JP3791457B2 - コンデンサとその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は力率改善用の電力用、電気機器用、各種電源回路用及び通信機器等、直流用途の平滑用、フィルター用等高周波領域、特にモータ駆動のインバータ回路に使用される金属化フィルムコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インバータ機器に用いられる金属化フィルムコンデンサにおいて、小形化、高性能化、低コスト化のための開発が盛んに行われている。また、インバータ機器に用いられる金属化フィルムコンデンサは、使用電圧の高電圧化、大電流化、大容量化などが要求されるため、並列接続した複数のコンデンサ素子をケース内に収納し、そのケース内に樹脂を注型したケース付き金属化フィルムコンデンサが開発、使用されている。
【0003】
図4(a)は、従来の金属化フィルムコンデンサの正面図を模式的に断面で示した図、(b)は側面図を断面で示した図であり、1は金属化フィルムコンデンサ素子、2は金属化フィルムコンデンサ素子1を収納するコンデンサケース、7はコンデンサ素子集合体1を保護する充填樹脂、5は複数個のコンデンサ素子1の巻回端面と接続し、外部と接続するための接続端子である。
【0004】
以上のように構成された従来のフィルムコンデンサは、温度や湿度といった周囲環境に対して経時的にコンデンサ特性を確保するため、使用温度下における熱膨張差の少ない材料選定を行うことにより、充填樹脂とコンデンサケース間、電極引出し用の接続端子と充填樹脂間などに生ずる機械的応力の集中による剥離、クラックなどを防止することで、経時的にコンデンサ素子を外部より保護、特性を確保している。
【0005】
また、従来のケース付き金属化フィルムコンデンサとして、耐環境性の特性向上を目的として、複数の樹脂層から外装材料を構成するものが知られている。例えば、実開平5−18020号公報や特開平7−297001号公報等があるが、近年のフィルムコンデンサの大容量化に対応した、複数個のコンデンサ素子を並列接続した構成のものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の金属化フィルムコンデンサの場合、種々の難点があった。従来のインバータ電流電源装置における金属化フィルムコンデンサへの高耐電圧、高周波大電流、大容量化の要望を満たすために、複数個のコンデンサ素子を低インピーダンス、インダクタンス化を図るため金属バスバーにより並列接続したものをコンデンサケースに収納、充填樹脂により外装保護するといった構成のものが主である。しかしながら、複数個のコンデンサ素子を並列接続する構成のために、材料構成が多種多様化し、コンデンサ体積の大型化のため、車載用に代表される過酷な環境条件下においては、温度サイクルによるコンデンサ素子、充填樹脂、金属バスバーなど各材料の熱膨張差により発生する機械的応力・ひずみが従来に比べ大きくなり、ケース開口部樹脂面でのクラック、充填樹脂と外装ケース間の剥離などが生じ、水分・湿度などの浸入を加速し、経年にわたるコンデンサ特性の維持が困難になるといった課題を有していた。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するものであり、過酷な条件下における耐環境性に優れた金属化フィルムコンデンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1手段は、コンデンサ素子と、コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースとを備え、コンデンサケース内は少なくとも2種類以上の樹脂を充填した複数層構造であって、前記コンデンサ素子を覆う樹脂はエポキシ樹脂であり、前記コンデンサケースの開口部を覆う樹脂はウレタン樹脂であるコンデンサとしたものである。
【0009】
また、本発明の第2手段は、コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースに樹脂充填するコンデンサの製造方法であって、コンデンサケースにエポキシ樹脂を注型し、硬化させた後に、ウレタン樹脂を注型するコンデンサ製造方法である。
【0010】
また、本発明の第3手段は、コンデンサ素子と、コンデンサ素子の電極と接続する接続端子の少なくとも一部とを内蔵するコンデンサケースに樹脂充填されたコンデンサであって、前記コンデンサ素子を覆う樹脂はエポキシ樹脂であり、少なくともコンデンサケースの開口部に設けた接続端子付近に充填された樹脂はウレタン樹脂であるコンデンサとしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下に本実施の形態1について、図1を参照しながら説明する。図1(a)は本発明の実施の形態1における金属化フィルムコンデンサの正面図を模式的に断面で示した図、(b)は側面図を断面で示した図である。
