JPH10311654A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH10311654A JPH10311654A JP12194697A JP12194697A JPH10311654A JP H10311654 A JPH10311654 A JP H10311654A JP 12194697 A JP12194697 A JP 12194697A JP 12194697 A JP12194697 A JP 12194697A JP H10311654 A JPH10311654 A JP H10311654A
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- JP
- Japan
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- room
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- low
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 近年の健康指向による野菜の消費量の増加か
ら、使用頻度の高まった野菜室の使い勝手や収納性を高
めた冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 上部に冷蔵室25、下部に冷凍室27、
中央部に野菜室31を配置するとともに、野菜容器33
を覆う蓋体39の上面に設けられて冷蔵室25及び低温
室30への吐出ダクトの一部に連通する通風ダクト46
と、野菜容器33の外周に形成された循環ダクト48
と、野菜室奥面より冷却器35に連通する帰還ダクト5
1と冷蔵室及び低温室の吸い込みダクトと帰還ダクトを
連通する冷蔵室連通ダクトと低温室連通ダクトを連結し
て野菜室31の冷却風路を構成したことにより、使用頻
度が高い野菜を使い勝手のよい中央部で保存管理でき、
収納性も改善される。また、野菜容器33の温度分布を
改善しながら合理的に野菜室31の冷却能力を確保でき
る。
ら、使用頻度の高まった野菜室の使い勝手や収納性を高
めた冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 上部に冷蔵室25、下部に冷凍室27、
中央部に野菜室31を配置するとともに、野菜容器33
を覆う蓋体39の上面に設けられて冷蔵室25及び低温
室30への吐出ダクトの一部に連通する通風ダクト46
と、野菜容器33の外周に形成された循環ダクト48
と、野菜室奥面より冷却器35に連通する帰還ダクト5
1と冷蔵室及び低温室の吸い込みダクトと帰還ダクトを
連通する冷蔵室連通ダクトと低温室連通ダクトを連結し
て野菜室31の冷却風路を構成したことにより、使用頻
度が高い野菜を使い勝手のよい中央部で保存管理でき、
収納性も改善される。また、野菜容器33の温度分布を
改善しながら合理的に野菜室31の冷却能力を確保でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上部より冷蔵室、野
菜室、冷凍室を配置した冷蔵庫に関する。
菜室、冷凍室を配置した冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来よりある冷凍室及び冷蔵室に
加えて魚、肉類や野菜、果物類などの生鮮食品を新鮮に
保存することを目的とした低温室や野菜室を備えた冷蔵
庫が普及している。また、一方で従来の冷凍室が上部に
あるものに代わって、使用頻度の高い冷蔵室を上部の目
の高さに配置して使い勝手や収納性を高めた冷蔵庫が主
流となっている。
加えて魚、肉類や野菜、果物類などの生鮮食品を新鮮に
保存することを目的とした低温室や野菜室を備えた冷蔵
庫が普及している。また、一方で従来の冷凍室が上部に
あるものに代わって、使用頻度の高い冷蔵室を上部の目
の高さに配置して使い勝手や収納性を高めた冷蔵庫が主
流となっている。
【0003】これらの代表例は例えば特開平3−267
677号公報にその一例が示されており、以下図6を参
照しながら説明を行う。
677号公報にその一例が示されており、以下図6を参
照しながら説明を行う。
【0004】1は外箱2、内箱3及び前記両箱2、3間
の空間に充填された断熱材4によって構成された冷蔵庫
本体である。5、6は庫内を上下に区画する区画壁であ
る。7は前記区画壁5の上方で本体1の上部に区画形成
された冷蔵室であり回転式の扉8を備えている。
の空間に充填された断熱材4によって構成された冷蔵庫
本体である。5、6は庫内を上下に区画する区画壁であ
る。7は前記区画壁5の上方で本体1の上部に区画形成
された冷蔵室であり回転式の扉8を備えている。
【0005】9は前記区画壁6の下方で本体1の下部に
区画形成された野菜、果物類を保存する野菜室であり、
室内を高湿に維持するための調湿手段10及び引き出し
式の扉11を備えている。12は前記区画壁5及び6の
間で本体1の中央部に区画形成された冷凍室であり引き
出し式の扉13、14を備えている。また、15は前記
冷蔵室7内に設けた魚、肉類を保存する低温室である。
区画形成された野菜、果物類を保存する野菜室であり、
室内を高湿に維持するための調湿手段10及び引き出し
式の扉11を備えている。12は前記区画壁5及び6の
間で本体1の中央部に区画形成された冷凍室であり引き
出し式の扉13、14を備えている。また、15は前記
冷蔵室7内に設けた魚、肉類を保存する低温室である。
【0006】16は圧縮機、17は冷却器であり冷凍サ
イクルを構成している。18は前記冷却器17で冷却さ
れた冷気を庫内に強制通風させるための送風機であり、
19は前記冷蔵室7、野菜室9に、20は前記低温室1
5にそれぞれ必要な冷気量を送り込むための温度制御手
段(以後ダンパー装置19、20という)である。
イクルを構成している。18は前記冷却器17で冷却さ
れた冷気を庫内に強制通風させるための送風機であり、
19は前記冷蔵室7、野菜室9に、20は前記低温室1
5にそれぞれ必要な冷気量を送り込むための温度制御手
段(以後ダンパー装置19、20という)である。
【0007】以上のように構成された冷蔵庫についてそ
の動作を説明する。圧縮機16の運転により冷却器17
