JPS6034880B2 - 振動板の製造方法 - Google Patents
振動板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6034880B2 JPS6034880B2 JP14628976A JP14628976A JPS6034880B2 JP S6034880 B2 JPS6034880 B2 JP S6034880B2 JP 14628976 A JP14628976 A JP 14628976A JP 14628976 A JP14628976 A JP 14628976A JP S6034880 B2 JPS6034880 B2 JP S6034880B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- metal foil
- diaphragm
- pattern
- manufacturing
- Prior art date
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- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエッチングコイルを有する振動板の製造方法に
関するものである。
関するものである。
最近駆動部分と振動部分を一体化した振動板が開発され
ている。
ている。
かかる振動板は、振動板とコイルが一体化されたため、
その構造上従来のコーン型スピーカの欠点を克服したも
として注目されている。従来このようなコイル付振動板
はプラスチックフィルム上に10(um)程度の金属箔
を接着し該金属箔をコイル状にエッチングして製造して
いた。
その構造上従来のコーン型スピーカの欠点を克服したも
として注目されている。従来このようなコイル付振動板
はプラスチックフィルム上に10(um)程度の金属箔
を接着し該金属箔をコイル状にエッチングして製造して
いた。
しかし、このようにして振動板を製造すると、金属箔と
フィルムを接着する接着剤が金属箔をエッチングで除去
した部分に残ってしまう欠点があった。
フィルムを接着する接着剤が金属箔をエッチングで除去
した部分に残ってしまう欠点があった。
エッチング後にコイル状の金属層とフィルムを接着して
いる接着剤を除去する事ないここの残余接着剤を除くこ
とは非常に困難であった。この為、従来は残余接着剤が
あるものに、次工程を行なっているため、該次工程にお
いて加圧もしくは加熱加工等が含まれると残余接着剤に
よる悪影響があった。たとえば、該振動板にコルゲーシ
ョン加工を行なう場合、残余接着剤により熱プレス機の
プレス型に振動板が接着して作業性が悪くなり、振動板
そのものを破醸してしまうこともあった。また該残余接
着剤の質量は音響上好ましくないものであった。本発明
は従来のこのような欠点を解消するために発明されたも
のである。
いる接着剤を除去する事ないここの残余接着剤を除くこ
とは非常に困難であった。この為、従来は残余接着剤が
あるものに、次工程を行なっているため、該次工程にお
いて加圧もしくは加熱加工等が含まれると残余接着剤に
よる悪影響があった。たとえば、該振動板にコルゲーシ
ョン加工を行なう場合、残余接着剤により熱プレス機の
プレス型に振動板が接着して作業性が悪くなり、振動板
そのものを破醸してしまうこともあった。また該残余接
着剤の質量は音響上好ましくないものであった。本発明
は従来のこのような欠点を解消するために発明されたも
のである。
即ち残余接着剤の全くない振動板の製造方法を堤供する
ことを目的としたものである。以下本発明を図面により
詳細に説明すれば、第1図に示す如く雛型シート1上に
金属箔3を接着剤2により接着し、該金属箔3上にフオ
トマスキング法等によりフオトレジストの微細コイル状
パターン4の、もしくは凹版印刷法、スクリーン印刷法
等により接着剤の微細コイル状パターン4を形成し、第
2図に示す如く、金属箔3をエッチング等によりコイル
状の金属箔パターン5を形成し、第3図に示す如く、金
属箔パターン5上にあるフオトレジストもしくは接着剤
の微細コイル状パターン4を用いて、プラスチック、フ
ィルム6上に金属箔パターン5を転写することにより、
コイル付振動板を製造するものである。
ことを目的としたものである。以下本発明を図面により
詳細に説明すれば、第1図に示す如く雛型シート1上に
金属箔3を接着剤2により接着し、該金属箔3上にフオ
トマスキング法等によりフオトレジストの微細コイル状
パターン4の、もしくは凹版印刷法、スクリーン印刷法
等により接着剤の微細コイル状パターン4を形成し、第
2図に示す如く、金属箔3をエッチング等によりコイル
状の金属箔パターン5を形成し、第3図に示す如く、金
属箔パターン5上にあるフオトレジストもしくは接着剤
の微細コイル状パターン4を用いて、プラスチック、フ
ィルム6上に金属箔パターン5を転写することにより、
コイル付振動板を製造するものである。
離型シートーは、プラスチックフィルム6と同じものを
用いるのが好ましい。
用いるのが好ましい。
転写時の加熱熱によるフィルムの熱収縮によるトラブル
を避ける為である。この時、接着剤2は離型シート1に
強く接着する接着剤7と、プラスチックフィルム6に接
着しない接着剤8から成る二層以上の構造にする方が好
ましい。又、前記フオトレジスト、もしくは接着剤の微
細コイル状パターン4と金属箔3との接着強度は、金属
箔3のエッチングの際、エッチング液により、微細コル
状パターン4と金属箔3の間が侵されない程度もしくは
それ以上でなければいけない。接着剤8と金属箔3はエ
ッチングの際は接着していなければならないが、金属箔
パターン5をプラスチックフィルム6に転写する時に、
簡単にはがせなければならない。一例として、雛型シー
トーがポリエステルフィルム、接着剤7がニトロセルロ
ース、フタル酸ェステル、ポリエステル、ウレタン等の
混合物、接着剤8がポリアミド、ニトロセルロースの混
合物、金属箔3がアルミニウム、フオトレジスト又は接
着剤4がゴム系感光性樹脂又はアクリル系接着剤、ポリ
エステル系接着剤、プラスチックフィルム6がポリエス
テルフィルム等がある。本発明は以上の如き構成である
から、本発明の方法によって製造された振動板は、コイ
ル状パターンの無い部分に余分な接着剤が残存しないた
め、加圧、加熱加工などの振動板が容易にでき、さらに
振動板の質量が減少するため、音響特性が良くなり、本
発明は極めて利用価値の高い発明である。
