JPH10300311A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH10300311A JPH10300311A JP11388197A JP11388197A JPH10300311A JP H10300311 A JPH10300311 A JP H10300311A JP 11388197 A JP11388197 A JP 11388197A JP 11388197 A JP11388197 A JP 11388197A JP H10300311 A JPH10300311 A JP H10300311A
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- Japan
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- refrigerator
- storage room
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- storage
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/16—Convertible refrigerators
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが冷蔵庫を購入した後でも、野菜室や
冷凍庫の位置を自由に変更することができる冷蔵庫を提
供する。 【解決手段】 キャビネット12の上段に冷蔵室10を
設け、中段に第1上切替室16、第1下切替室18を設
け、下段に第2切替室20を設け、各部屋にそれぞれダ
ンパを設けて、第1上切替室16、第1下切替室18を
野菜室または冷凍室として使用でき、第2切替室20も
冷凍室または野菜室として使用できるようにしたもので
ある。
冷凍庫の位置を自由に変更することができる冷蔵庫を提
供する。 【解決手段】 キャビネット12の上段に冷蔵室10を
設け、中段に第1上切替室16、第1下切替室18を設
け、下段に第2切替室20を設け、各部屋にそれぞれダ
ンパを設けて、第1上切替室16、第1下切替室18を
野菜室または冷凍室として使用でき、第2切替室20も
冷凍室または野菜室として使用できるようにしたもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近の
冷蔵庫は使い勝手の面から、キャビネットの上段に冷蔵
室、中段に冷凍室、下段に野菜室を配するタイプが主流
になっているが、また、上段に冷蔵室、中段に野菜室、
下段に冷凍室を配するタイプも発売されてきている。
冷蔵庫は使い勝手の面から、キャビネットの上段に冷蔵
室、中段に冷凍室、下段に野菜室を配するタイプが主流
になっているが、また、上段に冷蔵室、中段に野菜室、
下段に冷凍室を配するタイプも発売されてきている。
【0003】しかしながら、上記のいずれのタイプの冷
蔵庫においても、冷凍室及び野菜室の設けられている位
置は、購入したときから常に固定であり、購入後にユー
ザの希望に応じて変更をすることができなかった。
蔵庫においても、冷凍室及び野菜室の設けられている位
置は、購入したときから常に固定であり、購入後にユー
ザの希望に応じて変更をすることができなかった。
【0004】そのため、購入後のユーザの自由度がない
という欠点があった。
という欠点があった。
【0005】そこで本発明は上記問題点に鑑み、ユーザ
が冷蔵庫を購入した後でも、野菜室や冷凍庫の位置を自
由に変更することができる冷蔵庫を提供するものであ
る。
が冷蔵庫を購入した後でも、野菜室や冷凍庫の位置を自
由に変更することができる冷蔵庫を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷蔵
庫は、キャビネットの上部に冷蔵室を設け、その下部に
第1の引出し式貯蔵室と第2の引出し式貯蔵室を上下方
向に設け、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室とは引
出し容器をそれぞれ有した冷蔵庫において、前記第1の
貯蔵室の庫内温度を冷凍食品の保存に適した冷凍室温度
に設定すると共に、前記第2の貯蔵室の庫内温度を野菜
の保存に適した野菜室温度にそれぞれ設定する第1の状
態と、前記第1の貯蔵室の庫内温度を野菜室温度に設定
すると共に、前記第2の貯蔵室の庫内温度を冷凍室温度
に設定する第2の状態とに切替え可能にしたものであ
る。
庫は、キャビネットの上部に冷蔵室を設け、その下部に
第1の引出し式貯蔵室と第2の引出し式貯蔵室を上下方
向に設け、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室とは引
出し容器をそれぞれ有した冷蔵庫において、前記第1の
貯蔵室の庫内温度を冷凍食品の保存に適した冷凍室温度
に設定すると共に、前記第2の貯蔵室の庫内温度を野菜
の保存に適した野菜室温度にそれぞれ設定する第1の状
態と、前記第1の貯蔵室の庫内温度を野菜室温度に設定
すると共に、前記第2の貯蔵室の庫内温度を冷凍室温度
に設定する第2の状態とに切替え可能にしたものであ
る。
【0007】請求項2の冷蔵庫は、請求項1のものにお
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室を、ほぼ同
容積としたものである。
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室を、ほぼ同
容積としたものである。
【0008】請求項3の冷蔵庫は、請求項2のものにお
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室のそれぞれ
の引出し容器を同寸法としたものである。
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室のそれぞれ
の引出し容器を同寸法としたものである。
【0009】請求項4の冷蔵庫は、請求項1のものにお
