JPS5934871Y2 - 自動販売機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は本体内に商品収納室内設け、この商品収納室内
を冷却または加温するよう構成した自動販売機に関する
もので、確実な冷却、加温の切換え全行なわしめると共
に効率的且つ小型な切換装置金有した自動販売機本体供
するものである。

以下図面に基づき本考案の一実施例金詳述する。

１は自動販売機本体で該本体内には商品収納棚２金設け
た商品収納室３金形威している。

４は前記商品収納室３の下方に形成された冷却器室で、
商品収納室３との仕切壁としての収納室底壁５前後部に
は冷却器室４と商品収納室３とを連通ずる冷気用の吸風
口６と送風ロア金夫々形成せしめている。

即ち収納室３内の空気は収納室底壁５の後部に形成され
た吸風口６から冷却器室４内に入り該吸風口６ど送風口
１との間の冷却器室４内に形成される通風路８４通って
送風ロアから再び収納室３内へ送出されるよう構成して
いる。

そして前記冷却器室４内の通風路８には冷却装置９の冷
却器１０金設けている。

冷却装置９は電動圧縮機９Ａ、凝縮器９Ｂ、減圧器及び
冷却器１０で冷却サイクル金構成する。

１１は前記冷気用の吸風口６及び送風ロアに同時に開閉
可能なダンパで、前記吸風口６紫開閉する後ダンパ部１
２と前記送風ロア金開閉する前ダンパ部１３及び該前ダ
ンパ部１３と後ダンパ部１２との間に形成された送風開
口部１４とから或っている。

１５は前記ダンパ１１を前後に摺動自在なるようダンパ
１１の側端部金支持するガイド部材で、ダンパ１１の両
側端部を支持案内するよう対向せしめて前記収納室底壁
５の所定位置に設け、ダンパ１１金摺動自在に内設する
ダンパ室１６金形威せしめている。

１１は前記ダンパ１１の前端部に設けたダンパ操作板で
、端金前ダンパ部１３前端に回動自在に軸支し、他端に
把手部１８金形成している。

そして軸支部に設けたバネ１９の弾性によって把手部１
８が常時下方へ付勢されるよう構成されている。

曾たダンパ操作板１７の所定位置には前後に２つの係止
孔２０．２１に形成して成り、前記ガイド部材１５の前
部に形成した係止部２２に係脱可能に或して係止部２２
に係止孔２０金係止せしめて成る場合は前記ダンパ１１
は前記吸風口６及び送風口１−開放し、筐た係止部２２
に係止孔２１金係止せしめた場合は前記ダンパ１１は前
記吸風口６及び送風ロア金閉塞するよう構成している。

２３は箱体全形成して成るファンガイドで、前記冷気用
の送風ロア音紋ファンガイド２３で取り囲む如く威して
前記ダンパ１１により開閉される送風ロアがファンガイ
ド２３内に位置するよう前記ダンパ室１６上に跨がって
設けている。

またファンガイド２３の後壁２４は前記送風ロアと吸風
口６の中間のダンパ室１６上に位置して戊り、前記ダン
パ１１の後ダンパ部１２が前記吸風口６金開放して成る
場合には、前記ファンガイド２３の後壁２４下端に対応
するダンパ室１６内に後ダンパ部１２が位置するよう威
し、昔た後ダンパ部１２が前記吸風口６金閉塞して成る
場合には、前記ファンガイド２３の後壁２４下端に対応
するダンパ室１６内に前記送風開口部１４が位置するよ
う構成している。

即ちダンパ１１が冷気用の吸風口６及び送風ロア金閉塞
せしめて成る場合に商品収納室３内後部とファンガイド
２３の後壁２４下端に対応位置した送風開口部１４とフ
ァンガイド２３内との間に通風路が形成されるよう構成
せしめている。

即ちダンパ室１６内を通る暖気通風路２５金形威してい
る。

２６はファンガイド２３の上部に形成された開口部２７
に設けた送風ファンで、該送風ファン２６上部には加温
装置としてのヒータ２８を設けている。

そして暖気通風路２５からの暖気または冷気用の送風ロ
アからの冷気金前記商品収納棚２下部に送風せしめるよ
う構成している。

２９は加温装置としてのヒータ２８金動作する加温運転
と冷却装置９金動作する冷却運転と金切換える切換スイ
ッチで、前記ダンパ１１が吸風口６及び送風ロアを閉塞
せしめて成る場合はヒータ２８への電源がＯＮされて冷
却装置９への電源がＯＦＦｇれ、またダンパ１１が吸風
口６及び送風ロア金開放して戊る場合にはヒータ２８へ
の電源がＯＦＦされ、冷却装置９への電源がＯＮされる
よう構成して成るものである。