で冷却された冷気は送風機18によって各室に強制通風
され、ダンパー装置19、20により冷蔵室7、野菜室
9及び低温室15が適温に維持される。
の動作を説明する。圧縮機16の運転により冷却器17
で冷却された冷気は送風機18によって各室に強制通風
され、ダンパー装置19、20により冷蔵室7、野菜室
9及び低温室15が適温に維持される。
【0008】このため野菜、果物類や魚、肉類などの生
鮮食品の温度管理が行き届き鮮度が維持できる。また、
使用頻度の最も高い冷蔵室7が上部の目の高さにあるた
め扉の開閉や食品の見渡し易さ、出し入れのし易さな
ど、使い勝手や収納性が従来の冷凍室12が上部にある
冷蔵庫に比べてよくなる。
鮮食品の温度管理が行き届き鮮度が維持できる。また、
使用頻度の最も高い冷蔵室7が上部の目の高さにあるた
め扉の開閉や食品の見渡し易さ、出し入れのし易さな
ど、使い勝手や収納性が従来の冷凍室12が上部にある
冷蔵庫に比べてよくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、特に近年の健康指向から野菜の消費量が高まっ
ている背景に対しては、使用頻度の高い野菜室9が最下
段にあって腰を屈める回数が多い、奥まで見渡しにくい
など野菜室9の使い勝手や収納性がよくないという問題
点があった。
成では、特に近年の健康指向から野菜の消費量が高まっ
ている背景に対しては、使用頻度の高い野菜室9が最下
段にあって腰を屈める回数が多い、奥まで見渡しにくい
など野菜室9の使い勝手や収納性がよくないという問題
点があった。
【0010】本発明は、特に野菜室の使い勝手や収納性
を高めた冷蔵庫を提供することを目的としている。
を高めた冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を配
置し、中央部に野菜室を配置するとともに、野菜容器を
覆う蓋体の上面に設けられて冷蔵室の吸い込みダクトと
低温室の吸い込みダクトに連通する通風ダクトと、この
通風ダクトに連通して野菜容器の外周に形成された循環
ダクトと、野菜室奥面より冷却器に連通する帰還ダクト
から冷却風路を構成したものである。
に本発明の冷蔵庫は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を配
置し、中央部に野菜室を配置するとともに、野菜容器を
覆う蓋体の上面に設けられて冷蔵室の吸い込みダクトと
低温室の吸い込みダクトに連通する通風ダクトと、この
通風ダクトに連通して野菜容器の外周に形成された循環
ダクトと、野菜室奥面より冷却器に連通する帰還ダクト
から冷却風路を構成したものである。
【0012】これにより、使用頻度が高い野菜を使い勝
手のよい中央部で保存管理でき、収納性も改善される。
手のよい中央部で保存管理でき、収納性も改善される。
【0013】また、野菜容器の温度分布を改善しながら
合理的に野菜室の冷却能力を確保できる。
合理的に野菜室の冷却能力を確保できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は上部に低温室を内蔵した
冷蔵室と、下部に冷凍室と、中央部に野菜室を備え、野
菜容器を覆う蓋体の上面に設けられて冷蔵室及び低温室
への冷気吐出ダクトの一部に連通する通風ダクトと、野
菜容器の外周に形成した循環ダクトと、野菜室奥面より
冷却器に連通する帰還ダクトと、冷蔵室及び冷凍室の吸
い込みダクトと連通する連通ダクトで構成したものであ
る。
冷蔵室と、下部に冷凍室と、中央部に野菜室を備え、野
菜容器を覆う蓋体の上面に設けられて冷蔵室及び低温室
への冷気吐出ダクトの一部に連通する通風ダクトと、野
菜容器の外周に形成した循環ダクトと、野菜室奥面より
冷却器に連通する帰還ダクトと、冷蔵室及び冷凍室の吸
い込みダクトと連通する連通ダクトで構成したものであ
る。
【0015】そして、使用頻度が高い野菜を使い勝手の
よい中央部で保存管理しながら、合理的に野菜室の冷却
能力および良好な温度分布が確保できる。
よい中央部で保存管理しながら、合理的に野菜室の冷却
能力および良好な温度分布が確保できる。
【0016】また、低温室の吸い込みダクトの一部を通
風ダクトに分流させたものである。そして、低温室の吸
い込み冷気の合流で比較的高温高湿の野菜室を冷やすの
に適した温度の空気を吐出することができる。
風ダクトに分流させたものである。そして、低温室の吸
い込み冷気の合流で比較的高温高湿の野菜室を冷やすの
に適した温度の空気を吐出することができる。
【0017】また、低温室連通ダクトに遮断部を設けた
構成としたものである。そして、連通ダクトの遮断によ
り通風ダクトの風量が増大し、野菜室の冷却能力をより
一層高めることができる。
構成としたものである。そして、連通ダクトの遮断によ
り通風ダクトの風量が増大し、野菜室の冷却能力をより
一層高めることができる。
【0018】また、冷蔵室及び冷凍室の吸い込みダクト
一部を通風ダクトに分流させたものである。
一部を通風ダクトに分流させたものである。
【0019】そして、冷蔵室及び冷凍室の吸い込み冷気
の合流で比較的高温高湿の野菜室を冷やすのに適した温
度の空気を吐出することができる。
の合流で比較的高温高湿の野菜室を冷やすのに適した温
度の空気を吐出することができる。
【0020】また、冷蔵室連通ダクト及び低温室連通ダ
クトに遮断部を設けた構成としたものである。
クトに遮断部を設けた構成としたものである。
【0021】そして、冷蔵室連通ダクト及び低温室連通
ダクトに遮断により通風ダクトの風量が増大し、野菜室
の冷却能力をより一層高めることができる。
ダクトに遮断により通風ダクトの風量が増大し、野菜室
の冷却能力をより一層高めることができる。
【0022】
【実施例】以下本発明による冷蔵庫について、図面を参
照しながら説明する。なお、従来と同一構成について
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
照しながら説明する。なお、従来と同一構成について
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0023】(実施例1)図1は本実施例1による縦断
面図である。図2は同実施例の正面斜視図である。
面図である。図2は同実施例の正面斜視図である。