いて、前記冷蔵室と前記第1の貯蔵室との間に、製氷室
及び庫内温度が切替え可能な切替室を断熱仕切壁を介し
て設けたものである。
いて、前記冷蔵室と前記第1の貯蔵室との間に、製氷室
及び庫内温度が切替え可能な切替室を断熱仕切壁を介し
て設けたものである。
【0010】請求項5の冷蔵庫は、請求項1のものにお
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室との間に、
製氷室及び庫内温度が切替え可能な切替室を断熱仕切壁
を介して設けたものである。
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室との間に、
製氷室及び庫内温度が切替え可能な切替室を断熱仕切壁
を介して設けたものである。
【0011】請求項6の冷蔵庫は、請求項1のものにお
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室の庫内温度
を、冷凍室温度から野菜室温度までの範囲に切替可能に
したものである。
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室の庫内温度
を、冷凍室温度から野菜室温度までの範囲に切替可能に
したものである。
【0012】請求項7の冷蔵庫は、請求項1のものにお
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室へそれぞれ
供給する冷気量を制御するダンパーを冷却ファンの近傍
に設けたものである。
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室へそれぞれ
供給する冷気量を制御するダンパーを冷却ファンの近傍
に設けたものである。
【0013】請求項8の冷蔵庫は、請求項1のものにお
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室へ供給され
る冷気は、前記各室の背面上部より導入され、前記各室
の前面上部から前記引出し容器の前底部を循環して背面
上部へ戻るようにしたものである。
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室へ供給され
る冷気は、前記各室の背面上部より導入され、前記各室
の前面上部から前記引出し容器の前底部を循環して背面
上部へ戻るようにしたものである。
【0014】請求項9の冷蔵庫は、請求項1のものにお
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室における前
記引出し容器の上面開口に天井カバー体を設け、この天
井カバー体に容器内に冷気を導入するための冷気導入口
を設けたものである。
いて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室における前
記引出し容器の上面開口に天井カバー体を設け、この天
井カバー体に容器内に冷気を導入するための冷気導入口
を設けたものである。
【0015】請求項10の冷蔵庫は、請求項1のものに
おいて、前記冷気導入口を開閉自在にしたものである。
おいて、前記冷気導入口を開閉自在にしたものである。
【0016】請求項11の冷蔵庫は、請求項1のものに
おいて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室における
前記引出し容器の上面開口に天井カバー体を着脱自在に
設け、この天井カバー体を装着することによって、前記
引出し容器内部を野菜貯蔵空間となるようにしたもので
ある。
おいて、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室における
前記引出し容器の上面開口に天井カバー体を着脱自在に
設け、この天井カバー体を装着することによって、前記
引出し容器内部を野菜貯蔵空間となるようにしたもので
ある。
【0017】請求項1の冷蔵庫であると、第1の貯蔵室
の庫内温度を冷凍室温度に設定するとともに、第2の貯
蔵室の庫内温度を野菜室温度にそれぞれ設定する第1の
状態と、これとは全く反対の第1の貯蔵室の庫内温度を
野菜室温度に設定するとともに、第2の貯蔵室の庫内温
度を冷凍室温度に設定する第2の状態とに切替えること
ができる。
の庫内温度を冷凍室温度に設定するとともに、第2の貯
蔵室の庫内温度を野菜室温度にそれぞれ設定する第1の
状態と、これとは全く反対の第1の貯蔵室の庫内温度を
野菜室温度に設定するとともに、第2の貯蔵室の庫内温
度を冷凍室温度に設定する第2の状態とに切替えること
ができる。
【0018】請求項2の冷蔵庫であると、第1の貯蔵室
と第2の貯蔵室の容積をほぼ同じにしているため、前記
第1の状態及び第2の状態に切り替えても収納量の変化
により一方に入り切らないと言うようなことがなく、希
望の庫内温度室を希望の高さに配置できる使い勝手の良
い冷蔵庫を得ることができる。
と第2の貯蔵室の容積をほぼ同じにしているため、前記
第1の状態及び第2の状態に切り替えても収納量の変化
により一方に入り切らないと言うようなことがなく、希
望の庫内温度室を希望の高さに配置できる使い勝手の良
い冷蔵庫を得ることができる。
【0019】請求項3の冷蔵庫であると、前記第1の貯
蔵室と前記第2の貯蔵室のそれぞれの引出し容器を同寸
法としているために、両引出し容器を前記第1の貯蔵室
と前記第2の貯蔵室で入替えて使用することができる。
そのため、例えば、一方の引出し容器を冷凍室用とな
し、他方を野菜室用とすると、容器の収納位置を入れ替
えることで、ユーザの希望の高さに冷凍室または野菜室
を配置できる。
蔵室と前記第2の貯蔵室のそれぞれの引出し容器を同寸
法としているために、両引出し容器を前記第1の貯蔵室
と前記第2の貯蔵室で入替えて使用することができる。
そのため、例えば、一方の引出し容器を冷凍室用とな
し、他方を野菜室用とすると、容器の収納位置を入れ替
えることで、ユーザの希望の高さに冷凍室または野菜室
を配置できる。
【0020】請求項4の冷蔵庫であると、冷蔵室と第2
