JP4702597B2 - コンデンサ - Google Patents

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Description

この発明は、コンデンサ素子をケースに収納して樹脂を充填したコンデンサに関するものである。
インバータ機器などに用いられるコンデンサやスナバコンデンサは大容量が要求される。このため、インバータ機器などに用いられるコンデンサとしては、図10と図11に示すように、複数のコンデンサ素子51A、51Bを銅等からなる一対の金属電極ブスバー52、52で接続してケース53に収納し、樹脂54を充填硬化したコンデンサを使用することがある(例えば、特許文献1参照)。この場合のケース53は、後壁55と、この後壁55に連設される周壁56とからなり、開口部57が形成される。また、ケース53の一方の側壁60側に複数の第1コンデンサ素子51A・・が配置され、ケース53の他方の側壁61側に複数の第2コンデンサ素子51B・・が配置されている。そして、このコンデンサ素子51A、51Bは電極板62、63を介して接続されている。この場合、コンデンサ素子51A、51Bのケース53への組み込み加工を考慮してケース53の開口部57を大きくとることが多い。
特開2003−133172号公報
ところで、インバータ機器、例えば車載用等では、耐振性、耐ヒートショック性、及び高温高湿耐用性等の厳しい環境性を要求されることが多い。しかしながら、上記のような従来のコンデンサを高温高湿等の過酷な環境下で使用すると、ケース53の開口部57(樹脂注入部)が大きいほど吸湿が大きくなり、また、振動や温度等のストレスで、コンデンサ素子とブスバーの接続部や充填樹脂にクラックが生じ、さらに樹脂とケースの剥離により吸湿劣化が発生するおそれがある。
この対策として、内部の応力緩和、樹脂のクラック防止、及びケースとの密着性確保等のため、可撓性のある柔らかいウレタン樹脂等を充填樹脂として使用する場合がある。この場合、柔らかい樹脂は、耐振性及び耐ヒートショック性に対しては有効であるが、耐湿性能が硬い樹脂よりも劣る。一方、耐湿性の良好な硬い樹脂を使用すると、振動や温度等のストレスで充填樹脂のクラックまたは樹脂とケースの剥離が生じ易く、吸湿劣化が発生するという難点がある。
また、上記図10と図11に示すものでは、開口部57側の中央部での樹脂厚さ寸法D3と、ケース53の下端部での樹脂厚さ寸法D4とで相違がある。このため、このようなコンデンサでは、この樹脂厚さの違いによって、クラックが生じやすい欠点もある。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、耐湿性能がよく、かつ充填樹脂のクラックや樹脂とケースの剥離が生じ難いコンデンサを提供することにある。
請求項1のコンデンサは、端面に電極31、32、33、34が接続されたコンデンサ素子2A、2Bをケース1に収納して樹脂3を充填したコンデンサにおいて、上記コンデンサ素子2A、2Bに接続された電極板14、15を互いに重ね合わせた状態で、上記ケース1の開口部7側に配置すると共に、この重なり合った電極板14、15の外側に外側樹脂層41を設け、かつこの外側樹脂層41内に樹脂46を介設して、この介設樹脂46にてコンデンサ素子2A、2B側に設けられ、上記コンデンサ素子2A、2Bを覆う内側樹脂層40及び上記電極板14、15を覆い、さらに、上記内側樹脂層40を耐湿性樹脂にて構成し、外側樹脂層41を可撓性樹脂にて構成したことを特徴としている。
請求項のコンデンサは、第1電極板14と第2電極板15との間に、絶縁シート42を介在させたことを特徴としている。
