JPH01295460A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH01295460A
JPH01295460A JP12626688A JP12626688A JPH01295460A JP H01295460 A JPH01295460 A JP H01295460A JP 12626688 A JP12626688 A JP 12626688A JP 12626688 A JP12626688 A JP 12626688A JP H01295460 A JPH01295460 A JP H01295460A
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JP
Japan
Prior art keywords
region
regions
impurity diffusion
semiconductor device
impurity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12626688A
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English (en)
Inventor
Masahiko Suzumura
正彦 鈴村
Takeshi Nobe
武 野辺
Shigeo Akiyama
茂夫 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP12626688A priority Critical patent/JPH01295460A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体装置、特に耐圧を高めるためのガード
リング領域を備えた半導体装置に関する〔従来の技術〕 半導体装置のうち、出力間(例えば、ソース・ドレイン
間)耐圧を高めるための構成を備えたものがある。具体
的には、ガードリング領域、あるいは、フィールドプレ
ートを設けたり、また、ベベリング構造としたりするこ
とが行われているが、中でも、ガードリング領域を設け
ることが最も良く行われている。
第5図は、従来の半導体装置におけるガードリング領域
を中心にあられす。
この従来の半導体装置では、半導体基板5oにおける実
動作領域51の側方にガードリング領域Gが設けられて
いる。ガードリング領域Gは半導体基板50表面に形成
された複数の不純物拡散領域52・・・からなる。各不
純拡散領域52・・・はリング状をしており、内から外
に順に並んでいる。
実動作領域51における主接合に、第5図にみるように
、電圧VRの逆バイアスが印加された状態では各不純物
拡散領域52それぞれにかかる電圧VG’、 VG”、
VG’、VG’は、vc’<vc″<VC″<VG’と
順次上昇する。一方、各不純物拡散領域52それぞれの
接合にかかる電圧は、VR’−VG’、VR−VG”、
VR−VG”、VR−VG’であり、したがッテ、VR
−VG’>VR−VG”>VR−VG!〉、VR−VG
’となる。すなわち、各不純物拡散領域52の接合にか
かる電圧を順次低下させることで、半導体装置の耐圧を
高くするようにしているのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、実際の高耐圧装置(バイポーラ。
トランジスタ、パワーMO3FET、IGBT。
静電誘導サイリスタ等)では、半導体基板として、N″
層/N”層、あるいは、N−層/PNという構成の基板
が用いられている。この場合、出力量耐電圧以外の素子
特性(例えば、ON抵抗)上からは、N−層の厚みは薄
い方が好ましい。
一方、出力量耐電圧特性の上からは、N−層の厚みは厚
いほどよい。
N−層の厚み(基板厚み)を薄くすると、ガードリング
領域Gにおける内寄りの不純物拡散領域52の接合にか
かる高い電圧(VR−VG’)のため、耐圧を高くとれ
ない。高耐圧にじようとしてN−層を厚くすると、他の
素子特性が犠牲になる。つまり、N−層の厚みは、出力
量耐電圧特性とそれ以外の素子特性に関してはトレード
オフの関係にあるのである。
この発明は、上記事情に鑑み、基板厚みが薄くても、高
耐圧特性とすることができる構成のガードリング領域を
備えた半導体装置を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明の半導体装置では、
ガードリング領域が、内から外にかけて前記基板表面に
順次形成された複数の不純物拡散領域からなり、これら
不純物領域のうち少なくとも最も内側に位置する領域で
拡散深さが短くなっている。
〔作   用〕
この発明にかかる半導体装置におけるガードリング領域
の作用を、第4図を参照しつつ説明する。第4図は、こ
の発明の半導体装置におけるガードリング領域まわりの
構成をあられす。
第4図にみるように、逆バイアス電圧VRがかかった状
態では、各不純物拡散領域域3.3′それぞれにかかる
電圧VG’、VG”、VG”、V G ’ ・・・は、
Q < VG’< VG”< VG”< VG’・・・
と順次上昇する。各不純物拡散領域3.3′それぞれの
接合にかかる電圧は、VR−VG’、 VR−VG”、
VR−VG”、VR−VG’、・・・テあり、したがッ
テ、VR>VR−VG’>VR−VG”>VR−VG”
>VR−VG4、・・・となる。すなわち、各不純物拡
散領域3.3′の接合それぞれにかかる電圧は、内側に
くる不純物領域はど高い。一方、各接合に形成される空
乏層の巾は、接合にかかる電圧に対して単調増加する。
そのため、Wd” > Wdl > Wd富>Wd”>
Wd4・・・となる。但し、Wd”は主接合の不純物拡
散領域21での空乏層中、Wd’は不純物拡散領域3で
の空乏層中、Wd”・・・は不純物拡散領域3′での空
乏層中である。
ところで、出力間耐圧は、空乏層中Wdを有効N−層厚
み(N−層の厚みX、から不純物拡散領域3.3′の拡
散深さXj 、 Xiを引いたもの)よりも大きくさせ
パンチスルーやリーチスルーが起こる逆バイアス電圧で
定まる。そのため、有効N−層厚みが厚いほど、耐電圧
は高くなる。
この発明の半導体装置では、最も内側の不純物拡散領域
3の拡散深さが短いため、その分、N−層の厚みは薄く
ても、有効N−層の厚みが厚くなるので、高耐電圧特性
になる。
なお、第4図のように、実動作領域2に主接合がある場
合、この接合にも勿論高い電圧が加わるので、その不純
物拡散領域21の拡散深さは、不純物拡散領域3と同様
に短くしておくことはいうまでもない。
〔実 施 例〕
以下、この発明にかかる半導体装置を、実施例をあられ
す図面を参照しながら説明する。
第1図は、この発明にかかる半導体装置の第1実施例の
静電誘導サイリスクをあられす。
静電誘導サイリスクは、N−層11が表側で2層12が
裏側にある半導体基板1に形成されている。このサイリ
スクは、実動作領域2の側方にガードリング領域Gを備