の貯蔵室の間に、製氷室及び切替室を設けることができ
る。これにより、さらに、使い勝手の良い冷蔵庫を得る
ことができる。
の貯蔵室の間に、製氷室及び切替室を設けることができ
る。これにより、さらに、使い勝手の良い冷蔵庫を得る
ことができる。
【0021】請求項5の冷蔵庫であると、第1の貯蔵室
と第2の貯蔵室の間に製氷室及び切替室を設けることが
できる。
と第2の貯蔵室の間に製氷室及び切替室を設けることが
できる。
【0022】請求項6の冷蔵庫であると、第1の貯蔵室
と第2の貯蔵室の庫内温度を冷凍室温度から野菜室温度
までの範囲に連続して広く切替えることができるため、
各部屋を自由に使用することができる。
と第2の貯蔵室の庫内温度を冷凍室温度から野菜室温度
までの範囲に連続して広く切替えることができるため、
各部屋を自由に使用することができる。
【0023】請求項7の冷蔵庫であると、冷却ファンの
近傍にダンパを設けているため、第1の貯蔵室と第2の
貯蔵室へ供給する冷気の温度が最も低い温度で供給する
ことができる。
近傍にダンパを設けているため、第1の貯蔵室と第2の
貯蔵室へ供給する冷気の温度が最も低い温度で供給する
ことができる。
【0024】請求項8の冷蔵庫であると、冷気が背面上
部から前面上部、引出し容器の前底部、背面上部へ循環
するように流れるため、引出し容器内部の食品を確実に
冷却することができる。
部から前面上部、引出し容器の前底部、背面上部へ循環
するように流れるため、引出し容器内部の食品を確実に
冷却することができる。
【0025】請求項9の冷蔵庫であると、天井カバー体
に設けられた冷気導入口から冷気が容器内に導入するこ
とができるため、容器内部の食品を冷却できる。
に設けられた冷気導入口から冷気が容器内に導入するこ
とができるため、容器内部の食品を冷却できる。
【0026】請求項10の冷蔵庫であると、冷気導入口
を開いた場合には冷凍室として使用でき、閉じた場合に
は野菜室として使用することができる。
を開いた場合には冷凍室として使用でき、閉じた場合に
は野菜室として使用することができる。
【0027】請求項11の冷蔵庫であると、天井カバー
体を装着することによって容器内部を野菜室として使用
することができ、また、天井カバー体を外した場合には
冷凍室として使用することができる。
体を装着することによって容器内部を野菜室として使用
することができ、また、天井カバー体を外した場合には
冷凍室として使用することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】第1の実施例 以下、本発明の第1の実施例の冷蔵庫10について、図
1〜図6に基づいて説明する。
1〜図6に基づいて説明する。
【0029】(冷蔵庫10の各部屋の配置)図1は本実
施例の冷蔵庫10の各部屋の配置を簡単に示した説明図
であり、冷蔵庫10のキャビネット12の上段には冷蔵
室(R)14が配され、中段には上下方向に第1上切替
室16、下方に第1下切替室18が配され、下段には第
2切替室20が配されている。そして、第1上切替室1
6及び第1下切替室18が冷凍室(F)の場合には、第
2切替室20が野菜室(V)となり、逆に、第1上切替
室16と第1下切替室18が冷凍室(V)の場合には、
第2切替室20が冷凍室(F)となるように切替ること
ができる。
施例の冷蔵庫10の各部屋の配置を簡単に示した説明図
であり、冷蔵庫10のキャビネット12の上段には冷蔵
室(R)14が配され、中段には上下方向に第1上切替
室16、下方に第1下切替室18が配され、下段には第
2切替室20が配されている。そして、第1上切替室1
6及び第1下切替室18が冷凍室(F)の場合には、第
2切替室20が野菜室(V)となり、逆に、第1上切替
室16と第1下切替室18が冷凍室(V)の場合には、
第2切替室20が冷凍室(F)となるように切替ること
ができる。
【0030】(冷蔵庫10の構造)冷蔵庫10の構造に
ついて図2〜図6に基づいて説明する。
ついて図2〜図6に基づいて説明する。
【0031】図2は、冷蔵庫10の縦断面図であり、図
3は、図2におけるA−A線断面図であり、図4は、キ
ャビネット12の下部の正面図である。図2,4におい
て斜線のある矢印が供給される冷気の流れを示し、白抜
きの矢印がリターンエアーの流れを示している。
3は、図2におけるA−A線断面図であり、図4は、キ
ャビネット12の下部の正面図である。図2,4におい
て斜線のある矢印が供給される冷気の流れを示し、白抜
きの矢印がリターンエアーの流れを示している。
【0032】図2及び図3に示すように、第1上切替室
16と第1下切替室18の背面側には、冷却空間22が
設けられている。この冷却空間22の下部には冷却器2
4が設けられ、その上方にはファン26が設けられてい
る。
16と第1下切替室18の背面側には、冷却空間22が
設けられている。この冷却空間22の下部には冷却器2
4が設けられ、その上方にはファン26が設けられてい
る。
【0033】冷却空間22の上方には、冷蔵室14に冷
気を供給するためのダンパ28が設けられている。
気を供給するためのダンパ28が設けられている。
【0034】冷却空間22と第1上切替室16及び第1
下切替室18との間には断熱仕切壁30が設けられ、こ
の仕切壁30の上部には、第1上切替室16に冷気を供
給するためのダンパ32が設けられている。なお、第1
上切替室16及び第1下切替室18には、仕切り部分が
なく、両部屋は同じ庫内温度となる。
下切替室18との間には断熱仕切壁30が設けられ、こ
の仕切壁30の上部には、第1上切替室16に冷気を供
給するためのダンパ32が設けられている。なお、第1
上切替室16及び第1下切替室18には、仕切り部分が
なく、両部屋は同じ庫内温度となる。
【0035】仕切壁30と冷却器24との間には、第2
切替室20へ冷気を供給するためのダクト34が設けら
れ、このダクト34の上端部にはダンパ36が設けられ
ている。
切替室20へ冷気を供給するためのダクト34が設けら
れ、このダクト34の上端部にはダンパ36が設けられ
ている。
【0036】図3に示すように、冷蔵室14からの戻り
