JPS6234389Y2 - - Google Patents

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JPS6234389Y2
JPS6234389Y2 JP1981176547U JP17654781U JPS6234389Y2 JP S6234389 Y2 JPS6234389 Y2 JP S6234389Y2 JP 1981176547 U JP1981176547 U JP 1981176547U JP 17654781 U JP17654781 U JP 17654781U JP S6234389 Y2 JPS6234389 Y2 JP S6234389Y2
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JP
Japan
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opening
storage chamber
storage
insulating wall
damper
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JP1981176547U
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JPS5881683U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は自動販売機の送風構造に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、商品を冷却あるいは加温して販売するよ
うにした自動販売機では、庫内を断熱壁にて仕切
つて複数の収納室を形成し、一方の収納室に冷却
装置を設け、また他方の収納室に加熱装置を設
け、かつ断熱壁に収納室を連通する開口部と、こ
の開口部を開閉するダンパを設けた構成が知られ
ており、例えば実開昭54−23694号公報に示され
ている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 かかる構成のように、断熱壁にて仕切られた収
納室間を連通する開口部を開放し、両収納室内を
同一に冷却あるいは加温運転した場合、両収納室
間に気圧の変動が生じる事があつた。つまり収納
室内は一般に、販売商品を収納した収納棚、この
収納棚からの商品を販売口へ導出するシユート、
及び収納室内を冷却する冷却装置または加温する
加熱装置等が収納され過密状態であり、その状態
の中をフアンにより空気を強制循環させるもので
あるから、各収納室内のフアンの向き及び設置場
所等によつて連通された隣りの収納室から開口部
を介しての冷気の吸引量、及び隣りの収納室への
送風量に差が生じて各収納室間に気圧差を生じる
ことがある。従つてこのような気圧の変化により
収納室が外気よりも低圧になると、販売口と販売
口扉との間に生じた隙等から外気が侵入し、また
収納室が外気よりも高圧となると冷気あるいは暖
気が外部へ流出して商品の冷却・加温性能を低下
させる原因となつていた。
本考案は上記の点から、両収納室内に気圧差を
生じさせないようにした装置を提供するものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、庫内を断熱壁にて仕切つて複数の収
納室を形成し、一方の収納室に冷却装置をまた他
方の収納室に加熱装置をそれぞれ設け、かつ前記
断熱壁に前記収納室を連通する開口部と、この開
口部を開閉するダンパを設けて成る自動販売機に
おいて、前記開口部を前記断熱壁下部の前後にそ
れぞれ設けるとともに、この後部の開口部に対向
して一方の収納室内に設置され、他方の収納室内
の空気をこの開口部を通して吸引するフアンを設
け、かつ前部の開口部上方に近接して両収納室を
連通する補助開口部を断熱壁に設け、この補助開
口部と前記前後の開口部にそれぞれダンパを設け
た構成である。
(ホ) 作用 両収納室を冷却あるいは加温する場合に、断熱
壁下部の前後に設けた開口部のダンパと、前部の
開口部の上方に近接した補助開口部のダンパを動
作してそれぞれ開放する。この開放により、後部
の開口部に対向して一方の収納室内に設置された
フアンが他方の収納室内の空気をこの後部の開口
部から強制的に吸引する。このときフアン設置側
の収納室内は気圧が高くなり易いが、前部の開口
部の上方に近接設置した補助開口部によつて後部
の開口部よりも前部側の通風量を補助開口部の分
だけ大きくし、両収納室間の空気循環を良好にし
て両収納室内の冷却あるいは加温性能を向上させ
る。
(ヘ) 実施例 各図は本考案の実施例を示すものである。
1は自動販売機本体で、前面には開閉可能な扉
2を枢支している。そして本体1の庫内3は断熱
壁4にて左右に仕切つて収納室5,6を形成し、
その一方の収納室5下部には冷却装置7を設け、
他方の収納室6下部には加熱装置8を設けてい
る。また冷却装置7の後方には前方に向けたフア
ン9を設け、加熱装置8の下部には前記断熱壁4
方向に向けたフアン10を夫々設けており、フア
ン9及びフアン10は略同じ高さの位置に設けら
れている。そして該フアン9,10に対応した高
さの前記断熱壁4の前後部には該断熱壁4の両側
の収納室5,6を連通する開口部11,12を所
定の間隔を有して夫々設け、この開口部11,1
2には前後に摺動してこの開口部11,12を同
時に開閉可能なダンパ13を設けている。また前
記開口部11の上方には収納室5,6を連通する
補助開口部14を設け、且つ該補助開口部14に
は前記ダンパ13の開閉動作に連動して補助開口
部14を開閉するように連結したダンパ15を設
けており、前記ダンパ13による開口部11,1
2の開放時に補助開口部14を開放するようにし
ている。即ちダンパ13とダンパ15に連結した
レバー16を前後方向に移動することにより開口
部11,12及び補助開口部14を同時に開閉で
きるようにしている。また前記収納室6内下部に
は前記ダンパ13の開閉動作により該ダンパ13
に設けた閉塞板17にて開閉される暖気送風口1
8を形成したフアンカバー19を設け、前記ダン
パ13による開口部11,12の閉塞時に暖気送
風口18が開放されるようにして加熱装置8によ
り加温された暖気を第5図の矢印で示すようにフ
