JPS6031147A - トナ− - Google Patents

トナ−

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JPS6031147A
JPS6031147A JP58140004A JP14000483A JPS6031147A JP S6031147 A JPS6031147 A JP S6031147A JP 58140004 A JP58140004 A JP 58140004A JP 14000483 A JP14000483 A JP 14000483A JP S6031147 A JPS6031147 A JP S6031147A
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toner
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fixing
binder resin
average particle
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笹川 真澄
Yoshihiko Hyozu
兵主 善彦
Seiichi Takagi
誠一 高木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真法、静電記録法などに用いられるトナ
ーに関し、特に熱定着に適した、実質上、球形のトナー
に関する。
従来、電子写真法としては米国特許第2,287゜69
1号明細書、特公昭42−231110号公報(米国特
許第3.86El、363号明細書)及び特公昭43−
24748号公報(米国特許第4,071,381号明
細書)等に記載されている如く、多数の方法が知られて
いるが、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段に
より感光体−Eに電気的潜像を形成し、次いで該潜像を
トナーで現像を行なって可視像とし、必要に応じて、紙
等の転写材にトナー画像を転写した後、加熱、圧力等に
より定着し、複写物を得るものである。
静電潜像をトナーを用いて可視像化する現像方法も種々
知られている。例えば米国特許第2874083号明細
書に記載されている磁気ブラシ法、同第2818552
号明細書に記載されているカスケード現像法及び同第2
221778号明細書に記載されているパウダークラウ
ド法、ファーブラシ現像法、液体現像法等、多数の現像
法が知られている。
また、磁気潜像を形成し、磁性トナーで現像する磁気記
録法も種々知られている。
これらの現像法などに用いられるトナーとしては、従来
、天然或いは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉
末が使用されている。更に、第3物質を種々の目的で添
加した現像微粉末を使用することも知られている。
現像されたトナー画像は、必要に応じて紙などの転写材
に転写され定着される。トナー画像の定着方法としては
、トナーをヒーター或いは熱ローラーなどにより加熱溶
融して支持体に融着固化させる方法、有機溶剤によりト
ナーのバインダー樹脂を軟化或いは溶解し支持体に定着
する方法、加圧によりトナーを支持体に定着する方法な
どが知られている。
トナーは夫々の定着法に適するように材料を選択され、
特定の定着法に使用されるトナーは他の定着法に使用で
きないのが一般的である。特に、従来広く行われている
ヒーターによる熱融着定着法に用いるトナーを熱ローラ
ー定着法、溶剤定着法、圧力定着法などに転用すること
はほとんど不可能である。従って、夫々の定着法に適し
たトナーが研究開発されている。
トナー像を紙などに定着する工程に関しては種々の方法
や装置が開発されているが、現在量も一般的な方法は、
熱と圧力を同時に適用するいわゆる熱ロール定着方式で
あり、これはトナー像を担持している受像シートを加熱
されたローラーと接触させてトナー像を受像シートに定
着させる方法である。
しかしながら、この定着方式を利用すると、従来のトナ
ーではいわゆるオフセット等のトラブルを生じた。オフ
セットは、受像シートに担持されたトナーの一部がロー
ラー表面に転移するという好ましくない現象である。
特公昭51−23354号公報(米国特許第3,941
゜888号明細書)に記載されているように、このよう
なオフセット現象は低分子量樹脂を用いた場合に生じ易
い。それ故に同公報にも記載されているように、架橋さ
れた樹脂を用いることにより、オフセット現象をある程
度防止できると考えられるが、当然のことながら、単に
架橋された樹脂を利用するだけでは、定着温度が上昇し
未定着域での低温オフセットの問題が発生し、実用レベ
ルには達しない。
また当然のことではあるが、トナーは定着特性以外にも
耐ブロツキング特性、現像特性、転写性、クリーニング
性等において優れていることが必要であるが、従来のト
ナーは下記のような欠陥を一つ又はそれ以上有していた
従来、この熱ローラー定着法に使用されるトナーは、一
般に熱可塑性樹脂中に着色、その他の添加剤を溶融混合
し均一に分散した後、冷却後微粉砕装置、分級機により
所望の粒径に調整する方法が採用されてきた。この製造
方法は、かなり優れたトナーを製造し得るが、ある種の
制限がある。
即ち、この製造方法では、粉砕工程を要するため、生産
性から見て粉砕装置により望みの粒径にかなりの速度で
処理できなくてはならず、このために機械的な力によっ
て容易に粉砕されるような高い脆性をもつ材料を使用す
る必要がある。しかし、脆性の高いトナーは、現像器内