【0012】
図1において、1は金属化フィルムを巻回または積層したコンデンサ素子、2はコンデンサ素子1を収納するコンデンサケース、3はコンデンサケース2に充填されるエポキシ樹脂、4はコンデンサケース2に充填されるウレタン樹脂、5はコンデンサ素子1に接続し外部機器等に接続する接続端子、6は樹脂注型部を注型するためのコンデンサケース2のケース開口部、8はコンデンサ素子1の両端に設けた電極である。
【0013】
そして、コンデンサ素子1は、片面または両面に金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように巻回し、両端面に電極を設けたものであり、それらを複数個並べている。また、接続端子5は複数個のコンデンサ素子1の電極8に接続することでコンデンサ素子1を並列に接続し、さらに外部と接続できるようにしている。また、コンデンサケース2は、コンデンサ素子1を収納するとともに、接続端子5の一部を内蔵している。そして、接続端子5の一部は、コンデンサケースから突出させ、外部機器等と接続できるようにしている。
【0014】
さらに、ケース開口部6からコンデンサケース内にエポキシ樹脂を注型し、硬化させた後に、ウレタン樹脂を注型しており、このようにすることで、図1(b)で示すようにエポキシ樹脂3とウレタン樹脂4の2層構造となるようにしている。
【0015】
実施の形態1のコンデンサの具体的な製造方法について説明する。
【0016】
コンデンサ素子1に用いる誘電体フィルムは厚み4μmのポリプロピレンフィルムであり、その片面に金属蒸着電極を形成した片面金属化フィルムを一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように巻回した6個のコンデンサ素子1を外部接続端子用の金属バスバーにて並列接続する。ここで金属スバーは接続端子5を指し、コンデンサケースから外部に出す構造にし、コンデンサ素子と外部機器等とを接続させるものである。
【0017】
さらに、並列接続した6個のコンデンサ素子1を、コンデンサケース2へ収納し、コンデンサ素子1を覆うようにケース広幅面・開口部6から、エポキシ樹脂3を注型、硬化した後に、ウレタン樹脂4を注型、硬化してコンデンサを製造する。
【0018】
このように、コンデンサ素子を耐熱性、耐湿性、耐絶縁性に優れたエポキシ樹脂にて外装した後、エポキシ樹脂層上に、弾性があり割れにくいウレタン樹脂層を構成することにより、耐熱性、耐湿性、耐絶縁性に優れ、かつヒートショック試験などの耐環境性の向上を図れるコンデンサを得ることが出来る。
【0019】
なお、本実施の形態では、誘電体フィルムとして厚み4μmのポリプロピレンフィルムを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイド等を用いても同様の効果が得られる。
【0020】
また、本実施の形態では、片面金属化フィルム2枚を1対にして巻回したコンデンサ素子を用いたが、本発明はこれに限定されるものでなく、両面金属化フィルムと非金属化フィルムの2枚を1対にして巻回しても、同様の効果が得られる。
【0021】
また、本実施の形態では、誘電体フィルムを巻回して得たコンデンサ素子を用いたが、本発明はこれに限定されるものでなく、誘電体フィルムを積層して得たコンデンサ素子を用いても、同様の効果が得られる。
【0022】
(実施の形態2)
以下に本実施の形態2について、図2を用いて説明する。
【0023】
図2において、図1で説明した構成と同一のものには同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0024】
本実施の形態2は、樹脂を注型するケース開口部6を、図2でコンデンサケースの上面にし、コンデンサケース2内の下部にエポキシ樹脂3、上部にウレタン樹脂を充填しており、ケース開口部6からコンデンサケース2内にエポキシ樹脂を注型し、硬化させた後に、ウレタン樹脂を注型している。そして、接続端子5の外部機器等との接続部に近い部分のみウレタン樹脂で充填した。なお、それ以外の構成、製造方法は実施の形態1と同じであり、重複する説明を省略する。
【0025】
(性能比較)
