JPH0618172Y2 - 低温保存装置 - Google Patents

低温保存装置

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JPH0618172Y2
JPH0618172Y2 JP1987164201U JP16420187U JPH0618172Y2 JP H0618172 Y2 JPH0618172 Y2 JP H0618172Y2 JP 1987164201 U JP1987164201 U JP 1987164201U JP 16420187 U JP16420187 U JP 16420187U JP H0618172 Y2 JPH0618172 Y2 JP H0618172Y2
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JP
Japan
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cooler
air
fins
fin
storage chamber
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JP1987164201U
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JPH0170079U (ja
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典夫 間山
仙英 荒金
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、低温保存装置に関する。
〔背景技術〕
キッチンには種々の熱源があり、冬期にはそれらが暖房
になってよいが、夏期にあってはその付近は非常に暑く
なって炊事をするにも不快になることがある。その対策
として、従来は、室内専用のクーラーを用いるようにし
ていたが、炊事中にその操作をするのは面倒であり、し
かも、キッチン付近が冷却されてくるまでには多少時間
がかかる等の不都合があった。
〔考案の目的〕
前記事情に鑑みて、この考案は、炊事中に簡単な操作で
短時間のうちに冷房効果が得られるようにして、夏期な
どにおいて炊事が快適に行えるようにするとともに、そ
のための冷房設備が低温保存装置用の要素をそのまま利
用して簡単な構造的付加により安価に実現されるように
した低温保存装置を提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
前記目的を達成するため、この考案は、開閉自在で内部
空間に被保存物が入れられるようになっている保存室
と、この保存室内を冷却する冷却器とをそれぞれ備え、
前記冷却器が蒸発器からなっている低温保存装置におい
て、前記冷却器を通るように通気路が設けられ、この通
気路内に送気手段が配置されていて、同通気路内に導入
された空気が送気手段で送られて冷却器で冷却されたの
ち保存室の外部たる室内に導出されるようになってお
り、前記冷却器が冷媒管の外周部にフィンを備えたもの
であり、このフィンが、冷媒管を直接取り囲むように配
置され蓄冷材を備えたフィンと、この蓄冷材を備えたフ
ィンの外周に接続された蓄冷材なしのフィンとからな
り、冷媒管および蓄冷材を備えたフィンが保存室側に配
置され、蓄冷材なしのフィンが通気路側に配置され、蓄
冷材なしのフィンは、その面方向が通気路内の通気方向
に沿って配置されていることを特徴とする低温保存装置
を要旨とする。
以下に、この考案を、その実施例をあらわした図面を参
照しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第6図は、この考案にかかる低温保存装置
の一実施例をあらわしている。この低温保存装置は、こ
れらの図にみるように、1つのユニットとして構成され
てシステムキッチンに組み込まれている。このシステム
キッチンは、上面にカウンター1、底部に台輪2を備
え、これらが左右の外側壁3や内部の仕切り壁等を介し
て接合されている。前記カウンター1は、大シンク1
a、小シンク1b、および水栓4などを備えているとと
もに、その長手方向の一端部には食器乾燥ユニット5が
一体に設置されている。このカウンター1の前側壁に
は、正面からみて右寄りの個所に冷却空気の吹出口6が
設けられている。前記台輪2の前側壁には、前記吹出口
6の下方に位置するように空気の吸込口7が設けられて
いる。これらカウンター1と台輪2の間には、収納ユニ
ット8…と流し台ユニット9…が構成されているととも
に、正面からみて右端部の位置にはガスオーブンレンジ
11が組み込まれている。
低温保存装置(低温保存庫)12は、このガスオーブン
レンジ11と流し台ユニット9間に組み込まれている。
同装置12は、架台13の上に一体に形成された本体1
4を備えている。前記本体14は断熱材料からなってい
て、上下に2つの開口15a.15aを備えた前側壁1
5と、前記システムキッチンの背側壁を兼ねる後側壁1
6と、左右に対向する側壁17を備え、かつ、上端部に
上蓋18を、下端部に底板19を備えている。この本体