冷気を流すためのリターンダクト38が冷却器24の右
側方に縦方向に設けられている。
冷気を流すためのリターンダクト38が冷却器24の右
側方に縦方向に設けられている。
【0037】第1下切替室18の底部から、冷却器24
の下方に向かってリターンダクト40が設けられてい
る。
の下方に向かってリターンダクト40が設けられてい
る。
【0038】第2切替室20の背面上部から、冷却器2
4の下方に向かってリターンダクト42が設けられてい
る。
4の下方に向かってリターンダクト42が設けられてい
る。
【0039】以上の構造に基づいて、冷気の流れを説明
すると下記のようになる。
すると下記のようになる。
【0040】(冷蔵室14の冷気の流れ)冷却器24で
冷却された冷気は、ファン26によって送風され、ダン
パ28を介して冷蔵室14に送り込まれる。この場合
に、冷蔵室14に供給される冷気の量は、ダンパ28に
よって制御され、これによって庫内温度も設定できる。
冷却された冷気は、ファン26によって送風され、ダン
パ28を介して冷蔵室14に送り込まれる。この場合
に、冷蔵室14に供給される冷気の量は、ダンパ28に
よって制御され、これによって庫内温度も設定できる。
【0041】冷蔵室14からの戻り冷気は、リターンダ
クト38を介して、冷却器24の下方に導かれる。
クト38を介して、冷却器24の下方に導かれる。
【0042】(第1上切替室16及び第1下切替室18
の冷気の流れ)同じくファン26によって送風された冷
気は、ダンパ32を介して、第1上切替室16及び第1
下切替室18に供給される。この場合に、第1上切替室
16及び第1下切替室18に供給される冷気の量は、ダ
ンパ32によって制御され、これによって庫内を設定温
度に冷却する。
の冷気の流れ)同じくファン26によって送風された冷
気は、ダンパ32を介して、第1上切替室16及び第1
下切替室18に供給される。この場合に、第1上切替室
16及び第1下切替室18に供給される冷気の量は、ダ
ンパ32によって制御され、これによって庫内を設定温
度に冷却する。
【0043】この戻り冷気は、リターンダクト40を介
して冷却器24の下方に導かれる。
して冷却器24の下方に導かれる。
【0044】(第2切替室20の冷気の流れ)ファン2
6によって送風された冷気は、ダンパ36からダクト3
4を通じて第2切替室20に供給される。この場合に、
第2切替室20に供給される冷気の量は、ダンパ36に
よって制御され、これによって庫内を設定温度に冷却す
る。
6によって送風された冷気は、ダンパ36からダクト3
4を通じて第2切替室20に供給される。この場合に、
第2切替室20に供給される冷気の量は、ダンパ36に
よって制御され、これによって庫内を設定温度に冷却す
る。
【0045】第2切替室20からの戻り冷気は、リター
ンダクト42を通じて冷却器24の下方に導かれる。
ンダクト42を通じて冷却器24の下方に導かれる。
【0046】(引出し容器44の構造)次に、第1上切
替室16、第1下切替室18及び第3切替室22に配さ
れている引出し容器44の構造について、図5及び図6
に基づいて説明する。
替室16、第1下切替室18及び第3切替室22に配さ
れている引出し容器44の構造について、図5及び図6
に基づいて説明する。
【0047】引出し容器44は、図6に示すように各部
屋の扉60の後面から突出した一対の可動レール45,
45に架設されるものであり、可動レール45,45
は、各部屋の内側壁に設けられた固定レールに沿って移
動する。
屋の扉60の後面から突出した一対の可動レール45,
45に架設されるものであり、可動レール45,45
は、各部屋の内側壁に設けられた固定レールに沿って移
動する。
【0048】引出し容器44の上面は開口しており、両
側部上端部から一対のガイド溝46が設けられている。
側部上端部から一対のガイド溝46が設けられている。
【0049】引出し容器44の上面開口部には天井カバ
ー体48が配され、一対のガイド溝46にスライド可能
に嵌合している。
ー体48が配され、一対のガイド溝46にスライド可能
に嵌合している。
【0050】この天井カバー体48の後部には、冷気導
入口50が開口し、スライド部材52によって開閉自在
となっている。このスライド部材52の前端部からはレ
バー54が突出し、天井カバー体48の前面から左右方
向にスライド可能となしている。
入口50が開口し、スライド部材52によって開閉自在
となっている。このスライド部材52の前端部からはレ
バー54が突出し、天井カバー体48の前面から左右方
向にスライド可能となしている。
【0051】引出し容器44の前面に冷気排出口60が
開口している。
開口している。
【0052】天井カバー体48の前端部には、突部56
が突出している。この突部56は、各部屋の天井部前端
部に設けられたストッパ58の位置に対応し、突部56
とストッパ58が係合する。
が突出している。この突部56は、各部屋の天井部前端
部に設けられたストッパ58の位置に対応し、突部56
とストッパ58が係合する。
【0053】上記構成の引出し容器44の引出し動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0054】引出し容器44を第2切替室20の扉61
とともに引出すと、引出し容器44は手前に引出される
が、天井カバー体48は、突部56とストッパ58が係
合しているため第2切替室20の天井部付近に残ること
となる。この場合に、天井カバー体48は、引出し容器
44に対しスライド可能となっているため、引出し容器
44は容易に引出すことができる。
とともに引出すと、引出し容器44は手前に引出される
が、天井カバー体48は、突部56とストッパ58が係
合しているため第2切替室20の天井部付近に残ること
となる。この場合に、天井カバー体48は、引出し容器
44に対しスライド可能となっているため、引出し容器
44は容易に引出すことができる。
【0055】次に、冷気導入口50の使用方法について
説明する。
説明する。
【0056】冷気導入口50を、レバー54によってス
