JPH03200455A - 水滴除去装置 - Google Patents
水滴除去装置Info
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- JPH03200455A JPH03200455A JP1343199A JP34319989A JPH03200455A JP H03200455 A JPH03200455 A JP H03200455A JP 1343199 A JP1343199 A JP 1343199A JP 34319989 A JP34319989 A JP 34319989A JP H03200455 A JPH03200455 A JP H03200455A
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- plate
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Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、板状部材に付着した水滴を取り除くための水
滴除去装置に関するもので、例えば自動車用のバック珈
う−等に利用される。
滴除去装置に関するもので、例えば自動車用のバック珈
う−等に利用される。
(従来の技術)
従来この種の装置として、実開昭63−89364号公
報に開示されたものがある。第5図に実開昭63−89
364号公報に開示された水滴除去装置を示す。ミラー
51の裏側には、振動子52が両面接着テープ等の接着
層を介して固着されている。振動子52には発振回路5
3が接続されている。該発振回路53から交流電力が供
給されると振動子52が振動し、ミラー51が共振して
ミラー51に付着した水滴がミラー51の表面力\ら除
去される。
報に開示されたものがある。第5図に実開昭63−89
364号公報に開示された水滴除去装置を示す。ミラー
51の裏側には、振動子52が両面接着テープ等の接着
層を介して固着されている。振動子52には発振回路5
3が接続されている。該発振回路53から交流電力が供
給されると振動子52が振動し、ミラー51が共振して
ミラー51に付着した水滴がミラー51の表面力\ら除
去される。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、ミラーと振動子との間の接着層力く硬ければ
硬いほど、振動子の振動がミラーに効率良く伝達され、
ミラー上に付着した水滴がよりきれいに除去される。し
かしながら、接着層が硬くなればなるほど接着層の耐久
性が悪くなり、例え1f気温の変化等の影響を受けてミ
ラーから振動子力く剥離し易くなる。
硬いほど、振動子の振動がミラーに効率良く伝達され、
ミラー上に付着した水滴がよりきれいに除去される。し
かしながら、接着層が硬くなればなるほど接着層の耐久
性が悪くなり、例え1f気温の変化等の影響を受けてミ
ラーから振動子力く剥離し易くなる。
本発明は、このような従来装置の問題点を解消するため
になされたもので、振動子の剥離を抑えることを技術的
課題とする。
になされたもので、振動子の剥離を抑えることを技術的
課題とする。
(課題を解決するための手段)
前述した技術的課題を達成するために講じた技術的手段
は、少なくとも硬度が高い層と低い層の二層を有する接
着層によって板状部材と振動子を接着したことである。
は、少なくとも硬度が高い層と低い層の二層を有する接
着層によって板状部材と振動子を接着したことである。
(作用)
前述した技術的手段によれば、振動子と板状部材の間に
硬い層と柔らかい層が形成される。この結果、例えば温
度変化などによって板状部材と振動子の間に応力が発生
しても、発生した応力は柔らかい層によって吸収される
。このため、板状部材と振動子の間に大きな応力が発生
しにくくなり、振動子の剥離が防止される。
硬い層と柔らかい層が形成される。この結果、例えば温
度変化などによって板状部材と振動子の間に応力が発生
しても、発生した応力は柔らかい層によって吸収される
。このため、板状部材と振動子の間に大きな応力が発生
しにくくなり、振動子の剥離が防止される。
(実施例)
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい一実施例
装置について説明する。
装置について説明する。
第1図は本発明が適用された自動車用バックミラーの平
面図である。ミラーlの中心部に圧電振動子2が接着さ
れている。
面図である。ミラーlの中心部に圧電振動子2が接着さ
れている。
第2図は第1図のA−A断面図である。ガラス板1aの
裏側にはクロム層1bが蒸着されている。
裏側にはクロム層1bが蒸着されている。
このクロム層1bには圧電振動子2が接着層3によって
接着されている。接着層3は硬い接着層3aと軟らかい
接着層3bを備えている。
接着されている。接着層3は硬い接着層3aと軟らかい
接着層3bを備えている。
圧電振動子2は、圧電素子2aと、圧電素子2aの両端
面に積み重ねられた電極2bと2Cを備える。電極2b
と2cには発振器4が接続される。
面に積み重ねられた電極2bと2Cを備える。電極2b
と2cには発振器4が接続される。
発振器4から圧電振動子2に交流電力が供給されると、
圧電振動子2が半径方向に伸縮して、ミラーlを振動さ
せる。
圧電振動子2が半径方向に伸縮して、ミラーlを振動さ
せる。
第3図に接着層3の拡大図を示す。硬い接着層3aと軟
らかい接着層3bの境界面は平らではなく微小な凹凸が
多数存在する。圧電振動子2の半径方向の伸縮は、硬い
接着層3aに突部33が存在することによって効率良く
ミラーlに伝達される。このため、くラーlに付着した
水滴をすばやく除去することができる。また、温度変化
や接着剤の硬化収縮に伴う応力は軟らかい接着層3bに
よって吸収される。このため、ミラーlから圧電振動子
2が剥離しにくくなる。
らかい接着層3bの境界面は平らではなく微小な凹凸が
多数存在する。圧電振動子2の半径方向の伸縮は、硬い
接着層3aに突部33が存在することによって効率良く
ミラーlに伝達される。このため、くラーlに付着した
水滴をすばやく除去することができる。また、温度変化
や接着剤の硬化収縮に伴う応力は軟らかい接着層3bに
よって吸収される。このため、ミラーlから圧電振動子
2が剥離しにくくなる。
(実験例)
接着層3のショア硬さや層の厚さを様々に変化させ、水
滴除去率を測定した。実験の条件は以下のとおりである
。
滴除去率を測定した。実験の条件は以下のとおりである
。
(1)試験方法
■着色した蒸留水をミラーlの表面に霧吹きを用いて充
分に噴霧し、ミラーlの表面にむらなく水滴を付着させ
る。
分に噴霧し、ミラーlの表面にむらなく水滴を付着させ
る。
■テレビカメラとコンピュータを利用した画像解析によ
って、水滴が付着している部分の面積を算出する。この
時、水滴が付着している部分の面積をSlとする。
って、水滴が付着している部分の面積を算出する。この
時、水滴が付着している部分の面積をSlとする。
■圧電振動子2に入力電圧12ボルト、周波数50七の
交流電力を供給し、5秒間振動させる。
交流電力を供給し、5秒間振動させる。
■再び■と同じ方法によって水滴が付着している部分の
面積を算出する。この時、水滴が付着している部分の面
積を32とする。
