【0013】
【作用】前記構成に従い、本発明では、主として額部と
体幹部そして脚部から検知された皮膚温の状態及び深部
温の状態により、部屋全体の空調と局所冷暖房用装置の
制御パターンが変わるようになっているため、身体部位
間での温度差を速やかに小さくして、入眠を促進させる
皮膚温度条件にすることができ、深睡眠状態に至るまで
の経過が非常にスムーズで、しかも所要時間が非常に短
くなる。また、季節に応じてその制御レベルが変わるた
め、季節毎に適した皮膚温状態に制御することが可能と
なり、入眠誘導の効果を一層高めることができる。その
上、局所冷暖房用装置の制御パターンも局所冷暖房用装
置の種類によって適切な制御信号を出力することができ
るため、より効果的に入眠を促進させる皮膚温度条件に
整えることができ、従って、入眠も促進される。また、
一晩の睡眠においても、睡眠リズムに合わせて温度を変
化させ、しかも、各サイクルにおいては、浅睡眠期で
は、徐々に温度が低下していくが、深睡眠期において
は、体温調節機能が働かないことが原因となって生じる
冷え過ぎ現象が生じないように、深睡眠期になる少し前
から温度が上昇するように制御し、しかも、体温の日周
リズムに合わせ朝方にかけて温度が低下し、その後起床
時にかけて再び上昇するように制御している。さらに、
レムリズムが毎日少しずつ位相遅れを生じる現象を考慮
して、入眠モード後の温度変化の周期を毎日少しずつ位
相が遅れるように制御している。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例のブロック構成図を図1に
示す。図中、1は人体の皮膚温を検出するための人体温
度センサであり、サーミスタ、熱電対、赤外線センサな
ど、温度を検出できる手段であれば何でもよく、頭部や
顔部及び脚部(主として大腿部)、胸や背中等の体幹部
の皮膚表面に装着されている。2は皮膚温検出部であ
り、人体温度センサ1の出力信号はこの皮膚温検出部2
に入力されて、ここで、頭部や顔部及び脚部(主として
大腿部)、胸や背中等の体幹部の皮膚表面の温度が検出
される。また、3は、室温センサであり、サーミスタ、
熱電対、赤外線センサなどで構成され、室温を検出でき
る箇所に配置され、また、5は湿度センサであり、室の
湿度を検出できる箇所に配置されている。4は室温検出
部、6は湿度検出部であり、室温センサ3の出力信号
は、室温検出部4に入力され、湿度センサ5の出力信号
は、湿度検出部6に入力されて、それぞれ室温、湿度が
検出される。7は判定部であり、皮膚温検出部2と室温
検出部4及び湿度検出部6の出力信号はこの判定部7に
入力されて、これらの信号情報を基に温度制御パターン
が判定される。
【0015】ここで、夏季及び冬季(晩秋を含む)にお
ける睡眠の深さと皮膚温の関係は、図2に示すようにな
る。まず、夏季において、覚醒時には部位間での温度差
が大きく、約33〜37℃の範囲にあり、脚部(腿)な
どの躯幹部の温度が最も低く、次いで体幹部の温度が高
く、顔を含む頭部や手足指などの末梢部の温度が最も高
くなっている。ところが、睡眠が深くなるにつれて部位
間での温度差は小さくなり、深睡眠期では、約35〜3
6.5℃(末梢部も含めれば約35〜37℃)の非常に
狭い範囲に収束している。また、冬季では、覚醒時には
体幹温や大腿等の躯幹部や末梢部の温度が低くなってい
るが、深睡眠期では、高くなっており(しかし、夏季の
温度と比較するといずれの部位の温度も低くなる)、額
を含む頭部温は低下しており、全体的には、温度分布の
範囲が狭くなっている。
【0016】一般的に、人体の体温は、体内温度、表面
温度ともに図3に示すように季節差があり、右側に示し
た夏季などの温暖環境下においては温度の高い中核の領
域が広がり、表面温も高くなるが、一方、左側に示した
冬季のような寒冷環境下では温度の高い中核温の領域が
縮小し、四肢の熱容量の小さい部位は温度の高い中核に
対する温度の低い外殻に属することになり、皮膚表面は
もちろんのこと身体内部でも温度の低い部分が多くな
る。従って、体幹部や大腿部等の躯幹部や末梢部は、季
節により入床直後の皮膚温の絶対値が異なり、覚醒時か
らの深睡眠期への移行に対応して変化する皮膚温度の変
化の仕方も異なる。しかし、額を含む頭部温は、睡眠中
に代謝を下げるために行われる脳内の体温調節中枢のセ
ットポイントの低下のために、季節に関係なく入眠とと
もに低下する。従って、判定部7では人体各部の温度が