ライド部材52をスライドさせて閉じた状態にすると、
引出し容器44内部は、密閉された状態となって内部に
保存されている食品から水分が逃げたりすることがな
い。そのため、冷気導入口50を閉じた場合には、野菜
を保管する場合に適した状態となる。
ライド部材52をスライドさせて閉じた状態にすると、
引出し容器44内部は、密閉された状態となって内部に
保存されている食品から水分が逃げたりすることがな
い。そのため、冷気導入口50を閉じた場合には、野菜
を保管する場合に適した状態となる。
【0057】一方、冷気導入口50を開口すると、この
冷気導入口50から冷気が入り込み、引出し容器44内
部の食品が冷却されやすくなるため、冷凍食品を保存す
るのに適した状態となる。この場合に、冷気導入口50
から進入した冷気は、引出し容器44の前面に開口した
冷気排出口60から排気される状態となる。
冷気導入口50から冷気が入り込み、引出し容器44内
部の食品が冷却されやすくなるため、冷凍食品を保存す
るのに適した状態となる。この場合に、冷気導入口50
から進入した冷気は、引出し容器44の前面に開口した
冷気排出口60から排気される状態となる。
【0058】(冷蔵庫10の使用状態)冷蔵庫10にお
いて、第1上切替室16,第1下切替室18を冷凍室と
して使用し、第2切替室20を野菜室として使用する場
合について説明する。
いて、第1上切替室16,第1下切替室18を冷凍室と
して使用し、第2切替室20を野菜室として使用する場
合について説明する。
【0059】この場合には、ダンパ32を開口して、第
1上切替室16及び第1下切替室18に冷気を導入し
て、庫内温度を冷凍室温度に設定する。引出し容器44
は、天井カバー体48の冷気導入口50を開口して、容
器内部に冷気が入るようにしておく。
1上切替室16及び第1下切替室18に冷気を導入し
て、庫内温度を冷凍室温度に設定する。引出し容器44
は、天井カバー体48の冷気導入口50を開口して、容
器内部に冷気が入るようにしておく。
【0060】一方、第2切替室20においては、ダンパ
36の開閉の制御によって、第2切替室20の庫内温度
が野菜室温度になるように設定しておく。引出し容器4
4の天井カバー体48の冷気導入口50は、野菜の保管
ができるように閉じた状態としておく。そのため、第2
切替室20の背面上部から進入した冷気は、天井カバー
体48に沿って前方へ流れ、引出し容器44の前壁を通
って前底部に至り、引出し容器44の底を通って、背面
上部に導かれる。
36の開閉の制御によって、第2切替室20の庫内温度
が野菜室温度になるように設定しておく。引出し容器4
4の天井カバー体48の冷気導入口50は、野菜の保管
ができるように閉じた状態としておく。そのため、第2
切替室20の背面上部から進入した冷気は、天井カバー
体48に沿って前方へ流れ、引出し容器44の前壁を通
って前底部に至り、引出し容器44の底を通って、背面
上部に導かれる。
【0061】これによって、第1上切替室16及び第1
下切替室18は冷凍室として使用することができ、第2
切替室20は野菜室として使用できる。
下切替室18は冷凍室として使用することができ、第2
切替室20は野菜室として使用できる。
【0062】次に、第1上切替室16及び第1下切替室
18を野菜室として使用し、第2切替室20を冷凍室と
して使用する場合について説明する。
18を野菜室として使用し、第2切替室20を冷凍室と
して使用する場合について説明する。
【0063】この場合には、第1上切替室16及び第1
下切替室18の引出し容器44の天井カバー体48の冷
気導入口50を閉じた状態にしておき、第2切替室20
の天井カバー体48の冷気導入口50を開口した状態に
しておく。
下切替室18の引出し容器44の天井カバー体48の冷
気導入口50を閉じた状態にしておき、第2切替室20
の天井カバー体48の冷気導入口50を開口した状態に
しておく。
【0064】そして、ダンパ32の制御によって、第1
上切替室16及び第1下切替室18の庫内温度を野菜室
温度に設定し、ダンパ36によって第2切替室20の庫
内温度を冷凍室温度に設定する。
上切替室16及び第1下切替室18の庫内温度を野菜室
温度に設定し、ダンパ36によって第2切替室20の庫
内温度を冷凍室温度に設定する。
【0065】これによって、第1上切替室16及び第1
下切替室18を野菜室として使用することができ、第2
切替室20を冷凍室として使用できる。
下切替室18を野菜室として使用することができ、第2
切替室20を冷凍室として使用できる。
【0066】この冷蔵庫10であると、第1上切替室1
6,第1下切替室18と第2切替室20を野菜室と冷凍
室にそれぞれ切替えて使用することができるため、ユー
ザのニーズに応じた使用をすることができる。
6,第1下切替室18と第2切替室20を野菜室と冷凍
室にそれぞれ切替えて使用することができるため、ユー
ザのニーズに応じた使用をすることができる。
【0067】第2の実施例 冷蔵庫10の第2の実施例について、図7〜図10に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0068】本実施例と第1の実施例の異なる点は、下
記の2点にある。
記の2点にある。
【0069】第1の点は、第1の実施例における第1上
切替室16及び第1下切替室18を1つの部屋にして、
図7に示すように第1切替室62とした点である。
切替室16及び第1下切替室18を1つの部屋にして、
図7に示すように第1切替室62とした点である。
【0070】第2の点は、図7に示すように第1切替室
64と冷蔵室14との間に製氷室64と第3切替室66
を設けた点にある。そして、製氷室64と第3切替室6
6との間には断熱仕切壁68が設けられている。
64と冷蔵室14との間に製氷室64と第3切替室66
を設けた点にある。そして、製氷室64と第3切替室6
6との間には断熱仕切壁68が設けられている。
【0071】冷気の流れについては、図8,9,10に
示すように第1の実施例とほぼ同じであるが、異なる点
は、第3切替室66に供給される冷気は、ダンパ70を