アン10→加熱装置8→商品収納棚20→暖気送
風口18→フアン10へと循環するよう成して暖
気の送風路21が形成される。また前記ダンパ1
3による開口部11,12の閉塞時の前記収納室
5内は、冷却装置7が動作し第4図の矢印で示す
ような冷却装置7→フアン9→商品収納棚20→
冷却装置7の冷気の送風路22が形成される。一
方、前記開口部11,12及び補助開口部14を
開放すると収納室5,6は連通され、かつダンパ
13の閉塞板17は前記暖気送風口18を閉塞す
るようにしている。そしてこの閉塞時に冷却装置
7を動作させると、収納室5内は前記した冷気の
送風路22が形成され、かつ冷却装置7にて冷却
された冷気は開口部12を通して収納室6へも送
風される。また収納室6内は開口部12方向に向
いたフアン10にて収納室5内の冷気を開口部1
2を通して強制的に吸引して、開口部12→フア
ン10→商品収納棚20→補助開口部14及び開
口部11を通して収納室5内へ戻すような冷気の
送風路23が形成される。即ちフアン10のよう
にフアンが開口部12へ向いて設けられた場合、
開口部12からの冷気の吸引力は極めて強いが、
フアン9の場合は収納室5内の冷気の循環は良好
でも開口部11から収納室6内の冷気を戻すよう
に吸引する力は極めて弱いものである。従つて収
納室6側は収納室5側に比べて高圧になり易い
が、開口部11を通してのフアン10による収納
室5への送風力及びフアン9による収納室6から
開口部11を通しての吸引力不足を補うよう補助
開口部14を前記開口部11,12の開放と同時
に開放し、収納室5,6内の気圧変動を生じない
ように構成している。24は販売口扉25を設け
た販売口である。
(ト) 考案の効果 本考案は上記したように、前後に設けた開口部
の一方の開口部に対応して空気を強制循環させる
フアンを設け、かつ他方の開口部の上方に補助開
口部を設けて、フアンに対応する開口部よりも他
方の開口部側の方を補助開口部の分だけ連通量を
大きくし、この補助開口部のダンパを前記開口部
のダンパを連動させるようにしたものであるか
ら、収納室内の過密状態等によつて収納室間の送
風力に差が生じたとしても、円滑な空気の循環が
得られるもので、収納室間に気圧差を生じること
がない。したがつて収納室内への外気の侵入また
は収納室内の冷気あるいは暖気の流出を防止で
き、商品の加温あるいは冷却を確実に行なえるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案の一実施例を示すもので、
第1図は開口部を閉塞した状態の自動販売機の平
面断面図、第2図は開口部を開放した状態の自動
販売機の平面断面図、第3図は開口部の拡大斜視
図、第4図は冷却装置を設けた収納室部の側面断
面図、第5図は加熱装置を設けた収納室部の正面
図、第6図は自動販売機の正面断面図である。 4……断熱壁、5,6……収納室、7……冷却
装置、8……加熱装置、10……フアン、11,
12……開口部、13……ダンパ、14……補助
開口部、15……ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 庫内を断熱壁にて仕切つて複数の収納室を形成
    し、一方の収納室に冷却装置をまた他方の収納室
    に加熱装置をそれぞれ設け、かつ前記断熱壁に前
    記収納室を連通する開口部と、この開口部を開閉
    するダンパを設けて成る自動販売機において、前
    記開口部を前記断熱壁下部の前後にそれぞれ設け
    るとともに、この後部の開口部に対向して一方の
    収納室内に設置され、他方の収納室内の空気をこ
    の開口部を通して吸引するフアンを設け、かつ前
    部の開口部上方に近接して両収納室を連通する補
    助開口部を断熱壁に設け、この補助開口部と前記
    前後の開口部にそれぞれダンパを設けて成る自動
    販売機の送風構造。
JP17654781U 1981-11-26 1981-11-26 自動販売機の送風構造 Granted JPS5881683U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654781U JPS5881683U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 自動販売機の送風構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654781U JPS5881683U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 自動販売機の送風構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5881683U JPS5881683U (ja) 1983-06-02
JPS6234389Y2 true JPS6234389Y2 (ja) 1987-09-02

Family

ID=29969628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17654781U Granted JPS5881683U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 自動販売機の送風構造

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JP (1) JPS5881683U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510864U (ja) * 1978-06-30 1980-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510864U (ja) * 1978-06-30 1980-01-24

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Publication number Publication date
JPS5881683U (ja) 1983-06-02

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