JPS603159Y2 - バランス装置を具えた荷役機械 - Google Patents
バランス装置を具えた荷役機械Info
- Publication number
- JPS603159Y2 JPS603159Y2 JP10981276U JP10981276U JPS603159Y2 JP S603159 Y2 JPS603159 Y2 JP S603159Y2 JP 10981276 U JP10981276 U JP 10981276U JP 10981276 U JP10981276 U JP 10981276U JP S603159 Y2 JPS603159 Y2 JP S603159Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- balance
- reach cylinder
- switching
- telescopic boom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバランス装置を具えた荷投機械に関するもので
ある。
ある。
従来、荷投機械例えば掘削機付車両においては、アタッ
チメントを着は替えて、より深く掘るようにしていた。
チメントを着は替えて、より深く掘るようにしていた。
しかしこの場合、伸縮ブーム、ショベル等が重くなり、
バランスが悪くなるので作業性を低下していた。
バランスが悪くなるので作業性を低下していた。
本考案は上記従来の欠点を除去して荷投機械の作業時の
バランスを改善して作業性を向上させるバランス装置の
提供を目的とする。
バランスを改善して作業性を向上させるバランス装置の
提供を目的とする。
以下に本考案の実施例を図について説明する。
第1図は本考案が実施された掘削機の側面図、第2図は
この実施例の流体(油)圧回路図である。
この実施例の流体(油)圧回路図である。
そして図示の本考案が実施された掘削機は、主ブーム8
の先端部に伸縮自在に装着された伸縮ブーム1と該伸縮
ブーム1の伸長により荷投機械を転倒しようとする転倒
モーメントに対して荷投機械を元にもどそうとする復元
モーメントを生起するように前記機械本体に摺動自在に
取付けられたバランスウェイト2と、前記伸縮ブーム1
およびバランスウェイト2の動作を制御する流体圧回路
3とから構成され、該回路3には、前記伸縮ブーム1を
伸縮させるリーチシリンダ4と、前記バランスウェイト
2を摺動させるバランスシリンダ5と、前記リーチシリ
ンダ4の伸縮に追随して前記バランスシリンダ5を伸縮
させるように前記両シリンダへの圧力流体の給排を制御
する一対の切換弁6,7とが設けられたものである。
の先端部に伸縮自在に装着された伸縮ブーム1と該伸縮
ブーム1の伸長により荷投機械を転倒しようとする転倒
モーメントに対して荷投機械を元にもどそうとする復元
モーメントを生起するように前記機械本体に摺動自在に
取付けられたバランスウェイト2と、前記伸縮ブーム1
およびバランスウェイト2の動作を制御する流体圧回路
3とから構成され、該回路3には、前記伸縮ブーム1を
伸縮させるリーチシリンダ4と、前記バランスウェイト
2を摺動させるバランスシリンダ5と、前記リーチシリ
ンダ4の伸縮に追随して前記バランスシリンダ5を伸縮
させるように前記両シリンダへの圧力流体の給排を制御
する一対の切換弁6,7とが設けられたものである。
なお前記バランスウェイト2は、伸縮ブーム1の伸長に
よる転倒モーメントに対する復元モーメントを生起し得
るように、機械のフレーム9の後端部に摺動自在に取付
けられている。
よる転倒モーメントに対する復元モーメントを生起し得
るように、機械のフレーム9の後端部に摺動自在に取付
けられている。
また10は制御弁で、流体圧源(図示せず)から前記回
路3への圧力流体の給排を制御する。
路3への圧力流体の給排を制御する。
Pは制御弁10の圧力流体入口ポート、Tは同排出ポー
トである。
トである。
11,12はオーバロードリリーフバルブで、バランス
ウェイト用シリンダ5が行程端に達すると両バルブのい
づれかが作用して前記リーチシリンダ4からの圧力流体
はタンク13へ戻される。
