JPS62156080A - 丸棒と板材の溶接方法 - Google Patents
丸棒と板材の溶接方法Info
- Publication number
- JPS62156080A JPS62156080A JP29312185A JP29312185A JPS62156080A JP S62156080 A JPS62156080 A JP S62156080A JP 29312185 A JP29312185 A JP 29312185A JP 29312185 A JP29312185 A JP 29312185A JP S62156080 A JPS62156080 A JP S62156080A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- round bar
- electrodes
- plate material
- sheet material
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
この発明は、たとえばタングステン線やモリブデン線等
の丸棒と、モリブデン箔等の板材とを抵抗溶接する方法
に関する。
の丸棒と、モリブデン箔等の板材とを抵抗溶接する方法
に関する。
［従来の技術］
一般に、金属蒸気放電灯の内管やハロゲン電球などの封
止部内に用いられるモリブデン線とモリブデン箔との接
合は抵抗溶接によって行なわれている。すなわち従来の
この種方法は例えば第５図に示されるように、端面が平
坦な溶接電極１０゜１１間にモリブデン線Ａとモリブデ
ンｉＢを重ねて位置させ、溶接電極１０．１１間に電流
を流すことにより溶接している。ところがこの方法によ
ると、モリブデン線Ａとモリブデン箔Ｂは互いに線接触
となって溶接部が直線状Ｃとなり、しかも接触部におけ
る接触抵抗が急激に変化するため、溶接により再結晶化
して機械的強度の弱くなっている部分と再結晶化してい
ない部分との境界がきわめて明瞭となり、組織の変化が
急激に生じるものである。したがって従来方法では第６
図（＋）に示すような棒軸方向の引張強度は充分であっ
ても、第６図（ｉ）に示す垂直剥離強度や第６図（Ｉｎ
）に示す捩り強度はきわめて弱く、品質不良発生の原
因となることがあった。
止部内に用いられるモリブデン線とモリブデン箔との接
合は抵抗溶接によって行なわれている。すなわち従来の
この種方法は例えば第５図に示されるように、端面が平
坦な溶接電極１０゜１１間にモリブデン線Ａとモリブデ
ンｉＢを重ねて位置させ、溶接電極１０．１１間に電流
を流すことにより溶接している。ところがこの方法によ
ると、モリブデン線Ａとモリブデン箔Ｂは互いに線接触
となって溶接部が直線状Ｃとなり、しかも接触部におけ
る接触抵抗が急激に変化するため、溶接により再結晶化
して機械的強度の弱くなっている部分と再結晶化してい
ない部分との境界がきわめて明瞭となり、組織の変化が
急激に生じるものである。したがって従来方法では第６
図（＋）に示すような棒軸方向の引張強度は充分であっ
ても、第６図（ｉ）に示す垂直剥離強度や第６図（Ｉｎ
）に示す捩り強度はきわめて弱く、品質不良発生の原
因となることがあった。
このような不具合を防止するため、本出願人は特公昭５
９−３５７１８号公報に記載されているように、板材と
してのモリブデン箔に接１゛す−る°°溶溶接癒の面を
、丸棒としてのタングステン線と直交する方向に伸びる
稜線形状とし、両電極にて板材と丸棒を加圧しつつ溶接
することにより、溶接部における組繊の急激な変化を防
止して溶接強度を増大させた技術が開発されている。
９−３５７１８号公報に記載されているように、板材と
してのモリブデン箔に接１゛す−る°°溶溶接癒の面を
、丸棒としてのタングステン線と直交する方向に伸びる
稜線形状とし、両電極にて板材と丸棒を加圧しつつ溶接
することにより、溶接部における組繊の急激な変化を防
止して溶接強度を増大させた技術が開発されている。
［発明が解決しようとする問題点］
しかしながら、上記公報に示された従来の溶接方法では
、両溶接電極で板材と丸棒を挟圧した場合、板材と丸棒
の接触位置が不安定となって溶接位置にばらつきが生じ
易く、また溶接箇所は１箇所であるため、溶接強度が更
に強く望まれる場合には、不充分となることが判った。
、両溶接電極で板材と丸棒を挟圧した場合、板材と丸棒
の接触位置が不安定となって溶接位置にばらつきが生じ
易く、また溶接箇所は１箇所であるため、溶接強度が更
