JPS6034285B2 - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPS6034285B2
JPS6034285B2 JP50136907A JP13690775A JPS6034285B2 JP S6034285 B2 JPS6034285 B2 JP S6034285B2 JP 50136907 A JP50136907 A JP 50136907A JP 13690775 A JP13690775 A JP 13690775A JP S6034285 B2 JPS6034285 B2 JP S6034285B2
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JP
Japan
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transistor
resistor
amplifier circuit
transistors
base
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JP50136907A
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JPS5261460A (en
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守 関谷
信行 坂部
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Shin Shirasuna Electric Corp
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Shin Shirasuna Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は差動増幅回路を含む2電源回路構成の増幅回路
に関し、特に電源投入時に発生するノイズが出力として
現われるのを防止しうるようになされた増幅回路に関す
るものである。
この種の増幅回路において、電源投入時に、それに併な
って発生するいわゆるショクノィズが発生するが、その
ノイズが出力として現われるのを防止するために、従来
は、例えば出力側にリレー等の手段を設け、そのノイズ
の存続期間のあいだ、その手段により出力側を開放せし
めるような方策が講じられていた。
しかしながら、そのような手段は高価であり、しかもそ
の手段を動作させるために附加的な回路が必要とされ、
さらにその分だけ高価となり、かつ構成が複雑となる欠
点があった。本発明はこのような欠点を効果的に一掃せ
しめた増幅回路を提供することを目的とするものである
以下図面を参照して本発明の実施例について説明しよう
図面において、T,およびLはそれぞれ入力端子および
出力端子であり、(十)および(一)はそれぞれ電源の
(十)端子および(一)端子である。1は第1のトラン
ジスタQ.、第2のトランジスタQ2および第3のトラ
ンジスタQ3で構成された差動増幅回路であり、第1の
トランジスタQ,と第2のトランジスタQ2とはそれら
のェミッタを互いに接続され、そのェミッタの接続点に
第3のトランジスタQのコレクタが接続されている。
第1のトランジスタQ,のコレクタには第4のトランジ
スタQ4のベースが接続され、第3のトランジスタQ3
のェミッタには第5のトランジスタQ5のベースが接続
されている。これらの第4および第5のトランジスタQ
4およびQ5は、例えば第6および第7のトランジスタ
QおよびQ7で構成された電力増幅回路のためのドライ
バーとして作用するようになされたものである。第4の
トランジスタQのェミッタは電源の(十)端子に接続さ
れ、第5のトランジスタQ5のェミッタは電源の(一)
端子に接続され、さらにそれらの第4および第5のトラ
ンジスタのコレクタは抵抗R5およびR6を通じて互い
に接続され、かつ第4のトランジスタQのコレクタは第
6のトランジスタQのベースに、第5のトランジスタQ
5のコレクタは第7のトランジスタQ7のベースにそれ
ぞれ接続されている。第6および第7のトランジスタQ
およびQ7はそれらのエミツタを互いに接続されかつコ
レクタをそれぞれ電源の(十)端子および(一)端子に
接続されている。入力端子T,は第1のトランジスタQ
,のベースに接続されている。また、第2のトランジス
タQ2のベースは抵抗R8とコンデンサC2の直列回路
を介して接地されているとともに、抵抗R7を介して第
6および第7のトランジスタQ6およびQ7のェミッタ
の俵箱も点に接続され、その接続点から出力端子Lが導
出されている。第2のトランジスタQ2のコレクタは順
方向に配置されたダイオードD,を介して、第1のトラ
ンジスタQ,のコレクタは抵抗R,とそのダイオードD
,を介してそれぞれ電源の(十)端子に接続されている
さらに、第3のトランジスタQのェミッタは抵抗R2と