【0024】図1,2において、21は冷蔵庫本体であ
る。22,23,24はそれぞれ庫内を上下に区画する
区画壁である。25は前記区画壁22の上方で本体21
の上部に区画形成された冷蔵室であり、回転式の扉26
を備えている。27は前記区画壁23の下方で本体21
の下部に区画形成された冷凍室であり引き出し式の扉2
8,29を備えている。
る。22,23,24はそれぞれ庫内を上下に区画する
区画壁である。25は前記区画壁22の上方で本体21
の上部に区画形成された冷蔵室であり、回転式の扉26
を備えている。27は前記区画壁23の下方で本体21
の下部に区画形成された冷凍室であり引き出し式の扉2
8,29を備えている。
【0025】30は前記冷蔵室25内の下部に設けられ
た主に魚,肉類などを保存する低温室、31は野菜、果
物類を保存する野菜室で、引き出し式の扉32と前記扉
32に取り付けて引き出される野菜容器33と容器内に
配置された主に小物野菜や果物などを収納する小物容器
34を装備しており、前記区画壁22,23の間で上部
の冷蔵室25と下部の冷凍室27の間に挟まれて本体2
1の中央部に配置されている。
た主に魚,肉類などを保存する低温室、31は野菜、果
物類を保存する野菜室で、引き出し式の扉32と前記扉
32に取り付けて引き出される野菜容器33と容器内に
配置された主に小物野菜や果物などを収納する小物容器
34を装備しており、前記区画壁22,23の間で上部
の冷蔵室25と下部の冷凍室27の間に挟まれて本体2
1の中央部に配置されている。
【0026】35は冷凍サイクルの冷却器であり、36
は前記冷却器35で冷却された冷気を庫内に強制通風さ
せるための送風機である。37は前記送風機36の冷気
を冷凍室27に導く冷凍室の吐出ダクト、38は送風機
36の冷気を冷蔵室27に導く冷蔵室の吐出ダクト、3
9は送風機36の冷気を低温室27に導く低温室の吐出
ダクト、40は前記冷蔵室25に、41は前記低温室3
0にそれぞれ必要な冷気量を送り込むための温度制御手
段(以後ダンパー装置40、41という)である。
は前記冷却器35で冷却された冷気を庫内に強制通風さ
せるための送風機である。37は前記送風機36の冷気
を冷凍室27に導く冷凍室の吐出ダクト、38は送風機
36の冷気を冷蔵室27に導く冷蔵室の吐出ダクト、3
9は送風機36の冷気を低温室27に導く低温室の吐出
ダクト、40は前記冷蔵室25に、41は前記低温室3
0にそれぞれ必要な冷気量を送り込むための温度制御手
段(以後ダンパー装置40、41という)である。
【0027】42は野菜室31内の野菜容器33の上面
開口を覆う蓋体であり、容器内を高湿に維持するための
透湿機能膜などの調湿手段43を一体に設けている。4
4は前記蓋体42の上方に設けた通風ダクトであり、前
記調湿手段43より前方に開口部45が設けられてい
る。
開口を覆う蓋体であり、容器内を高湿に維持するための
透湿機能膜などの調湿手段43を一体に設けている。4
4は前記蓋体42の上方に設けた通風ダクトであり、前
記調湿手段43より前方に開口部45が設けられてい
る。
【0028】46は前記通風ダクト44に連通して野菜
容器33の外周を循環するよう構成した循環ダクト、4
7は野菜室31内野奥面上部に設けた冷気戻り口であ
る。48は冷気戻り口47を介して冷却器35に空気を
帰還させるための帰還ダクトである。
容器33の外周を循環するよう構成した循環ダクト、4
7は野菜室31内野奥面上部に設けた冷気戻り口であ
る。48は冷気戻り口47を介して冷却器35に空気を
帰還させるための帰還ダクトである。
【0029】49は冷蔵室25への冷気吐出経路途中に
設けた冷蔵分岐バイパス口であり、50は前記バイパス
口45より野菜室31の天面に設けた通風ダクト46に
連通する冷蔵分岐バイパスダクトである。51は低温室
30への冷気吐出経路途中に設けた低温分岐バイパス口
であり、52は前記バイパス口47より野菜室31の天
面に設けた通風ダクト46に連通する低温分岐バイパス
ダクトである。
設けた冷蔵分岐バイパス口であり、50は前記バイパス
口45より野菜室31の天面に設けた通風ダクト46に
連通する冷蔵分岐バイパスダクトである。51は低温室
30への冷気吐出経路途中に設けた低温分岐バイパス口
であり、52は前記バイパス口47より野菜室31の天
面に設けた通風ダクト46に連通する低温分岐バイパス
ダクトである。
【0030】53は冷蔵室25の吸い込みダクト、54
は低温室30の吸い込みダクトであり、また55は前記
冷蔵室25の吸い込みダクト53と帰還ダクト48を連
通する冷蔵室連通ダクト、56は前記低温室30の吸い
込みダクトと帰還ダクト48を連通する低温室連通ダク
トである。
は低温室30の吸い込みダクトであり、また55は前記
冷蔵室25の吸い込みダクト53と帰還ダクト48を連
通する冷蔵室連通ダクト、56は前記低温室30の吸い
込みダクトと帰還ダクト48を連通する低温室連通ダク
トである。
【0031】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。冷却器35で冷却された冷気
は送風機36によって冷凍室の吐出ダクト37を介して
冷凍室に通風され、−18℃などの適温に維持される。
また、冷却器35で冷却された冷気は送風機36によっ
て冷蔵室の吐出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、
ダンパー装置40により冷蔵室25に適量の冷気が送り
込まれて4℃などの適温に維持される。
以下その動作を説明する。冷却器35で冷却された冷気
は送風機36によって冷凍室の吐出ダクト37を介して
冷凍室に通風され、−18℃などの適温に維持される。
また、冷却器35で冷却された冷気は送風機36によっ
て冷蔵室の吐出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、
ダンパー装置40により冷蔵室25に適量の冷気が送り
込まれて4℃などの適温に維持される。
【0032】また、冷却器35で冷却された冷気は送風
機36によって低温室の吐出ダクト39を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
機36によって低温室の吐出ダクト39を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