においてトナーに加えられる負荷によっても容易に粉砕
されて微粉化したり、現像スリーブを汚染したり、また
トナー粒子自身荷電制御が不完全になってカブリ等の好
ましくない現象をもたらす。
また、トナーの熱定着性を改善するために、低融点材料
を使用した場合、粉砕装置に融着し生産性を著しく低ド
させる。
更に、この製造方法により得られたトナーの表面は、樹
脂でおおわれた部分と顔料がむきだした部分とが存在し
、表面性が不均一であるためにトナーの摩擦帯電量の分
布が均一でないことや、定着性を良くするために軟化点
や融点の低い樹脂をバインダーとしてトナーを作ると、
トナーの流動性が非常に悪くなり実用上使用できないな
どの欠点がある。
上記の問題点を解決したトナーの製造方法、即ち粉砕工
程を含まない方法としては、気相中に溶融樹脂を分散固
化させ、トナー粒子を得る方法(例えばスプレードライ
法)、液相中に溶融樹脂を分散固化させ、トナー粒子を
得る方法(エマルジョン法等)、単量体を重合し直接ト
ナー粒子を得る方法(懸濁重合法等)などがある。これ
らの方法によるトナーはいずれも球形であり、顔料等が
表面に出すトナー内部に内包されている。
そのため、表面性が均一であるので摩擦帯電量の分布が
ほとんど均一で、流動性も球形であるため非常に良い。
また1着色剤等の添加物が内包されるので、それらによ
るさまざまな環境下での悪影響もほとんどない。
これらの方法の中でも、懸濁重合法は、他の方法のよう
に分級工程がなく七ツマ−から直接的に所望の粒径のト
ナーが得られ製造工程での系の安定性、生産性から見て
非常に好ましい方法であり、更に乳化剤等を使用しない
ため、得られたトナーの環境安定性、現像性に優れてい
る。
本発明の目的は、上述したトナーの欠陥を克服した、優
れた物理的及び科学的特性を有するトナーを提供するこ
とにある。
本発明の目的は、定着性が良好で、特に耐オフセット性
の良好な熱ローラー定着用トナーを提供することにある
更に、本発明の目的は、荷電性が良好でしかも使用中に
常に安定した荷電性を示し、鮮明でカブリのない画像の
得られる熱ローラー定着用トナーを提供することにある
更に、本発明の目的は、流動性に優れ、凝集を起さず、
耐衝撃性にも優れている熱ローラー定着用トナーを提供
することにある。
更に、本発明の目的は、トナー保持部材或いは感光体表
面への付着物の少ない熱ローラー定着用トナーを提供す
ることにある。
更に1本発明の目的は、磁性現像剤とした場合にも、良
好で均一な磁性を示し、熱ローラー定着が可能な磁性ト
ナーを提供することにある。
その特徴とするところは、個数平均粒径が5〜25pL
のトナーにおいて、トナーのワーデルの実用球形度が0
.95〜1.00 、結着樹脂のゲルコンテントが0.
05〜90wt%、結着樹脂の非ゲル分の重量平均分子
量M賛が10000〜14000かつtgが40℃以上
であるトナーにある。
ここで、好ましい実施態様としては、トナーが懸濁重合
法によって製造されたものである。
本発明でのゲルコンテントとは、架橋されて溶剤に対し
て不溶性となったポリマー部分の割合で、高架橋ポリマ
ーの架橋度を表す一種の指標として使うことができる。
ゲルコンテントとは以下のようにして測定された値を以
って定義する。即ち、重合体を一定重量(Wtg)を秤
り取り、ソックスレー抽出器等の抽出手段を用いて、そ
の重合体中の可溶成分を溶媒により取り除き、さらに抽
出されずに残った試料を乾燥後秤量する(W2 g)。
ゲルコンテントはW2/W、X100(%)として計算
される。このような溶媒としては、例えばトルエン、ベ
ンゼン、テトラヒドロフランが適当である。
ここで、ゲルコンテントが90wt%以上となると、加
熱工程中に樹脂を融着することに高温大容量の熱を必要
とし、事実上紙への定着は困難であり、紙をこがすよう
な事故をひきおこすこともある。又、逆にゲルコンテン
トが0.05wt%以下になると、溶融時の粘弾性が不
足し、存在する低分子量の樹脂が一部トナ一本体から引
き離されて加熱ローラー−Lに転移し、いわゆるオフセ
ット現象が起こり易くなるものと考えられる。本発明に
おいては、より好ましくはゲルコンテントが5〜85賛
t%である。
球状現像剤は懸濁重合、乳化重合、マイクロカプセル、
スプレードライ等により得られるが、本発明のためにW
adell (ワーデル)の実用球形度が0.85〜1
.00である実質上球形の現像剤を開発して用いたとこ
ろ、良好な結果を得た。
Wade l lの実用球形度とは次式で表わされる。
讐ade l lの実用球形度 粒子の投影面積に外接する最小円の直径本発明において
ワーデルの実用球形度が0.95以下であると、実質上
不定形と同様であり、摩擦帯電が不均一になり、又、流
動性も低下し、現像性が悪くなり好ましくない。
個数平均粒径が5川m未満であると、流動性が悪くなり
、又、カブリやすくなるため現像性が劣って好ましくな
い。個数平均粒径が251Lmを越えると、画像の細線
再現性が悪くなるというように、現像における画像性能
が劣って好ましくない。
本発明における架橋構造は、(1)千ツマ−を懸濁重合
時に架橋剤により反応させて得る。(2)あらかじめ架
橋構造をもつ重合体一種或いはそれ以上をモノマーと均
一混合した後、懸濁重合させて得る。(3)lと2両方
のより得る。
このように架橋された樹脂を、他の架橋していない樹脂
と均一に混合して使用するか、トナーの製造工程におい
て架橋剤により樹脂に架橋を施すことにより、高温オフ
セット及び低温オフセットを一挙に解決される。即ち、
トナー中の架橋構造により高温においてオフセットを防
ぐ適度な粘弾性を与え、残りの架橋されない部分が低温