請求項1のコンデンサによれば、コンデンサ素子及びコンデンサ素子と端子の接続部を内側樹脂層にて覆うため、振動やヒートショック等による機械的なストレスを緩和することができる。また、電極板をケースの開口部側に配置したので、内側樹脂層側への湿気の浸入を抑制し、高温高湿耐用性能を改善することができる。また、外側樹脂層内に樹脂を配置したので、この介設樹脂よりも外方の外側樹脂層の厚さ寸法は全体が略同一となる。このため、樹脂層の厚さの違いによるクラックを防止することができる。また、コンデンサ素子側の内側樹脂層に耐湿性樹脂を使用したので、耐湿効果を高めることができる。また、外側樹脂層には可撓性樹脂を使用したので、電極板の引出し端子との密着性の向上を図ることができ、ヒートショック等での界面剥離や樹脂のクラックを防止できる。このため、このコンデンサでは、車載用等の過酷な環境下において、一段と安定したコンデンサ機能を発揮する。
請求項のコンデンサによれば、第1電極板と第2電極板との間に絶縁シートが介在されるので、コンデンサ素子の配線の低インダクタンス化が図れ、高品質となる。
次に、この発明のコンデンサの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は参考例としてのコンデンサの正面図を示し、図2は断面図を示している。コンデンサは、ケース1と、このケース1に収納されるコンデンサ素子2A、2Bと、このコンデンサ素子2A、2Bが収納された状態でケース1内に充填される樹脂3とを備える。
ケース1は、後壁5と、この後壁5に連設される周壁6とからなり、開口部7が形成される。周壁6は、上壁8と下壁9と側壁10、11とからなる。コンデンサ素子2A、2Bはそれぞれ扁平フィルムコンデンサ素子(扁平素子)12からなる。この場合、一方の側壁10側に複数(図例では6個)の第1コンデンサ素子2A・・が配置され、他方の側壁11に複数(図例では6個)の第2コンデンサ素子2B・・が配置されている。また、このコンデンサ素子2A、2Bは電極板14、15を介して接続されている。
すなわち、一方の電極板(第1電極板)14は、一方のコンデンサ素子(第1コンデンサ素子)2A・・の第1メタリコン電極16・・に接続される電極18と、他方のコンデンサ素子(第2コンデンサ素子)2B・・の第1メタリコン電極16・・に接続される電極19と、各電極18、19を接続する接続部20とを有し、他方の電極板(第2電極板)15は、第2コンデンサ素子2B・・の第2メタリコン電極17・・に接続される電極21と、第1コンデンサ素子2A・・の第2メタリコン電極17・・に接続される電極22と、各電極21、22を接続する接続部23とを有する。この場合、各接続部20、23には端子25、26が突設されている。
そして、樹脂3は、コンデンサ素子2A、2Bを覆う内側樹脂層28と、開口部7側に配設される外側樹脂層29と、この内側樹脂層28と外側樹脂層29との間に介在される介在樹脂層30とからなる。この場合、内側樹脂層28及び外側樹脂層29を、例えば硬化物硬度85(ロックウエル硬さ)以下の柔らかい樹脂(可撓性樹脂)とし、介在樹脂層30を硬化物硬度85(ロックウエル硬さ)超の硬い樹脂(内側樹脂層28及び外側樹脂層29よりも硬い樹脂)とする。内側樹脂層28、外側樹脂層29、及び介在樹脂層30は、エポキシ樹脂やウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂を使用することができる。この際、内側樹脂層28と外側樹脂層29とを同一の樹脂から構成しても、異なる樹脂にて構成してもよい。なお、介在樹脂層30の厚さ寸法Dを5mm以上とするのが好ましい。
ところで、樹脂3を充填する場合、開口部7が上方に開口するように配置して、まず、内側樹脂層28となる樹脂を、コンデンサ素子2A、2Bを覆うようにケース1に充填して硬化させる。次に、硬化して形成された内側樹脂層28を覆うように、介在樹脂層30となる樹脂を充填して硬化させる。その後、硬化して形成された介在樹脂層30を覆うように、外側樹脂層29となる樹脂を充填して硬化させる。
