JPS603086Y2 - 吹込口付袋 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は筒状袋１の一端部を第１折線ａから折畳んで開口
し、同開口部２の両隅に形成される折畳面３，３の一方
に吹込口展開片４の折返面４′を貼着し、第１折線ａと
平行でその両側に設けた第２折線す、 ｂから折返して
上記展開片４を筒状に折畳んで吹込口筒５を形成し、同
筒５の上面に化粧紙６を貼着してなる底貼部７において
、上記展開片４の両側折畳縁４′、４″間に間隙ｔを介
在させ、かつ上記化粧紙６を第１折線ａと平行な複数の
線状接着剤８で上記吹込口筒５の上面に貼着してなる吹
込口付袋に関するものである。

折畳面３，３は３角形であるが装材筒状袋では台形とな
る。

上記展開片４は一方の折畳面３の縁部３′に沿って折返
され、同折返面４′を接着剤９で折畳面３に貼着させる
。

線状接着剤８は間隙ｔの両側にそれぞれ３条宛計６条設
けられる。

尚図中１０で示すものは折線ａ、 ｂに沿う点糊、１１
は上記展開片４の折返部貼着用線状接着剤である。

従って上記吹込口筒５の開口部５′からノズルを袋内に
挿入し、同ノズルから粉粒を袋内に吹込んでこれを袋内
に充填した後同ノズルを上記吹込口筒５から分離する（
その状態を第５図に示す）。

この状態において同吹込口筒５の開口部５′を化粧紙６
と共に折線Ｃから底貼部７の内部に折込み同開口部５′
を閉鎖する（その状態を第６図に示す）。

従来の吹込口筒は上記両側折畳縁４″、４′を重合貼着
しその上面に化粧紙を面状に糊付けして貼着したため同
吹込口筒が硬化し、その開口部を底貼部の内部に折込む
際柔軟性に乏しく折込み難いばかりか折込部から流動性
に富む高価粉粒（例えば合成樹脂ペレット等）の漏洩を
防止し難い欠陥があった。

本案は上述のように吹込口筒５の展開片４の両側折畳縁
４′、４′間に間隙ｔを介在させ、かつ上記化粧紙６を
第１折線ａと平行な複数の線状接着剤８で上記吹込口筒
５の上面に貼着してなるものであるから、同吹込口筒５
の開口部５′には接着剤による硬化部が少くきわめて柔
軟に形成され底貼部７への折込みが容易であると共に吹
込口筒５の内面が密着して漏洩のおそれがきわめて少い
底貼袋が得られる便益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案の吹込口付袋を示す展開図、第２図は一部
折返し状態図、第３図は吹込口筒の一部折返し状態図、
第４図は吹込口付底貼部の正面図、第５図は吹込口開口
状態の斜視図、第６図は吹込口閉鎖状態の斜視図である
。 １・・・・・・筒状袋、ａ・・・・・・第１折線、２・
・・・・・開口部、３・・・・・・折畳面、４・・・・
・・吹込口展開片、４′・・・・・・折返面、ｂ・・・
・・・第２折線、５・・・・・・吹込口筒、６・・・・
・・化粧紙、７・・・・・・底貼部、４″・・・・・・
両側折畳縁、ｔ・・・・・・間隙、８・・・・・・線状
接着剤。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 筒状袋１の一端部を第１折線ａから折畳んで開口し、同
   開口部２の両隅に形成される折畳面３゜３の一方に吹込
   口展開片４の折返面４′を貼着し、第１折線ａと平行で
   その両側に設けた第２折線す、 ｂから折返して上記展
   開片４を筒状に折畳んで吹込口筒５を形成し、同筒５の
   上面に化粧紙６を貼着してなる底貼部７において、上記
   展開片４の両側折畳縁４’、４″間に間隙ｔを介在させ
   、かつ上記化粧紙６を第１折線ａと平行な複数の線状接
   着剤８で上記吹込口筒５の上面に貼着してなる吹込口付
   袋。