順方向に配置されたダイオードD2との直列回路を介し
て電源の(一)端子に接続されている。第3のトランジ
スタQ3のベースは抵抗R3を介して接地されていると
ともに、順方向に配置されたダイオードD3とコンデン
サC,および抵抗K4の並列回路とを介して電源の(一
)端子に穣続されている。次に、上述した本発明の実施
例による増幅回路の動作について説明しよう。
入力端子T,に到来した信号は、差動増幅回路1で増幅
され、その増幅された信号が第1のトランジスタQ,の
コレクタから第4のトランジスタQ4のベースに送られ
る。この場合、第5のトランジスタQ5は第4のトラン
ジスタQに対して負荷抵抗として作用している。第4の
トランジスタQ4の出力は第6および第7のトランジス
タQおよびQ7のベースに与えられ、それによってそれ
らの第6および第7のトランジスタはプッシュプル動作
をなさしめられ、かくして第4のトランジスタQからの
信号が電力増幅されて出力端子Lから取り出される。こ
の動作において、電源からの電流がダイオードD,を通
じて第1および第2のトランジスタQ,およびQ2のコ
レクタ・ヱミッタ間に実質的に等しい割合で流れる。こ
の場合、第1のトランジスタQ,および第2のトランジ
スタQ2にそれぞれ流れる電流の和の大きさは第3のト
ランジスタQによって定められる。上述した回路構成に
おいては、通常、第4のトランジスタQ4と第5のトラ
ンジスタQとは極性を異にするのみで、動作特性の等し
いものが用いられ、第5のトランジスタQ5は抵抗R5
およびR6に一定の電流を流すための定電流源として作
用するようになされている。ところで、第4のトランジ
スタQ4のベースに対する直流バイアス電圧はダイオー
ドD,と抵抗R,とによって与えられている。いま、第
1のトランジスタQ,に流れる電流をi,とし、第2の
トランジスタQ2に流れる電流をi2とすると、、ダィ
オードD,の両端には(i,十i2)×(ダイオードD
.の内部抵抗)に等しい電圧v,が生じ、抵抗R.の両
端にはR,×i,に等しい電圧v2が生じているので、
第4のトランジスタQ4のベースバイアス電圧はv,十
v2となる。次に第5のトランジスタQ5について考え
ると、抵抗R2とダイオードD2との直列回路には電流
i,十i2が流れる。ダイオードD,とダイオードD2
とを同一のものとすると、それらの端子電圧は等しくな
り、この場合、抵抗R2の端子電圧は(i,十i2)×
R2であるから、抵抗R2の値を抵抗R,の値の1′2
に選ぶことにより、抵抗R2の端子電圧を抵抗R,のそ
れに常に等しくすることができる。かくして、第4のト
ランジスタQ4のベース電圧と第5のトランジスタQ5
のベース電圧とは常時等しい大きさに維持されアンバラ
ンスの発生か効果的に防止されうる。もし第4のトラン
ジスタQのベース電圧と第5のトランジスタQ5のベー
ス電圧が電源投入時に等しくなく、例えば第4のトラン
ジスタQ4の方が先に導通せしめられたとすると、電源
投入直後にそのトランジスタQが急峻な立上りの電圧を
生じ、それによってショックノイズあるいはポップノイ
ズが生ぜしめられることになる。ここで電源投入時につ
いてみると、電流がアースから抵抗R3を通り、ダイオ
ードD3−コンデンサC,およびダイオードD3一抵抗
R4に流れる。
第3のトランジスタQ3のベース・ェミツタ間電圧は、
電源投入前には奏であり、投入すると、その時点からあ
る時間の後に現われて、その点をカットオフ点として、
そのトランジスタのlc−VBE曲線に沿って増大する
。その場合、電源投入により/ィズが発生するが、その
ノイズの存続期間は、上記カットオフ点に達するまでの
時間よりも相当に大であるから、そのノイズの存続期間
に対応する時間またはそれより若干長い時間のあいだ、
第3のトランジスタQをオフにすれば、電源投入時にそ
れに併なって発生するショックノイズが増幅回路の出力
として現われるのを防止することができる。これがため
に、本発明のこの実施例においては、前述のようにコン
デンサC,、抵抗R4、抵抗R3およびダイオードD3
で構成された遅延回路が第3のトランジスタQ3のベー
スに接続して設けられ、かつその遅延回路の遅延時間が
、上述のようにノイズの存続期間に等しいかあるいはそ
れより若干大きくなるように、その遅延回路を構成する
前記各素子の定数を選定しておくものである。以上の説
明から理解されるように、本発明によれば、冒頭におい
て述べた従来技術のようなリレー等の高価な手段、およ
びそれに付随する付加回路を用いることなく、時定数回
路で構成されうる簡単かつ廉価な遅延回路を設けること
によって、電源投入時のショックノイズが出力として現
われるのを確実に防止することができるという優れた利
益を奏することができる。
なお、上述した実施例においては、第1〜第3のトラン
ジスタQ,〜Q3および第5、第6のトランジスタQ5
,Q6にNPNトランジスタを用い、かつ第4および第
7のトランジスタQ4,Q?にPNPトランジスタを用
いているため、第1の抵抗R,が第1のトランジスタQ
