JPS603119A - 油浸コンデンサ - Google Patents

油浸コンデンサ

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JPS603119A
JPS603119A JP11124383A JP11124383A JPS603119A JP S603119 A JPS603119 A JP S603119A JP 11124383 A JP11124383 A JP 11124383A JP 11124383 A JP11124383 A JP 11124383A JP S603119 A JPS603119 A JP S603119A
Authority
JP
Japan
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oil
capacitor
immersed
insulating oil
group
Prior art date
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Pending
Application number
JP11124383A
Other languages
English (en)
Inventor
浩平 塩田
和田 英一
吉野 裕教
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS603119A publication Critical patent/JPS603119A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、力率改善用やモータの、叱動用および連転用
あるいは照明機器の安定器にと広く用いられている油浸
コンデンサの改善に関するものである。
従来例の構成とその問題点 第1図は一般の油浸コンデンサの構成の一断面図を示し
たものである。電極紙1の両面に亜鉛よりなる蒸着電極
2を形成し、誘電体であるプラスチックフィルム3と重
ねて巻回する。まだ層間には非・・ロゲン化絶縁油4が
充填されている。さらに電極の引き出しは電極導出用金
属溶射部5によって行う。
この上うな油浸コンデンサにおいては、絶縁油を含浸し
たことによって課電時の部分放電の発生が低減し、寸だ
蒸着金属電極層偶有の自己回復性も有しているため、他
の構成からなるコンデンサに比して比較的高い電位傾度
に設定することができる。この電位傾度をさらに高める
ことは、プラスチックフィルムの薄手化たけですく、絶
縁油やコンデンサ容器の消費量の低減さらにはコンデン
サの低価格化にもM利になり、産業的、省資源的に大き
な効果が期待できる。
しかしながら、前記油浸コンデンサにおいては、高温菌
′屯圧−トにおいて誘′市正接値が増大して発熱量が増
し、熱劣化や熱破壊かおこりやすくなることが知られて
おシ、従来品における問題点となっていた。したがって
、油浸コンデンサの電位flfj度を従来以上に高め、
小型軽量化を実現するためには、高温菌′祇圧下での誘
電正接値を低減し、発熱をおさえることが極めて重要な
課題である。
発明の目的 本発明は、前記油浸コンデンサの従来よりの問題点であ
った高温高電圧下での誘電正接値の増大を改善し、従来
を大きく上回る高電位傾度に耐え得る油浸コンデンサを
実現することを目的とするものである。
発明の構成 本発明は、密度か1.07− /cr1以上1.4y7
crI以下である紙の両面に亜鉛を蒸宥した電極紙と誘
電体であるプラスチックフィルムとを重ねて巻回したコ
ンデンサ素子に非ハロゲン化絶縁油を含浸し、前記非ハ
ロゲン化絶縁油にシランカップリング剤が1種類以上添
加されているものである。
実施例の説明 シランカップリング剤とは、通常一般式%式% Si原子に結合した加水分j質性の基であり、均」えば
アルコキン基、アンロキシ基、ハロゲン等かあアεノ基
、イミノ基、クロル基、エポキシ基、メ。
ルカプト基、ペルオキシ基、ウィイド基などを含むもの
が代表的である。なおYは有機基Rを介してまたは直接
に81原子と結合している。
本発明に使用されるシランカップリング剤としては、例
えばγ−メタアクリロキングロピルトリメトキシシラン
、γ−グリシドキシグロピルトリメトキシシラン、γ−
クロロプロピルトリメi・キシシラン、γ−メルヵグト
プロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン。
N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキ
7ノラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピル
メチルジメトキンシラン、ビニルトリス(β−メトキシ
エトキシ)シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル
トリクロルンラン等かあシ、これらの1種類以上を非ハ
ロゲン化絶縁油に添加した場合に、本発明の目的を達成
することかできる。
さらに、シランカップリング剤の添加量とじては、絶縁
油に対し0.1〜10重景%程度が望丑しい。これは0
.1%未満の添加量では顕著な効果かあられれにくくな
り、寸だ10係を超えて混入しフヒ場合には絶縁抵抗か
若干低下するのみて特性上の問題を生じるわけではない
か、シランカップリング剤は一般に高価なだめコスト面
で問題を生じる。
本発明において使用される非ハロゲン化絶縁油としては
、例えば芳香族炭化水素系絶縁油や脂肪族炭化水素系絶
縁油あるいはこ、Itらの混合油等がアル。例エハフク
ル酸エステルへ0マレ−イン(’I’1.エステル、フ
マル酸エステル、アルキルベンセンメ山。
シリコン油等が代表的であり、これらの1神や混合油さ
らには他の非ハロゲン化絶縁油との混合油゛ゝを使用し
た場合に、顕著な効果を得ることができる。
さらに前記非ハロゲン化絶縁油に熱安定剤、電圧安定剤
あるいは酸化劣化防止剤としてエポキシ系添加剤を数条
以内添加することも広く行われているが、この場合にも
絶縁油中にシランカップリング剤を混入することにより
本発明の目的を達成することができる。
寸だ本発明において使用されるプラスチックフィルムと
しては、例えは、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレ
ンフィルム、ポリエチレンテレツタレートフィルム、ポ
リカーボネートフィルム等があり、これらの1種あるい
は混合品を用いた揚油浸コンデンサに、誘電体として5
1Lm厚のポリプロピレンフィルムを、訃だ絶縁油とし
てフタル酸ジオクチル(DOP)7’、用いた20μF
のコンデンサの場合を以下に説明する。
第2図は電極紙密度と耐圧の関係を示しだものである。
Aは絶縁油としてDOPのみを用いた従来品であり、B
はDOPにγ−メタアクリロキシグロピルトリメトキシ
シランをo、6M量%添加した本発明品である。耐圧試
験としては8o″Cにおいてステップ昇圧破壊試験を行
ったものであり、300Vから課電を開始して24時間
毎に60Vずつ昇圧してコンデンサが破壊した電圧を耐
圧とした。明らかに1.0〜1.4 y / artの
密度を有する電極紙を用いた場合に、シランカップリン
グ剤の添加によって著しく耐圧が向上する。これはシラ
ンカップリング剤の添加によって、油浸コンデンサの誘
電正接値そのものが大きく改善されるためである。しか
しながら、電極紙密度が1.47/cnlを超えると絶
縁油の含浸性が低下するため7ランカツプリング剤が素
子のすみずみ丑で行き渡らなくなり、耐圧は低下傾向を
示す。丑だ、電極紙密度が1.o y / cni未満
になると、電極紙の表向形状が問題となり、耐圧はやは
り低下する。すなわち、1.0〜1.4 y /cal
の密度の電極紙を用い/こ場合に、シランカップリング
剤の添加によって面]圧は大きく向上1″′る。
以上の結果ばγ−メタアクリロキングロピルトリメトキ
シ7ランを添加した場合について説明したものであるが
、他のシラン力・ノブリング剤を用いた場合にも同様の
結果を得た。まだ絶縁油としてDOP以外のエステル系
絶縁油やアルキルベンセン油等を使用し−だ場合にも同
様の結果を得た。
さらに誘電体としてPPフィルム以外に、ポリエチレン
フィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
カーボネートフィルム等を用いた場合にも同様の結果を
得た。
発明の効果 本発明によれば、油浸コンデンサの非ハロケン化絶縁油
中にシランカップリング剤を1種類以上添加することに
より、従来例を大きく上回る高電位傾度に耐える画期的
なコンデンサを実現することが可能となり、優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の油浸コンデンサの一部断面図、第2図は
本発明と従来の油浸コンデンサの電極紙密度と耐圧の関
係を示す比較特性図である。 1・・・・・・電極紙、2・・−・−蒸着′r、l=極
、3 ・・・フシスチ、クフィルム、4・・・・・非ハ
ロゲン化絶縁油、5・・・・・電極導出用金属溶射部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密度が1.○y/ art以上1.47 / crrI
    以下である紙の両面に亜鉛を蒸着した電極紙と誘電体で
    あるプラスチックフィルムとを重ねて巻回したコンデン
    サ素子に、シラン力・ンプリング剤を1種類以上添加し
    だ非ノ・ロゲン化絶縁油を含浸した油浸コンデンサ。
JP11124383A 1983-06-20 1983-06-20 油浸コンデンサ Pending JPS603119A (ja)

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