このようにして実施の形態1の金属化フィルムコンデンサを試作し、−40℃から+120℃間のヒートショック試験を行った結果および周囲温度85℃、湿度85%における耐湿放置試験を行った結果を表1に示す。なお、ヒートショック試験については、試験開始1000サイクルにて1kHztanδが初期値±1%以内、耐湿放置試験については、静電容量変化率が初期値±5%以内であれば良とする判定基準に従い判定した。
【0026】
また、実施の形態2の金属化フィルムコンデンサを試作し、同様ヒートショック試験および耐湿放置試験を行った結果を表1に示す。
【0027】
さらに、本発明の実施の形態1および2で示す金属化フィルムコンデンサと性能比較するために、以下に示すような比較例1から6を作成し、同様のヒートショック試験および耐湿放置試験を行った結果を表1に示す。
【0028】
(比較例1)
実施の形態1で、コンデンサケース内に充填する樹脂をエポキシ樹脂のみとした以外は、実施の形態1と同様な方法で、コンデンサを試作し、比較例1とした。
【0029】
(比較例2)
実施の形態1で、コンデンサケース内に充填する樹脂をウレタン樹脂のみとした以外は、実施の形態1と同様な方法で、コンデンサを試作し、比較例2とした。
【0030】
(比較例3)
実施の形態1で、コンデンサ素子を覆うようにウレタン樹脂を注型、硬化した後に、その上にエポキシ樹脂を注型、硬化した以外は、実施の形態1と同様な方法で、コンデンサを試作し、比較例3とした。
【0031】
(比較例4)
実施の形態2で、コンデンサケース内に充填する樹脂をエポキシ樹脂のみとした以外は、実施の形態2と同様な方法で、金属化フィルムコンデンサを試作し、比較例4とした。
【0032】
(比較例5)
実施の形態2で、コンデンサケース内に充填する樹脂をウレタン樹脂のみとした以外は、実施の形態2と同様な方法で、金属化フィルムコンデンサを試作し、比較例5とした。
【0033】
(比較例6)
実施の形態2で、コンデンサ素子を覆うようにウレタン樹脂を注型、硬化した後に、その上にエポキシ樹脂を注型、硬化した以外は、実施の形態2と同様な方法で、金属化フィルムコンデンサを試作し、比較例6とした。
【0034】
【表1】
Figure 0003791457
【0035】
(性能検討)
表1より、実施の形態1、2が、ヒートショック試験、耐湿放置試験の両方を満足する結果が得られた。これは、コンデンサ素子周辺を機械的強度、耐熱性、耐湿性、耐絶縁性に優れたエポキシ樹脂で樹脂外装した上に、機械的応力が集中する樹脂表面や、樹脂と電極引出し用金属バスバーといった異なる材料間周辺を、弾性があり割れにくい性質を持つウレタン樹脂層で外装したために、コンデンサ素子への湿度侵入を防ぎ、かつ表面樹脂のクラック発生を防止した結果と考えられる。
【0036】
比較例1、4の結果は、耐湿放置試験は特性を満足するが、ヒートショック試験はtanδ特性が上昇悪化したり、樹脂表面にクラックが生じたり満足した結果が得られなかった。これは、耐湿性に優れたエポキシ樹脂でコンデンサ特性を保護しているが、車載用に代表される過酷なヒートショック条件下では、エポキシ樹脂の一般的なガラス転移温度:90℃〜105℃を前後するために、樹脂と金属といった異なる材料間、コンデンサ素子両端のメタリコン・樹脂間、金属バスバー・メタリコン間、電極引出し用端子・樹脂間といった異なる材料間に過大な応力が生じるために、tanδ特性が悪化したり、表面の樹脂にクラックが生じる結果となったと考えられる。
【0037】
比較例2、5の結果からわかるように、ヒートショック試験はtanδ特性、樹脂クラックなどの異常も見られなかったが、耐湿放置試験において過度の容量減少が見られた。試験後の試料を解体調査したところ、誘電体に形成された金属蒸着膜が消失していたことから、ウレタン樹脂のみでは高温高湿度下の雰囲気では、外部からコンデンサ素子内部への水分、湿度の侵入を充分に防ぐことが出来ない結果と考えられる。
【0038】
比較例3、6では、ヒートショック試験において表面樹脂にクラックが生じ、耐湿放置試験でも容量減少が見られた。これは、エポキシ樹脂面からの水分・湿度侵入はある程度防止しているが、耐湿性に劣るウレタン樹脂部からの水分・湿度侵入が耐湿放置試験での容量減少の要因と考えられる。また、表面樹脂のクラックは、エポキシ樹脂層が少ないために充分な機械的強度を得ることが出来ず、温度サイクルで生じる、各材料の熱膨張、収縮による応力・ひずみでクラックが生じる結果と考えられる。
【0039】
(実施の形態3)
また、図3は本発明の実施の形態3における構成を示す図であり、実施の形態1または2で示したコンデンサを車輌駆動用モータを駆動するインバータ回路の平滑用として用いた例を示すもので、9は電池などの直流電源、10は本発明の実施の形態の金属化フィルムコンデンサ、11はインバータ回路、12はモータ、13は自動車を示す。
