JPH0684683A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents

電気二重層コンデンサ

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Publication number
JPH0684683A
JPH0684683A JP4230892A JP23089292A JPH0684683A JP H0684683 A JPH0684683 A JP H0684683A JP 4230892 A JP4230892 A JP 4230892A JP 23089292 A JP23089292 A JP 23089292A JP H0684683 A JPH0684683 A JP H0684683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
metal member
electric double
double layer
welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4230892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokuni Tateshita
博州 館下
Masakazu Hirano
雅一 平野
Tetsujiro Ota
哲二郎 太田
Katsuaki Okazaki
勝秋 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4230892A priority Critical patent/JPH0684683A/ja
Publication of JPH0684683A publication Critical patent/JPH0684683A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

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  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線を電極を兼ねる金属部材に接続する
場合、コスト的にも安価にして、十分な溶接強度の確保
が行え、しかもコンデンサ本体に対して大きなストレス
がかかることもない電気二重層コンデンサを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 コンデンサ本体11の一部に設けられ、かつ
電極を兼ねた金属部材12と、この金属部材12に接続
され、かつ半田メッキ14が施された丸棒状のリード線
13aとを有し、前記リード線13aの金属部材12と
の接続部に突出部15を設け、前記リード線13aを突
出部15の部分で金属部材12に抵抗溶接して接続する
ように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極を兼ねた金属部材
に接続されるリード線でテーピングを行うコイン形の電
気二重層コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気二重層コンデンサ
は、図3に示すような構成となっていた。すなわち、電
気二重層コンデンサ本体1の電極を兼ねた金属部材2に
42アロイ、SUS300などのステンレスからなるリ
ード線3を接続する場合、リード線3を偏平加工して偏
平部3aを形成し、この偏平部3aを電極を兼ねた金属
部材2にレーザー溶接により接続するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のリード線3の接続を行うレーザー溶接は、レー
ザーのランプを数十万ショットで交換する必要があるた
め、ランニングコストが高くつくとともに、レーザー溶
接機本体の価格が高いという問題点を有していた。ま
た、このレーザー溶接においては、電極を兼ねた金属部
材2とリード線3の偏平部3aの間に隙間があったり、
偏平部3aの厚みが変わると、溶接強度がばらつくとい
う問題点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、リード線を電極を兼ねる金属部材に接続する場合、
コスト的にも安価にして、十分な溶接強度の確保が行
え、しかもコンデンサ本体に対して大きなストレスがか
かることもない電気二重層コンデンサを提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電気二重層コンデンサは、電気二重層コンデ
ンサ本体と、このコンデンサ本体の一部に設けられ、か
つ電極を兼ねた金属部材と、この金属部材に接続され、
かつ半田メッキが施された丸棒状のリード線とを有し、
前記リード線の金属部材との接続部に突出部を設け、前
記リード線を突出部の部分で金属部材に抵抗溶接して接
続するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、電極を兼ねた電気二重層コ
ンデンサ本体の金属部材に、半田メッキが施された丸棒
状のリード線を接続する場合、リード線の金属部材との
接続部に突出部を設け、前記リード線を突出部の部分で
金属部材に抵抗溶接して接続するようにしたもので、リ
ード線に突出部を設けることにより、この突出部と金属
部材との溶接部に溶接時の電流を集中させることができ
るため、リード線に8μm程度の半田メッキが存在して
いても、十分な溶接強度を確保することができ、また従
来のようにリード線に精度を要する偏平加工をする必要
もなく、丸棒状のリード線に突出部を設けるだけの簡単
な構成で、かつ安価な抵抗溶接により、リード線と金属
部材との接続が行えるため、従来のレーザー溶接法に比
較してコスト的にも安価に得ることができる。
【0007】しかも、丸棒状のリード線をそのまま金属
部材に直接溶接した場合は、その溶接部に半田メッキに
よる半田層が存在するため、その半田層が金属部材とリ
ード線との間に合金層を形成させる形となって溶接強度
がばらつくという問題があり、そして溶接強度を上げる
ために、溶接時の電極の加圧力を上げると、コンデンサ
本体にかかるストレスが大きくなって、コンデンサの信
頼性を下げる原因となるが、上記構成においては、リー
ド線に突出部を設け、この突出部と金属部材との溶接部
に溶接時の電流を集中させて十分な溶接強度を確保する
ことができるようにしているため、上記のように溶接強
度を上げるために、溶接時の電極の加圧力を上げる必要
もなくなり、その結果、コンデンサ本体に対して大きな
ストレスがかかることもなくなるため、電気二重層コン
デンサの信頼性低下も防止できるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。図1は本発明の一実施例におけるコイン形
の電気二重層コンデンサを示したもので、11は電気二
重層コンデンサ本体で、このコンデンサ本体11の一部
には電極を兼ねた金属ケースよりなる金属部材12を設