介して供給され、製氷室64に供給される冷気は、ファ
ン26から直接供給される点が異なる。また、第3切替
室66から、冷却器24の下部に向かって、リターンダ
クト72が設けられている。
示すように第1の実施例とほぼ同じであるが、異なる点
は、第3切替室66に供給される冷気は、ダンパ70を
介して供給され、製氷室64に供給される冷気は、ファ
ン26から直接供給される点が異なる。また、第3切替
室66から、冷却器24の下部に向かって、リターンダ
クト72が設けられている。
【0072】この冷蔵庫10であっても、第1切替室6
2、第2切替室20及び第3切替室66の庫内温度を自
由に設定することができるため、ユーザのニーズに応じ
た冷蔵庫として使用することができる。
2、第2切替室20及び第3切替室66の庫内温度を自
由に設定することができるため、ユーザのニーズに応じ
た冷蔵庫として使用することができる。
【0073】第3の実施例 第3の実施例の冷蔵庫10を図11〜図13に基づいて
説明する。
説明する。
【0074】本実施例と第1の実施例の異なる点は、下
記の点にある。
記の点にある。
【0075】第1の点は、図11に示すように第1の実
施例における第1上切替室16及び第1下切替室18を
1つの部屋にして、第1切替室62とした点である。
施例における第1上切替室16及び第1下切替室18を
1つの部屋にして、第1切替室62とした点である。
【0076】第2の点は、図11に示すように冷蔵室1
4と第1切替室62との間に、冷凍室74を設けた点に
ある。
4と第1切替室62との間に、冷凍室74を設けた点に
ある。
【0077】この冷凍室74へ供給される冷気は、ファ
ン26から直接供給され、戻り冷気は、冷却器24の左
側に設けられたリターンダクト76が介して冷却器24
の下方に導かれる。
ン26から直接供給され、戻り冷気は、冷却器24の左
側に設けられたリターンダクト76が介して冷却器24
の下方に導かれる。
【0078】この他の冷気の流れについては第1の実施
例とほぼ同じでいる。
例とほぼ同じでいる。
【0079】この冷蔵庫10であっても、第1切替室6
2、第2切替室20を野菜室と冷凍室にそれぞれ切替え
て使用することができるため、ユーザのニーズに応じた
使用をすることができる。
2、第2切替室20を野菜室と冷凍室にそれぞれ切替え
て使用することができるため、ユーザのニーズに応じた
使用をすることができる。
【0080】第4の実施例 第4の実施例の冷蔵庫10について、図14〜図17に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0081】本実施例と第2の実施例の異なる点は、図
14に示すように第1切替室62と第2切替室20との
間に、製氷室64及び第3切替室66を設けた点にあ
る。
14に示すように第1切替室62と第2切替室20との
間に、製氷室64及び第3切替室66を設けた点にあ
る。
【0082】この実施例においては、製氷室64にはフ
ァン26から直接冷気が供給される。また、冷蔵室1
4、第1切替室62、第3切替室66及び第2切替室2
0には、ダンパ78,80,82,84を介して供給さ
れる。
ァン26から直接冷気が供給される。また、冷蔵室1
4、第1切替室62、第3切替室66及び第2切替室2
0には、ダンパ78,80,82,84を介して供給さ
れる。
【0083】そして、冷蔵室14からの戻り冷気は、冷
却器24の右側に設けられたリターンダクト86を介し
て循環し、第1切替室62からの戻り冷気は、冷却器2
4の左側に設けられたリターンダクト88を介して導か
れる。
却器24の右側に設けられたリターンダクト86を介し
て循環し、第1切替室62からの戻り冷気は、冷却器2
4の左側に設けられたリターンダクト88を介して導か
れる。
【0084】本実施例の冷蔵庫であっても、ダンパ7
8,80,82,84を制御することによって、第1切
替室62、第2切替室20及び第3切替室66を野菜室
または冷凍室に切替えることができるため、ユーザのニ
ーズに応じた冷蔵庫として使用することができる。
8,80,82,84を制御することによって、第1切
替室62、第2切替室20及び第3切替室66を野菜室
または冷凍室に切替えることができるため、ユーザのニ
ーズに応じた冷蔵庫として使用することができる。
【0085】変 更 例 第1の実施例〜第4の実施例における冷蔵庫10の各部
屋に使用される引出し容器44は、第1の実施例の引出
し容器44を使用してもよいが、これに代えて下記のよ
うなものがある。
屋に使用される引出し容器44は、第1の実施例の引出
し容器44を使用してもよいが、これに代えて下記のよ
うなものがある。
【0086】すなわち、引出し容器44に被せられる天
井カバー体48を着脱自在にしておき、野菜室として使
用する場合には天井カバー体48を被せ、冷凍室として
使用する場合にはこの天井カバー体48を取り除くよう
にすればよい。
井カバー体48を着脱自在にしておき、野菜室として使
用する場合には天井カバー体48を被せ、冷凍室として
使用する場合にはこの天井カバー体48を取り除くよう
にすればよい。
【0087】第2の実施例、第3の実施例、第4の実施
例において第1切替室62と第3切替室20の容積を同
じにすると、これらを切替えて使用する場合に、その容
積の差でユーザーがその切替えをためらうことがない。
例において第1切替室62と第3切替室20の容積を同
じにすると、これらを切替えて使用する場合に、その容
積の差でユーザーがその切替えをためらうことがない。
【0088】また、2つの部屋を同容積とするだけでな
く、引出し容器44と各部屋の扉を同寸法にすると、扉
に設けられた容器を扉ごと引出し、両部屋の引出し容器
44を入れ替えることができる。すなわち、一方の引出
し容器44を冷凍室用に製造しておき、他方の引出し容
器44を野菜室用に製造しておく。そして、野菜室に使
用する部屋の方に野菜室用引出し容器44を挿入し、冷
凍室に使用する部屋には冷凍室用の引出し容器44を挿
入する。
く、引出し容器44と各部屋の扉を同寸法にすると、扉
に設けられた容器を扉ごと引出し、両部屋の引出し容器