を避ける為である。この時、接着剤2は離型シート1に
強く接着する接着剤7と、プラスチックフィルム6に接
着しない接着剤8から成る二層以上の構造にする方が好
ましい。又、前記フオトレジスト、もしくは接着剤の微
細コイル状パターン4と金属箔3との接着強度は、金属
箔3のエッチングの際、エッチング液により、微細コル
状パターン4と金属箔3の間が侵されない程度もしくは
それ以上でなければいけない。接着剤8と金属箔3はエ
ッチングの際は接着していなければならないが、金属箔
パターン5をプラスチックフィルム6に転写する時に、
簡単にはがせなければならない。一例として、雛型シー
トーがポリエステルフィルム、接着剤7がニトロセルロ
ース、フタル酸ェステル、ポリエステル、ウレタン等の
混合物、接着剤8がポリアミド、ニトロセルロースの混
合物、金属箔3がアルミニウム、フオトレジスト又は接
着剤4がゴム系感光性樹脂又はアクリル系接着剤、ポリ
エステル系接着剤、プラスチックフィルム6がポリエス
テルフィルム等がある。本発明は以上の如き構成である
から、本発明の方法によって製造された振動板は、コイ
ル状パターンの無い部分に余分な接着剤が残存しないた
め、加圧、加熱加工などの振動板が容易にでき、さらに
振動板の質量が減少するため、音響特性が良くなり、本
発明は極めて利用価値の高い発明である。
第1図〜第3図は本発明の製造方法の説明図、第4図は
本発明の一実旋例の説明図である。 1・…・・離型シート、2・・・・・・接着剤、3・・
・・・・金属箔、4・・・・・・微細コイル状パターン
、5・・・・・・金属箔/ぐターン、6……プラスチッ
クフイルム。 第1図第2図 第3図 第4図
本発明の一実旋例の説明図である。 1・…・・離型シート、2・・・・・・接着剤、3・・
・・・・金属箔、4・・・・・・微細コイル状パターン
、5・・・・・・金属箔/ぐターン、6……プラスチッ
クフイルム。 第1図第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 離型シート1上に金属箔3を接着し、該金属箔3上
にフオトレジスト又は接着剤で微細コイル状パターン4
を形成し、金属箔3をエツチング等によりコイル状の金
属箔パターン5を形成し、該金属箔パターン5上のフオ
トレジスト又は接着剤の微細コイル状パターン4を用い
て、プラスチツクフイルム6上に金属箔パターン5を転
写することからなる振動板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14628976A JPS6034880B2 (ja) | 1976-12-06 | 1976-12-06 | 振動板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14628976A JPS6034880B2 (ja) | 1976-12-06 | 1976-12-06 | 振動板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5370425A JPS5370425A (en) | 1978-06-22 |
JPS6034880B2 true JPS6034880B2 (ja) | 1985-08-10 |
Family
ID=15404312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14628976A Expired JPS6034880B2 (ja) | 1976-12-06 | 1976-12-06 | 振動板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034880B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203088U (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-20 | ||
JPS6224892U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-16 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57145400A (en) * | 1981-03-04 | 1982-09-08 | Nissha Printing | High frequency radio wave shielding plate and method of producing same |
JPS59145594A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | ホモフア−ベルデザイン株式会社 | プリント配線形成方法 |
JPS62222604A (ja) * | 1987-02-03 | 1987-09-30 | アルプス電気株式会社 | 回路板の形成方法 |
JPH03142994A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-18 | Nitto Boseki Co Ltd | 射出成形プリント配線板の製造方法 |
EP0774888B1 (en) * | 1995-11-16 | 2003-03-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Printed wiring board and assembly of the same |
JP5528259B2 (ja) * | 2010-05-17 | 2014-06-25 | 日東電工株式会社 | 配線回路基板の製造方法 |
-
1976
- 1976-12-06 JP JP14628976A patent/JPS6034880B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203088U (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-20 | ||
JPS6224892U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5370425A (en) | 1978-06-22 |
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