に強く望まれる場合には、不充分となることが判った。
したがって本発明では、溶接位置のばらつきが少なくな
り、かつ更に溶接強度が増大する丸棒と板材の溶接方法
を提供しようとするものである。
り、かつ更に溶接強度が増大する丸棒と板材の溶接方法
を提供しようとするものである。
［問題点を解決するための手段］
本発明においては、板材が接触させられる溶接電極に丸
棒の軸線方向に沿って略Ｖ字形をなす溝を形成しておき
一対の溶接電極により丸棒と板材を加圧した場合に板材
が略Ｖ字形に屈曲されるようにし、この状態では丸棒と
、板材の接する溶接電極との間に２系統の電流路が生じ
るため、板材と丸棒とは２箇所で溶接されるようにする
ことを特徴とする。
棒の軸線方向に沿って略Ｖ字形をなす溝を形成しておき
一対の溶接電極により丸棒と板材を加圧した場合に板材
が略Ｖ字形に屈曲されるようにし、この状態では丸棒と
、板材の接する溶接電極との間に２系統の電流路が生じ
るため、板材と丸棒とは２箇所で溶接されるようにする
ことを特徴とする。
［作 用］
このような溶接方法によると、板材が■字形に沿って略
Ｖ字形に屈曲されるので丸棒との接触位置が安定し、か
つ２箇所で溶接されるので溶接強度が高くなる。
Ｖ字形に屈曲されるので丸棒との接触位置が安定し、か
つ２箇所で溶接されるので溶接強度が高くなる。
［発明の実施例コ
以下この発明の一実施例を第１図ないし第３図にもとづ
き説明する。図中１，２はタングステンなどからなる溶
接電極であって、これら溶接電極１．２間に電圧が印加
されるようになっている。
き説明する。図中１，２はタングステンなどからなる溶
接電極であって、これら溶接電極１．２間に電圧が印加
されるようになっている。
また、Ａはたとえば高圧水銀灯のスタータコイルに用い
られるモリブデン線であり、本発明の丸棒に該当する。
られるモリブデン線であり、本発明の丸棒に該当する。
Ｂは板材に該当するモリブデン箔である。そして図にお
いて上側に位置する溶接電極１は、モリブデン線Ａに接
する面１ａが平坦な面状に形成されている。また下側に
位置する溶接電極２は、モリブデン１Ｂに接する面に略
Ｖ字形をなす溝３が形成されている。上記Ｖ字形溝３は
モリブデン線Ａの軸方向と同じ方向に伸びて形成されて
いる。
いて上側に位置する溶接電極１は、モリブデン線Ａに接
する面１ａが平坦な面状に形成されている。また下側に
位置する溶接電極２は、モリブデン１Ｂに接する面に略
Ｖ字形をなす溝３が形成されている。上記Ｖ字形溝３は
モリブデン線Ａの軸方向と同じ方向に伸びて形成されて
いる。
しかして、上記溶接電極１．２を用いてモリブデン線Ａ
とモリブデン線Ｂを溶接するには、溶接電極１．２間に
モリブデン線Ａとモリブデン箔Ｂを重ねて位置させ、こ
れら溶接電極１．２間に電圧を印加するとともに、たと
えば上側の溶接電極１を降下させることにより、両溶接
電極１．２間でモリブデン線Ａをモリブデン箔Ｂに加圧
する。
とモリブデン線Ｂを溶接するには、溶接電極１．２間に
モリブデン線Ａとモリブデン箔Ｂを重ねて位置させ、こ
れら溶接電極１．２間に電圧を印加するとともに、たと
えば上側の溶接電極１を降下させることにより、両溶接
電極１．２間でモリブデン線Ａをモリブデン箔Ｂに加圧
する。
すると、モリブデン箔Ｂがモリブデン線Ａに押圧される
ので、モリブデン箔Ｂは溶接電極２のＶ字形溝３に落ち
込み、第２図に示すように、モリブデン線Ａの下面に巻
き付くがごとき屈曲される。
ので、モリブデン箔Ｂは溶接電極２のＶ字形溝３に落ち
込み、第２図に示すように、モリブデン線Ａの下面に巻
き付くがごとき屈曲される。
この状態においては、モリブデン線Ａとモリブデン箔Ｂ
はほぼ面接触するとともに、モリブデン箔Ｂと下側溶接
電極２とはＶ字状溝３の傾斜面とで接触するのでＣ２Ｃ
で示す、７２箇所でそれぞれ線〆接触し、両溶接電極１
．２間に電流を通すと、電流は第２図に示す２系統り、
Ｄを流れることになる。
はほぼ面接触するとともに、モリブデン箔Ｂと下側溶接
電極２とはＶ字状溝３の傾斜面とで接触するのでＣ２Ｃ
で示す、７２箇所でそれぞれ線〆接触し、両溶接電極１
．２間に電流を通すと、電流は第２図に示す２系統り、
Ｄを流れることになる。
したがって、モリブデンＩＩＡとモリブデン箔Ｂとは、
第３図に示すように２箇所Ｃ９Ｃで溶接される。これら
の溶接箇所Ｃ１Ｃでは溶融による再結晶化を生じるが、
２箇所Ｃ５Ｃの溶接となるので接合強度が増大する。
