JPH06270376A - スクリーン印刷版及びその製版方法 - Google Patents
スクリーン印刷版及びその製版方法Info
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- JPH06270376A JPH06270376A JP5057091A JP5709193A JPH06270376A JP H06270376 A JPH06270376 A JP H06270376A JP 5057091 A JP5057091 A JP 5057091A JP 5709193 A JP5709193 A JP 5709193A JP H06270376 A JPH06270376 A JP H06270376A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- film
- heat
- printing
- gauze
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- Pending
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 スクリーン印刷用紗に熱溶融穿孔性のフィル
ムを接着剤で貼り合わせ、該フィルム面上にさらにステ
ィック防止層を設けてなる感熱式スクリーンシートを、
該スティック防止層を印刷物側にして０．１Ｋｇ／ｃｍ
〜３．０Ｋｇ／ｃｍの張力にてスクリーン印刷用枠に張
り付けた後、赤外線や感熱素子等の熱エネルギーで該熱
溶融穿孔性のフィルムに印刷パターンを穿孔する。 【効果】 鮮明な印刷画像が得られ、得られた印刷画像
が変形することもない。また、従来の製版工程が大幅に
短縮でき、鮮明な製版及び印刷が低コストでできる。
ムを接着剤で貼り合わせ、該フィルム面上にさらにステ
ィック防止層を設けてなる感熱式スクリーンシートを、
該スティック防止層を印刷物側にして０．１Ｋｇ／ｃｍ
〜３．０Ｋｇ／ｃｍの張力にてスクリーン印刷用枠に張
り付けた後、赤外線や感熱素子等の熱エネルギーで該熱
溶融穿孔性のフィルムに印刷パターンを穿孔する。 【効果】 鮮明な印刷画像が得られ、得られた印刷画像
が変形することもない。また、従来の製版工程が大幅に
短縮でき、鮮明な製版及び印刷が低コストでできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスクリーン印刷版の製版
に関し、更に詳しくは赤外線やサーマルヘッド等の熱エ
ネルギーによるスクリーン印刷版の作製に関する。
に関し、更に詳しくは赤外線やサーマルヘッド等の熱エ
ネルギーによるスクリーン印刷版の作製に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スクリーン印刷用の版を作製する
には、まずポリエステル紗等をスクリーン枠に張り付
け、これに感光性樹脂をコーティングして乾燥させるか
又は感光性樹脂フィルムを貼り付けた後、印刷パターン
のポジフィルムを重ねて用いて感光性樹脂を感光硬化さ
せ、次いで未露光部分（印刷パターン部分）の感光性樹
脂を水洗除去して孔を形成している。
には、まずポリエステル紗等をスクリーン枠に張り付
け、これに感光性樹脂をコーティングして乾燥させるか
又は感光性樹脂フィルムを貼り付けた後、印刷パターン
のポジフィルムを重ねて用いて感光性樹脂を感光硬化さ
せ、次いで未露光部分（印刷パターン部分）の感光性樹
脂を水洗除去して孔を形成している。
【０００３】また、枠に張り付ける前の感熱式スクリー
ンシートを用い、これに赤外線、サーマルヘッド等で印
刷パターンを加熱穿孔して製版した後、印刷用のスクリ
ーン枠に張り付ける方法も従来から知られている。
ンシートを用い、これに赤外線、サーマルヘッド等で印
刷パターンを加熱穿孔して製版した後、印刷用のスクリ
ーン枠に張り付ける方法も従来から知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光性
樹脂を用いる方法は感光工程と水洗工程の２工程を有す
るため全体として工程が複雑になり、しかもコンパクト
化の困難な湿式工程を有するという欠点があった。一
方、感熱式スクリーンシートを用いる方法は穿孔後に張
力をかけて張り付けるため印刷画像が変形したり、変形
しない程度の張力で張り付けた場合は鮮明な印刷画像が
得られないという欠点があった。
樹脂を用いる方法は感光工程と水洗工程の２工程を有す
るため全体として工程が複雑になり、しかもコンパクト
化の困難な湿式工程を有するという欠点があった。一
方、感熱式スクリーンシートを用いる方法は穿孔後に張
力をかけて張り付けるため印刷画像が変形したり、変形
しない程度の張力で張り付けた場合は鮮明な印刷画像が
得られないという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複雑な工程を
経ずに精度良くスクリーン印刷版を作製する製版方法、
およびそれにより作製されたスクリーン印刷版を提供す
る。すなわち本発明は、スクリーン印刷用紗に熱溶融穿
孔性のフィルムを接着剤で貼り合わせ、該フィルム面上
にさらにスティック防止層を設けてなる感熱式スクリー
ンシートを、該スティック防止層を印刷物側にして０．
１Ｋｇ／ｃｍ〜３．０Ｋｇ／ｃｍの張力にてスクリーン
印刷用の枠に張り付けた後、印刷パターンを赤外線や感
熱素子等の熱エネルギーで該熱溶融穿孔性のフィルムに
印刷パターンを穿孔することによりスクリーン印刷版を
作製するものである。
経ずに精度良くスクリーン印刷版を作製する製版方法、
