JP2003020473A - シール材及びその製法 - Google Patents

シール材及びその製法

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JP2003020473A
JP2003020473A JP2001206102A JP2001206102A JP2003020473A JP 2003020473 A JP2003020473 A JP 2003020473A JP 2001206102 A JP2001206102 A JP 2001206102A JP 2001206102 A JP2001206102 A JP 2001206102A JP 2003020473 A JP2003020473 A JP 2003020473A
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sealing material
resin sheet
adhesive layer
producing
material according
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JP2001206102A
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Kimio Kasuya
紀美雄 粕谷
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Bridgestone Kaseihin Tokio KK
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Bridgestone Kaseihin Tokio KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は所望の機器の表面に貼着してシール効
果をもたらすシール材及びその製法に関するものであ
る。 【解決手段】中央ににPET樹脂にて代表される樹脂シ
ートが介在し、その両面にアクリル樹脂系粘着材にて代
表される粘着材層が貼り付けられ、その一方側の表面に
ウレタンフィルム或はPETフィルムにて代表される表
皮材、他方側の表面に剥離シートが貼り付けられたこと
を特徴とするシール材。1‥PET樹脂シート、2、3
‥アクリル樹脂系粘着材層、4‥ウレタンフォーム、5
‥剥離シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所望の機器の表面に
貼着してシール効果をもたらすシール材及びその製法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、本発明の説明をプリンターや複写
機等のトナーのシール材として説明するが、この種の用
いられるトナーは極めて細かい粒状をなしており、これ
が漏れた場合には機器を汚すだけでなく、機器の内部に
入り込んで機器そのものの機能をも失ってしまうという
大きな問題を抱えている。従って、この種機器のトナー
の貯蔵部の回りにはトナーが周囲に飛散しないようにシ
ール材が貼着されているのが一般的である。
【0003】図3は従来よりこの種の目的に用いられる
シール材aの構造を示すもので、粘着材層11の一方側
に剥離シート12、他方側にウレタンフォームシート1
3を貼り付けたものがある。かかるシール材aは全体と
して強度が維持されず、所望の形状に裁断した場合には
その形状が維持されることなく伸びたり曲がったりする
ため、シール材が変形下に貼着されることになってしま
う。
【0004】又、図4は別のシール材bの構造を示す
が、中央に補強を目的とする樹脂シート21が介在し、
その両側に介在する粘着材層22、23はこれ又中間に
フィルム24a、25aが挟まれた構造のものである。
この例のものにあっては裁断したり切断したりしても寸
法的には変形がないが、粘着材層22、23の構成が複
雑でコストが高いものとなる上、シール材bとして比較
的厚くなるため、例えばプレスカッターにて裁断する際
の誤差等が生じることとなってしまい、精密機械等の特
定個所への貼着が難しいという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の技術に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で
裁断等の加工がしやすくしかも貼着時に変形をもたらさ
ないシール材及びその製法を提供すること目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1はシール材
にかかるものであり、その要旨は、中央に合成樹脂シー
トが介在し、その両面に粘着材層が貼り付けられ、その
一方側の表面に表皮材、他方側の表面に剥離シートが貼
り付けられたことを特徴とするものである。
【0007】そして、第2の発明のシール材の製法の要
旨は、合成樹脂シートを形成する第1工程、合成樹脂シ
ートの両面に粘着材層を形成する第2工程、そして粘着
材層の一方側の表面に表皮材が貼着される第3工程、か
らなり、通常は、更にこれに粘着材層の他方側の表面に
剥離シートを貼着する第4工程を付加したことを特徴と
するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1のシール材にあっ
て、粘着材層の中間に合成樹脂シートが介在する形状と
なっており、このシール材を任意の形状に切断してもそ
の形状が保持されるものであり、これを機器の所定の位
置に貼着することは容易であり、貼着時にその形状が変
形することはなく、思い通りの部位にシール材を貼るこ
とができることとなったものである。そして、シール材
としても比較的厚さは薄く形成できるため、例えばプレ
ス裁断時の段差が少なく、所望の形状の裁断が可能とな
ったものである。勿論、厚さが薄くなったことはシール
材を構成する材料が減少したことを意味し、この面での
コストの削減も可能となったものである。
【0009】更に本発明の第2のシール材の製法にあっ
ても、製造工程が簡略化できるもので、特に従来の粘着
材層の成形法が大きく簡略化されたもので、製造コスト
上のメリットは大きい。
【0010】本発明にあっては、合成樹脂シートはPE
T樹脂シートが好ましいが、PE、PP等の樹脂シート