第３図に示すように２箇所Ｃ９Ｃで溶接される。これら
の溶接箇所Ｃ１Ｃでは溶融による再結晶化を生じるが、
２箇所Ｃ５Ｃの溶接となるので接合強度が増大する。
この結果、第６図（Ｈ）および（Ｉｎ）に示す垂直剥離
試験および捩り試験に対しても充分な強度が得られる。
試験および捩り試験に対しても充分な強度が得られる。
また、このように充分な強度が得られるため溶接電流が
小さくて済み、したがって溶接電流を小さくすれば溶接
電極１とモリブデン線Ａとの間に流れる電流密度が小さ
くなるのでこれら溶接電極１とモリブデン線Ａが不所望
に溶接される不具合が防止されることにもなる。
小さくて済み、したがって溶接電流を小さくすれば溶接
電極１とモリブデン線Ａとの間に流れる電流密度が小さ
くなるのでこれら溶接電極１とモリブデン線Ａが不所望
に溶接される不具合が防止されることにもなる。
またモリブデン箔８はモリブデンＩｉＡに押されて略Ｖ
字形もしくは半円形に屈曲されるので、モリブデン線Ａ
とモリブデン箔Ｂの位置決めが高情偏位することなどの
ようなばらつきが少なくなる。
字形もしくは半円形に屈曲されるので、モリブデン線Ａ
とモリブデン箔Ｂの位置決めが高情偏位することなどの
ようなばらつきが少なくなる。
なお、第４図は本発明の他の実施例を示し、溶接電極２
のＶ字形溝３における傾斜面を、曲率半径がｒをなした
曲面に形成したものである。
のＶ字形溝３における傾斜面を、曲率半径がｒをなした
曲面に形成したものである。
このようにしても、前記の実施例と同様の効果が得られ
るものである。
るものである。
なお、丸棒はモリブデン線に限らず、タングステン線そ
の他の金属であっても適用可能であり、板材もモリブデ
ン箔に限らない。
の他の金属であっても適用可能であり、板材もモリブデ
ン箔に限らない。
［発明の効果コ
以上説明した通り本発明によると、板材が略■字Ｊｌ？
溝に沿って屈曲されるので丸棒の接触位置が傾斜面に対
し２箇所で接触することになるから電流系統が２系統に
分かれ、したがって板材と丸棒は２箇所で溶接されるた
め接合強度が向上する。
溝に沿って屈曲されるので丸棒の接触位置が傾斜面に対
し２箇所で接触することになるから電流系統が２系統に
分かれ、したがって板材と丸棒は２箇所で溶接されるた
め接合強度が向上する。
第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示し、第１図
は斜視図、第２図は加圧状態の正面図、第３図は溶接箇
所を示す平面図、第４図は本発明の他の実施例を示す加
圧状態の正面図、第５図は従来例を示す斜視図、第６図
（１）（ｔｌ）（ｉｉｔ）はそれぞれ溶接強度試験の説
明図である。 １．２・・・溶接電極、３・・・す字形溝、Ａ・・・モ
リブデン線（丸棒） Ｂ・・・モリブデン箔（板材） 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第４図 第５図 （ｉ ） （ｉｉ）
（ｉｉｉ）第６図
は斜視図、第２図は加圧状態の正面図、第３図は溶接箇
所を示す平面図、第４図は本発明の他の実施例を示す加
圧状態の正面図、第５図は従来例を示す斜視図、第６図
（１）（ｔｌ）（ｉｉｔ）はそれぞれ溶接強度試験の説
明図である。 １．２・・・溶接電極、３・・・す字形溝、Ａ・・・モ
リブデン線（丸棒） Ｂ・・・モリブデン箔（板材） 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第４図 第５図 （ｉ ） （ｉｉ）
（ｉｉｉ）第６図
Claims (1)
- 一対の溶接電極間に丸棒と板材を互いに重ねて位置させ
、これら溶接電極間に電流を流すことにより上記丸棒と
板材を溶接する方法において、上記板材と接する溶接電
極は上記丸棒の軸方向に沿う略Ｖ字形溝を有し、上記一
対の溶接電極により上記丸棒と板材を加圧して板材を上
記Ｖ字形溝に沿つて略Ｖ字形に屈曲させ、これら丸棒と
板材を２箇所で溶接することを特徴とする丸棒と板材の
溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29312185A JPS62156080A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 丸棒と板材の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29312185A JPS62156080A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 丸棒と板材の溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156080A true JPS62156080A (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=17790697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29312185A Pending JPS62156080A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 丸棒と板材の溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62156080A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5113054A (en) * | 1988-02-27 | 1992-05-12 | Robert Bosch Gmbh | Method for joint welding of small structural component parts |
| JP2007055453A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Nissan Motor Co Ltd | 操舵制御装置 |
| CN103252649A (zh) * | 2013-04-28 | 2013-08-21 | 广州奥迪通用照明有限公司 | 自动折弯线头及自动焊接装置 |
| US9498851B2 (en) * | 2012-09-06 | 2016-11-22 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Methods for forming apparatus for stud bump formation |
| CN109764090A (zh) * | 2017-11-10 | 2019-05-17 | 丰田自动车株式会社 | 链带以及其制造方法 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29312185A patent/JPS62156080A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5113054A (en) * | 1988-02-27 | 1992-05-12 | Robert Bosch Gmbh | Method for joint welding of small structural component parts |
| JP2007055453A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Nissan Motor Co Ltd | 操舵制御装置 |
| US9498851B2 (en) * | 2012-09-06 | 2016-11-22 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Methods for forming apparatus for stud bump formation |
| CN103252649A (zh) * | 2013-04-28 | 2013-08-21 | 广州奥迪通用照明有限公司 | 自动折弯线头及自动焊接装置 |
| CN109764090A (zh) * | 2017-11-10 | 2019-05-17 | 丰田自动车株式会社 | 链带以及其制造方法 |
| JP2019090439A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-13 | トヨタ自動車株式会社 | チェーンベルトおよびその製造方法 |
| US11181168B2 (en) | 2017-11-10 | 2021-11-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Chain belt and method of manufacturing the same |
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