【0040】
実施の形態1または2で示したコンデンサ10は、上記で示したように、繰り返し受ける急激な熱変動に強いので、図3で示すように車輌駆動用モータ12を駆動するインバータ回路11の平滑用として用い、自動車13に搭載するのに適している。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明のコンデンサによれば、コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースに樹脂充填されたコンデンサであって、前記コンデンサケースに充填した樹脂はエポキシ樹脂とウレタン樹脂の2層構造とすることで、耐熱性、耐湿性、耐絶縁性に優れ、かつヒートショック試験などの耐環境性の向上を図ることが出来る。
【0042】
また、本発明のコンデンサによれば、接続端子の少なくとも外部機器等との接続部に近い部分に充填された樹脂はウレタン樹脂とすることで、接続端子周辺に集中する機械的・温度的応力による樹脂クラックの発生を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明の実施の形態1における金属化フィルムコンデンサの正面図を模式的に断面で示した図
(b)本発明の実施の形態1における金属化フィルムコンデンサの側面図を模式的に断面で示した図
【図2】 (a)本発明の実施の形態2における金属化フィルムコンデンサの正面図を模式的に断面で示した図
(b)本発明の実施の形態2における金属化フィルムコンデンサの側面図を模式的に断面で示した図
【図3】 本発明の実施の形態3における構成を示す図
【図4】 (a)従来例の金属化フィルムコンデンサの正面図を模式的に断面で示した図
(b)従来例の金属化フィルムコンデンサの側面図を模式的に断面で示した図
【符号の説明】
1 コンデンサ素子
2 コンデンサケース
3 エポキシ樹脂
4 ウレタン樹脂
5 接続端子
8 電極
11 インバータ回路
12 モータ
13 自動車

Claims (6)

  1. コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースとを備え、前記コンデンサケース内は少なくとも2種類以上の樹脂を充填した複数層構造であって、前記コンデンサ素子を覆う樹脂はエポキシ樹脂であり、前記コンデンサケースの開口部を覆う樹脂はウレタン樹脂であるコンデンサ。
  2. コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースとを備え、前記コンデンサケース内に複数の樹脂を充填して複数構造にするコンデンサの製造方法であって、前記コンデンサケース内にエポキシ樹脂を注型し、硬化させた後に、ウレタン樹脂を注型して製造するコンデンサの製造方法。
  3. 電極を有するコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の電極と接続する接続端子と、前記接続端子の少なくとも一部および前記コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースとを備え、前記コンデンサケース内に2種類以上の樹脂を充填した複数層構造であるコンデンサであって、前記コンデンサ素子を覆う樹脂はエポキシ樹脂であり、前記接続端子の少なくとも外部機器等との接続部に近い部分となる前記コンデンサケースの開口部に充填した樹脂は、ウレタン樹脂であるコンデンサ。
  4. コンデンサケースに充填する樹脂は、前記コンデンサケースにエポキシ樹脂を注型し、硬化させた後に、ウレタン樹脂を接続端子の外部機器等との接続部に近い部分となる前記コンデンサケースの開口部を覆うように注型して製造する請求項2記載のコンデンサ製造方法。
  5. コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースとを備え、前記コンデンサケース内は少なくとも2種類以上の樹脂を充填した複数層構造である請求項1に記載のコンデンサを平滑用コンデンサとして用いた自動車駆動用モータを駆動するインバータ回路。
  6. コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子を内蔵するコンデンサケースとを備え、前記コンデンサケース内は少なくとも2種類以上の樹脂を充填した複数層構造である請求項1に記載のコンデンサを平滑用コンデンサとして用いた自動車駆動用モータを駆動するインバータ回路を搭載した自動車。
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