JPS6033886A - 電子部品の溶接方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電子部品の溶接方法に関する。

〔発明の背景〕

一般に電子部品は、ハウジングとこれに取り付けられる
端子および基板と、この基板と端子との接続を図子引き
出し板とで構成される。

この端子および引き出し板は導電性の面から鋼合金にス
ズメッキ全はどこしたものが広く採用されている。しか
しこの材質は溶接性が悪いため先のとがった特殊な電極
を使用して溶接を行なっている。このことから電極が摩
耗すると溶接条件が変わり、溶接強度が不安定になる欠
点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は端子と引き出し板との溶接強度を安定さ
せる電子部品の溶接方法全提供することにある。

〔発明の概要〕

このような目的を達成するために本発明は、端子と引き
出し板との溶接部において、端子または引き出し板に突
起を付けた状態にて溶接を行なうものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図および第２図は本発明による電子部品の溶接方法
を自動車用ディストリビュータ内蔵形ＩＣイグナイタに
適用した例を示す図である。各図において、本体外殻部
を形成するハウジング１には端子２および基板３がベー
ス４を介して取り付けられている。基板３からμ引き出
し板５が引き出され端子とａ部で溶接されている。

この溶接部ａにおいて端子２または引き出し板５に第３
図および第４図にそれぞれ示すように突起すあるいはＶ
が形成されている。

溶接は第５図あるいは第６図に示すように溶接電極６，
７で前記突起ｂ（ｂ／）によって接触された端子２およ
び引き出し板５を挾持して行なう。

これにより溶接部の接触状態は常に一定となり、したが
って安定した溶接強度を得る゛ことができる。

また、前記溶接電極６．７は広い面積で端子２および引
き出し板５に接触させることができるので摩耗がほとん
どなくなり、溶接電極の長寿命化が図れるようになる。

上述した実施例では自動車用ディストリビュータ内蔵形
ＩＣイグナイタを例に述べたものであるが、第７図に示
すように外付形ＩＣイグナイタにおける引き出し板５と
端子２との溶接にも適用し得る。また、第８図に示すよ
うに、自動車用ディストリビュータ内蔵形クランク角セ
ンサの引キ出し板５と端子２との溶接にも適用できるこ
とはいうまでもない。

なお、第９図に示すように、縦軸に加圧力、横軸に溶接
電流をとった溶接範囲のグラフから明らかなように本実
施例においては図中Ｃの範囲にあって溶接可能領域とな
り、従来の溶接範囲である領域りに比較して大巾に広く
なることが判明する。

したがって、このＣの領域の中心Ｅに溶接条件を設定す
れば外部電圧の変動、材料のバラツキを吸収して安定し
た溶接を行なうことが出来るものである。

〔発明の効果〕

以上述べたことから明らかなように、本発明による電子
部品の溶接方法によれば、端子と引き出し板との溶接強
度を安定させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電子部品の溶接方法の一実施例で
ある自動車用ディストリビュータ内蔵形ＩＣイグナイタ
の外観図、第２図はその縦断側面図、第３図および第４
図は゛電子部品の溶接側゛所を示す拡大図、第５図およ
び第６図は本発明による゛電子部品の溶接方法の一実施
例を示す拡大図、第７図および第８図はそれぞれ本発明
による電子部品の溶接方法の他の実施例を示す斜視図、
第９図は本発明の効果を示すグラフである。 １・・・ハウジング、２・・・端子、３・・・基板、４
・・・ペース、５・・・引き出し板、６．７・・・溶接
電極、ａ・・・溶接部、ｂ、ｂ’川用起、Ｃ・・・本発
明の溶接範囲、Ｄ著ｊ渭　Ｒ４１Ｊ Ｌ則　第ｌＩＩ 電Ｊ克　− 手続補正書（自発） 特許庁長官若杉和夫殿 事件の表示 昭和５８年特許願第　１４１０７３　号発明の名称 電子部品の溶接方法 補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　＋１：　ｆ５１０）株式会社　日　立製（乍所代　
理　人 居　所（〒１００）東京都千代田区丸の内−丁目５番１
号補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 補正の内容

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　引き出し板と、端子との溶接方法において、前記
   引き出し板と端子との当接面のいずれか一方に突起を設
   けた状態にて、前記端子と引き出し板を挾持する溶接電
   極で溶接することを特徴とする電子部品の溶接方法。