JPS6032941B2 - コンパレ−タ回路 - Google Patents

コンパレ−タ回路

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Publication number
JPS6032941B2
JPS6032941B2 JP11151278A JP11151278A JPS6032941B2 JP S6032941 B2 JPS6032941 B2 JP S6032941B2 JP 11151278 A JP11151278 A JP 11151278A JP 11151278 A JP11151278 A JP 11151278A JP S6032941 B2 JPS6032941 B2 JP S6032941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
base
collector
current
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP11151278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5539107A (en
Inventor
文男 神谷
久敏 野寺
建治 上田
敞行 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP11151278A priority Critical patent/JPS6032941B2/ja
Publication of JPS5539107A publication Critical patent/JPS5539107A/ja
Publication of JPS6032941B2 publication Critical patent/JPS6032941B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、コンパレータ回路に関し、特にICに内蔵
するに適したコンパレータ回路に関する。
従来のトランジスタ回路は第1図に示すように構成され
ている。
すなわち第1図において、トランジスタ41のベースに
は比較信号入力が加えられるようになっておりトランジ
スタ42のベースには抵抗45,46でなる抵抗分圧回
路から発生された基準電圧Vsが加えられるようになっ
ている。トランジスタ41,42のェミツタは共通に接
続され、一定の電流loを流す電流源47に接続されて
いる。こうしてトランジスタ41,42が差動増幅形の
比較回路を構成する。トランジスタ41のコレク夕には
、トランジスタ43のヱミツタ・コレクタパスが挿入さ
れている。そしてこのトランジスタ43のベースはトラ
ンジスタ42のコレク夕に薮続されている。またトラン
ジスタ42のコレクタには、トランジスタ44のエミツ
タ・コレクタパスが挿入されており、このトランジスタ
44のベースはトランジスタ41のコレクタに接続され
ている。電流源47のインピーダンスが抵抗46に比し
て充分大きいものとすると、トランジスタ41のベース
に加えられた電圧が基準電圧Vsに到達した場合、それ
までトランジスタ42がオン,トランジスタ41がオフ
の状態であったものが、トランジスタ41がオン,トラ
ンジスタ42がオフに反転する。
そのためトランジスタ44のベース電流が流れるのでト
ランジスタ44はオンし、逆にトランジスタ43のベー
ス電流がなくなるためトランジスタ43はオフする。こ
うして負荷51に流れる電流は急激に減少し、負荷52
に流れる雷流は急激に増大する。トランジスタ41のベ
ースに加えられる電圧が下がってきて基準電圧Vsに到
達した場合には、上記と全く逆の動作をし上記の各状態
から反転して最初に述べた状態にもどる。以上に述べた
従来の回路は次の欠点を有している。
トランジスタ41のベースに入力される比較信号が基準
電圧Vsのレベルに微少量づつ近づいたとき、トランジ
スタ41にベース電流が流れ始めます。
そして、このベース電流は比較信号の上昇とともに増加
します。このとき、トランジスタ41およびトランジス
タ42はともにオン状態にあるので、トランジスタ43
のベースに接続された負荷51に電流が流れるとともに
トランジスタ44のベースに接続された負荷52にも電
流が流れます。この状態はトランジスタ43、およびト
ランジスタ44が完全に反転するまで続きます。このよ
うに従来のコンパレータ回路はトランジスタ43および
トランジスタ44のベース電流がトランジスタ特性で決
定される予じめ定められた値以上にならないとトランジ
スタ43およびトランジスタ44は完全に反転動作しな
いので、微少変化のアナログ入力に対してはスイッチン
グ動作がゆるやかなものとなりコンパレータ回路として
不都合がある。また、トランジスタ43およびトランジ
スタ44のベース電流の値が大きいので、消費電力が大
きくIC化に通さないなどの不都合もある。そこで、本
発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、出
力端子のスイッチング特性を向上するとともに、回路で
の消費電力を押えてIC化に適したコンパレータ回路を
提供することを目的とする。
本発明の一実施例を第2図を用いて説明する。
第2図は、第1図の回路に示されるトランジスタ43の
ベースにヱミツタが接続されそのベースがトランジスタ
42のコレク外こ接続されたトランジスタ62と、トラ
ンジスタ44のベースにヱミッタが接続されそのベース
がトランジスタ41のコレクタに接続されたトランジス
タ61を備えている。そして負荷としてトランジスタ7
1〜73で構成される電流ミラー回路が接続されている
。次に第2図に示される回路の動作を説明する。
最初トランジスタ42がオン,トランジスタ41がオフ
状態にあるものとする。ここでトランジスタ41のベー
スに加えられた電圧が基準電圧Vsに到達するとトラン
ジスタ41に漏れ電流が流れ始める。そしてこの漏れ電
流が微少電流であってもトランジスタ61およ,びトラ
ンジスタ44のダーリントン接続回路で電流増幅され一
瞬のうちにトランジスタ44がオンする。トランジスタ
41がオンするとトランジスタ42はオフする。ここで
トランジスタ42がオフするとトランジスタ43および
トランジスタ62もオフする。なおトランジスタ43,
44が飽和することによって基板(サブストレート)に
漏れる電流を小さく抑えるためにトランジスタ43,4
4にCW(CollectorWall)処理をするこ
とが好ましい。次に負荷51(カレントミラー回路)と
コンパレータ回路4との動作を説明する。このコンパレ