従って例えば商品収納室３内金冷却する場合は第３図の
如く、ダンパ操作板１７の係止孔２０乞係止部２２に係
止せしめると、吸風口６及び送風口Ｉが開放されると共
に切換スイッチ２９によって冷却装置９への電源がＯＮ
ｊれる。

従って収納室３内の空気は吸風口６から冷却器室４内へ
入り、冷却器１０金通って冷却された冷気は送風ロアか
らダンパ１１の送風開口部１４を介してファンガイド２
３内へ入り、送風ファン２６によって収納室３内へ送風
され該収納室３内は冷却される。

また商品収納室３内金加温に切換える場合は、第３図に
於て、ダンパ操作板１７の把手部１８紫バネ１９の弾性
に抗して上動せしめて係止部２２から係止孔２０乞離脱
せしめると共に後方へ押圧する。

従ってダンパ１１はダンパ室１６内金後方へ摺動する。

そしてダンパ操作板１７の係止孔２１が係止部２２上に
到達すると該係止部２２に係止孔２１が係止され且つバ
ネ１９の弾性によって確実に係止保持される。

従って冷気用の吸風口６と送風ロアはダンパ１１により
閉塞されると共に切換スイッチ２９によってヒータ２８
への電源がＯＮされ、冷却装置９への電源がＯＦＦされ
る。

従って収納室３内の空気はダンパ室１６内の送風開口部
１４金介してファンガイド２３内へ入り、送風ファン２
６によってヒータ２８金通して暖気と成り、収納室３内
へ送風され該収納室３内は加温される（第４図に示す）
。

本考案は上記した様に商品収納室内に連通せしめた冷気
用の吸風口と送風口余有する冷却器室と、この冷気用の
吸風口と送風口との間の冷却器室内通風路に設けた冷却
器と、前記商品収納室内に開口位置した前記冷気用の吸
風口と送風口金同時に開閉するダンパと、とのダンハラ
摺動自在に内設せしめたダンパ室と、前記ダンパにより
開閉される冷気用の送風口を取り囲む如く前記ダンパ室
上に跨がって設は上部金開口して成るファンガイドと、
このファンガイドの開口部に設けた送風ファント、この
送風ファンの上方に設けたヒータと、前記ダンパの開閉
動作に基づき動作して冷却運転または加温運転に切換え
る切換スイッチと金具備して戊り、前記冷気用の吸風口
と送風口と金閉塞せしめたダンパの加温運転位置にて前
記ダンパ室内音道る暖気通風路金形成したものであるか
ら加温運転と冷却運転の切換えが確実に行なえるもので
、吸風口と送風口が開放されているにも不拘らず加温装
置金動作してし１う等の操作ミス金防止出来るものであ
る。

またダンパ室全通風路として利用することにより通風路
として設ける特別なスペース金必要としないため、より
大きな商品収納棚金商品収納室内に設けることが出来、
収納商品の増大が図れる等の効果分有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例４示す自動販売機の概略側断
面図、第２図は本考案の一実施例４示す要部の一部断乎
面図、第３図は第２図のＡ−Ａ’線断面図、第４図は加
濡運転時金示す第２図のＡ−Ａ′線断面図である。 ３・・・・・・商品収納室、４・・・・・・冷却器室、
６・・・・・・吸風口、７・・・・・・送風口、８・・
・・・・通風路、１０・・・・・・冷却器、１１・・・
・・・ダンパ、１６・・・・・・ダンパ室、２３・・・
・・・ファンガイド、２５・・・・・・暖気通風路、２
６・・・・・・送風ファン、２８・・・・・・ヒータ、
２９・・・・・・切換スイッチ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 本体内にヒータ金設置した商品収納室と冷却器室４内し
   た冷却器室と全収納室底壁にて仕切って形成し、商品収
   納室内の空気金前記底壁に開口した吸風口と送風口金運
   して前記冷却器室内に循環させるようにするとともに、
   該吸風口と送風口金開閉動作するダンパ４設け、該ダン
   パの開閉と前記ヒータ及び冷却器の運転により商品収納
   室内金加温または冷却するようにした自動販売機におい
   て、前記ダンパの前端部に設けられダンパの開閉動作を
   行うダンパ操作板と、ダンパによる吸風口および送風口
   の開放位置と閉塞位置にて前記ダンパ操作板金係止する
   係止部と、該係止部にダンパ操作板が係止される位置に
   て動作され前記ヒータによる加温運転または前記冷却器
   による冷却運転に切換える切換スイッチと金有し、前記
   ダンパ操作板の操作により前記折換スイッチ金動作して
   ダンパが吸風口と送風口金開放した位置にて冷却運転音
   し、また閉塞した位置にて加温運転となるよう構成した
   ことを特徴とする自動販売機。