ウェイト用シリンダ5が行程端に達すると両バルブのい
づれかが作用して前記リーチシリンダ4からの圧力流体
はタンク13へ戻される。
また前記制御弁10には、ポートリリーフバルブ1,4
.15が設けられている。
.15が設けられている。
そしてそれらのリリーフ圧は前記オーバロードリリーフ
バルブ11.12のそれより高くされている。
バルブ11.12のそれより高くされている。
なお図中20は運転席を備えた機械本体、21は該本体
の旋回装置、22は車両走行装置、23は主ブーム用シ
リンダ、24はショベル、25は伸縮ブーム1とショベ
ル24とを結ぶリンク、26は伸縮ブーム1に枢支され
リンク25を回動させるシリンダ、27はリンク25に
枢支されたショベル24を回動させるシリンダである。
の旋回装置、22は車両走行装置、23は主ブーム用シ
リンダ、24はショベル、25は伸縮ブーム1とショベ
ル24とを結ぶリンク、26は伸縮ブーム1に枢支され
リンク25を回動させるシリンダ、27はリンク25に
枢支されたショベル24を回動させるシリンダである。
次に作用を説明する。
伸縮ブーム1を伸長させる場合は制御弁10を操作して
流体圧源(図示せず)から圧力流体を切換弁7のポート
Aに流す。
流体圧源(図示せず)から圧力流体を切換弁7のポート
Aに流す。
その結果破線Hで示すパイロット圧力流体通路からの流
体圧により、切換弁7は左に、切換弁6は右に動く。
体圧により、切換弁7は左に、切換弁6は右に動く。
そして圧力流体は切換弁7のポートA、Bを通してリー
チシリンダ4のテイル側16に流れる。
チシリンダ4のテイル側16に流れる。
同時にリーチシリンダ4のキャップ側17の圧力流体は
切換弁6のポートEを通りバランスシリンダ5のティル
側18に流れる。
切換弁6のポートEを通りバランスシリンダ5のティル
側18に流れる。
同時にバランスシリンダ5のキャップ側19の圧力流体
は切換弁7のボートC1切換弁6のポートD、 Fおよ
び制御弁10を通ってタンク13へ戻る。
は切換弁7のボートC1切換弁6のポートD、 Fおよ
び制御弁10を通ってタンク13へ戻る。
したがって、リーチシリンダ4が前方へ伸びるとこ・れ
に追随して後方にバランスシリンダ5は伸びる。
に追随して後方にバランスシリンダ5は伸びる。
すなわち伸縮ブーム1が前方へ伸びると、バランスウェ
イト2は後方に移動して、伸縮ブーム1の伸長による転
倒モーメントに見合う復元モーメントを生起して荷投機
械を安定させる。
イト2は後方に移動して、伸縮ブーム1の伸長による転
倒モーメントに見合う復元モーメントを生起して荷投機
械を安定させる。
リーチシリンダ4が行程端に達する前にバランスシリン
ダ5が行程端に達すると、オーバロードリリーフバルブ
11,12のいづれかが作動してリーチシリンダ4から
圧力流体はタンク13へ戻る。
ダ5が行程端に達すると、オーバロードリリーフバルブ
11,12のいづれかが作動してリーチシリンダ4から
圧力流体はタンク13へ戻る。
上の場合と逆に、伸縮ブーム1を短縮する場合は制御弁
10を操作して、切換弁6のポートFに圧力流体を流す
。
10を操作して、切換弁6のポートFに圧力流体を流す
。
その結果破線Gで示すパイロット圧力流体通路からの流
体圧により切換弁6は左に、切;換弁7は右に動く。
体圧により切換弁6は左に、切;換弁7は右に動く。
そして圧力流体はポートF、リーチシリンダ4のキャッ
プ側17に流入する。
プ側17に流入する。
同時にリーチシリンダ4のティル側16の圧力流体は切
換弁7のポートBを通りバランスシリンダ5のキャップ
側19に流入する。
換弁7のポートBを通りバランスシリンダ5のキャップ
側19に流入する。
バランスシリン:ダ5のテイル側18の圧力流体は切換
弁6のポー)E、Dの切換弁7のポートAおよび制御弁
10を通りタンク13へ戻る。
弁6のポー)E、Dの切換弁7のポートAおよび制御弁
10を通りタンク13へ戻る。
したがって、リーチシリンダ1が縮まるとこれに追随し
てバランスシリンダ5も縮まる。
てバランスシリンダ5も縮まる。
すなわち伸縮ブーム1が縮まると同時に、バランスウェ
イト2は前方に移動して、伸縮ブーム1の転倒モーメン