およびそれにより作製されたスクリーン印刷版を提供す
る。すなわち本発明は、スクリーン印刷用紗に熱溶融穿
孔性のフィルムを接着剤で貼り合わせ、該フィルム面上
にさらにスティック防止層を設けてなる感熱式スクリー
ンシートを、該スティック防止層を印刷物側にして０．
１Ｋｇ／ｃｍ〜３．０Ｋｇ／ｃｍの張力にてスクリーン
印刷用の枠に張り付けた後、印刷パターンを赤外線や感
熱素子等の熱エネルギーで該熱溶融穿孔性のフィルムに
印刷パターンを穿孔することによりスクリーン印刷版を
作製するものである。
【０００６】スクリーン紗としては、上記加熱穿孔工程
において実質的に溶融せず、印刷時にインキが通過する
ものが使用できる。例えば、ポリエステル、絹、綿、ナ
イロン、レーヨン、ステンレス等の紗が好適に使用で
き、メッシュサイズは６０メッシュから３００メッシュ
程度のものが好ましい。
において実質的に溶融せず、印刷時にインキが通過する
ものが使用できる。例えば、ポリエステル、絹、綿、ナ
イロン、レーヨン、ステンレス等の紗が好適に使用で
き、メッシュサイズは６０メッシュから３００メッシュ
程度のものが好ましい。
【０００７】スクリーン紗に貼り合わせる熱溶融穿孔性
のフィルムとしては、上記加熱穿孔工程において熱エネ
ルギーを付与された部分が溶融収縮して、所望の穿孔パ
ターンを形成するものが使用できる。例えば、ポリエス
テルフィルム、ポリエステル共重合フィルム、塩化ビニ
ルフィルム、ポリプロピレンフィルム、塩化ビニル／塩
化ビニリデン共重合フィルム等が好適に使用でき、フィ
ルムの厚さは１．０μ〜７．０μ程度のものが好まし
い。
のフィルムとしては、上記加熱穿孔工程において熱エネ
ルギーを付与された部分が溶融収縮して、所望の穿孔パ
ターンを形成するものが使用できる。例えば、ポリエス
テルフィルム、ポリエステル共重合フィルム、塩化ビニ
ルフィルム、ポリプロピレンフィルム、塩化ビニル／塩
化ビニリデン共重合フィルム等が好適に使用でき、フィ
ルムの厚さは１．０μ〜７．０μ程度のものが好まし
い。
【０００８】スクリーン紗と熱溶融穿孔性フィルムとを
貼り合わせる接着剤としては、両者を接着することが可
能であり、かつ熱溶融穿孔性フィルムの加熱穿孔特性を
害さず、また使用するスクリーン印刷インクの溶剤に溶
解しないものが使用できる。例えば、酢酸ビニル樹脂、
塩化ビニル／酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステル樹
脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、塩素化ポリプロピ
レン樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、スチレン／マ
レイン酸樹脂、ポリビニルアルコール樹脂等の樹脂から
なるものが好適に使用できる。これらに必要に応じて、
他の添加剤例えば帯電防止剤、滑剤、着色剤、感熱発色
剤等が添加されてもよい。接着剤塗布量は、熱溶融穿孔
性フィルムとスクリーン用紗との貼り合わせに対して実
用上問題の無い貼り合わせ強度が得られ、また加熱穿孔
特性を害しない範囲であればよい。一般には２ｇ／ｍ2
以下の塗布量で用いられ、最適には０．３ｇ／ｍ2〜
１．６ｇ／ｍ2の範囲の塗布量で用いられる。
貼り合わせる接着剤としては、両者を接着することが可
能であり、かつ熱溶融穿孔性フィルムの加熱穿孔特性を
害さず、また使用するスクリーン印刷インクの溶剤に溶
解しないものが使用できる。例えば、酢酸ビニル樹脂、
塩化ビニル／酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステル樹
脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、塩素化ポリプロピ
レン樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、スチレン／マ
レイン酸樹脂、ポリビニルアルコール樹脂等の樹脂から
なるものが好適に使用できる。これらに必要に応じて、
他の添加剤例えば帯電防止剤、滑剤、着色剤、感熱発色
剤等が添加されてもよい。接着剤塗布量は、熱溶融穿孔
性フィルムとスクリーン用紗との貼り合わせに対して実
用上問題の無い貼り合わせ強度が得られ、また加熱穿孔
特性を害しない範囲であればよい。一般には２ｇ／ｍ2
以下の塗布量で用いられ、最適には０．３ｇ／ｍ2〜
１．６ｇ／ｍ2の範囲の塗布量で用いられる。
【０００９】スティッキング防止層としては、界面活性
剤、シリコン系、フッソ系等の離型性能のあるスティッ
キング防止剤が使用できる。これらに必要に応じて、他
の添加剤例えば帯電防止剤、滑剤、着色剤、感熱発色剤
等が添加されてもよい。
剤、シリコン系、フッソ系等の離型性能のあるスティッ
キング防止剤が使用できる。これらに必要に応じて、他
の添加剤例えば帯電防止剤、滑剤、着色剤、感熱発色剤
等が添加されてもよい。
【００１０】スクリーン紗と熱溶融穿孔性フィルムとを
貼り合わせてスティッキング防止層を設けた感熱性スク
リーンシートを０．１Ｋｇ／ｃｍから３．０Ｋｇ／ｃｍ
の張力でスクリーン枠に張り付けることが必要である。
張力が０．１Ｋｇ／ｃｍ以下では印刷時に鮮明な印刷画
像が得られず、また３．０Ｋｇ／ｃｍ以上ではスクリー
ン沙が変形したり、貼り合わせたフィルムが剥がれる可
能性がある。
貼り合わせてスティッキング防止層を設けた感熱性スク
リーンシートを０．１Ｋｇ／ｃｍから３．０Ｋｇ／ｃｍ
の張力でスクリーン枠に張り付けることが必要である。