において溶融可能であり、これがコピー紙上にしみ込み
定着を促す。
本発明における非ゲル分とは、得られたトナーの溶剤可
溶分を示す。この非ゲル分の重量平均分子量Mwが10
000未満の低分子量であると、トナー1 が定着時に定着ローラー等に付着しゃすくなり、また1
4000を越えると、架橋部分を含めて相当高分子量で
あるため、溶融するために大量の熱量を必要とし、定着
時に紙面に融着せず、未融着の像が得られ、その上定着
ローラーに未定着トナーが41着する。
ここで、非ゲル分の重量平均分子量Mwの測定は種々の
方法があり、それにより若干の相異が生じる。従って以
下の測定法によって測定する。
即ち、ゲル・パーミェーション・クロマトグラフィー(
G P C)により、温度40’O,溶媒テトロヒドロ
フラン、測定流量1.0 ml/lin 、濃度0.1
wt%T HFを300g[注入する。試料の分子量測
定にあたり、単分散ポリスチレン標準試料により作成し
た検量線を使用する。カラムはこれになんら限定するも
のではないが、例えばショーデックス製A−80M等が
ある。
本発明における非ゲル分のガラス転移点が40℃未満で
あると、定着時に溶融した非ゲル分が定着ローラーに付
着しオフセット現象を生じてしま2 う。
構成樹脂のモノマーとしては、次のようなものが本発明
に適用出来る。
スチレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、P−フェ
ニルスチレン、p−クロルスチレン、3.4−ジクロル
スチレン、p−エチルスチレン、2.4−ジメチルスチ
レン、p−n−ブチルスチレン、p −tert−ブチ
ルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オク
チルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシ
ルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、等のスチレン
およびその誘導体;エチレン、プロピレン、ブチレン、
イソブチレンなどのエチレン不飽和モノオレフィン類;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、連化ビニル
などのハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル、ベンジェ酸ビニルなどのビニルエステル類;メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソ
ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデ
シル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル
酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジ
メチルアミンエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチ
ルなどのα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類
;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n
−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル
、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、ア
クリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニルなどの
アクリル酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニル
エチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなど゛のビ
ニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルへキシル
ケトン、メチルイソプロペニルケトンなどのビニルケト
ン類AN−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、
N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどのN
−ビニル化合物:ビニルナフタリン類;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミドなどのアクリ
ル酸もしくはメタクリル酸誘導体などがある。
又、以上のような七ツマ−の重合体、もしくは共重合体
を本発明に用いる千ツマ−に含有させ用いても良い。
重合に際して、次のような架橋剤を存在させて重合し、
架橋重合体としてもよい。
ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、ジビニルエー
テル、ジビニルスルホン、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート
、エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジ
アクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート
、1.3−ブチレンゲリコールジメタクリレート、1.