であってもよい。次に粘着材層であるが、好ましくはア
クリル樹脂系粘着材層であるが、ゴム系の粘着材層であ
ってもよい。粘着材層に貼着される表皮材は合成樹脂フ
ィルムであるが、好ましくはウレタンフィルム(フォー
ムを含む)或いはPETフィルムである。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面をもって更に説明する。
図1は本発明の第1におけるシール材の構造を示すもの
である。図中、符号1は厚さ0.1mmのPET樹脂シ
ートであり、このPET樹脂シート1の表裏にはアクリ
ル樹脂系の粘着材層2、3が貼着されている。そして、
粘着材層2の表面には表皮材としてウレタンフォーム4
が貼着され、一方の粘着材層3には使用時に剥離される
剥離シート5が貼着されている。勿論、表皮材としてP
ET樹脂フィルム等を用いることができ、この場合には
剥離シート5を省略してPET樹脂フィルム4を内側に
して巻き上げることができ収納に便利な構造となる。こ
のように、本発明は図4の従来例とはその構造が著しく
簡素化されたものとなり、勿論、その厚さも薄くできる
こととなったのは言うまでもない。
【0012】図2は本発明の第2におけるシール材の製
法の概略を示す図である。即ち、PET樹脂シート1
(及びアクリル樹脂系粘着材2、3)を得る第1工程
と、このPET樹脂シート1の両面にアクリル樹脂系粘
着材を所望の厚さに塗工して粘着材層2、3を形成する
第2工程と、粘着材層2上に表皮材としてウレタンフォ
ーム4を貼着する第3工程と、からなるものであり、場
合によっては、粘着材層3に剥離シート5を貼着するも
のである。かかる剥離シート5は予め粘着材層3に貼着
しておきこれを用いてもよい。本発明の製法は図4にて
示した従来のシール材とはその構造の違いに由来する製
法が大きく異なるものであり、粘着材層の構成が異なる
ことから製法上の工程が簡略化されたものでメリットは
大きい。
【0013】
【発明の効果】本発明のシール材は以上の構成をもつも
のであり、以上説明したプリンターや複写機等のトナー
のシール材として採用されることは勿論であるが、使用
範囲は特に限定されるものではなく、その適用範囲は極
めて広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1におけるシール材の構造を
示す断面図である。
【図2】図2は本発明の第2におけるシール材の製法の
概略図である。
【図3】図3は従来のシール材の第1例を示す断面図で
ある。
【図4】図4は従来のシール材の第2例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 PET樹脂シート、 2、3 アクリル樹脂系粘着材層、 4 ウレタンフォーム、 5 剥離シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 133/06 C09J 133/06 201/00 201/00 G03G 15/08 505 G03G 15/08 505A 505C 507 507Z Fターム(参考) 2H077 CA12 DB14 4F100 AK01A AK25B AK25C AK42A AK42D AK51D AR00E AT00D BA05 BA10D BA10E DJ01D EC181 EC182 EH461 GB48 GB51 GB90 JD01 JL13B JL13C JL14E 4H017 AA04 AB03 AB13 AC17 4J004 AA05 AA10 CA06 DB02 EA05 FA10 4J040 DF001 JB09 NA22 PA23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に合成樹脂シートが介在し、その両
    面に粘着材層が貼り付けられ、その一方側の表面に表皮
    材、他方側の表面に剥離シートが貼り付けられたことを
    特徴とするシール材。
  2. 【請求項2】 合成樹脂シートがPET樹脂シートであ
    る請求項1記載のシール材。
  3. 【請求項3】 粘着材層がアクリル樹脂系粘着材層であ
    る請求項1記載のシール材。
  4. 【請求項4】 表皮材がウレタンフィルム或いはPET
    フィルムである請求項1記載のシール材。
  5. 【請求項5】 ウレタンフィルムがウレタンフォームで
    ある請求項1記載のシール材。
  6. 【請求項6】 合成樹脂シートを形成する第1工程、合
    成樹脂シートの両面に粘着材層が形成される第2工程、
    粘着材層の一方側の表面に表皮材が貼着される第3工
    程、からなることを特徴とするシール材の製法。
  7. 【請求項7】 粘着材層が合成樹脂シートの表面に塗工
    された請求項6記載のシール材の製法。
  8. 【請求項8】 粘着材層の他方側の表面に剥離シートを
    貼着する第4工程を付加した請求項6記載のシール材の
    製法。
  9. 【請求項9】 合成樹脂シートがPET樹脂シートであ
    る請求項6記載のシール材の製法。
  10. 【請求項10】 粘着材層がアクリル樹脂系粘着材層で
    ある請求項6記載のシール材の製法。
  11. 【請求項11】 表皮材がウレタンフィルム或いはPE
    Tフィルムである請求項6記載のシール材の製法。
  12. 【請求項12】 ウレタンフィルムがウレタンフォーム
    である請求項11記載のシール材の製法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101159052B1 (ko) 2011-06-08 2012-06-25 니치에이 가코 가부시키가이샤 다층 흡착 시트
JP2016023247A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 Dic株式会社 粘着テープ、滑り防止材、液晶表示モジュール及び液晶表示装置
JP2018135141A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 牛込 忠彦 Sdカード保持体及びsdカード収納具

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