それぞれ適温になるように、人体各部の温度を計測した
入力情報及び室温や湿度などの情報により判定を行い、
適切な制御信号を室全体空調出力部8及び局所冷暖房用
出力部9に出力する。
【0017】室全体空調用出力部8及び局所冷暖房用出
力部9では、判定部7からの判定出力に応じて、適切な
制御モードの信号を室全体空調装置10及び局所冷暖房
用装置11に出力し、空調を制御する。すなわち、図4
に示されるように入床直後の皮膚温が深睡眠時における
皮膚温に近いほど、深睡眠に達するまでの時間が短縮さ
れることが自研究の結果よりわかっているため、各季節
における就寝時の各皮膚温がそれぞれ図2に示される深
睡眠期の温度になるようにし、かつ、室内の湿度も相対
湿度で50〜65%程度になるように、室全体空調装置
10及び局所冷暖房用装置11に制御信号が送られ、空
調が制御される。室全体空調装置10は、エアコンなど
の一般的な空調装置であり、局所冷暖房用装置11は、
温調できる枕(例えば、電気冷却枕)や電気毛布、温調
できるウォーターベッド、または、頭部を輻射により加
冷・加温させる装置などの一般的な空調装置又は温調装
置である。
【0018】また、図5は、入床直後の深部温と皮膚温
の温度差と深睡眠に達するまでの時間との関係を示して
いるが、温度差が小さいほど深睡眠に達するまでの時間
は短縮されることがわかる。すなわち、身体表面と身体
内部の温度差が少なく、従って体内での熱移動が行われ
ないようにすれば、深睡眠に達するまでの時間は短縮さ
れるため、本発明の他の実施例では、図6に示すよう
に、サーミスタや熱電対などで構成されている深部温セ
ンサ12で身体の深部温(直腸温や、鼓膜温、皮膚深部
の温度など)を測定し、深部温センサ12の出力信号は
深部温検出部13に入力されて、ここで深部温が検出さ
れる。深部温検出部13の出力信号は、判定部7に入力
され、皮膚温検出部2及び室温検出部4や湿度検出部6
からの信号情報を基に温度制御パターンが判定される。
例えば、深部温が高くて、皮膚温も高い場合は、大腿部
などの脚部の温度が下がり過ぎないように(収束温度範
囲内に収まるように)部屋全体を少し冷やし、かつ顔を
含む頭部も冷却することにより、温度状態を適温範囲に
することができるため、室全体空調用出力部8と局所冷
暖房用出力部9に、それぞれ低下モードになるように判
定部7から制御信号が出力され、室全体空調装置10及
び局所冷暖房用装置11が制御される。
【0019】図7は本発明の他の実施例のブロック構成
図である。本実施例では、局所冷暖房用出力部9が、顔
・頭部用温調出力部91と体幹部及び脚部用温調出力部
92の2種類の出力部から構成されており、局所冷暖房
用装置11の種類に応じて、顔・頭部用温調出力部91
だけが可動する、体幹部及び脚部用温調出力部92だけ
が可動する、顔・頭部用温調出力部91と体幹部及び脚
部用温調出力部92の両方が可動するという3種類が考
えられ、いずれの場合にも対応できるようになってい
る。例えば、夏季に室全体空調装置10としてエアコン
を使用して室内の温湿度を調整し、局所冷暖房用装置1
1として、電気冷却枕や頭部を輻射により加冷・加温さ
せる装置で、顔及び頭部を深睡眠時の温度になるように
顔・頭部用温調出力部91から制御信号を出力して冷却
し、顔及び頭部を深睡眠時の温度になるようにする場合
や、さらに効率良く効果的に皮膚温を深睡眠時の温度に
なるようにするために、首から下の皮膚温度を適温にす
るべく、上記に加え、体幹部及び脚部用温調出力部92
から制御信号を出力して、局所冷暖房用装置11として
温調できるウォーターベッドなどを制御し、適温に温調
することもできる。
【0020】また、図2及び図3に示されているよう
に、体温は体内、表面ともに非常に季節差が大きいた
め、季節に応じて入眠が促進される適温範囲が異なる
が、本実施例では、季節毎に表1に示されるような皮膚
温になるような制御がなされる構成にされている。さら
に、入眠を効果的にするために、表2に示されるような
制御も行うことができる構成にされている。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】図8は、本発明の別の実施例の要部の構成
を示している。この実施例では、睡眠リズムに合わせて
室全体空調装置及び局所冷暖房用装置を制御するもので
ある。タイマーとしては、入眠時に温度が少し上昇する
就寝モード用のタイマー15と、睡眠リズム用のタイマ
