JPS6031266Y2 - ゲ−トタ−ンオフサイリスタ - Google Patents

ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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Publication number
JPS6031266Y2
JPS6031266Y2 JP7839178U JP7839178U JPS6031266Y2 JP S6031266 Y2 JPS6031266 Y2 JP S6031266Y2 JP 7839178 U JP7839178 U JP 7839178U JP 7839178 U JP7839178 U JP 7839178U JP S6031266 Y2 JPS6031266 Y2 JP S6031266Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
thyristor
gate
electrode
gate turn
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Expired
Application number
JP7839178U
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JPS54179072U (ja
Inventor
徹郎 末岡
聰 石橋
隆夫 渡辺
康夫 片岡
泰英 林
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゲート電流極性に応じてON、 OFF動作
するゲートターンオフサイリスタ(以下GTOサイリス
タと略記する)に関し、特にゲート層を形成するベース
層中に低抵抗ゲート層を形成し、この低抵抗ゲート層を
ゲート電極として外部に引出す構造のサイリスタ構造に
関する。
この種のGTOサイリスタ構造を第1図に示す。
Pl、 N□、 P2. N2層の4層3接合の通常の
サイリスタ構造において、12層には中間に低抵抗20
層が埋込まれ、カソードN2層に隣接するP2層表面か
ら埋込P++層に達するエツチングがなされ、この部分
にゲート電極Gを接着して外部引出しをする。
P++層の平面構造としては、第2図に示すように電極
Gが接着される中央部からインボリュート曲線状に多数
本のP++層を周辺部に向かって配置するもの、又は中
央部から放射状に配置するもの等がある。
こうした構造のサイリスタは、Si面積利用率が良く、
製造行程も従来形に比べて比較的簡単であるし、ターン
オフ時の特性も優れているが、ターンオフ時の点弧電流
低減が望まれていた。
本考案の目的は、点弧感度を向上するにあり、カソード
N2層に隣接する12層に別個のN3層を設けることで
主サイリスタ点弧のための補助サイリスタを構成し、こ
のN3層の少なくとも一部が投影面上で埋込層P++層
と重ならないように構成することで補助サイリスタの点
弧感度を高め、ひいてはGTOサイリスタの点弧特性を
改善する。
第3図は本考案の一実施例を示す断面構造である。
埋込層P++層を形成した後、エピタキシャル法により
形成される12層のうち、N2層に囲まれたp27部分
にN2層形成と同時にN3層を拡散で形成する。
このとき、N3層の投影面上にはP++層部分が重なら
ないようにP++層を形成している。
N3層と22層の間にはP++層に達するエツチング孔
を設け、この孔に接着する電極のをN3層表面とN2側
P2′表面にまたがってP++層の電極にする。
また中央部のP2′層表面に電極GMを接着する。
なお、電極Gと0M間に設けるダイオードDは、ターン
オフ動作時のゲート電流をバイパスさせるためのもので
ある。
こうした構造において、ゲートGから電極GMを通して
P2′層に流したゲート電流でN3層からなる補助サイ
リスタ部をONさせるが、N3層とp++層を対向させ
ないために、N3層からN1層に注入される電子の流れ
が胆害されることがない。
即ち、本考案は埋込んだP++層が点弧部の広がりを阻
害する事を実験的に確認し、従って、積極的に点弧さす
べき領域に対してはP++層を除去したものである。
この結果、N3層の点弧感度が向上し、小さいゲート電
流で補助サイリスタをONさせることができ、ひいては
N2層からなる主サイリスタ部も微小ゲート電流で点弧
できることになる。
さらに、N3層からなる補助サイリスク部のスイッチン
グ速度が埋込層P++層を均等に分散させたN2層から
なる主サイリスク部側に比べて速いため、N3層の略全
面が点弧して充分な大きさの電流を電極αを通してP+
+層−P2′層−N2層に、あるいは電極Gc −P2
’層−N2層に流すことができ、従って、主サイリスタ
のON性能を格段に向上させることができる。
第4図乃至第6図は本考案の他の実施例を示し、第4図
ではN3層とN2側P2′層を直接に接続したものであ
り、P++層をOFF用のみに使用する場合である。
この場合、N3層の電流がN2層周辺部のみに流れ、こ
の部分を集中的に初期点弧させる。
第5図の場合、第4図と異なってエツチングにより露出
したP++層表面にN++層を拡散又はAuSbの合金
で設け、この表面に電極0を形威している。
これによりP++層とN++層からなる接合でダイオー
ドDが不要になる。
このダイオードの形成は第3図の場合にも適用できる。
第6図の場合 p++層上にエピタキシャル成長層P2
′を形威するときにP++層の表面を多結晶化Xさせ、
この部分にN形不純物を拡散してN層を形威し、PN接
合を設けたものである。
なお、実施例におけるN3層の位置は中央部に限られる
ものでない。
以上説明したとうり、本考案によるゲートターンオフサ
イリスタはゲートターンオフ機能を低下させることなく
、従来問題であった点弧感度を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るゲートターンオフサイリスタを示
す側断面構造図、第2図は第1図におけるP2++層の
平面構造図、第3図は本考案の一実施例を示す要部構造
図、第4図乃至第6図は本考案の他の実施例を示す要部
構造図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ゲート層を形成する12層中に抵抗P++層が埋込まれ
    、このP++層を制御電極とし外部に引出す構造のPl
    、 N□、P2.N2層よりなるゲートターンオフサイ
    リスタにおいて、前記P++層の中央部に該P++層を
    形成しない領域を設け、この領域の投影面上にN3層を
    設け、このN3層に囲まれたP2層表面にオンゲート電
    極を設け、前記N3層表面の一部から前p。 層周辺のP2層表面の一部又は周辺上に電流経路を設け
    、前記P++層から前記オン用ゲート電極の方向に電流
    を流す向きにダイオードを設けた構造を特徴とするゲー
    トターンオフサイリスタ。
JP7839178U 1978-06-08 1978-06-08 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ Expired JPS6031266Y2 (ja)

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JP7839178U JPS6031266Y2 (ja) 1978-06-08 1978-06-08 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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JP7839178U JPS6031266Y2 (ja) 1978-06-08 1978-06-08 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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Publication Number Publication Date
JPS54179072U JPS54179072U (ja) 1979-12-18
JPS6031266Y2 true JPS6031266Y2 (ja) 1985-09-18

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ID=28995423

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JP7839178U Expired JPS6031266Y2 (ja) 1978-06-08 1978-06-08 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348133Y2 (ja) * 1980-04-22 1988-12-12

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JPS54179072U (ja) 1979-12-18

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