このように、構成されたコンデンサは、コンデンサ素子2A、2B、及びコンデンサ素子2A、2Bと端子の接続部を柔らかい樹脂(可撓性樹脂)からなる内側樹脂層28にて覆うため、振動やヒートショック等による機械的なストレスを緩和することができる。また、開口部7側に外側樹脂層29を設けることにより、ケース1との密着性を向上させ、ヒートショック等のストレスを緩和し、クラックを防止できる。さらに、内側樹脂層28と外側樹脂層29との間に、内側樹脂層28よりも硬度大の樹脂である介在樹脂層30を介在させたことで、コンデンサ素子2A、2B側への湿気の浸入を抑制し、高温高湿耐用性能の改善を図ることができる。このように、このコンデンサは、車載用等の過酷な環境下(高温高湿等の環境下)においても、コンデンサ機能を長期にわたって安定して発揮することができる。
次に、図3と図4は他の参考例を示し、この場合、各電極板14、15は電極(接続片)31、32、33、34を有している。すなわち、第1電極板14は、図5と図7に示すように、基板部35と、この基板部35の一方の側辺35aにおいて反開口部側へ突設される複数の接続片31・・と、この基板部35の他方の側辺35bにおいて反開口部側へ突設される複数の接続片32・・と、この基板部35の上辺35cから上方へ突設される端子36とからなる。また、第2電極板15は、図6と図7に示すように、基板部37と、この基板部37の内面の略中央部において反開口部側へ突設される複数の接続片33、34と、この基板部37の上辺37cから上方へ突設される端子38とからなる。なお、各接続片31・・等は、各電極板14、15の基板部35、37に例えば銅箔を接続することによって構成することができる。
第1電極板14は、図4に示すように、接続片31・・が第1コンデンサ素子2A・・の第1メタリコン電極16・・に接続され、接続片32・・が第2コンデンサ素子2B・・の第1メタリコン電極16・・に接続される。また、第2電極板15は、接続片33・・が第1コンデンサ素子2A・・の第2メタリコン電極17・・に接続され、接続片34・・が第2コンデンサ素子2B・・の第2メタリコン電極17・・に接続される。
この場合、ケース1内に充填される樹脂3は、コンデンサ素子2A、2Bを包囲する内側樹脂層40と、開口部7側に配置される外側樹脂層41とを備える。内側樹脂層40には耐湿性に優れしかも硬い樹脂(外側樹脂層41よりも硬い樹脂)を使用し、外側樹脂層41には柔らかい樹脂(可撓性樹脂)を使用する。すなわち、内側樹脂層40を例えば、硬化物硬度(ロックウエル硬さ)が85を超える絶縁性の樹脂を使用することができ、外側樹脂層41を例えば、硬化物硬度(ロックウエル硬さ)が85以下となる絶縁性の樹脂をすることができ、具体的には、内側樹脂層40及び外側樹脂層41はエポキシ樹脂やウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂を使用することができる。
樹脂3を充填するには、開口部7が上方に開口するように配置して、端子を接続したコンデンサ素子2A、2Bをケース1に収納した状態で、樹脂面が第2電極板15の基板部37の位置まで上がる樹脂量に設定される。また、第1電極板14の基板部35と第2電極板15の基板部37とは絶縁シート42を介して重ね合わされる。この場合、第1電極板14の基板部35は、ケース1の開口部面積と略同じ面積を有し、第2電極板15の基板部37は、第1電極板14の基板部35の面積よりも小さく設定されている。なお、絶縁シート42は、少なくとも第2電極板15の基板部37を覆うことができる大きさであればよい。そして、外側樹脂層41は第1電極板14の基板部35の全面を覆うことになる。