ー14の2種類があり、タイマー15が働いた後、スイ
ッチSWでタイマー14に切り替わるようになってい
る。タイマー14は、80〜110分で睡眠が深くなっ
たり、浅くなったり、レム睡眠が出現したりする睡眠リ
ズムを計るように構成されている。
【0024】図9に本実施例の動作を示し説明する。就
寝モードが働いた後、主に2サイクル目からの温度を、
浅睡眠期には少し温度を下げるように制御し、深睡眠期
に移行する少し前からレム期の終わりにかけて徐々に上
昇するように制御し、これをサイクル毎に繰り返す。レ
ム睡眠とノンレム睡眠のサイクルは約80〜110分と
定まっているため、タイマー14の出力信号により、繰
り返して制御する。
【0025】また、レム睡眠の出現時は図10に示すよ
うに毎日少しずつ遅れ、約半月周期のリズムを持ってい
るため、図11に示すように、1サイクルずつの温度変
化パターンの位相のずれ(遅れ)を生じさせるためのレ
ムリズム用のタイマー16を設けると、日々による位相
差が無くなる。
【0026】ところで、額温と睡眠深度の間には図12
に示すような関係があることがわかっている。図中、W
は覚醒状態、Rはレム睡眠状態、st.1〜st.4は
睡眠深度を意味する。睡眠深度が深くなると額温は低下
し、反対に睡眠深度が浅くなると額温は上昇して同じよ
うなリズムを描いており、非常に相関が高く、従って、
額温が睡眠リズムよりも2サイクル目以降、10〜20
分程度の位相のずれ(遅れ)を生じるが、この位相を補
正して、睡眠リズムを推定することができる。そこで、
さらに効果を上げるためには、図13に示すように、額
温から睡眠リズムを演算・判定させる睡眠リズム判定部
17を設けて、このリズム判定部17からの判定信号を
フィードバックさせて室全体空調装置及び局所冷暖房用
装置の温度制御を行うことが好ましい。
【0027】
【発明の効果】請求項1又は2記載の体温誘導装置で
は、就眠者の皮膚表面温度と室温の検出結果に応じて、
身体に局所的に冷熱・温熱を与えることのできる局所冷
暖房用装置に対して、また、必要ならば室全体の空調装
置に対しても制御モードを変えるように構成したので、
身体の皮膚温条件を身体部位間の温度差が小さくなる方
向に、つまり、入眠を促進するための条件に整えやす
く、従って、スムーズに深睡眠状態に誘導できるような
体温誘導が可能になるという効果がある。
【0028】請求項記載の体温誘導装置では、皮膚温
や室温、湿度に深部温情報をも加えて、空調装置の制御
を行えるように構成したので、身体内部の皮膚温変化状
態を知ることができ、空調制御も効果的に行えるため、
身体の皮膚温条件を入眠促進のための条件に整えるのに
は一層効果的で、より入眠促進を高めることができると
いう効果がある。
【0029】請求項又は請求項又は請求項記載の
体温誘導装置では、局所冷暖房用装置の種類や使用方法
に関係なく、例えば、局所的冷暖房用装置には、電気冷
却枕や頭部を輻射により加冷又は加温させる装置などの
首から上の部位について温調するものや、電気毛布や温
調できるウォーターベッドなどのように首から下の部位
について温調できるものなどの種類があり、また、それ
らを組み合わせた複数の使用態様があるが、それらに関
係なく、どのような局所冷暖房用装置の制御も行うこと
ができ、スムーズに深睡眠状態に誘導できるような制御
が可能になるという効果がある。
【0030】請求項又は請求項記載の体温誘導装置
では、季節に対応して、その季節の皮膚温に合わせて制
御モードが設定される構成になっており、季節毎に入眠
が促進される皮膚温条件となるように、室全体の空調装
置や局所冷暖房用装置を制御することができ、より高い
入眠促進効果が得られるという効果がある。
【0031】請求項又は請求項10記載の体温誘導
置では、入眠を促進させる皮膚温条件が、季節毎にさら
に詳細に設定されているため、季節に関係なく、皮膚温
がより適温範囲に整えられやすく、一層高い入眠促進効
果が得られる。
【0032】請求項11又は請求項12記載の体温誘導
装置では、一晩の睡眠においても、睡眠リズム、又は睡
眠リズムとレムリズムの両方に合わせて温度を変化させ
るので、身体の温度変化状態に適合した制御ができるた
め、良質な睡眠を提供できるという効果がある。
【0033】請求項13記載の体温誘導装置では、額温
センサ及びその検出部からの信号により睡眠リズムの演
算と判定を行う睡眠リズム判定部を設けたので、毎日の
