JPS6030727B2 - シヤドウマスク用素材の製造方法 - Google Patents

シヤドウマスク用素材の製造方法

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JPS6030727B2
JPS6030727B2 JP55011543A JP1154380A JPS6030727B2 JP S6030727 B2 JPS6030727 B2 JP S6030727B2 JP 55011543 A JP55011543 A JP 55011543A JP 1154380 A JP1154380 A JP 1154380A JP S6030727 B2 JPS6030727 B2 JP S6030727B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカラーテレビブラウン管のシャドウマスク用
の鋼板素材の製造方法に関するもので、極めて優れたフ
オトェッチング性とプレス性とを有する籍低炭素アルミ
キルド鋼板の製造方法を提供するものである。
シャドウマスクの製造は、一般にリムド鋼(キャップド
鋼も含む、以下同じ)を使用し、次の工程により行なわ
れている。
リムド鋼袷間圧延コイル→普通焼雛又は脱炭燐雛→謙質
圧延→再冷間圧延→フオトェッチング→切断→焼錨(最
終競鎚)→レベラ→プレス→表面処理→組込みこのよう
な工程において、従釆使用されているリズム鋼ではフオ
トェツチング穿孔時にリムド鋼として避け難い非金属介
在物による不良が高い確率で発生しており、また普通暁
鎚材では素材中に存在する凝集カーバィド‘こよるエッ
チング穿孔不良が発生したり、或いは材質的に硬目のた
めプレス時に良好な形状が得られず孔精度を悪くするこ
と等のトラブルが発生している。
本発明者らは、このような欠点を解決すべく、アルミキ
ルド鋼による低炭素シャドウマスクの製造について検討
し、既に袴顕昭53一133245号として提案してい
る。
この発明は、この既に提案済の発明より更に優れたフオ
トェッチング性とプレス性を得るべくなされたものであ
り、通常の冷延用アルミキルド鋼冷圧コイルをオープン
コイル暁錨(以下CCAとする)で固溶〔C〕を一般に
知られている通常の方法では定量確認が不可能な超微量
範囲迄脱炭、即ち下記する焼入れ歪時効指数(Quem
hAging、Index、以下QAIとする)が3.
0k9/桝以下となる迄の強脱送焼鈍を行うことを基本
的な特徴とするものである。
ここでQAIは次のように定義される。
QAI=生工 但し W,:脱炭材を500q010分均熱後水冷しこ
れに10%の引張歪みを与える荷重(kg) S:上記10%引張歪みを与えた際の試験片断面積(柵
) W2:上記歪付与材を100q04時間時効得られる降
伏点荷重(k9)また通常の袷延用アルミキルド鋼は、
およそ:0.1%以下、Si:0.04%以下、Mn:
0.4%以下、P+0.015%以下、S:0.015
%以下、SoIAI:0.02〜0.06%、N:0.