えている。
半導体基板1表面には、カソード領域22とこれを挟む
ようにして形成されたゲート領域23が設けられ、裏面
にはアノード領域24が設けられている。このサイリス
クでは、導通時、電流はカソード領域22−N−層12
−アノード領域24という経路で流れ、遮断時、ゲート
領域23に逆バイアス電圧を与えて電流を断つようにな
っている。
ガードリング領域Gは不純物拡散領域3.3′・・・か
らなる。各不純物拡散領域3.3′はリング状をしてお
り、実動作領域2を囲んでいる。内側の2つの不純物拡
散領域3の拡散深さが短(なっていて、耐電圧を高めて
いることは上で説明したとおりである。なお、このサイ
リスタでは、ゲート領域23が主接合となるので、ゲー
ト領域23の拡散深さも、不純物拡散領域3と同様、短
(なっている。
最も外側の不純物拡散領域3′の拡散深さが長くなって
いる。最も外側の不純物拡散領域3′では、拡散深さが
深い方が同拡散領域3′における耐電圧が高められ、こ
のことが、引いては装置の耐電圧そのものを高める。
第2図は、この発明にかかる半導体装置の第2実施例の
IGTBをあられす。
このIGTBも、実動作領域2と同領域2の側方に設け
られたガードリング領域Gが、N−屓11と2層12か
らなる半導体基板lに形成されている。
IGTBは、半導体基板1表面にチャンネル用領域25
と、絶縁膜(図示省略)を介して設けられたゲート電極
26とを備え、このゲート電極26に印加される電圧に
より、ソース27・ドレイン28間の電流が制御される
ガードリング領域Gは不純物拡散領域3.3′・・・か
らなる。各不純物拡散領域3.3′はリング状をしてお
り、実動作領域2を囲むように形成されている。内側の
2つの不純物拡散領域3の拡散深さが短くなっていて、
耐電圧を高めている。なお、不純物拡散領域29が主接
合となるのt、同領域29の拡散深さは、不純物拡散領
域3と同様、短(なっている。
このIGTBでも、最も外側の不純物拡散領域3′の拡
散深さが長くなっており、そのため、同拡散領域3′に
おける耐電圧を高めることも、上記第1実施例と同様で
ある。
第3図は、この発明にかかる半導体装置の第3実施例の
パワーMO3FETをあられす。
このパワーMOS F ETは、半導体基板1′がN−
層11とN″N12′からなる他は、基本的に第2実施
例のI GTBと同じ構成であるため、説明は省略する
この発明は上記実施例に限らない。半導体装置の種類が
、例えば、静電誘導トランジスタのように種類のことな
る装置であってもよい。拡散深さの短い不純物拡散領域
が、第1〜3実施例のようにふたつに限らず、最も内側
のものひとつだけと少なくてもよいし、逆に3つ以上と
多くてもよい〔発明の効果〕 以上に述べたように、この発明の半導体装置では、ガー
ドリング領域用の複数の不純物領域のうち、少なくとも
最も内側に位置する領域では、拡散深さが短いので、そ
の分、逆バイアス時の有効基板厚みが厚くなる。そのた
め、十分に高い耐電圧特性となる一方、それ以外の特性
も十分に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明にかかる半導体装置の第1実施例の
静電誘導サイリスタをあられす概略断面図、第2図は、
この発明にかかる半導体装置の第2実施例のIGTBを
あられす概略断面図、第3図は、この発明にかかる半導
体装置の第3実施例のパワーMOS F ETをあられ
す概略断面図、第4図は、この発明にかかる半導体装置
の一例のガードリング領域まわりをあられす概略断面図
、第5図は、従来の半導体装置のガードリング領域まわ
りをあられす概略断面図である。 l・・・半導体基板  2・・・実動作領域  3・・
・(拡散深さの短い)不純物拡散領域′G・・・ガード
リング領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板に形成された実動作領域の側方にガード
    リング領域を備えていて、同領域が、内から外にかけて
    前記基板表面に順次形成された複数の不純物拡散領域か
    らなる半導体装置において、前記不純物領域のうち、少
    なくとも最も内側に位置する領域では、拡散深さが短く
    なっていることを特徴とする半導体装置。
JP12626688A 1988-05-24 1988-05-24 半導体装置 Pending JPH01295460A (ja)

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JP12626688A JPH01295460A (ja) 1988-05-24 1988-05-24 半導体装置

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ID=14930931

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JP12626688A Pending JPH01295460A (ja) 1988-05-24 1988-05-24 半導体装置

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JP (1) JPH01295460A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5184204A (en) * 1990-01-25 1993-02-02 Nissan Motor Co., Ltd. Semiconductor device with high surge endurance
US5324978A (en) * 1992-07-20 1994-06-28 U.S. Philips Corporation Semiconductor device having an improved breakdown voltage-raising structure
JP2001094095A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Denso Corp 炭化珪素半導体装置及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5184204A (en) * 1990-01-25 1993-02-02 Nissan Motor Co., Ltd. Semiconductor device with high surge endurance
US5324978A (en) * 1992-07-20 1994-06-28 U.S. Philips Corporation Semiconductor device having an improved breakdown voltage-raising structure
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