レムリズムの位相の遅れを検出して、睡眠リズムに適合
した体温誘導を行うことができるという効果がある。
た、請求項14又は15記載の体温誘導装置では、寝室
の湿度も考慮に入れて空調装置を制御することができる
ので、より一層人体の就寝に適した寝室環境を整えるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】睡眠の深さと皮膚表面温の関係を示す図であ
る。
【図3】寒冷環境及び温暖環境における体内温度分布を
示す図である。
【図4】入床直後の皮膚温と深睡眠に達するまでの時間
の関係を示す図である。
【図5】深部温と皮膚温の温度差と深睡眠に達するまで
の時間の関係を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図7】本発明の第3の実施例の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第4の実施例の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】睡眠リズムに適合した制御の動作説明図であ
る。
【図10】レムリズムの遅れに対応した制御の動作説明
図である。
【図11】本発明の第5の実施例の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図12】額温と睡眠深度の関係を示す図である。
【図13】本発明の第6の実施例の要部構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 人体温度センサ 2 皮膚温検出部 3 室温センサ 4 室温検出部 5 湿度センサ 6 湿度検出部 7 判定部 8 室全体空調用出力部 9 局所冷暖房用出力部 10 室全体空調装置 11 局所冷暖房用装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−45342(JP,A) 特開 昭59−140117(JP,A) 実開 昭58−104717(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 就眠者の皮膚表面に装着される人体温
    度センサと、人体温度センサの出力により就眠者の皮膚
    温を検出する皮膚温検出部と、室温とほぼ同じ温度とな
    るように配置された室温センサと、室温センサにより室
    温を検出する室温検出部と、皮膚温検出部と室温検出部
    の各検出出力に応じて就眠者の身体部位間の温度差が小
    さくなる方向に就眠者の身体部位の局所的な冷暖房を行
    う局所冷暖房用装置の制御モードを判定する判定部と、
    判定部で判定された制御モードに基づいて制御信号を局
    所冷暖房用装置に出力する出力部とから構成されること
    を特徴とする入眠促進用の体温誘導装置。
  2. 【請求項2】 室全体の空調を行う空調装置を更に備
    え、前記判定部は前記空調装置の制御モードを更に判定
    するように構成され、前記出力部は前記空調装置に更に
    制御信号を出力するように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の入眠促進用の体温誘導装置。
  3. 【請求項3】 人体温度センサには、人体の深部温を
    検知する深部温センサと、深部温センサにより深部温を
    検出する深部温検出部が備えられ、前記判定部は深部温
    検出部で検出された深部温に応じて空調装置と局所冷暖
    房用装置の制御モードを判定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の入眠促進用の体温誘導
    装置。
  4. 【請求項4】 局所冷暖房用装置の制御モードは、首
    から上の顔部及び頭部を局所的に冷房及び暖房する装置
    に対応させた制御モードを有することを特徴とする請求
    項1又は2記載の入眠促進用の体温誘導装置。
  5. 【請求項5】 局所冷暖房用装置の制御モードは、首
    から下の身体部位を局所的に冷房及び暖房する装置に対
    応させた制御モードを有することを特徴とする請求項1
    又は2記載の入眠促進用の体温誘導装置。
  6. 【請求項6】 局所冷暖房用装置の制御モードには、
    首から上の顔部及び頭部を局所的に冷房及び暖房する装