トに見合う復元モーメントを生起して、機械のバランス
を保つ。
イト2は前方に移動して、伸縮ブーム1の転倒モーメン
トに見合う復元モーメントを生起して、機械のバランス
を保つ。
以上の説明からも明らかな通り、本考案は荷投機械本体
に伸縮自在に装着された伸縮ブーム1と、該伸縮ブーム
1の伸長により荷投機械を転倒しようとする転倒モーメ
ントに対して荷投機械を元にもどそうとする復元モーメ
ントを生起するように前記機械本体に摺動自在に取付け
られたバランスウェイト2と、前記伸縮ブーム1および
バランスウェイト2の動作を制御する流体圧回路3とか
ら構成され、該回路3には、前記伸縮ブーム1を伸縮さ
せるリーチシリンダ4と、前記バランスウェイト2を摺
動させるバランスシリンダ5と、前記リーチシリンダ4
の伸縮に追随して前記バランスシリンダ5を伸縮させる
ように前記両シリンダへの圧力流体の給排を制御する第
一、第二の切換弁6,7と、前記リーチシリンダ4の伸
縮時に切換操作する制御弁10とが設けられ、該制御弁
10のリーチシリンダ伸長側切換により第二切換弁7を
流体圧ポンプと接続するリーチシリンダ伸長位置に切換
えかつ第一切換弁6はリーチシリンダ排出流体をバラン
スシリンダ5の伸長側に流入させる位置に切換えまた制
御弁10のリーチシリンダ短縮側切換により第一切換弁
6を流体圧ポンプと接続するリーチシリンダ短縮位置に
切換えかつ第二切換弁7はリーチシリンダ排出流体をバ
ランスシリンダ5の短縮側に流入させる位置に切換える
ように前記リーチシリンダ4、バランスシリンダ5、第
一、第二切換弁6,7および制御弁10は関係付けられ
たことを特徴とするバランス装置を具えたものである。
に伸縮自在に装着された伸縮ブーム1と、該伸縮ブーム
1の伸長により荷投機械を転倒しようとする転倒モーメ
ントに対して荷投機械を元にもどそうとする復元モーメ
ントを生起するように前記機械本体に摺動自在に取付け
られたバランスウェイト2と、前記伸縮ブーム1および
バランスウェイト2の動作を制御する流体圧回路3とか
ら構成され、該回路3には、前記伸縮ブーム1を伸縮さ
せるリーチシリンダ4と、前記バランスウェイト2を摺
動させるバランスシリンダ5と、前記リーチシリンダ4
の伸縮に追随して前記バランスシリンダ5を伸縮させる
ように前記両シリンダへの圧力流体の給排を制御する第
一、第二の切換弁6,7と、前記リーチシリンダ4の伸
縮時に切換操作する制御弁10とが設けられ、該制御弁
10のリーチシリンダ伸長側切換により第二切換弁7を
流体圧ポンプと接続するリーチシリンダ伸長位置に切換
えかつ第一切換弁6はリーチシリンダ排出流体をバラン
スシリンダ5の伸長側に流入させる位置に切換えまた制
御弁10のリーチシリンダ短縮側切換により第一切換弁
6を流体圧ポンプと接続するリーチシリンダ短縮位置に
切換えかつ第二切換弁7はリーチシリンダ排出流体をバ
ランスシリンダ5の短縮側に流入させる位置に切換える
ように前記リーチシリンダ4、バランスシリンダ5、第
一、第二切換弁6,7および制御弁10は関係付けられ
たことを特徴とするバランス装置を具えたものである。
したがって本考案によれば、荷投機械のブームの伸長に
よる転倒モーメントに対して自動的にこれに見合う復元
モーメントを生起させ常に機械のバランスを保つことが
可能であり、したがって荷役作業の安全と能率を向上さ
せることができるという優れた効果がある。
よる転倒モーメントに対して自動的にこれに見合う復元
モーメントを生起させ常に機械のバランスを保つことが
可能であり、したがって荷役作業の安全と能率を向上さ
せることができるという優れた効果がある。
第1図は本考案が実施された掘削機の側面図、第2図は
この実施例の流圧(油)圧回路図である。 1:伸縮ブーム、2:バランスウェイト、3:流体圧回
路、4:リーチシリンダ、5:バランスシリンダ、6,
7:切換弁。
この実施例の流圧(油)圧回路図である。 1:伸縮ブーム、2:バランスウェイト、3:流体圧回
路、4:リーチシリンダ、5:バランスシリンダ、6,
7:切換弁。
Claims (1)
- 荷投機械本体に伸縮自在に装着された伸縮ブーム1と、
該伸縮ブーム1の伸長により荷投機械を転倒しようとす
