JPS6033494Y2 - 冷温切換式自動販売機の空気循環制御機構 - Google Patents

冷温切換式自動販売機の空気循環制御機構

Info

Publication number
JPS6033494Y2
JPS6033494Y2 JP9623377U JP9623377U JPS6033494Y2 JP S6033494 Y2 JPS6033494 Y2 JP S6033494Y2 JP 9623377 U JP9623377 U JP 9623377U JP 9623377 U JP9623377 U JP 9623377U JP S6033494 Y2 JPS6033494 Y2 JP S6033494Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long duct
closing piece
horizontally long
connecting rod
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9623377U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5423694U (ja
Inventor
康行 真水
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP9623377U priority Critical patent/JPS6033494Y2/ja
Publication of JPS5423694U publication Critical patent/JPS5423694U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6033494Y2 publication Critical patent/JPS6033494Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、商品を冷蔵または温蔵販売する切換式自動販
売機における空気循環制御機構の改良に関するもので、
冷気または暖気の対流の向上をはかり、効果的な冷蔵、
温蔵保存が行なえるようにすることを目的の一つとする
ものである。
近年、コーヒ入り缶飲料が普及し、自動販売機において
は、夏場では冷やし、冬場では温めて販売することが多
くなってきた。
このような自動販売機にあっては、本体内を仕切壁によ
り左右二室に区画して一方の室に冷却サイクルの冷却器
を、また他方の室には加熱器を設け、かつ仕切壁に両室
を貫通するダクトを設けて、夏場に加熱器を停止してダ
クトより隣室の冷気を取り入れて冷却する構成が採用さ
れているが、ただ単にダクトを形成するだけなので冷気
の流れが悪く左右二室に温度差が生じる欠点を有してい
た。
本考案は、上記従来の冷蔵または温蔵切換式自動販売機
にみられる欠点を除去するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
図において、1は自動販売機本体で、外箱2と内箱3お
よび両箱2,3間に充填された断熱材(図示せず)とよ
りなり断熱キャビネット4と、前面に設けられた扉5等
より構成されている。
前記群5には硬貨投入口6.硬貨退去ロア、商品選択ボ
タン訃・・・・・や下方に左右二個の商品取出口9.1
0が形成されている。
前記キャビネット4内は仕切壁11により左右二室12
.13に仕切られ、左室12には冷却サイクルの冷却器
14が設けられ、右室13にはヒータ等の加熱器15が
設けられている。
そしてこの左右二室12.13はそれぞれ前記扉5の各
取出口9,10と対向して形成されている。
また前記各室12.13には缶商品を収容するコラム(
図示せず)とコラムから商品を取出口9,10へ導びく
放出機構(図示せず)等が設けられている。
前記冷却器14は背面および前部上面を除いて覆板16
により覆われ、この覆板16の前面に送風機17が設け
られている。
また加熱器15は上部前面と背面を除いて覆板18によ
り覆われ、この覆板18の前面に送風機19が設けられ
ている。
前記仕切壁11の上部には左右両室12,13を貫通す
る横長なダクト20が形成され、また下部にも左右両室
12.13を貫通する縦長なダクト21が形成されてい
る。
前記各ダクト20.21にはそれぞれ上下移動して左右
両室12.13との貫通口22゜23を閉塞する閉塞片
24.25が設けられている。
26は連結杆で一端が縦長なダクト21の閉塞片25に
ナツト27,28によって取付けられ、他端は横長ダク
ト20の閉塞片24の中空部30を貫通して上端が仕切
壁11の適宜箇所にコイルスプリング29を介して取付
けられている。
そして閉塞片24の中空部30内に閉塞片24の中空部
30上端と下端と当接する係合板31が連結杆26とピ
ン32,33を介して設けられている。
前記横長なダクト20の貫通口22の高さに比べ縦長な
ダクト21の貫通口23の高さは略2倍の大きさに形成
されている。
34は前記縦長なダクト21の貫通口23と冷却サイク
ルの冷却器14周囲を覆っている覆板16とを連結する
通路で、送風機17の風下側に設けられている。
35は前記連結杆26より室13側に延出した手動操作
用の作動レバーで、ストッパー36により動作位置で係
合固定される。
上記構成において、右室13も冷却する場合には貫通口
21.23を開口することにより、送風機17の冷風が
縦長なダクト21により円滑に右室13側に流れこみ、
また右室13の空気は横長なダクト20により左室12
側へ導入され、この循環を繰り返す。
したがって、右室13の略角一温度附近の空気を循環す
るため、右室13上部における温度差が少なくできる。
また閉塞片24゜25は異なる貫通口22.23でも一