6ヘキサングリコールジメタクリレート、ネオペンチル
グリコールジメタクリレート、ジプロピレングリコール
ジメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタク
リレート、2,2′ビス(4−メタクリロキシジェトキ
シフェニル)プロ5 パン、2.2°ビス(4−アクリロキシジェトキシフェ
ニル)プロパン、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラアクリレート、ジブロムネ
オペンチルグリコールジメタクリレート、フタル酸アリ
ル、1.2−プロピレングリコール、1.3−ブタンジ
オールなと、一般の架橋剤を適宜用いることができる。
これら架橋剤は、使用量が多いと溶解しなくなって定着
性が劣ることとなる。また使用量が少ないとトナーとし
て必要な耐ブロッキング性、耐久性などの性質が悪くな
り、熱ロール定着において、トナーの一部が紙に完全に
固着しないでローラー表面に付着し、次の紙に転移する
というオフセット現象を防ぐことができにくくなる。故
に、これら架橋剤の使用量は、モノマー総量に対して0
.001−15重量%(より好ましくは0.1−10重
量%)で使用するのが良い。
重合開始剤としては、一般に熱或いは光により分解して
ラジカルを生成する化合物であり、アゾ6 ビスニトリル系として、2,2′−アゾビスイソブチロ
ニトリル、2,2′−アゾビスプロピオニトリル、2,
2°−アゾビスバレロニトリル、2.2′−アゾビス−
(2,4−ジメチルバレロニトリル)等がある。有機過
酸化物系として、過酸化ベンゾイル、核置換過酸化ベン
ゾイル、過酸化ラウロイル、過酸化アセチル、キュメン
ハイドロパーオキサイド等がある。アゾ及びジアゾ化合
物系として、ジアゾアミノベンゼン、アゾチオエーテル
等がある。その他、スルフィン類、芳香族スルフィン酸
類等がある。
懸濁安定剤として、難溶性の微粉末状の無機化合物(例
えばBaSO4、CaSO4、MgCO3、Ba(02
CaCO3、Ca3 (PO4)2 、のような難溶性
塩類;珪藻土、タルク、珪酸、粘土、タルクのような無
機高分子;金属酸化物の粉末)、水溶性高分子(例えば
ポリビニルアルコール、ゼラチン、I!2粉、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ポリアクリル酸及びそれらの塩、アルギン酸塩)
等が本発明に適用できる。
これら懸濁安定剤は0.1〜lO重量%の範囲内で通常
は用いられる。
又、前記無機分散剤の微細な分散のために0.001〜
0.1重量%の範囲内の界面活性剤を使用することもよ
い。これは上記分散安定化剤の所期の作用を促進するた
めのものであり、その具体例としては、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム
、ペンタデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウ
ム、アリル−アルキル−ポリエーテルスルホン酸ナトリ
ウム、オレイン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、
カプリン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプロ
ン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸カ
ルシウム、3,3−ジスルホンジフエこル尿素−4.4
−ジアゾービスーアミノ−8−ナフトール−6−スルホ
ン酸ナトリウム、オルト−カルボキシベンゼン−アゾ−
ジメチルアニリン ェニルメタン−4,4−ジアゾ−ビス−β−ナフトール
−ジスルホン酸ナトリウム、その他を挙げることができ
る。
又、水に易溶性のモノマーは水中で乳化重合を同時にお
こし、できた懸濁重合物を小さな乳化重合粒子で汚すの
で水溶性の重合禁止剤、例えば金属塩等を加えて水相で
の乳化重合を防ぐこともよい。又、媒体の粘土をまして
粒子の合一を防ぐために、水にグリセリン、グリコール
などを添加することもよい。又、易溶性モノマーの水へ
の溶解度減少のためにNaC1、KCu 、 Na2S
O2などの塩類を用いることも可能である。
染顔料としては、一般に知られているものを本発明に用
いることができる。さらにカーボンブラック磁性体も用
いることができる。
本発明トナーには、その他の架橋重合体として一般に知
られているものを用いることができる。
例えばビニル重合体を架橋したもの、ポリエステル、ス
チレン−ブタジェン、架橋重合体、アイオノマーなど適
宜用いることができる。この場合、特に微粉化して用い
ることが好ましい。
懸濁方法は、重合開始剤、磁性体、単量体、及9 び添加剤を均一に溶解、又は、分散せしめた単量体系を
、懸濁安定剤を含有する水相すなわち連続相中に通常の
攪拌機又はホモミキサー、ホモジナイザ等により分散せ
しめる。好ましくは単量体液滴が、所望のトナー粒子の
サイズ、一般に30ル以下の大きさを有する様に攪拌速
度、時間を調整し、その後は分散安定剤の作用によりは
ぐその状態が維持される様、攪拌を粒子の沈降が防止さ
れる程度に行なえばよい。重合温度は50℃以上、一般
的には70〜90°Cの温度に設定して重合を行なう0
反応終了後、生成したトナー粒子を洗浄、濾過、デカン
テーション、遠心等の如き適当な方法により回収し、乾
燥する。
このトナーを現像する方法は、公知の方法がすべて適用
できる。例えば、カスケード法、磁気ブラシ法、マイク
ロトーニング法、などの二成分現像法;導電性−成分現
像法、絶縁性−成分現像法、ジャンピング現像法などの
磁性体を含有する一成分現像法;粉末雲法及びファーブ
ラシ法;トナー担持体上に静電的力によって保持される
こと0 によって現像部へ搬送され現像される非磁性−成分現像
法などを挙げることができる。
′〔実施例1〕 スチレン 200g アゾビスイソブチロニトリル 8g ジビニルベンゼン 1g キナクリドンレッド 15g ファーナルピンク 4g をTKホモミキサー(特殊工業(株)製)の如き高剪断
力混合装置を備えた容器の中で約10分間一様に混合し
た。その間温度は約55℃に昇温した。この時間で上記
顔料はスチレンモノマー中に均一に分散した。2gのポ
リビニルアルコールを600gの水に上記ホモミキサー
で分散し、70℃に保った。この系にTKホモミキサー
の攪拌下に上記スラリーを投入して4000rpmで!