【0033】次に、冷蔵室25の吐出ダクト38と低温
室の吐出ダクト39の一部は、分岐バイパス口から分岐
バイパスダクトを通り通風ダクト44に導かれ、調湿手
段43の上面空間をバイパスして開口部45から蓋体4
2の上面前方に開放される。そして、循環ダクト46を
介して野菜容器33の外周を後方に向けて対流する。そ
の後野菜容器33の背面に沿って流れ、野菜室31内の
奥面上部に設けた冷気戻り口47より帰還ダクト48を
介して冷却器35に帰還する。
室の吐出ダクト39の一部は、分岐バイパス口から分岐
バイパスダクトを通り通風ダクト44に導かれ、調湿手
段43の上面空間をバイパスして開口部45から蓋体4
2の上面前方に開放される。そして、循環ダクト46を
介して野菜容器33の外周を後方に向けて対流する。そ
の後野菜容器33の背面に沿って流れ、野菜室31内の
奥面上部に設けた冷気戻り口47より帰還ダクト48を
介して冷却器35に帰還する。
【0034】このように、野菜容器33および蓋体42
の外周より間接冷却されて野菜室31が6℃などの適温
に維持される。このとき、野菜容器33の天面部に設け
た調湿手段43の作用により、収納された野菜、果物な
どの食品の蒸散水分で野菜室31内が高湿状態となって
野菜や果物類の鮮度が長期間維持される。このように、
野菜室31が本体の中央部に配置されることにより近年
使用頻度の高い野菜の収納性が高まり、腰を屈めなくて
もよいなど使い勝手も向上する。
の外周より間接冷却されて野菜室31が6℃などの適温
に維持される。このとき、野菜容器33の天面部に設け
た調湿手段43の作用により、収納された野菜、果物な
どの食品の蒸散水分で野菜室31内が高湿状態となって
野菜や果物類の鮮度が長期間維持される。このように、
野菜室31が本体の中央部に配置されることにより近年
使用頻度の高い野菜の収納性が高まり、腰を屈めなくて
もよいなど使い勝手も向上する。
【0035】一方、分布的に温度の高い容器前方をまだ
低温の空気が対流し、分布的に温度の低い容器後方を野
菜室31の前面を通過して加熱された空気が対流して野
菜容器33の温度分布を改善しながら合理的に間接冷却
できる。
低温の空気が対流し、分布的に温度の低い容器後方を野
菜室31の前面を通過して加熱された空気が対流して野
菜容器33の温度分布を改善しながら合理的に間接冷却
できる。
【0036】このように、温度むらの少ない冷却量をも
った間接冷却で安定した保存管理ができ、野菜、果物類
の長期保鮮が可能となる。
った間接冷却で安定した保存管理ができ、野菜、果物類
の長期保鮮が可能となる。
【0037】(実施例2)図1は本発明の実施例2によ
る縦断面図である。図3は同実施例2の正面斜視図であ
る。
る縦断面図である。図3は同実施例2の正面斜視図であ
る。
【0038】図1,3において、57は低温室の吸い込
みダクト途中に設けた低温室リターンバイパス口であ
り、58は前記バイパス口57より野菜室31の天面に
設けた通風ダクト46に連通する低温室リターンバイパ
スダクトである。
みダクト途中に設けた低温室リターンバイパス口であ
り、58は前記バイパス口57より野菜室31の天面に
設けた通風ダクト46に連通する低温室リターンバイパ
スダクトである。
【0039】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。冷却器35で冷却された冷気
は送風機36によって冷凍室の吐出ダクト37を介して
冷凍室に通風され、−18℃などの適温に維持される。
また、冷却器35で冷却された冷気は送風機36によっ
て冷蔵室の吐出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、
ダンパー装置40により冷蔵室25に適量の冷気が送り
込まれて4℃などの適温に維持される。
以下その動作を説明する。冷却器35で冷却された冷気
は送風機36によって冷凍室の吐出ダクト37を介して
冷凍室に通風され、−18℃などの適温に維持される。
また、冷却器35で冷却された冷気は送風機36によっ
て冷蔵室の吐出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、
ダンパー装置40により冷蔵室25に適量の冷気が送り
込まれて4℃などの適温に維持される。
【0040】また、冷却器35で冷却された冷気は送風
機36によって低温室の吐出ダクト38を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
このとき、低温室30を冷却した空気の一部は低温室リ
ターンバイパス口57より低温室リターンバイパスダク
ト58に流入し、通風ダクト44に導かれる。一方これ
と冷蔵室の吐出ダクト38と低温室の吐出ダクト39の
一部の冷気は分岐バイパスダクトを介して通風ダクト4
4に導かれる。
機36によって低温室の吐出ダクト38を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
このとき、低温室30を冷却した空気の一部は低温室リ
ターンバイパス口57より低温室リターンバイパスダク
ト58に流入し、通風ダクト44に導かれる。一方これ
と冷蔵室の吐出ダクト38と低温室の吐出ダクト39の
一部の冷気は分岐バイパスダクトを介して通風ダクト4
4に導かれる。
【0041】このため、通風ダクト44内では冷蔵室2
5及び低温室30へ吐出冷気の一部に、比較的温度の高
い低温室30の戻り空気が混合されて野菜室を冷却する
のに適した温度の冷気となる。そして、この冷気は調湿
手段43の上面空間をバイパスして開口部45から蓋体
42の上面前方に開放される。
5及び低温室30へ吐出冷気の一部に、比較的温度の高
い低温室30の戻り空気が混合されて野菜室を冷却する
のに適した温度の冷気となる。そして、この冷気は調湿
手段43の上面空間をバイパスして開口部45から蓋体
42の上面前方に開放される。
【0042】そして、循環ダクト46を介して野菜容器
33の外周を後方に向けて冷蔵室25と低温室30への
低温の吐出冷気の一部と低温室30の戻り空気が混合さ
れた混合冷気が対流する。
33の外周を後方に向けて冷蔵室25と低温室30への
低温の吐出冷気の一部と低温室30の戻り空気が混合さ
れた混合冷気が対流する。