対のレバー35により簡単に操作できるため、操作性に
すぐれている。
上記実施例より明らかなように本考案の冷温切換式自動
販売機の空気循環制御機構は、断熱箱体からなる自動販
売機本体内を二室に区画する仕切壁と、一方の室に設け
られる冷却サイクルの冷却器と、他方の室に設けられる
加熱器と、前記冷却器および加熱器により熱交換された
空気を各室に強制循環させる送風機と、前記仕切壁の上
部に設けた両室を貫通する横長なダクトと、仕切壁の下
部に設けた縦長なダクトと、前記横長なダクトの貫通口
を開閉するスライド式の閉塞片と、前記横長なダクトに
設けられた閉塞片の略2倍の高さで前記縦長なダクトの
貫通口を開閉するスライド式の閉塞片と、一端が前記縦
長なダクトの閉塞片に取付られ、他端が前記横長なダク
トの閉塞片を貫通した連結杆と、この連結杆の往復動作
により前記横長なダクトの閉塞片の上端および下端に当
接する係合板と、前記両閉塞片を常時開放方向に付勢す
るべく連結杆に取付られた弾性片と、前記連結杆の操作
用の作動レバーと、この作動レバーの移動を固定するス
トッパーとを備えたもので、上部ダクトが横長になって
いるため、他室側へ流入する上方にある空気を庫内の奥
行方行にわたって移動することになり、これによって庫
内の主要な部分の空気の循環が行なえ、この循環によっ
て庫内の温度差を少なくすることができ、商品の効果的
な冷蔵・温蔵の保存が行なえる。
またスライドして上下のダクトを開閉する各閉塞片は下
部のダクトが縦長にしであるので、上部のダクトが横長
によることから、このダクトの閉塞片がスライド時に傾
きやすくても(がたつきやすい)、下部の縦長なダクト
による他方の閉塞片がスライド時の傾き(がたつき)が
上部の閉塞片よりすくないから、下部の縦長なダクトを
案内にして下部の閉塞片はもちろん、上部の閉塞片も安
定してスライドをすることができると共に確実な開閉を
できる。
また、仕切壁にダクトや閉塞片を設けるので室側への出
つばりがなく、室を有効に利用できる。
さらに、横長なダクトと縦長なダクトの高さ寸法が異な
っても係合板が横長なダクトの閉塞片の上端および下端
に当接するため、その高さ寸法差に関係なく連結杆の往
復動作により前記両ダクトの閉塞片を確実に所定距離だ
け移動させることができ、しかもその操作も作動レバー
で行なえ、操作が容易となる等、種々の利点を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例における空気循環制御機構を
具備した冷温切換式自動販売機の概略斜視図、第2図は
同自動販売機におけるキャビネット内の要部斜視図、第
3図は同空気循環制御機構の概略斜視図、第4図は同空
気循環制御機構の概略正面断面図、第5図は同空気循環
制御機構の概略横断面図である。 1・・・・・・自動販売機本体、11・・・・・・仕切
壁、12.13・・・・・・室、14・・・・・・冷却
器、15・・・・・・加熱器、17,19・・・・・・
送風機、20・・・・・・横長なダクト、21・・・・
・・縦長なダクト、24,25・・・・・・閉塞片、2
6・・・・・・連結杆、29・・・・・・コイルスプリ
ング(弾性片)、31・・・・・・係合板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱箱体からなる自動販売機本体1内を二室に区画する
    仕切壁11と、一方の室12に設けられる冷却サイクル
    の冷却器14と、他方の室13に設けられる加熱器15
    と、前記冷却器14および加熱器15により熱交換され
    た空気を各室に強制循環させる送風機17.19と、前
    記仕切壁11の上部に設けた両室を貫通する横長なダク
    ト20と、仕切壁11の下部に設けた縦長なダクト21
    と、前記横長なダクト20の貫通口22を開閉するスラ
    イド式の閉塞片24と、前記横長なダクト20に設けら
    れた閉塞片24の略2倍の高さで、前記縦長なダクト2
    1の貫通口23を開閉するスライド式の閉塞片25と、
    一端が前記縦長なダクト21の閉塞片25に取付られ、
    他端が前記横長なダクト20の閉塞片24を貫通した連
    結杆26と、この連結杆26の往復動作により前記横長
    なダクト20の閉塞片24の上端および下端に当接し、
    かつ前記閉塞片25を縦長なダクト21の開口位置とす
    るとき、前記閉塞片24を横長なダクト20の開口位置
    とする連結杆26の位置に係止した係合板31と、前記
    両閉塞片を常時開放方向に付勢するべく連結杆26に取
    付られた弾性片29と、前記連結杆26の操作用の作動
    レバー35と、この作動レバー35の移動を固定するス
    トッパー36とを備えた冷温切換式自動販売機の空気循
    環制御機構。
JP9623377U 1977-07-18 1977-07-18 冷温切換式自動販売機の空気循環制御機構 Expired JPS6033494Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9623377U JPS6033494Y2 (ja) 1977-07-18 1977-07-18 冷温切換式自動販売機の空気循環制御機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9623377U JPS6033494Y2 (ja) 1977-07-18 1977-07-18 冷温切換式自動販売機の空気循環制御機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5423694U JPS5423694U (ja) 1979-02-16
JPS6033494Y2 true JPS6033494Y2 (ja) 1985-10-05