ータ回路4の○UT勾端子にも負荷51と同様のカレン
トミラー回路(図示せず)が接続されている。最初トラ
ンジスタ42がオン状態であればトランジスタ42へは
トランジスタ62のベース電流とOUTI端子からの電
流とが供給されている。
ここでトランジスタ62のベース電流《OUTI端子か
らの電流である。次にトランジスタ41のベース電圧が
微少電圧づつ上昇して、Vsを超えると、トランジスタ
61とトランジスタ44が一瞬にしてオン状態になる。
このときトランジスタ43のベース・エミツタ飽和電圧
(VBE43)とトランジスタ62のベース・ェミッタ
飽和電圧と(VBE62)との和VBE43十VBE6
2は、トランジスタ71のベース・ェミッタ間飽和電圧
(VBE71)とトランジスタ73のベース・ェミッタ
間飽和電圧(VBE73)との和VBE71十VBE7
3よりも小さいので、トランジスタ44がオンしたとき
、トランジスタ71およびトランジスタ73がオフし、
その後トランジスタ43とトランジスタ62がオフする
。そしてこのとき○UT勾端子に接続される負荷がオン
する。このように負荷51にカレントミラー回路を設け
ると負荷が同時にオフするときはあっても同時にオンす
るときがないので、例えばミラー回路の出力でコンブリ
メンタリなトランジスタ回路を駆動するときなど効果的
である。この発明によれば、差動増幅器を構成する第1
のトランジスタと第2のトランジスタを有し、第1のト
ランジスタのコレクタにそのエミツタ・コレクタパスが
接続された第3のトランジスタと、第2のトランジスタ
のコレク夕にそのェミツタ・コレクタパスが接続された
第4のトランジスタとを備えたコンパレータ回路におい
て、第4のトランジスタのベースにコレクタが接続され
そのべ−スが第1のトランジスタのコレクタに接続され
た第5のトランジスタと、第3のトランジスタにコレク
タが接続されそのベースが第2のトランジスタのコレク
タに接続される第6のトランジスタを備えたので、第1
のトランジスタまたは第2のトランジスタに流れる電流
が第4,第6のトランジスタまたは第3,第5のトラン
ジスタによってそれぞれ増幅され、第3,第4のトラン
ジスタのオン・オフが瞬時に行なわれることによりコン
パレータとしてのスイッチング特性が向上する。
さらに、第3,第6のトランジスタおよび第4,第5の
トランジスタのようにダーリントン接続回路を用いてい
るので、コンパレータ回路内での消費電力を押えてIC
化に通したコンパレータ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従釆例を説明するための図,第2図は本発明の
一実施例を説明する図である。 41……第1のトランジスタ、42……第2のトランジ
スタ、43……第3のトランジスタ、44……第4のト
ランジスタ、61……第5のトランジスタ、62……弟
仇6のトランジスタ。 器l図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比較信号がベースに入力される第1のトランジスタ
    と、そのベースに基準電圧が入力される第2のトランジ
    スタと、前記第1のトランジスタのコレクタにそのエミ
    ツタ・コレクタパスが接続された第3のトランジスタと
    、前記第2のトランジスタのコレクタにそのエミツタ・
    コレクタパスが接続された第4のトランジスタと、前記
    第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の出力
    端子と、前記第2のトランジスタのコレクタに接続され
    る第2の出力端子とを備えたコンパレータ回路において
    、 前記第4のトランジスタのベースにエミツタが接続
    されたそのベースが前記第1のトランジスタのトランジ
    スタに接続される第5のトランジスタと、前記第3のト
    ランジスタにエミツタが接続されそのベースが前記第2
    のトランジスタのコレクタに接続される第6のトランジ
    スタとを備えたことを特徴とするコンパレータ回路。
JP11151278A 1978-09-11 1978-09-11 コンパレ−タ回路 Expired JPS6032941B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11151278A JPS6032941B2 (ja) 1978-09-11 1978-09-11 コンパレ−タ回路

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JP11151278A JPS6032941B2 (ja) 1978-09-11 1978-09-11 コンパレ−タ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5539107A JPS5539107A (en) 1980-03-18
JPS6032941B2 true JPS6032941B2 (ja) 1985-07-31

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ID=14563179

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JP11151278A Expired JPS6032941B2 (ja) 1978-09-11 1978-09-11 コンパレ−タ回路

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JP (1) JPS6032941B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200487318Y1 (ko) * 2017-10-18 2018-09-04 타이완 혼 촨 엔터프라이즈 씨오., 엘티디. 개봉 후 위치시키는 장치가 구비된 병마개

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200487318Y1 (ko) * 2017-10-18 2018-09-04 타이완 혼 촨 엔터프라이즈 씨오., 엘티디. 개봉 후 위치시키는 장치가 구비된 병마개

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JPS5539107A (en) 1980-03-18

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