面積を算出する。この時、水滴が付着している部分の面
積を32とする。
■以下の計算式によって水滴除去率を計算する。
2
水滴除去率= X100%
1
■圧電振動子2への交流電力の供給を30秒間停止させ
る。
る。
■上述した■〜■を一周期として繰り返し、水滴除去率
が第一回目の2/3になるまでの回数を測定する。水滴
除去率が第一回目の2/3になるまでの回数を耐久回数
とする。
が第一回目の2/3になるまでの回数を測定する。水滴
除去率が第一回目の2/3になるまでの回数を耐久回数
とする。
第4図から理解できるように、本発明を適用した実施例
装置では、耐久回数だけでな(水滴除去率も改善された
。
装置では、耐久回数だけでな(水滴除去率も改善された
。
なお、接着剤の硬度はASTM D2240によって
測定した。
測定した。
なお、硬い接着層3aにアルξすやシリカ等の材料を混
合することによって硬い接着層3aの熱膨張係数を小さ
くすることも可能である。そうすれば、ミラーlとの熱
膨張係数の差を小さくすることができ、圧電振動子2が
ミラーlからさらに剥離しにくくなる。
合することによって硬い接着層3aの熱膨張係数を小さ
くすることも可能である。そうすれば、ミラーlとの熱
膨張係数の差を小さくすることができ、圧電振動子2が
ミラーlからさらに剥離しにくくなる。
(発明の効果)
本発明によれば、振動子と板状部材の間に硬い層と柔ら
かい層が形成される。この結果、例えば温度変化などに
よって板状部材と振動子の間に応力が発生しても、発生
した応力は柔らかい層によって吸収される。このため、
板状部材と振動子の間に大きな応力が発生しにくくなり
、振動子の剥離が防止される。
かい層が形成される。この結果、例えば温度変化などに
よって板状部材と振動子の間に応力が発生しても、発生
した応力は柔らかい層によって吸収される。このため、
板状部材と振動子の間に大きな応力が発生しにくくなり
、振動子の剥離が防止される。
第1図は本発明の好ましい一実施例装置を描いた平面図
である。 第2図は第1図のA−A断面図である。 第3図は接着層を拡大して描いた断面図である。 第4図は本実施例装置を使用して測定したデータをまと
めた表である。 第5図は従来の水滴除去装置を描いた断面図である。 l・・・旦う−(板状部材)、 2・・・圧電振動子(振動子)、 3・・・接着層、3a・・・硬い接着層(硬度が高い層
)、3b・・・軟らかい接着層(硬度が低い層)。 第1− 2m 113!1
である。 第2図は第1図のA−A断面図である。 第3図は接着層を拡大して描いた断面図である。 第4図は本実施例装置を使用して測定したデータをまと
めた表である。 第5図は従来の水滴除去装置を描いた断面図である。 l・・・旦う−(板状部材)、 2・・・圧電振動子(振動子)、 3・・・接着層、3a・・・硬い接着層(硬度が高い層
)、3b・・・軟らかい接着層(硬度が低い層)。 第1− 2m 113!1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 板状部材と、該板状部材を振動させるための振動子と
、該振動子を前記板状部材に接着するための接着層とを
備え、前記振動子により板状部材を振動させて板状部材
に付着した水滴を除去する水滴除去装置において、 前記接着層が、少なくとも硬度が高い層と低い層の二層
を有することを特徴とした水滴除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1343199A JPH03200455A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 水滴除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1343199A JPH03200455A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 水滴除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03200455A true JPH03200455A (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=18359684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1343199A Pending JPH03200455A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 水滴除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03200455A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100782003B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2007-12-06 | 삼성전기주식회사 | 접합층을 가지는 광변조기 소자 |
US20110120494A1 (en) * | 2009-11-26 | 2011-05-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Dust removing device and dust removing method |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1343199A patent/JPH03200455A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100782003B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2007-12-06 | 삼성전기주식회사 | 접합층을 가지는 광변조기 소자 |
US20110120494A1 (en) * | 2009-11-26 | 2011-05-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Dust removing device and dust removing method |
US8966704B2 (en) * | 2009-11-26 | 2015-03-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Dust removing device and dust removing method |
US8980010B2 (en) | 2009-11-26 | 2015-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Dust removing device and dust removing method |
US9571709B2 (en) | 2009-11-26 | 2017-02-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Dust removing device and dust removing method |
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