14には、各前板20aが開閉手段を兼ねている収納ケ
ース20,20が前記開口15a,15aを通して出し
入れ自在とされ、これら収納ケース20,20の各内部
空間は、それぞれ被保存物が入れられる収納室となって
いる。前記本体14内には、側面からみて逆L字形をし
た隔壁21が取付けられている。この隔壁21は、垂直
壁21aが前記後側壁16に、また嵌込口21cを備え
た水平壁21bが前記上蓋18にそれぞれ平行になるよ
うに取付けられている。前記本体14内の空間はこの隔
壁21で2つに仕切られており、その一方が前記収納ケ
ース20,20を有する広い保存室22とされ、他方が
側面からみて逆L字形に屈曲した冷却空気用の通気路2
3となっている。同通気路23上である上側後端部のコ
ーナーには、送気ファン(送気手段)24が配置されて
いて、通気路23の下端部に開口する導入口25を通じ
て冷却用の空気を取り入れて同通気路23の前端部に開
口する導出口26を通じて冷却された空気を導出させる
ようになっている。前記下端部の導入口25には、その
内部には逆止型ダンパー37が取り付けられている。こ
のダンパー37は、第4図にみるように、1対の弾性片
をV字形に対向させてなり、前記送気ファン24の作動
により開くとともに同ファン24の停止により弾性復帰
して閉止状態となる。これにより、前記導入口25が開
閉されるようになっている。この導入口25への室内空
気の導入は、前記台輪2の吸込口7と、前記架台13の
前端部に開口する連通口27を通じてなされるととも
に、連通口27からの空気は、前記架台13内に仕切板
28で左右に仕切られた一方の空間29を通じて前記導
入口25に導かれるようになっている。前記導出口26
の前方には、カウンター1の吹出口6が合致し、この吹
出口6を通じて室内へ向けて冷却空気が吹き出されるよ
うになっている。ところで、前記嵌込口21c内には、
冷媒管31とフィンからなる冷却器(蒸発器)30が配
置されている。前記冷媒管31は水平面内で蛇行したも
のとされ、かつ、前記フィンはこれに直交する垂直面状
に組み合わされている。前記冷媒管31は、フィンの下
部寄りで嵌込口21cの直ぐ下側に配置され、前記フィ
ンは、冷媒管31の外周囲に同心状に配置された多数枚
の下部フィン32…と、同フィン32…の各上端部に同
列状に接合されて上部フィン33…の2つの部分からな
っている。前記下部フィン32…は、中空型のフィン体
の内部に水やオイル等の蓄冷材34…をそれぞれ封入し
てなっているとともに、これら下部フィン34…間は、
通気路23と保存室22間を連通させるフィン間風路3
2a…となっている。前記上部フィン33は、各下部フ
ィン32の上部に2枚を1組とする通常の板状部分から
なっており、その両フィン33,33間にフィン内風路
33aが、また各組間にはフィン間風路33bが形成さ
れ、これら風路33a…,33b…は前記通気路23内
に位置している。前記上部フィン33…は板状であるの
で、下部フィン32…よりも広い接触面積となっている
とともに、その面方向が通気路23の通気方向に沿って
配置されていることにより、流れる空気を有効に冷却で
きるようになっている。この冷却器30の下方には露受
け皿35が配置されているとともに、前記冷却器30に
は、蒸発器である冷却器30とともに冷凍サイクルを構
成する圧縮機36、凝縮器、および減圧手段(キャピラ
リーチューブ)が接続されて設けられている。前記圧縮
機36は、仕切板28で仕切られた他方の空間内(ある
いは架台13の側方外部)に配置されているとともに、
前記凝縮器と減圧手段は、前側壁15内に埋め込まれて
(あるいは圧縮機36と並べて)装備されており、前記
冷却器30で冷却される空気の通過経路、すなわち連通
口27から空間29、通気路23に至る空間とは、確実
に遮断されている。
運転は、低温保存のための運転と、冷却空気吹き出しの
ための運転の2つの態様に分けられる。前者の運転は、
送気ファン24が停止したまま行われ、後者の運転は、
送気ファン24を駆動して行われる。低温保存運転で
は、冷却器30により冷却された空気が保存室22内を
自然対流して循環し、収納室20b内が低温に保たれ
る。それとともに冷却器30の下部フィン32…内に封
入されている蓄冷材34…が冷却されて凝固する。冷気
は導入口25から出ようとするが、閉止している逆止型
ダンパー37によって阻止される。冷却空気吹き出しの
ための運転では、送気ファン24が駆動されることによ
りその吸引力で逆止型ダンパー37が開いて導入口25
が開放される。これにより、吸込口7から導入された室
内の空気は、連通口27、空間29、および導入口25
を通じて通気路23内に導入される。この空気は、通気
路23内を通る際に隔壁21によって冷却されながら上
昇し、そののち、冷却器30の上部フィン33間を通り
抜けて更に冷却を受ける。この際、冷却器30内の蓄冷
材34が融解して冷却作用を補う。冷却後の空気は、導
出口26と吹出口6を通じて室内に吹き出される。な
お、冷却空気吹き出しのための運転は、キッチンでの炊
事の途中で必要に応じて間歇的(たとえば、10〜15
分おきに1〜2分程度)に行うように制御される。その