張力が０．１Ｋｇ／ｃｍ以下では印刷時に鮮明な印刷画
像が得られず、また３．０Ｋｇ／ｃｍ以上ではスクリー
ン沙が変形したり、貼り合わせたフィルムが剥がれる可
能性がある。
【００１１】
【作用および効果】本発明の方法では、スクリーン印刷
用紗に熱溶融穿孔性のフィルムを接着剤で貼り合わせ、
さらにそのフィルム面上にスティック防止層を設けた感
熱式スクリーンシートを用意し、これをスクリーン印刷
用枠に上記張力にて張り付けた後、印刷パターンを赤外
線や感熱素子たとえばサーマルヘッド等で該熱溶融穿孔
性のフィルムに直接穿孔する。これにより、加熱穿孔時
にはスクリーンに上記所定の張力が一定に係っている状
態が維持されるため、鮮明な印刷画像が得られ印刷画像
が変形することもない。また、穿孔工程は一段の加熱工
程だけで済むため工程が簡素化され、装置のコンパクト
化に障害となる湿式工程も必要がなくなる。これによ
り、従来の製版工程が大幅に短縮でき、鮮明な製版及び
印刷が低コストでできる。なお、サーマルヘッドで製版
する場合は印刷パターンデータをコンピュータにて作成
可能であり、またそれらのデータを磁気ディスク等に保
存できるというメリットもある。
用紗に熱溶融穿孔性のフィルムを接着剤で貼り合わせ、
さらにそのフィルム面上にスティック防止層を設けた感
熱式スクリーンシートを用意し、これをスクリーン印刷
用枠に上記張力にて張り付けた後、印刷パターンを赤外
線や感熱素子たとえばサーマルヘッド等で該熱溶融穿孔
性のフィルムに直接穿孔する。これにより、加熱穿孔時
にはスクリーンに上記所定の張力が一定に係っている状
態が維持されるため、鮮明な印刷画像が得られ印刷画像
が変形することもない。また、穿孔工程は一段の加熱工
程だけで済むため工程が簡素化され、装置のコンパクト
化に障害となる湿式工程も必要がなくなる。これによ
り、従来の製版工程が大幅に短縮でき、鮮明な製版及び
印刷が低コストでできる。なお、サーマルヘッドで製版
する場合は印刷パターンデータをコンピュータにて作成
可能であり、またそれらのデータを磁気ディスク等に保
存できるというメリットもある。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を述べる。実施例 １ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力３．０
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力３．０
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
【００１３】実施例 ２ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力２．４
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力２．４
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
【００１４】実施例 ３ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力１．６
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力１．６
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
【００１５】実施例 ４ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．８
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．８
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
【００１６】実施例 ５ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．４
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．４
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
【００１７】実施例 ６ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．１
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．１
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
【００１８】比較例１ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力４．０
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力４．０
Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感熱
式スクリーン版を得た。
【００１９】比較例２ 厚さ２．０μの熱収縮性ポリエステルフィルムと、ポリ
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．０
９Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感
熱式スクリーン版を得た。印刷結果 これらの８種類の感熱式スクリーン版を簡易スクリーン
台に取り付け水系のスクリーン用インクで塩ビプラスチ