10分間攪拌し友。そののちこの反応混合系をパドル刃
攪拌で攪拌し、重合を完結させた。水洗、濾過、乾燥し
個数平均10.3μ9個数分布で6.35μ以下20チ
体積分布で20.2μ以上5チ(コールタカウンター。
100μアパチヤー使用)を得た。このトナーをテトラ
ヒドロフランを用いてゲルコンテントを測りたところ6
0%であった。また、このトナーのテトラヒドロフラン
可溶分の重量平均分子量Wは76000 、 Tgは5
7℃であった。
このトナーを200 / 300メツシユの鉄粉ト10
チで混合、プロオフ法でトリボ−を測定した結果+8.
0μc/gを得た。さらにこのトナーな二成分現像剤と
してNP−5000(キャノン製)で反転現像したとこ
ろ良好な画像を得ることがてきた。定着温度170〜1
80℃で定着したところ定着性は良好であ沙、熱ロール
への巻き付き、オフセット現象は認められなかった。
〔実施例2〕 スチレン 160g n−ブチルアクリレート 40g トリメチロールプロパントリアクリレート 0.6 g
EPTlooo(戸田工業製) 50gアゾビスイソブ
チロバレロニトリル 10gアセチルナリチル酸クロり
錯体 8g を実施例1と同様に混合した。
10gのCa■5を600gの水に上記ホモミキサーで
均一に分散し60℃に保った。この系にTKホモミキサ
ーの攪拌下に上記スラリーを投入し4000rpmで4
0分間攪拌した。そののち、この反応混合系をパドル刃
攪拌で攪拌し重合を完結させた。
常法によシ希酸にてCaCO3を取り除き、水洗、濾過
、乾燥しトナーを得た。
実施例1と同様にゲルコンテントを測ったところ、50
チであった。テトロヒドロフラン可溶分の重量平均分子
量Wは100000で、Tgは62℃であった。
このトナーを市販の乾式電子写真複写機200J(キャ
ノン製)によって画出しした。定着温度は 160〜170℃で定着したところ、定着性次良好であ
抄熱ロールへの巻き付き、オフセット現象は認められな
かった。
出願人 キャノン株式会社 手続補正書(自発) 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第140004号 2、発明の名称 トナー 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 居所 〒1413東京都大田区下丸子3−30−2キャ
ノン株式会社内(電話75B−2111)5、補正の対
象 明 細 書 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。
(2)明細書第8頁第17行中及び第12頁第2行中の
r14000 Jをr 140000Jと補正する。
特許請求の範囲 (1)個数平均粒径が5〜25弘のトナーにおいて、ト
ナーのワーデルの実用球形度が0.85〜1.00、結
着樹脂のゲルコンテントが0.05〜9゜wt%、結着
樹脂の非ゲル分の重量平均分子量Mwが10000〜1
4ooooカツTgが40’0以上であることを特徴と
するトナー。
(2)トナーが懸濁重合法によって製造されたものであ
る特許請求の範囲第1項記載のトナー。
364−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)個数平均粒径が5〜25ルのトナーにおいて、ト
    ナーのワーデルの実用球形度が0.85〜1.00 、
    結着樹脂のゲルコンテントが0.05〜90wt%、結
    着樹脂の非ゲル分の重量平均分子量Mwが10000〜
    14000かつTgが40℃以上であることを特徴とす
    るトナー。
  2. (2)トナーが懸濁重合法によって製造されたものであ
    る特許請求の範囲第1項記載のトナー。
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