他は全て低温保存のための運転とされる。このようにす
れば、蓄冷材34および隔壁21などによる冷却作用の
助けもあって、圧縮機36および凝縮器の能力が小さく
ても充分に対応できる。もちろん、圧縮機36および凝
縮器の能力を大きくしておけば、冷却空気の吹き出しを
常時行うことができる。
前記のように、この考案にかかる低温保存装置は、冷却
器を通るように通気路が設けられ、この通気路内に送気
手段が配置されていて、同通気路内に導入された空気が
送気手段で送られて冷却器で冷却されたのち保存室の外
部たる室内に導出されるようになっているので、炊事中
に簡単な操作で短時間のうちに冷房効果が得られ、夏期
などにおいて炊事が快適に行える。低温保存用の冷却器
等の設備をそのまま冷却空気吹き出し用として利用する
ので、簡単な構造的な付加のみで冷却空気吹き出し機能
付の低温保存庫を実現でき、低温保存庫のみのものに比
較してコストは差程アップしない。
なお、前記実施例では、専ら冷凍サイクルが構成されて
いたが、四方弁の付加によりヒートポンプ方式を採用す
ることもある。これにより、暖房も可能となる。
〔考案の効果〕
以上みてきたように、この考案にかかる低温保存装置
は、前記のような構成を備えていることにより、炊事中
に簡単な操作で短時間のうちに冷房効果が得られるよう
になって、夏期などにおいて炊事が快適に行えるように
なったとともに、そのための冷房設備が低温保存装置用
の要素をそのまま利用して簡単な構造的付加により安価
に実現されるようになった。
特に、冷却器として、前記のような蓄冷材を備えたフィ
ンと蓄冷材なしのフィンを組み合わせていることによ
り、まず、冷却空気吹き出し運転時には、蓄冷材なしで
通気方向に沿って配置された広い面積のフィンの間を、
空気がスムーズに通過して、効率的に冷却され、冷風を
迅速かつ大量に供給することができる。しかも、この際
には、蓄冷材に蓄えられていた冷熱を利用できるので、
空気の冷却効果が高い。
また、低温保存運転時には、通気路に送気を行わなけれ
ば、冷却器で発生した冷熱が、前記蓄冷材なしのフィン
から逃げることはない。冷媒管に近い蓄冷材を備えたフ
ィンの部分は、蓄冷材の厚みの分だけ隙間が少ないの
で、冷気がフィンの間を通過して通気路側に逃げ難い。
したがって、冷却器で発生した冷熱は、保存室内を冷却
したり、蓄冷材に蓄えられて必要なときに冷熱を取り出
せるようにしておいたりするのに有効に利用されること
になる。
すなわち、前記したような冷却器およびフィンの構成に
より、冷却空気吹き出し運転および低温保存運転の何れ
の動作をも、効率的に行えることになるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる低温保存装置の一実施例をあ
らわした縦断側面図、第2図はその組み込み前の斜視
図、第3図はシステムキッチンに低温保存装置が組み込
まれた様子をあらわした斜視図、第4図は逆止型ダンパ
ーとその作動の様子をあらわした断面図、第5図は冷却
器をあらわした斜視図、第6図は冷却器の縦断面図であ
る。 12……低温保存装置、22……保存室、23……通気
路、24……送気ファン(送気手段)、30……冷却
器、36……圧縮機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在で内部空間に被保存物が入れられ
    るようになっている保存室と、この保存室内を冷却する
    冷却器とをそれぞれ備え、前記冷却器が蒸発器からなっ
    ている低温保存装置において、前記冷却器を通るように
    通気路が設けられ、この通気路内に送気手段が配置され
    ていて、同通気路内に導入された空気が送気手段で送ら
    れて冷却器で冷却されたのち保存室の外部たる室内に導
    出されるようになっており、前記冷却器が冷媒管の外周
    部にフィンを備えたものであり、このフィンが、冷媒管
    を直接取り囲むように配置され蓄冷材を備えたフィン
    と、この蓄冷材を備えたフィンの外周に接続された蓄冷
    材なしのフィンとからなり、冷媒管および蓄冷材を備え
    たフィンが保存室側に配置され、蓄冷材なしのフィンが
    通気路側に配置され、蓄冷材なしのフィンは、その面方
    向が通気路内の通気方向に沿って配置されていることを
    特徴とする低温保存装置。
  2. 【請求項2】保存室の空気導入口に、送気手段が駆動さ
    れたときにのみ開放される逆止型ダンパーが設けられて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の低温保存装
    置。
JP1987164201U 1987-10-27 1987-10-27 低温保存装置 Expired - Lifetime JPH0618172Y2 (ja)

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JPH0170079U JPH0170079U (ja) 1989-05-10
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