,のコレクタと電源の(十)端子との間に接続され、か
つ第2の抵抗R2が第3のトランジスタQのェミッタと
電源の(一)端子との間に接続されているが、本発明に
よる増幅回路は、第1〜第7のトランジスタQ,〜Q7
として上記とはそれぞれ逆の導電形式を有するトランジ
スタを用いて構成しても同様の作用効果を奏することが
できる。
その場合は電源端子の正負の極性を反対にし、かつダイ
オードD,〜○3を逆方向に接続すればよいことは容易
に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例による増幅回路を示す回路図で
ある。 T,…・・・入力端子、T2・・・・・・出力端子、1
・・・・・・差動増幅回路、Q.・・・・・・第1のト
ランジスタ、Q2……第2のトランジスタ、Q……第3
のトランジスタ、Q……第4のトランジスタ、Q……第
5のトランジスタ、R.・・…・第1の抵抗、R2…・
・・第2の抵抗、C,,R4,R3,D3・…・・遅延
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 正および負の電源端子を備えた2電源回路構成を有
    する増幅回路であつて、第1、第2および第3のトラン
    ジスタよりなり該第1および第2のトランジスタのエミ
    ツタが互いに接続されかつ前記第3のトランジスタのコ
    レクタが前記第1および第2のトランジスタのエミツタ
    間の接続点に接続された差動増幅回路と、前記第1のト
    ランジスタのコレクタにベースを接続されかつ前記正お
    よび負の電源端子の一方にエミツタを接続された第4の
    トランジスタと、前記第3のトランジスタのエミツタに
    ベースを接続されかつ前記正および負の電源端子の他方
    にエミツタを接続された第5のトランジスタと、電圧降
    下発生手段であつてそれを介して前記第4および第5の
    トランジスタのコレクタが互いに接続された該電圧降下
    発生手段と、少なくとも2つのトランジスタよりなり該
    2つのトランジスタの一方が前記第4のトランジスタの
    コレクタにベースを接続されかつ他方が前記第5のトラ
    ンジスタのコレクタにベースを接続されたシングルエン
    デツド・プツシユプル増幅回路とよりなる増幅回路にお
    いて、 前記第1のトランジスタのコレクタと前記電源
    端子の一方との間に接続された第1の抵抗と、前記第3
    のトランジスタのエミツタと前記電源端子の他方との間
    に接続された第2の抵抗とを備え、前記第1の抵抗の両
    端間の電圧と前記第2の抵抗の両端間の電圧とが互いに
    等しくなるように該第1および第2の抵抗の値を選定す
    るとともに、 電源投入時に発生して前記差動増幅回路
    の入力に入るノイズの存続期間にほぼ等しいかあるいは
    それより若干大きい遅延時間を有する遅延回路を前記第
    3のトランジスタのベースに接続し、前記電源投入時よ
    り前記遅延時間に相当する期間のあいだ前記第3のトラ
    ンジスタを非導通状態に保持するようにしたことを特徴
    とする増幅回路。
JP50136907A 1975-11-14 1975-11-14 増幅回路 Expired JPS6034285B2 (ja)

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DE2651482A DE2651482C3 (de) 1975-11-14 1976-11-11 Verstärkerschaltung
US05/740,979 US4072907A (en) 1975-11-14 1976-11-11 Amplifier circuit
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JPS56126303A (en) * 1980-03-10 1981-10-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Dynamic analog amplifier
JPS63114405A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Toshiba Corp 増幅回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4525367Y1 (ja) * 1968-12-12 1970-10-05
JPS4841653A (ja) * 1971-09-27 1973-06-18
JPS4856043A (ja) * 1971-11-13 1973-08-07
JPS5026453A (ja) * 1973-07-09 1975-03-19

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