44を入れ替えることができる。すなわち、一方の引出
し容器44を冷凍室用に製造しておき、他方の引出し容
器44を野菜室用に製造しておく。そして、野菜室に使
用する部屋の方に野菜室用引出し容器44を挿入し、冷
凍室に使用する部屋には冷凍室用の引出し容器44を挿
入する。
【0089】
【発明の効果】以上により本発明の請求項1の冷蔵庫で
あると、野菜室と冷凍室にそれぞれ切替えて使用するこ
とができるため、ユーザのニーズに応じた部屋の配置を
行うことができる。
あると、野菜室と冷凍室にそれぞれ切替えて使用するこ
とができるため、ユーザのニーズに応じた部屋の配置を
行うことができる。
【0090】請求項2の冷蔵庫であると、2つの貯蔵室
の容積をほぼ同じにしているため、前記第1の状態及び
第2の状態に切り替えても収納量の変化により一方に入
り切らないと言うようなことがなく、希望の庫内温度室
を希望の高さに配置できる使い勝手の良い冷蔵庫を得る
ことができる。
の容積をほぼ同じにしているため、前記第1の状態及び
第2の状態に切り替えても収納量の変化により一方に入
り切らないと言うようなことがなく、希望の庫内温度室
を希望の高さに配置できる使い勝手の良い冷蔵庫を得る
ことができる。
【0091】請求項3の冷蔵庫であると、各部屋の扉及
び引出し容器を同寸法にしているため、野菜室用の引出
し容器と、冷凍室用の引出し容器を製造しておけば、そ
れぞれ部屋の庫内温度に応じた引出し容器を各部屋に挿
入するだけで、それぞれの部屋が冷凍室または野菜室と
して使用することができる。そのため、例えば、一方の
引出し容器を冷凍室用となし、他方を野菜室用とする
と、容器の収納位置を入れ替えることで、ユーザの希望
の高さに冷凍室または野菜室を配置できる。
び引出し容器を同寸法にしているため、野菜室用の引出
し容器と、冷凍室用の引出し容器を製造しておけば、そ
れぞれ部屋の庫内温度に応じた引出し容器を各部屋に挿
入するだけで、それぞれの部屋が冷凍室または野菜室と
して使用することができる。そのため、例えば、一方の
引出し容器を冷凍室用となし、他方を野菜室用とする
と、容器の収納位置を入れ替えることで、ユーザの希望
の高さに冷凍室または野菜室を配置できる。
【0092】請求項4の冷蔵庫であると、冷蔵室と第1
貯蔵室の間に、製氷室及び庫内温度が切替可能な切替室
を設けることができる。そのため、さらに使い勝手の良
い冷蔵庫を得ることができる。
貯蔵室の間に、製氷室及び庫内温度が切替可能な切替室
を設けることができる。そのため、さらに使い勝手の良
い冷蔵庫を得ることができる。
【0093】請求項5の冷蔵庫であると、第1の貯蔵室
と第2の貯蔵室の間に製氷室及び切替室を設けることが
できる。
と第2の貯蔵室の間に製氷室及び切替室を設けることが
できる。
【0094】請求項6の冷蔵庫であると、第1の貯蔵室
及び第2の貯蔵室の庫内温度を、冷凍室温度から野菜室
温度に連続して切替えることができる。
及び第2の貯蔵室の庫内温度を、冷凍室温度から野菜室
温度に連続して切替えることができる。
【0095】請求項7の冷蔵庫であると、冷却ファンの
近傍にダンパを設けているため、従来のようにダンパを
庫内近くに配置した場合のように、例えば、野菜室のよ
うな場合に湿度が高くダンパ内部と庫内温度との温度差
がある場合に、庫内温度の影響を受け、ダンパに霜が付
き凍結する不具合がない。
近傍にダンパを設けているため、従来のようにダンパを
庫内近くに配置した場合のように、例えば、野菜室のよ
うな場合に湿度が高くダンパ内部と庫内温度との温度差
がある場合に、庫内温度の影響を受け、ダンパに霜が付
き凍結する不具合がない。
【0096】請求項8の冷蔵庫であると、冷却器よりの
冷気を最も効率良く引出し容器に循環することができ内
部の食品をよく冷却できる。
冷気を最も効率良く引出し容器に循環することができ内
部の食品をよく冷却できる。
【0097】請求項9の冷蔵庫であると、冷気導入口か
ら冷気が導入されるため、天井カバー体を設置したま
ま、引出し容器内部を所定の温度帯に冷却できる。
ら冷気が導入されるため、天井カバー体を設置したま
ま、引出し容器内部を所定の温度帯に冷却できる。
【0098】請求項10の冷蔵庫であると、冷気導入口
を開いた状態にすると、冷凍室として使用でき、閉じた
状態にすると野菜室として切替え使用することができ
る。
を開いた状態にすると、冷凍室として使用でき、閉じた
状態にすると野菜室として切替え使用することができ
る。
【0099】請求項11の冷蔵庫であると、カバーを装
着した状態では野菜室として使用でき、天井カバー体を
外した状態では冷凍室として使用することができる。
着した状態では野菜室として使用でき、天井カバー体を
外した状態では冷凍室として使用することができる。
【図1】第1の実施例の冷蔵庫の部屋の配置図である。
【図2】冷蔵庫の縦断面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】キャビネットの冷気の流れる状態を示す正面図
である。
である。
【図5】引出し容器を入れた状態のキャビネットの正面
図である。
図である。
【図6】引出し容器の斜視図である。
【図7】第2の実施例の冷蔵庫の部屋の配置図である。
【図8】冷蔵庫の縦断面図である。
【図9】図8におけるB−B線断面図である。
【図10】キャビネットの正面図である。
【図11】第3の実施例の冷蔵庫の部屋の配置図であ
る。
る。
【図12】冷蔵庫の縦断面図である。
【図13】キャビネットの正面図である。
【図14】第4の実施例の冷蔵庫の部屋の配置図であ
る。
る。
【図15】冷蔵庫の縦断面図である。
【図16】図15におけるC−C線断面図である。
【図17】キャビネットの正面図である。
【符号の説明】 10 冷蔵庫 12 キャビネット 14 冷蔵室 16 第1上切替室 18 第1下切替室 20 第2切替室 28 ダンパ 32 ダンパ 34 ダクト 36 ダンパ 44 引出し容器 48 天井カバー体 50 冷気導入口
Claims (11)
- 【請求項1】キャビネットの上部に冷蔵室を設け、その