けている。13a,13bはSUS303などのステン
レス、42アロイなどの鉄・ニッケル合金あるいはニッ
ケルにより構成された一対のリード線で、この一対のリ
ード線13a,13bは丸棒状に構成され、かつその表
面には半田付けができるように半田メッキ14が施され
ている。そしてこの一対のリード線13a,13bのう
ち、一方のリード線13aは前記金属部材12に接続さ
れ、かつ他方のリード線13bは前記コンデンサ本体1
1に接続されている。前記一方のリード線13aと金属
部材12との接続は、一方のリード線13aの金属部材
12との接続部に複数個の突出部15を設け、そして一
方のリード線13aを突出部15の部分で金属部材12
に抵抗溶接することにより接続している。
【0009】上記した本発明の一実施例における一方の
リード線13aの金属部材12への接続方法によれば、
一方のリード線13aに突出部15を設けているため、
この突出部15の部分で金属部材12に抵抗溶接する
と、この突出部15と金属部材12との溶接部に溶接時
の電流が集中するため、一方のリード線13aに8μm
程度の半田メッキ14が存在していても、十分な溶接強
度を確保することできる。
【0010】またその構成は、丸棒状のリード線13a
に突出部15を設けるだけの簡単な構成であり、かつ価
格的に高価なレーザー溶接機に比較して安価な抵抗溶接
機を用いてその抵抗溶接により、一方のリード線13a
と金属部材12との接続を行うようにしているため、コ
スト的にも安価に得ることができ、かつ構成的にも突出
部15を設けるだけの簡単な構成で所期の目的を達成す
ることができるため、従来のようにリード線に精度を要
する偏平加工をする必要もなくなる。
【0011】そしてまた、本発明の一実施例において
は、上記したように、一方のリード線13aに突出部1
5を設け、この突出部15と金属部材12との溶接部に
溶接時の電流を集中させて十分な溶接強度を確保するこ
とができるようにしているため、溶接強度を上げるため
に、溶接時の電極の加圧力を上げる必要もなくなり、そ
の結果、コンデンサ本体11に対して大きなストレスが
かかることもなくなるため、電気二重層コンデンサの信
頼性低下も防止できる。
【0012】図2は本発明の他の実施例を示したもの
で、図1に示した本発明の一実施例と異なる点は、一方
のリード線13aの金属部材12に接続される部分には
半田メッキ14を施さないようにしたものである。この
図2に示す他の実施例においては、一方のリード線13
aの金属部材12に接続される部分に半田メッキ14を
施していないため、さらに溶接強度の安定化を図ること
ができる。
【0013】(表1)は、リード線に突出部が有る場合
と無い場合、リード線の金属部材への溶接部に半田メッ
キが有る場合と無い場合、従来例のそれぞれについて、
溶接強度の比較を行ったものである。
【0014】
【表1】
【0015】この(表1)から明らかなように、リード
線に半田メッキが施されていても、突出部が無い場合
は、溶接強度は小さいが、突出部が有る場合は、従来例
と同等以上の溶接強度を確保することができる。またリ
ード線の金属部材への溶接部に半田メッキが無い場合
は、溶接強度をさらに上げることができるものである。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電極を兼
ねた電気二重層コンデンサ本体の金属部材に、半田メッ
キが施された丸棒状のリード線を接続する場合、リード
線の金属部材との接続部に突出部を設け、前記リード線
を突出部の部分で金属部材に抵抗溶接して接続するよう
にしたもので、リード線に突出部を設けることにより、
この突出部と金属部材との溶接部に溶接時の電流を集中
させることができるため、リード線に8μm程度の半田
メッキが存在していても、十分な溶接強度を確保するこ
とができ、また従来のようにリード線に精度を要する偏
平加工をする必要もなく、丸棒状のリード線に突出部を
設けるだけの簡単な構成で、かつ安価な抵抗溶接によ
り、リード線と金属部材との接続が行えるため、従来の
レーザー溶接法に比較してコスト的にも安価に得ること
ができる。しかも、丸棒状のリード線をそのまま金属部
材に直接溶接した場合は、その溶接部に半田メッキによ
る半田層が存在するため、その半田層が金属部材とリー
ド線との間に合金層を形成させる形となって溶接強度が
ばらつくという問題があり、そして溶接強度を上げるた
めに、溶接時の電極の加圧力を上げると、コンデンサ本
体にかかるストレスが大きくなって、コンデンサの信頼
性を下げる原因となるが、上記構成においては、リード
線に突出部を設け、この突出部と金属部材との溶接部に
溶接時の電流を集中させて十分な溶接強度を確保するこ
とができるようにしているため、上記のように溶接強度
を上げるために、溶接時の電極の加圧力を上げる必要も
なくなり、その結果、コンデンサ本体に対して大きなス
トレスがかかることもなくなるため、電気二重層コンデ
ンサの信頼性低下も防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気二重層コンデンサ
の斜視図
【図2】本発明の他の実施例を示す電気二重層コンデン
サの斜視図
【図3】従来例を示す電気二重層コンデンサの斜視図
【符号の説明】 11 コンデンサ本体 12 金属部材 13a リード線 14 半田メッキ 15 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 勝秋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気二重層コンデンサ本体と、このコンデ
    ンサ本体の一部に設けられ、かつ電極を兼ねた金属部材
    と、この金属部材に接続され、かつ半田メッキが施され
    た丸棒状のリード線とを有し、前記リード線の金属部材
    との接続部に突出部を設け、前記リード線を突出部の部
    分で金属部材に抵抗溶接して接続することを特徴とする
    電気二重層コンデンサ。
  2. 【請求項2】リード線の金属部材に接続される部分には
    半田メッキを施さないようにした請求項1記載の電気二
    重層コンデンサ。
JP4230892A 1992-08-31 1992-08-31 電気二重層コンデンサ Pending JPH0684683A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210900A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Seiko Instruments Inc 電気化学セル及びその製造方法
JP2016525787A (ja) * 2013-04-25 2016-08-25 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 電気的に導通した機械的結合部の生成のための固定構造および方法

Cited By (3)

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