上記図3と図4に示すコンデンサでは、内側樹脂層40と外側樹脂層41との間に、電極板14、15の基板部35、37を配置して内側樹脂層40を覆うことになるので、内側樹脂層40側への湿気の浸入を抑制し高温高湿耐用性能を改善することができる。また、内側樹脂層40には耐湿性に優れしかも硬い樹脂を使用したので、耐湿効果を高めることができる。さらに、外側樹脂層41には柔らかい樹脂(可撓性樹脂)を使用したので、電極板14からの引出し端子との密着性の向上を図ることができ、ヒートショック等での界面剥離や樹脂のクラックを防止できる。このため、このコンデンサでは、車載用等の過酷な環境下においても長期にわたってコンデンサとして安定した機能を発揮する。また、第1電極板14の基板部35と第2電極板15の基板部37との間に、絶縁シート42が介在されるので、コンデンサ素子2A、2Bの配線の低インダクタンス化が図れ、高品質のコンデンサ(製品)となる。
次に図8は別の参考例を示し、この場合、図1と図2に示すコンデンサと相違して、内側樹脂層28と外側樹脂層29との間に樹脂基板45を配置している。この樹脂基板45は、例えばガラスエポキシ樹脂等からなる。このように、樹脂基板45を使用すれば、樹脂基板45よりも外側の外側樹脂層29の中央部での樹脂厚さ寸法D1と、この外側樹脂層29の端部(図面上の下端部)の樹脂厚さ寸法D2とを略同一に設定することができる。この場合、図示省略するが、樹脂基板45に樹脂注型用兼脱気用の貫通孔(少なくとも1個)を設けておき、ケース1にコンデンサ2A、2B及び樹脂基板45を配置した後に、内側樹脂層28を構成する樹脂を充填することになる。
ところで、図10と図11に示す従来のものでは、開口部57側の中央部での樹脂厚さ寸法D3と、ケース53の下端部での樹脂厚さ寸法D4とで相違がある。このため、このような従来のコンデンサでは、この樹脂厚さの違いによって、クラックが生じやすい。これに対して、図8で示すコンデンサでは、上記したように、外側樹脂層29の中央部での樹脂厚さ寸法D1と、外側樹脂層29の端部の樹脂厚さ寸法D2とが略同一であって、樹脂基板45よりも外方の外側樹脂層29の厚さ寸法は全体が略同一となるので、この樹脂厚さの違いによるクラックの発生を防止することができる。しかも、図8に示すコンデンサにおいても、コンデンサ素子2A、2B及びコンデンサ素子2A、2Bと端子の接続部を内側樹脂層28にて覆うため、振動やヒートショック等による機械的なストレスを緩和することができる。また、ケース開口部に外側樹脂層29を充填することにより、ケースとの密着性を向上させヒートショック等のストレスを緩和し、クラックを防止できる。
さらに、図9に示す実施の形態では、コンデンサ素子2A、2Bに接続された電極板14、15をケース1の開口部7側に配置すると共に、この電極板14、15の外側に外側樹脂層41を設けている。そして、外側樹脂層41内に樹脂基板46を配置して、この樹脂基板46にてコンデンサ素子2A、2B側の内側樹脂層40及び上記電極板14、15を覆っている。すなわち、図3と図4に示すコンデンサにおいて、第1電極板14の外側に樹脂基板46を添わせることになる。なお、この場合、図3と図4に示すコンデンサと同様、内側樹脂層40に耐湿性のよい硬い樹脂を使用し、外側樹脂層41に内側樹脂層40よりも柔らかい可撓性樹脂を使用するのが好ましいが、内側樹脂層40と外側樹脂層41とが同一樹脂からなるものであってもよい。この樹脂基板46も例えばガラスエポキシ樹脂等から構成することができる。
このように、図9に示すコンデンサにおいても、上記図8に示すコンデンサと同様、樹脂基板46を配置することによって、外側樹脂層41の樹脂厚さ寸法は全体が略同一となって、樹脂厚さの違いによるクラックの発生を防止することができる。このため、電極板14、15の大きさを、開口部7の大きさに合わせる必要がなく、樹脂基板46を開口部7を覆う大きさとすることによって、クラック防止効果を充分発揮させることができる。しかも、この図9に示すコンデンサにおいても、電極板14、15をケース1の開口部7側に配置したので、内側樹脂層40側への湿気の浸入を抑制し、高温高湿耐用性能を改善することができる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、使用する素子12は、扁平形に限らず、また巻回形のみならず積層形であってもよい。