    置に対応させた制御モードと、首から下の身体部位を局
    所的に冷房及び暖房する装置に対応させた制御モードの
    両方を有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    眠促進用の体温誘導装置。
  7. 【請求項7】 制御モードとして、夏期には、首から
    上の顔部及び頭部の皮膚温が入床直前の温度より0.5
    ℃程度低くなり、かつ、35〜36.5℃の温度範囲に
    入るように制御し、腕部を含む体幹部の温度が35〜3
    6.5℃の温度範囲に入り、大腿部を主体とする脚部の
    温度が35℃以上になるように制御するモードを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の入眠促進用の
    温誘導装置。
  8. 【請求項8】 制御モードとして、晩秋から冬季に
    は、首から上の顔部及び頭部の皮膚温が入床直前の温度
    より0.5〜1℃低くなり、かつ、30〜33℃の温度
    範囲に入るように制御し、腕部を含む体幹部の温度が3
    4〜36℃の温度範囲に入り、大腿部を主体とする脚部
    の温度が35℃以上になるように制御するモードを有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の入眠促進用の
    体温誘導装置。
  9. 【請求項9】 制御モードとして、夏季には、大腿部
    を主体とする脚部の温度が、首から上の顔部及び頭部の
    皮膚温度より0.5〜1℃高くなるように制御するモー
    ドを有することを特徴とする請求項7記載の入眠促進用
    体温誘導装置。
  10. 【請求項10】 制御モードとして、晩秋から冬季に
    は、大腿部を主体とする脚部の温度が、首から上の顔部
    及び頭部の皮膚温より1〜2℃高くなるように制御する
    モードを有することを特徴とする請求項8記載の入眠促
    進用の体温誘導装置。
  11. 【請求項11】 タイマーとして、睡眠リズム用のタイ
    マーと就寝モード用のタイマーの2種類のタイマーを有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の入眠促進用
    体温誘導装置。
  12. 【請求項12】 タイマーとして、睡眠リズム用のタイ
    マーと、就寝モード用のタイマーと、レムリズム用のタ
    イマーを有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    入眠促進用の体温誘導装置。
  13. 【請求項13】 額温センサ及びその検出部からの信号
    により睡眠リズムの演算と判定を行う睡眠リズム判定部
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の入眠促
    進用の体温誘導装置。
  14. 【請求項14】 室の湿度とほぼ同じ湿度となるよう
    に配置された湿度センサと、湿度センサにより湿度を検
    出する湿度検出部とを更に備え、前記判定部は、皮膚温
    検出部と室温検出部及び湿度検出部の各検出出力に応じ
    て空調装置の制御モードを判定するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の入眠促進用の体温誘
    導装置。
  15. 【請求項15】 就眠者の皮膚表面に装着される人体
    温度センサと、人体温度センサの出力により就眠者の皮
    膚温を検出する皮膚温検出部と、室温とほぼ同じ温度と
    なるように配置された室温センサと、室温センサにより
    室温を検出する室温検出部と、室の湿度とほぼ同じ湿度
    となるように配置された湿度センサと、湿度センサによ
    り湿度を検出する湿度検出部と、皮膚温検出部と室温検
    出部及び湿度検出部の各検出出力に応じて就眠者の身体
    部位間の温度差が小さくなる方向に空調装置の制御モー
    ドを判定する判定部と、判定部で判定された制御モード
    に基づいて制御信号を空調装置に出力する出力部とから
    構成されることを特徴とする入眠促進用の体温誘導装
    置。
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