0015〜0.006%、残部鉄及び不可避不純物から
なる組成を有するもので、ここでいうアルミキルド鋼と
はこのような通常の冷延用アルミキルド鋼を指し、OC
A前の組成は上記組成と同様である。
上記のように強脱炭された素材を使用することによって
従来のOCA材にいよいよ発生していた脱炭不足や最終
競錨迄の途中工程で発生する浸炭硬化のいずれの現象に
対しても余裕をもってプレス対応することが可能となる
なお、本発明における焼鈍は通常の条件下での*オープ
ンコイル燐鈍で良く、温度、コイル菱入量、炉内ガス組
成等に特別の条件はない。
本発明においてシャドウマスク用素材としてアルミキル
ド鋼を用いた理由は従来のリムド鋼に比べ清浄度が極め
て優れていること及び製鋼作業上止むなく混入しシャド
ウマスク用素材として好ましくない降伏点(沖)、降伏
点伸び(ypEI)及び上記QAIを高くする間溶〔N
〕をアルミキルド鋼ではNNとして固定でき前記した従
来の問題を回避し得ることと、更に析出したNNIこよ
って最終擬鈍時の結晶粒を細かくさせ、プレス時の均一
変形を狙いとしたためである。
すなわちCCAは過去リムド鋼の脱炭のために開発され
たものでその後長期にわたってリムド鋼の脱炭暁純で主
流をなしてきたが、この経過の中でリムド鋼の〔C〕を
約0.002%以下にすることは粒界酸化を高い確率で
発生させたり、或いは過脱炭による粒界強度の著しい低
下で2次加工時の割れの原因となること等から危険な範
囲であることが一般に知られている。しかしながら、本
発明者らはこのような一般的な常識にもかかわらず、シ
ャドウマスク用素材に要求される材質性値は出来るだけ
低い降伏点(yp)と降伏点伸び(ypEI)がプレス
上有利であるとの観点から従来のようなyp、EIは主
として結晶粒度で支配されるとするフェライト粒度依存
思想から離れ、先述した〔N〕同機、鋼中で固溶体硬化
する固溶〔C〕を極力少なくすることをねらいとしたア
ルミキルド鋼の超脱炭焼錨を試みたものである。まずア
ルミキルド鋼での極低〔C〕材の加工性確認が必要とな
り、実験室で粒界酸化が認められる程度の強脱炭を行い
、これの加工性を調査した。この結果を下掲第1表にリ
ムド鋼のものと併せて示す。1泣 の 注)○→割れなし ×→割れるり 粒界酸化試験に供したりムド並びにアルミキルド鋼のC
量はともに化学分析で定量不可能な範囲に属し、またリ
ムド鋼では強脱炭するとェッチソクーを施さずとも粒界
が酸化する結果検鏡により表層結晶粒が確認できるが、
アルミキルドも同様に確認でき、これらの点では両者に
差は認められなかつた。
次いで両者を板厚0.65側 9仇舷ぐから40肋?の
カップに絞り(絞り比2.25)1:1のHC1・日2
0溶液に浸潰した後偏平試験を行う粒界酸化試験を行な
った。この絞り加工によってもともと弱い粒界には応力
が集中するところとなり、続くHel溶液への浸贋によ
って粒界は優先的に腐食されるところとなる。この粒界
酸化試験は粒界の酸化程度を拡大してみる試験としてよ
く行われるものである。この結果は第1表に示す通りで
当該素材がリムド鋼とは異なり粒界酸化が生じてもシャ
ドウマスク程度の加工であれば十分適用出来るものであ
ることが確認できた。その後OCA設備に高精度の計器
類を設置し、公知のC(in Q Fe)十日20=C
O+日2K=Pco・PH2/acP比○平衡反応式に
基き通常の袷延用アルミキルド鋼冷圧コイルをOCA強
脱炭競鎚後で鋼中〔C〕量が機器分析、化学分析、内部
摩擦でも測定出来ない極微量範囲迄に強脱炭出釆る様に
した。
しかしながら、この様にして得た素材の〔C〕量が定量
出・.来ない範囲の極微量であっても、一部の素材はシ
ャドウマスクにプレスするとストレツヤーストレイン(
S.S.)が発生することがあるため、本発明者らはア
ルミキルド鋼に限定して鋼中〔C〕の定量不可能な極微
量範囲を実用面から量的確認出釆る方法の焼入れ歪時効
指数(QM)を創案した。この方法の1例を下記示す。
アルミキルド鋼脱炭材→引張試験片加工(JIS5号)
→500qo×10分間加熱・均熱→水焼入れ→10%
引張歪(W,)→断面積測定6)→100qo×4時間
→引張試験(W2)但し W.・・・・・・10%歪の
荷重(k9)S・・・・・・10%歪後の断面積(松)
W2・・・・・・降伏点荷重(k9) 焼入れ歪時効指数(帆)=W2半(k9ノ柵) この様にして測定したQAIの異なる脱炭暁鎚後材をシ
ャドウマスクのプレス工程に流して把んだ結果を下掲第
2表に示す。
第2 表 焼入れ歪時効指数とシャドーマスクのプレス
o洋 最終嬢鈍条件=700C×10分(8匁日2、露
点−30℃)冷却18r第2表からわかるように、実際
の運用上シャドウマスクとして良好なプレスならしめる
為には、脱炭暁鎚後のQAIを3.0k9/桝以下とす
る必要がある。
またこの実際的な調査で最終暁錨が700qoで行われ
たもののプレス直前のQAIは素材と比較して最大3.