ックシートにスキージで圧力を掛けて印刷した結果を表
１に示す。 〔表１〕 張り付け張力 印刷鮮明性 印刷寸法精度 フイルム剥がれ 比較例１ ４．０ Ｋｇ／ｃｍ × ○ × 実施例１ ３．０ ○ ○ △ ２ ２．４ ○ ○ ○ ３ １．６ ○ ○ ○ ４ ０．８ ○ ○ ○ ５ ０．４ ○ ○ ○ ６ ０．１ △ ○ ○ 比較例２ ０．０９ × × ○ ○ ： 良好 △ ： 実用上問題なし × ： 実用上問題あり
エステル製の２３デニール、１５０メッシュのスクリー
ン印刷用の紗とを、塩化ビニル／酢酸ビニル共重合体系
の接着剤を不揮発分として０．５ｇ／ｍ2 の塗布量で使
用して接着した。さらに熱収縮性ポリエステルフィルム
の上にシリコン／アクリルグラフト共重合樹脂を０．０
５ｇ／ｍ2 の付着量となるように塗工してサーマルスク
リーンシートを得た。このサーマルスクリーンシートを
エアーシリンダーで縦方向および横方向とも張力０．０
９Ｋｇ／ｃｍで引張りながらスクリーン枠に接着し、感
熱式スクリーン版を得た。印刷結果 これらの８種類の感熱式スクリーン版を簡易スクリーン
台に取り付け水系のスクリーン用インクで塩ビプラスチ
ックシートにスキージで圧力を掛けて印刷した結果を表
１に示す。 〔表１〕 張り付け張力 印刷鮮明性 印刷寸法精度 フイルム剥がれ 比較例１ ４．０ Ｋｇ／ｃｍ × ○ × 実施例１ ３．０ ○ ○ △ ２ ２．４ ○ ○ ○ ３ １．６ ○ ○ ○ ４ ０．８ ○ ○ ○ ５ ０．４ ○ ○ ○ ６ ０．１ △ ○ ○ 比較例２ ０．０９ × × ○ ○ ： 良好 △ ： 実用上問題なし × ： 実用上問題あり
Claims (2)
- 【請求項１】 スクリーン印刷用紗に熱溶融穿孔性のフ
ィルムを接着剤で貼り合わせ、該フィルム面上にさらに
スティック防止層を設けてなる感熱式スクリーンシート
を、該スティック防止層を印刷物側にして０．１Ｋｇ／
ｃｍ〜３．０Ｋｇ／ｃｍの張力にてスクリーン印刷用枠
に張り付けた後、赤外線や感熱素子等の熱エネルギーで
該熱溶融穿孔性のフィルムに印刷パターンを穿孔するこ
とを特徴とするスクリーン印刷版の製版方法。 - 【請求項２】 請求項１の方法で作製したスクリーン印
刷版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057091A JPH06270376A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | スクリーン印刷版及びその製版方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057091A JPH06270376A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | スクリーン印刷版及びその製版方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06270376A true JPH06270376A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13045838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5057091A Pending JPH06270376A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | スクリーン印刷版及びその製版方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06270376A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010253825A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | General Technology Co Ltd | スクリーン印刷版の製造方法 |
| JP2010253826A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | General Technology Co Ltd | スクリーン印刷版の製造方法 |
| JP2011035372A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-02-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 導電性バンプ付基板シートの製造方法および多層プリント配線板の製造方法 |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5057091A patent/JPH06270376A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010253825A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | General Technology Co Ltd | スクリーン印刷版の製造方法 |
| JP2010253826A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | General Technology Co Ltd | スクリーン印刷版の製造方法 |
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