【0043】その後野菜容器33の背面に沿って空気が
流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口47
より帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還する。こ
のため、野菜容器33を冷却するのに適した温度の冷気
を吐出することができ鮮度の維持向上が図れ、より野
菜,果物類の長期保存管理が可能となる。
流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口47
より帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還する。こ
のため、野菜容器33を冷却するのに適した温度の冷気
を吐出することができ鮮度の維持向上が図れ、より野
菜,果物類の長期保存管理が可能となる。
【0044】(実施例3)図1は本発明の実施例3によ
る縦断面図である。図4は同実施例3の正面斜視図であ
る。
る縦断面図である。図4は同実施例3の正面斜視図であ
る。
【0045】図1,4において、59は低温室連通ダク
ト56に設けた遮断部aである。以上のように構成され
た冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
ト56に設けた遮断部aである。以上のように構成され
た冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0046】冷却器35で冷却された冷気は送風機36
によって冷凍室の吐出ダクト37を介して冷凍室に通風
され、−18℃などの適温に維持される。また、冷却器
35で冷却された冷気は送風機36によって冷蔵室の吐
出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、ダンパー装置
40により冷蔵室25に適量の冷気が送り込まれて4℃
などの適温に維持される。
によって冷凍室の吐出ダクト37を介して冷凍室に通風
され、−18℃などの適温に維持される。また、冷却器
35で冷却された冷気は送風機36によって冷蔵室の吐
出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、ダンパー装置
40により冷蔵室25に適量の冷気が送り込まれて4℃
などの適温に維持される。
【0047】また、冷却器35で冷却された冷気は送風
機36によって低温室の吐出ダクト39を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
機36によって低温室の吐出ダクト39を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
【0048】このとき、低温室30を冷却した空気は低
温室連通ダクト56に設けた遮断部a59によりすべて
低温室リターンバイパス口57より低温室リターンバイ
パスダクト58に流入し通風ダクト44に導かれ、調湿
手段43の上面空間をバイパスして開口部45から蓋体
42の上面前方に開放され、循環ダクト46を介して野
菜容器33の外周を後方に向けて冷蔵室及び低温室の吐
出冷気の一部と低温室の戻り空気が混合された混合冷気
が対流する。
温室連通ダクト56に設けた遮断部a59によりすべて
低温室リターンバイパス口57より低温室リターンバイ
パスダクト58に流入し通風ダクト44に導かれ、調湿
手段43の上面空間をバイパスして開口部45から蓋体
42の上面前方に開放され、循環ダクト46を介して野
菜容器33の外周を後方に向けて冷蔵室及び低温室の吐
出冷気の一部と低温室の戻り空気が混合された混合冷気
が対流する。
【0049】その後野菜容器33の背面に沿って戻り空
気が流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口
47より帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還す
る。このため、通風ダクト44内の風量が増大し、一層
冷却能力が高くなる。
気が流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口
47より帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還す
る。このため、通風ダクト44内の風量が増大し、一層
冷却能力が高くなる。
【0050】そして、通風ダクト44より野菜容器33
の外周循環ダクト46にこの冷気が供給されるため、野
菜容器33の間接冷却効果が一層高められる。このた
め、野菜室温度の一層の低温化を図って鮮度の維持向上
が図れ、扉開閉などの温度上昇に対してさらなる冷却余
力が確保できるなど、一層野菜、果物類の長期保存管理
に対応しやすくなる。
の外周循環ダクト46にこの冷気が供給されるため、野
菜容器33の間接冷却効果が一層高められる。このた
め、野菜室温度の一層の低温化を図って鮮度の維持向上
が図れ、扉開閉などの温度上昇に対してさらなる冷却余
力が確保できるなど、一層野菜、果物類の長期保存管理
に対応しやすくなる。
【0051】(実施例4)図1は本発明の実施例4によ
る縦断面図である。図5は同実施例4の正面斜視図であ
る。
る縦断面図である。図5は同実施例4の正面斜視図であ
る。
【0052】図1,5において、60は低温室連通ダク
ト途中に設けた低温室リターンバイパス口であり、61
は前記バイパス口60より野菜室31の天面に設けた通
風ダクト44に連通する低温室リターンバイパスダクト
である。
ト途中に設けた低温室リターンバイパス口であり、61
は前記バイパス口60より野菜室31の天面に設けた通
風ダクト44に連通する低温室リターンバイパスダクト
である。
【0053】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。冷却器35で冷却された冷気
は送風機36によって冷凍室の吐出ダクト37を介して
冷凍室に通風され、−18℃などの適温に維持される。
また、冷却器35で冷却された冷気は送風機36によっ
て冷蔵室の吐出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、