1k9/桝程大きくなっているので約01k9/桝以下
でなければならないこともわかった。プレス直前でQA
Iが大きくなる原因は最終燐鈍迄の中間工程で、再冷圧
時の圧延油等やフオトェツチング残律等により、或いは
最終暁鎚炉(一般にはカラーテレビブラウン管製造メー
カーのもの)雰囲気等により浸炭するものと考えられ、
この浸炭によるためである。ここで示したQAIを求め
る条件<溶体化条件(加熱温度、時間)及びこれに続く
冷却条件、W,での引張り歪量、時効条件>はあくまで
本発明で使用した一例であって、同一材料についてもこ
れらの条件が異れば得られるQAIの値そのものは異っ
てくる。
即ち、基本的には脱蕨焼鎚後の鋼中〔C〕が量的確認の
不可能な範囲であっても、脱炭競鈍後の冷却は炉冷で除
冷となるため固溶原子(ここでは殆んど〔C〕が対象と
言えるが〔N〕も含む)が必らず一定量析出(正しくは
格子欠陥例えば空孔転移につかまっている)することに
なり、この析出分を再加熱させ急冷すれば間溶した状態
が得られるため、次の歪時効測定で数値化出来るとの考
えに基づくものである。したがってこの考え方から明ら
かなように溶体化処理のための加熱温度・為熱時間・急
冷速度の下限は固溶〔C〕量により異なるが〔C〕が多
いほど高い加熱温度、長い均熱時間、遠い冷却速度が必
要となる。本発明が対象としている数蝿心〆下の〔C〕
の場合には、作業性の点から200℃〜70ぴ0、1分
〜1時間水焼入れが望ましい。また本発明ではQAIの
求め方そのものを対象としているのではなく、QAIは
単に脱炭の程度を定量的に表示するための尺度として用
いているのであるから、他のどのような測定方法を用い
て、また上記条件のうちの一つまたはそれ以上を本発明
のものと異らしめて用いて脱炭程度を選択したとしても
、得られた材料の脱炭程度がこの発明で規定したQAI
の条件下で3.1k9/嫌以下であるならば、この発明
の範囲に属するものとなることは言うまでもない。
以上述べた要件のもとでシャドウマスク用素材を製造す
れば脱炭焼鈍後の材質特性としてypミ11.0kg/
桝、ypEIミ1.0%が安定して得られ、又最終焼鎚
後も第1図及び第2図のグラフに示すとおり約650℃
以上の短時間焼錨でypミ15k9/磯、ypEIミ2
.0%が得られることになり、このことはシャドウマス
ク板の形状を害さない様な最終暁錨法、例えば炉内でマ
スク板を縦にし一辺から吊り下げて暁鈍する吊し焼銘の
様な方式のとき、本来素材のypEIが非常に小さいた
めしべラー工程の省略も可能となる。
また得られた素材のyp、ypEIが極めて低いため、
プレス加工時の均一変形性及び形状凍結性の点でも従来
材と比べ格段に有利であり、高精度の要求された例えば
コンピュータ用シャドウマスク(ファインピッチ)等に
対しても極めて好ましい素材である。
なお、第1図及び第2図のグラフは、〔C〕<0.00
2%、0.65肌厚冷圧板を0.15肋厚とし、非脱炭
雰囲気で700℃×1び分の最終競鎚を行い常温引張試
験(JIS5号)を行って結果を表わしたものである。
○印は本発明材、△印は従来のリムド鋼脱炭材を示して
いる。次に本発明の実施例を示す。
供試材は下掲第3表に示す符号A〜Eの5種類の成分系
で表に示す通りの一般的熱延・袷延条件下の玲圧材であ
る。
これらA〜E材を電解洗浄後A〜C材については暁錨後
QMが3.0k9/松以下となる迄の強脱焼鎚を行い、
D及びE材については通常の脱炭碗鈍を行った。この時
の材質確性結果を第4表に示す。第4表中にQAIと化
学分析値との対応を記載している。
QAIが3.0ではC分析値が0.0007%となって
いるが、そのバラツキが大きくQAIが3.0以下では