る転倒モーメントに対して荷投機械を元にもどそうとす
る復元モーメントを生起するように前記機械本体に摺動
自在に取付けられたバランスウェイト2と、前記伸縮ブ
ーム1およびバランスウェイト2の動作を制御する流体
圧回路3とから構成され、該回路3には、前記伸縮ブー
ム1を伸縮させるリーチシリンダ4と、前記バランスウ
ェイト2を摺動させるバランスシリンダ5と、前記リー
チシリンダ4の伸縮に追随して前記バランスシリンダ5
を伸縮させるように前記両シリンダへの圧力流体の給排
を制御する第1、第2の切換弁6,7と、前記リーチシ
リンダ4の伸縮時に切換操作する制御弁10とが設けら
れ、該制御弁10のリーチシリンダ伸長側切換により第
2切換弁7を流体圧ポンプと接続するリーチシリンダ伸
長位置に切換えかつ第1切換弁6はリーチシリンダ排出
流体をバランスシリンダ5の伸長側に流入させる位置に
切換えまた制御弁10のリーチシリンダ短縮側切換によ
り第1切換弁6を液体圧ポンプと接続するリーチシリン
ダ短縮位置に切換えかつ第2切換弁7はリーチシリンダ
排出流体をバランスシリンダ5の短縮側に流入させる位
置に切換えるように前記リーチシリンダ4、バランスシ
リンダ5、第1、第2切換弁6,7および制御弁10は
関係付けられたことを特徴とするバランス装置を具えた
荷投機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10981276U JPS603159Y2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | バランス装置を具えた荷役機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10981276U JPS603159Y2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | バランス装置を具えた荷役機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5327601U JPS5327601U (ja) | 1978-03-09 |
JPS603159Y2 true JPS603159Y2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=28719719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10981276U Expired JPS603159Y2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | バランス装置を具えた荷役機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603159Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IE53963B1 (en) * | 1981-10-21 | 1989-04-26 | Priestman Brothers | Earthmoving machine |
JPS58199082A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-19 | コンピユ−タ−サ−ビス株式会社 | 選別装置 |
JPS60189435A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-26 | 保土谷化学工業株式会社 | 積層体 |
JP7046505B2 (ja) * | 2017-06-08 | 2022-04-04 | 株式会社東芝 | 搬送装置 |
-
1976
- 1976-08-16 JP JP10981276U patent/JPS603159Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5327601U (ja) | 1978-03-09 |
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