ダンパー装置40により冷蔵室25に適量の冷気が送り
込まれて4℃などの適温に維持される。
以下その動作を説明する。冷却器35で冷却された冷気
は送風機36によって冷凍室の吐出ダクト37を介して
冷凍室に通風され、−18℃などの適温に維持される。
また、冷却器35で冷却された冷気は送風機36によっ
て冷蔵室の吐出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、
ダンパー装置40により冷蔵室25に適量の冷気が送り
込まれて4℃などの適温に維持される。
【0054】また、冷却器35で冷却された冷気は送風
機36によって低温室の吐出ダクト38を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
機36によって低温室の吐出ダクト38を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
【0055】このとき、低温室30及び冷蔵室25を冷
却した空気の一部は低温室リターンバイパス口57及び
冷蔵室リターンバイパス口60より低温室リターンバイ
パスダクト58及び冷蔵室リターンバイパスダクト61
に流入し、それぞれ通風ダクト44に導かれる。
却した空気の一部は低温室リターンバイパス口57及び
冷蔵室リターンバイパス口60より低温室リターンバイ
パスダクト58及び冷蔵室リターンバイパスダクト61
に流入し、それぞれ通風ダクト44に導かれる。
【0056】一方これと冷蔵室の吐出ダクト38と低温
室の吐出ダクト39の一部の冷気は分岐バイパスダクト
を介して通風ダクト44に導かれる。このため、通風ダ
クト44内では冷蔵室25及び低温室30へ吐出冷気の
一部に、比較的温度の高い低温室30及び冷蔵室25の
戻り空気が混合されてさらに野菜室を冷却するのに適し
た温度の冷気となる。
室の吐出ダクト39の一部の冷気は分岐バイパスダクト
を介して通風ダクト44に導かれる。このため、通風ダ
クト44内では冷蔵室25及び低温室30へ吐出冷気の
一部に、比較的温度の高い低温室30及び冷蔵室25の
戻り空気が混合されてさらに野菜室を冷却するのに適し
た温度の冷気となる。
【0057】そして、この冷気は調湿手段43の上面空
間をバイパスして開口部45から蓋体42の上面前方に
開放される。そして、循環ダクト46を介して野菜容器
33の外周を後方に向けて冷蔵室25と低温室30への
低温の吐出冷気の一部と低温室30及び冷蔵室25の戻
り空気が混合された混合冷気が対流する。
間をバイパスして開口部45から蓋体42の上面前方に
開放される。そして、循環ダクト46を介して野菜容器
33の外周を後方に向けて冷蔵室25と低温室30への
低温の吐出冷気の一部と低温室30及び冷蔵室25の戻
り空気が混合された混合冷気が対流する。
【0058】その後野菜容器33の背面に沿って空気が
流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口47
により帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還する。
このため、野菜容器33を冷却するのにさらに適した温
度の冷気を吐出することができ鮮度の維持向上が図れ、
より野菜,果物類の長期保存管理が可能となる。
流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口47
により帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還する。
このため、野菜容器33を冷却するのにさらに適した温
度の冷気を吐出することができ鮮度の維持向上が図れ、
より野菜,果物類の長期保存管理が可能となる。
【0059】(実施例5)図1は本発明の実施例5によ
る縦断面図である。図6は同実施例5の正面斜視図であ
る。
る縦断面図である。図6は同実施例5の正面斜視図であ
る。
【0060】図1,6において、62は冷蔵室連通ダク
ト55に設けた遮断部bである。以上のように構成され
た冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
ト55に設けた遮断部bである。以上のように構成され
た冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0061】冷却器35で冷却された冷気は送風機36
によって冷凍室の吐出ダクト37を介して冷凍室に通風
され、−18℃などの適温に維持される。また、冷却器
35で冷却された冷気は送風機36によって冷蔵室の吐
出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、ダンパー装置
40により冷蔵室25に適量の冷気が送り込まれて4℃
などの適温に維持される。
によって冷凍室の吐出ダクト37を介して冷凍室に通風
され、−18℃などの適温に維持される。また、冷却器
35で冷却された冷気は送風機36によって冷蔵室の吐
出ダクト38を介して冷蔵室に通風され、ダンパー装置
40により冷蔵室25に適量の冷気が送り込まれて4℃
などの適温に維持される。
【0062】また、冷却器35で冷却された冷気は送風
機36によって低温室の吐出ダクト39を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
機36によって低温室の吐出ダクト39を介して低温室
に通風され、ダンパー装置41により低温室30に適量
の冷気が送り込まれて−3℃などの適温に維持される。
【0063】このとき、低温室30及び冷蔵室25を冷
却した空気は低温室連通ダクト56及び冷蔵室連通ダク
ト55に設けた遮断部a及び遮断部bによりすべて低温
室リターンバイパス口57及び冷蔵室リターンバイパス
口61より低温室リターンバイパスダクト58及び冷蔵
室リターンバイパスダクト61に流入し、それぞれ通風
ダクト44に導かれ、調湿手段43の上面空間をバイパ
スして開口部45から蓋体42の上面前方に開放され、
循環ダクト46を介して野菜容器33の外周を後方に向
けて冷蔵室及び低温室の吐出冷気の一部と低温室及び冷
蔵室の戻り空気が混合された混合冷気が対流する。
却した空気は低温室連通ダクト56及び冷蔵室連通ダク
ト55に設けた遮断部a及び遮断部bによりすべて低温