C分析値の値は全く再現性が得られず、実質的に定量不
可能であった。その後A〜E材の全素材を冷圧率77%
で板厚0.15肋迄再冷圧し、フオトェッチングした結
果を同じく第4表に示す。次にフオトェツチングした素
材を700こ010分間の非脱炭雰囲気(92%N2、
8%比、露点−30qo)で最終燐鈍した後、A材につ
いてのみしべラー掛けをしたものとしないものとにわけ
て、プレスした結果を第5表に示す。第3表供試材成分
と熱・冷延条件 第4表縦炭焼鈍後の材質とフォトエッチング結果洋 フ
ォトエッチング孔形(寸法)は一通りでない。
第5表プレス結果本発明にもとづいて実際にシャドウマ
スク素材を製造するに当っては脱炭焼鈍作業において目
標とするところまで脱炭が起っているか杏か見定める必
要がある。
本発明で規定するQAIで脱炭程度を見定めて、これを
OCA暁錨作業へフィードバックすることは不可能であ
るので、実作業においては過去において所定のQAIが
得られた炉内装入重量、炉内ガス組成、暁鎚温度、排ガ
スのCO%、炉への流入ガスの組成、或いは流量等の操
業条件を再現させるか、或いはOCAを行うにあたって
コイルに引張り試験片をはさんでおき、これを引張り試
験において降伏伸びがない又はStress−S口ai
nChart上降伏点が認められないような操業条件を
見出すこと等によってこれを近似せしめることが可能で
ある。しかし、これはあくまで近似にすぎなず、実操業
にあってはQAIでOCA後のコイルをチェックし所定
まで脱炭してないものは再OCAにまわすなどの管理が
必要となる。以上の実施例からわかるように、本発明法
による謙材では、エッチング時の非金属介在物による不
良率が極めて低く、良好な結果が得られた。また同時に
プレス工程でもしべラー掛けの有無に関係なく良好な結
果が得られた。第3図及び第4図は鋼板鋼板手前に大き
な孔、鋼板向う側に小さな孔があいている状態を示した
12の音電子顕微鏡写真であり、第3図は本発明材、第
4図は従来材のものである。
この写真からわかる様に本発明によるアルミキルドの脱
炭材は従来のリムド脱炭材に比べて、孔外形の輪郭がき
れいであり、また鋼板の向う側から手前にかけてのコー
ン面の形状が格段にきれいである。リムド鋼による従釆
材ではコーン面にかなりの介在物が存在するものが認め
られる。したがって本発明材ではエッチング仕上り性に
於ても非常に優れた結果が併せて得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は降伏点(yp)と暁鈍温度との関係を示すグラ
フ、第2図は降伏点伸び(ypEI)と競鈍温度との関
係を示すグラフ、第3図は本発明方法による素材のエッ
チング孔部分の120倍電子顕微鏡写真、第4図は従来
方法による素材のエッチング孔部分の12ぴ音電子顕微
鏡写真である。 第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低炭素アルミキルド鋼の冷間圧延コイルをオープン
    コイル焼鈍により脱炭してなるシヤドウマスク用素材の
    製造において、下記定義する焼入れ歪時効指数QAIが
    3.0kg/mm^2以下となるまで強脱炭することを
    特徴とするシヤドウマスク用素材の製造方法。 QAI=(w_2−w_1)/S 但し W_1:脱炭材を500℃10分均熱後水冷しこ
    れに10%の引張歪みを与える荷重(kg) S:上記10%引張歪みを与えた際の試験片断面積(m
    m^2) W_2:上記歪付与材を100℃4時間時効後得られる
    降伏点荷重(kg)
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