Family

ID=29029929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9623377U Expired JPS6033494Y2 (ja) 1977-07-18 1977-07-18 冷温切換式自動販売機の空気循環制御機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6033494Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52140765A (en) * 1976-05-19 1977-11-24 Suzue Agric Mach Front wheel drive power takeeout mechanism in agricultural implement and machinery
JPS56154228U (ja) * 1980-04-17 1981-11-18
JPH055435Y2 (ja) * 1985-09-25 1993-02-12
JP4534826B2 (ja) * 2005-03-24 2010-09-01 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5423694U (ja) 1979-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5692383A (en) Cool air discharge controller for refrigerator and controlling method thereof
JPH10300311A (ja) 冷蔵庫
JPS6033494Y2 (ja) 冷温切換式自動販売機の空気循環制御機構
US11859894B2 (en) Refrigerator
JPS6133499Y2 (ja)
JP2591215Y2 (ja) ショーケース
JP2810487B2 (ja) 貯蔵庫
JPH065582Y2 (ja) 冷蔵・温蔵ショーケース
JPS6032556Y2 (ja) 冷蔵・温蔵切換式キャビネット
JPH0514147Y2 (ja)
US4297853A (en) Retractable handle for air valve heat pump
KR100232133B1 (ko) 냉장고의 냉장실 냉기 차단막장치
JPS5930871Y2 (ja) 自動販売機の熱源切換装置
JPH065584Y2 (ja) 冷蔵・温蔵ショーケース
JPH065585Y2 (ja) 冷蔵・温蔵ショーケース
JP3338108B2 (ja) 冷蔵庫
JPH0120715B2 (ja)
JPH0731335Y2 (ja) 自動販売機
JPS6018793Y2 (ja) 冷蔵庫
JPS6015115Y2 (ja) 冷蔵・温蔵切換式キャビネット
JPH11337246A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH0441420Y2 (ja)
JPH0328289Y2 (ja)
JPS5844457Y2 (ja) 自動販売機
JPH0448474Y2 (ja)