下部に第1の引出し式貯蔵室と第2の引出し式貯蔵室を
上下方向に設け、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室
とは引出し容器をそれぞれ有した冷蔵庫において、 前記第1の貯蔵室の庫内温度を冷凍食品の保存に適した
冷凍室温度に設定すると共に、前記第2の貯蔵室の庫内
温度を野菜の保存に適した野菜室温度にそれぞれ設定す
る第1の状態と、 前記第1の貯蔵室の庫内温度を野菜室温度に設定すると
共に、前記第2の貯蔵室の庫内温度を冷凍室温度に設定
する第2の状態とに切替え可能にしたことを特徴とする
冷蔵庫。 - 【請求項2】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室を、
ほぼ同容積としたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。 - 【請求項3】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室のそ
れぞれの引出し容器を、同寸法としたことを特徴とする
請求項2記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】前記冷蔵室と前記第1の貯蔵室との間に、
製氷室及び庫内温度が切替え可能な切替室を断熱仕切壁
を介して設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。 - 【請求項5】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室との
間に、製氷室及び庫内温度が切替え可能な切替室を断熱
仕切壁を介して設けたことを特徴とする請求項1記載の
冷蔵庫。 - 【請求項6】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室の庫
内温度を、冷凍室温度から野菜室温度までの範囲で切替
可能にしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項7】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室へそ
れぞれ供給する冷気量を制御するダンパーを冷却ファン
の近傍に設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。 - 【請求項8】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室へ供
給される冷気は、 前記各室の背面上部より導入され、 前記各室の前面上部から前記引出し容器の前底部を循環
して背面上部へ戻るようにしたことを特徴とする請求項
1記載の冷蔵庫。 - 【請求項9】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室にお
ける前記引出し容器の上面開口に天井カバー体を設け、 この天井カバー体に容器内に冷気を導入するための冷気
導入口を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫。 - 【請求項10】前記冷気導入口を開閉自在にしたことを
特徴とする請求項9記載の冷蔵庫。 - 【請求項11】前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室に
おける前記引出し容器の上面開口に天井カバー体を着脱
自在に設け、 この天井カバー体を装着することによって、前記引出し
容器内部を野菜貯蔵空間となるようにしたことを特徴と
する請求項1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11388197A JPH10300311A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11388197A JPH10300311A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10300311A true JPH10300311A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14623470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11388197A Pending JPH10300311A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10300311A (ja) |
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JP2005274073A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫及び少人数世帯向け冷蔵庫及び省スペース型冷蔵庫 |
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KR100761357B1 (ko) | 2006-07-21 | 2007-09-27 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 온도 전환실을 갖는 냉장고의 냉기순환구조 및 이의제어방법 |
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JP2014134332A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
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- 1997-05-01 JP JP11388197A patent/JPH10300311A/ja active Pending
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