室リターンバイパス口57及び冷蔵室リターンバイパス
口61より低温室リターンバイパスダクト58及び冷蔵
室リターンバイパスダクト61に流入し、それぞれ通風
ダクト44に導かれ、調湿手段43の上面空間をバイパ
スして開口部45から蓋体42の上面前方に開放され、
循環ダクト46を介して野菜容器33の外周を後方に向
けて冷蔵室及び低温室の吐出冷気の一部と低温室及び冷
蔵室の戻り空気が混合された混合冷気が対流する。
【0064】その後野菜容器33の背面に沿って戻り空
気が流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口
47より帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還す
る。
気が流れ、野菜室31内の奥面上部に設けた冷気戻り口
47より帰還ダクト48を介して冷却器35に帰還す
る。
【0065】このため、通風ダクト44内の風量がより
増大し、より一層冷却能力が高くなる。そして、通風ダ
クト44より野菜容器33の外周循環ダクト46にこの
冷気が供給されるため、野菜容器33の間接冷却効果が
より一層高められる。このため、野菜室温度のより一層
の低温化を図って鮮度の維持向上が図れ、扉開閉などの
温度上昇に対してさらなる冷却余力が確保できるなど、
より一層野菜,果物類の長期保存管理に対応しやすくな
る。
増大し、より一層冷却能力が高くなる。そして、通風ダ
クト44より野菜容器33の外周循環ダクト46にこの
冷気が供給されるため、野菜容器33の間接冷却効果が
より一層高められる。このため、野菜室温度のより一層
の低温化を図って鮮度の維持向上が図れ、扉開閉などの
温度上昇に対してさらなる冷却余力が確保できるなど、
より一層野菜,果物類の長期保存管理に対応しやすくな
る。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明の冷蔵庫は、上部に
低温室を内蔵した冷蔵室と、下部に冷凍室と、中央部に
野菜室を備え、野菜容器を覆う蓋体の上面に設けられて
冷蔵室及び低温室への冷気吐出ダクトの一部に連通する
通風ダクトと、野菜容器の外周に形成した循環ダクト
と、野菜室奥面より冷却器に連通する帰還ダクトと、冷
蔵室及び低温室の吸い込みダクトと帰還ダクトを連通す
る連通ダクトで構成したものであるため、使用頻度が高
い野菜を使い勝手のよい中央部で保存管理しながら、合
理的に野菜室の冷却能力および良好な温度分布が確保で
き野菜,果物類の保存性を高めることができる。
低温室を内蔵した冷蔵室と、下部に冷凍室と、中央部に
野菜室を備え、野菜容器を覆う蓋体の上面に設けられて
冷蔵室及び低温室への冷気吐出ダクトの一部に連通する
通風ダクトと、野菜容器の外周に形成した循環ダクト
と、野菜室奥面より冷却器に連通する帰還ダクトと、冷
蔵室及び低温室の吸い込みダクトと帰還ダクトを連通す
る連通ダクトで構成したものであるため、使用頻度が高
い野菜を使い勝手のよい中央部で保存管理しながら、合
理的に野菜室の冷却能力および良好な温度分布が確保で
き野菜,果物類の保存性を高めることができる。
【0067】また、低温室の吸い込みダクトの一部を通
風ダクトに分流させることによって、低温室の吸い込み
冷気の合流で野菜室を冷やすのに適した温度の冷気を吐
出することができ、鮮度維持を図ることができる。
風ダクトに分流させることによって、低温室の吸い込み
冷気の合流で野菜室を冷やすのに適した温度の冷気を吐
出することができ、鮮度維持を図ることができる。
【0068】また、低温室連通ダクトに遮断部を設けた
ことにより、低温室連通ダクトの遮断で通風ダクトの風
量が増大し、野菜室の冷却能力をより一層に高めること
ができ、野菜室の鮮度維持や実用時の温度上昇への対応
を強化することができる。
ことにより、低温室連通ダクトの遮断で通風ダクトの風
量が増大し、野菜室の冷却能力をより一層に高めること
ができ、野菜室の鮮度維持や実用時の温度上昇への対応
を強化することができる。
【0069】また、低温室及び冷蔵室の吸い込みダクト
の一部を通風ダクトに分流させることによって、低温室
及び冷蔵室の吸い込み冷気の合流で野菜室を冷やすのに
さらに適した温度の冷気を吐出することができ、鮮度維
持を図ることができる。
の一部を通風ダクトに分流させることによって、低温室
及び冷蔵室の吸い込み冷気の合流で野菜室を冷やすのに
さらに適した温度の冷気を吐出することができ、鮮度維
持を図ることができる。
【0070】また、低温室連通ダクト及び冷蔵室連通ダ
クトに遮断部を設けたことにより、低温室連通ダクト及
び冷蔵室連通ダクトの遮断で通風ダクトの風量が増大
し、野菜室の冷却能力をより一層に高めることができ、
野菜室の鮮度維持や実用時の温度上昇への対応をさらに
強化することができる。
クトに遮断部を設けたことにより、低温室連通ダクト及
び冷蔵室連通ダクトの遮断で通風ダクトの風量が増大
し、野菜室の冷却能力をより一層に高めることができ、
野菜室の鮮度維持や実用時の温度上昇への対応をさらに
強化することができる。
【図1】本発明による冷蔵庫の実施例1の縦断面図
【図2】本発明による冷蔵庫の実施例1の正面斜視図
【図3】本発明による冷蔵庫の実施例2の正面斜視図
【図4】本発明による冷蔵庫の実施例3の正面斜視図
【図5】本発明による冷蔵庫の実施例4の正面斜視図
【図6】本発明による冷蔵庫の実施例5の正面斜視図
【図7】従来の冷蔵庫の縦断面図
25 冷蔵室 27 冷凍室 30 低温室 31 野菜室 33 野菜容器 35 冷却器 42 蓋体 43 調湿手段 44 通風ダクト 45 開口部 46 循環ダクト 47 野菜室の冷気戻り口 48 帰還ダクト 49 冷蔵分岐バイパス口 50 冷蔵分岐バイパスダクト 51 低温分岐バイパス口 52 低温分岐バイパスダクト 53 冷蔵室の吸い込みダクト 54 低温室の吸い込みダクト 55 冷蔵室連通ダクト 56 低温室連通ダクト 57 低温室リターンバイパス口 58 低温室リターンバイパスダクト 59 遮断部a 60 冷蔵室リターンバイパス口 61 冷蔵室リターンバイパスダクト 62 遮断部b
Claims (5)
- 【請求項1】 上部に冷蔵食品等を保存する冷蔵室と、
下部に冷凍食品等を保存する冷凍室と、中央部に野菜、