さらに、扁平素子12の数も増減可能である。このため、図3と図4に示すコンデンサのように電極板14、15の接続片31、32、33、34を有するものである場合に、各接続片31・・の数は扁平素子12に応じて変更可能である。また、内側樹脂層28、40、外側樹脂層29、41、及び介在樹脂層30は、エポキシ樹脂やウレタン樹脂に限るものではなく、他の熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を使用することもできる。この際、図1に示すコンデンサでは、内側樹脂層28及び外側樹脂層29をロックウエル硬さが85以下のものを使用し、介在樹脂層30をロックウエル硬さが85を超えるものを使用し、また、図3に示すコンデンサでは、内側樹脂層40をロックウエル硬さが85を超えるものを使用し、外側樹脂層41をロックウエル硬さが85以下のものを使用したが、もちろん、各樹脂層28・・等の硬度の基準としてロックウエル硬さ85に限定されるものではない。さらに、図3に示すコンデンサにおいて使用する電極板14、15の基板部35、37の大きさや厚さ寸法等も、内側樹脂層40側への湿気の浸入を抑制し高温高湿耐用性能を改善することができる範囲に任意に設定できる。また、絶縁シート42もコンデンサ素子2A、2Bの配線の低インダクタンス化等が図れる絶縁性を示すものでよいので、その厚さ寸法や材質等を任意に選定することができる。樹脂基板45、46も、これらの樹脂基板45、46よりも外方に配置される外側樹脂層の樹脂厚さがどの部位であっても略同一となるものであれば、大きさや材質等の任意に選択することができる。なお、上記各実施形態のコンデンサ素子2A、2Bは、電極面がケース1の内側面に対向するように配置されているが、電極面がケース1の開口部7や内底面(後壁5の内面)に対向するように配置してもよい。
コンデンサの参考例を示す断面側面図である。 上記コンデンサの正面図である。 コンデンサの他の参考例を示す断面側面図である。 上記図3のA−A線断面図である。 上記図3に示すコンデンサの第1電極板を示す背面図である。 上記図3に示すコンデンサの第2電極板を示す背面図である。 上記図3に示すコンデンサの第1電極板と第2電極板との組み合わせ状態を示す平面図である。 別の参考例を示す断面側面図である。 この発明の実施形態を示す断面側面図である。 従来のコンデンサの断面側面図である。 従来のコンデンサの正面図である。
符号の説明
1・・ケース、2A、2B・・コンデンサ素子、3・・樹脂、7・・開口部、14、15・・電極板、18、19、21、22・・電極、28、40・・内側樹脂層、29、41・・外側樹脂層、30・・介在樹脂層、31、32、33、34・・電極、42・・絶縁シート、45、46・・樹脂基板

Claims (2)

  1. 端面に電極(31)(32)(33)(34)が接続されたコンデンサ素子(2A)(2B)をケース(1)に収納して樹脂(3)を充填したコンデンサにおいて、上記コンデンサ素子(2A)(2B)に接続された電極板(14)(15)を互いに重ね合わせた状態で、上記ケース(1)の開口部(7)側に配置すると共に、この重なり合った電極板(14)(15)の外側に外側樹脂層(41)を設け、かつこの外側樹脂層(41)内に樹脂(46)を介設して、この介設樹脂(46)にてコンデンサ素子(2A)(2B)側に設けられ、上記コンデンサ素子(2A)(2B)を覆う内側樹脂層(40)及び上記電極板(14)(15)を覆い、さらに、上記内側樹脂層(40)を耐湿性樹脂にて構成し、外側樹脂層(41)を可撓性樹脂にて構成したことを特徴とするコンデンサ。
  2. 一方の電極板(14)と他方の電極板(15)との間に、絶縁シート(42)を介在させたことを特徴とする請求項1のコンデンサ。
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