果物類等を保存する野菜室と、前記冷蔵室内に魚、肉類
等を低温で保存する低温室と、前記野菜室及び冷凍室の
背面にわたって配置された冷凍サイクルの冷却器とを備
え、前記野菜室内に設けた野菜容器の上方開口面を覆う
蓋体と、前記蓋体の上面に設けられ前記冷蔵室及び前記
低温室への冷気吐出ダクトの一部に連通する通風ダクト
と、前記通風ダクトに連通して前記野菜容器の外周に形
成された前方から後方に向かう循環ダクトと、前記循環
ダクトに連通して野菜室内奥面に設けた冷気戻り口と、
前記冷気戻り口より冷却器に連通する帰還ダクトと、前
記冷蔵室の吸い込みダクトと前記帰還ダクトを連通する
冷蔵室連通ダクトと前記低温室の吸い込みダクトと前記
帰還ダクトを連通する低温室連通ダクトとよりなる冷蔵
庫。 - 【請求項2】 低温室の吸い込みダクトの一部を通風ダ
クトに分流させた請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 低温室の吸い込みダクトと帰還ダクトを
連通する低温室連通ダクトを遮断する遮断部を設けた請
求項2記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】 冷蔵室と低温室の吸い込みダクトの一部
を通風ダクトに分流させた請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】 冷蔵室の吸い込みダクトと帰還ダクトを
連通する冷蔵室連通ダクトと、低温室の吸い込みダクト
と帰還ダクトを連通する低温室連通ダクトとを遮断する
遮断部を設けた請求項4記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12194697A JPH10311654A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12194697A JPH10311654A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311654A true JPH10311654A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14823842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12194697A Pending JPH10311654A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10311654A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002098461A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-04-05 | Fujitsu General Ltd | 電気冷蔵庫 |
JP2007120942A (ja) * | 2007-02-14 | 2007-05-17 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2012255615A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
CN103115465A (zh) * | 2013-03-13 | 2013-05-22 | 合肥美菱股份有限公司 | 一种冰箱的整体式风道系统 |
CN104697269A (zh) * | 2013-12-10 | 2015-06-10 | 苏州三星电子有限公司 | 一种冰箱 |
WO2015188623A1 (zh) * | 2014-06-11 | 2015-12-17 | 合肥华凌股份有限公司 | 风冷电冰箱 |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP12194697A patent/JPH10311654A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002098461A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-04-05 | Fujitsu General Ltd | 電気冷蔵庫 |
JP2007120942A (ja) * | 2007-02-14 | 2007-05-17 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2012255615A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
CN103115465A (zh) * | 2013-03-13 | 2013-05-22 | 合肥美菱股份有限公司 | 一种冰箱的整体式风道系统 |
CN103115465B (zh) * | 2013-03-13 | 2015-05-20 | 合肥美菱股份有限公司 | 一种冰箱的整体式风道系统 |
CN104697269A (zh) * | 2013-12-10 | 2015-06-10 | 苏州三星电子有限公司 | 一种冰箱 |
CN104697269B (zh) * | 2013-12-10 | 2017-07-11 | 苏州三星电子有限公司 | 一种冰箱 |
WO2015188623A1 (zh) * | 2014-06-11 | 2015-12-17 | 合肥华凌股份有限公司 | 风冷电冰箱 |
US20170108264A1 (en) * | 2014-06-11 | 2017-04-20 | Hefei Hualing Co., Ltd. | Air-cooled refrigerator |
EP3156748A4 (en) * | 2014-06-11 | 2018-02-14 | Hefei Hualing Co., Ltd. | Air-cooled refrigerator |
US10712076B2 (en) | 2014-06-11 | 2020-07-14 | Hefei Hualing Co., Ltd | Air-cooled refrigerator |
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