JPS6030698A - α−アミラ−ゼアイソザイムの新規な分別測定法 - Google Patents
α−アミラ−ゼアイソザイムの新規な分別測定法Info
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- JPS6030698A JPS6030698A JP13834483A JP13834483A JPS6030698A JP S6030698 A JPS6030698 A JP S6030698A JP 13834483 A JP13834483 A JP 13834483A JP 13834483 A JP13834483 A JP 13834483A JP S6030698 A JPS6030698 A JP S6030698A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα−アミラーゼアイソザイムの新規な測定法に
関する。
関する。
詳しくは、修飾基質を使用し、α−アミラーゼの各アイ
ソザイム即ち膵由来α−アミラーゼ及び唾液腺由来α−
アミラーゼによる糖転位反応及び続いて起る加水分解反
応で生じる生成物量の差を検知することを%徴とするα
−アミラーゼアイソザイムの測定法に関する。
ソザイム即ち膵由来α−アミラーゼ及び唾液腺由来α−
アミラーゼによる糖転位反応及び続いて起る加水分解反
応で生じる生成物量の差を検知することを%徴とするα
−アミラーゼアイソザイムの測定法に関する。
生体試料など被検試料、特にヒトの唾液、膵液、血液、
尿中のα−アミラーゼ活性は医学上の診断において重要
である。例えば、膵炎、膵臓癌、耳下腺炎においては、
血液や尿中のα−アミラーゼ活性は通常の値に比べて著
しい上昇を示す。
尿中のα−アミラーゼ活性は医学上の診断において重要
である。例えば、膵炎、膵臓癌、耳下腺炎においては、
血液や尿中のα−アミラーゼ活性は通常の値に比べて著
しい上昇を示す。
更に、例えば血中α−アミラーゼ活性をアイソザイムに
分離して測定することは高アミラーゼ血症の解析や病態
の解明に重要であり、[1常臨床検査にも応用されてい
る。
分離して測定することは高アミラーゼ血症の解析や病態
の解明に重要であり、[1常臨床検査にも応用されてい
る。
α−アミラーゼアイソザイムの分離法は現在まで多岐に
わたっており、(1)荷電の差による分離、(2)ゲル
濾過法、(3)アフィニティクロマトグラフィーによる
方法、(4)免疫学的方法、(5)α−アミラーゼイン
ヒビターによる方法、などがある。
わたっており、(1)荷電の差による分離、(2)ゲル
濾過法、(3)アフィニティクロマトグラフィーによる
方法、(4)免疫学的方法、(5)α−アミラーゼイン
ヒビターによる方法、などがある。
これらの内、現在のところ臨床検査に応用し得るものと
しては、公知文献(臨床病理、臨時増刊第43号、(s
oenzymeの分析とその意義 17頁(1981)
)にも記載があるように、(1)の荷電の差による分離
を電気泳動法によって行うものと、最近多〈実施される
ようになってきている(5)のアミラーゼインヒビター
による方法がある。
しては、公知文献(臨床病理、臨時増刊第43号、(s
oenzymeの分析とその意義 17頁(1981)
)にも記載があるように、(1)の荷電の差による分離
を電気泳動法によって行うものと、最近多〈実施される
ようになってきている(5)のアミラーゼインヒビター
による方法がある。
電気泳動法に於て、臨床検査として適しているツバセル
ロースアセテート膜、薄層ポリアクリルアミドゲルを用
いる電気泳動法などがあるが、いずれも測定操作が煩雑
で、しかも測定に長時間を要する欠点がある。
ロースアセテート膜、薄層ポリアクリルアミドゲルを用
いる電気泳動法などがあるが、いずれも測定操作が煩雑
で、しかも測定に長時間を要する欠点がある。
一方、α−アミラーゼインヒビターを用いる方法は、小
麦由来のアミラーゼインヒビターが膵由来α−アミラー
ゼよりも唾液腺由来α−アミラーゼをより強く阻害する
ことを利用して両者の割合を算出するものであるが、現
在のところ、膵あるいは唾液腺由来のα−アミラーゼの
いずれかを特異的に完全に阻害するインヒビターが見出
されていない為、検体中の膵及び唾液腺由来の・t−ア
ミラーゼの活性比率を既知の酵素標準液を用いて作成し
た検量線から読みとる方法がとられている力;、比較的
操作も簡便な為、最近多く使用されるようになってきて
いる。
麦由来のアミラーゼインヒビターが膵由来α−アミラー
ゼよりも唾液腺由来α−アミラーゼをより強く阻害する
ことを利用して両者の割合を算出するものであるが、現
在のところ、膵あるいは唾液腺由来のα−アミラーゼの
いずれかを特異的に完全に阻害するインヒビターが見出
されていない為、検体中の膵及び唾液腺由来の・t−ア
ミラーゼの活性比率を既知の酵素標準液を用いて作成し
た検量線から読みとる方法がとられている力;、比較的
操作も簡便な為、最近多く使用されるようになってきて
いる。
しかしながら、この方法で膵由来α−アミラーゼと唾液
腺由来α−アミラーゼの活性比率をめるには、阻害剤を
入れた場合と入れない場合の2回の測定が必要であり、
操作が煩雑である。
腺由来α−アミラーゼの活性比率をめるには、阻害剤を
入れた場合と入れない場合の2回の測定が必要であり、
操作が煩雑である。
本発明者らは、α−アミラーゼアイソザイムの分別測定
法について別の観点より鋭意研究を重ねた結果、オリゴ
糖誘導体の反応性がα−アミラーゼアイソザイムによっ
て異なり、従って生成物の比率がアイソザイムによって
異なることを見出し、これを利用しだα−アミラーゼア
イソザイムの分別測定法について更に研究を重ね、ある
種の修飾基即ち蛍光性を有する修飾基或いはUV吸収を
有する修飾基を基質に導入することにより、生成物が高
速液体クロマトグラフィーによって容易に分別測定する
ことができることを見出し本発明を完成するに到った。
法について別の観点より鋭意研究を重ねた結果、オリゴ
糖誘導体の反応性がα−アミラーゼアイソザイムによっ
て異なり、従って生成物の比率がアイソザイムによって
異なることを見出し、これを利用しだα−アミラーゼア
イソザイムの分別測定法について更に研究を重ね、ある
種の修飾基即ち蛍光性を有する修飾基或いはUV吸収を
有する修飾基を基質に導入することにより、生成物が高
速液体クロマトグラフィーによって容易に分別測定する
ことができることを見出し本発明を完成するに到った。
本発明の目的I;Icx−アミラーゼアイソザイム、特
にヒト膵由来+r−アミラーゼとヒト唾液腺由来α−ア
ミラーゼを分離測定せんとするものであり、本発明の方
法によれば極めて微量の検体を用いて、高感度の測定が
iiJ能となる。又、本発明の方法では、1回の測定で
検体中の膵及び唾液腺由来のび−アミラーゼの活性比率
をめることができる。
にヒト膵由来+r−アミラーゼとヒト唾液腺由来α−ア
ミラーゼを分離測定せんとするものであり、本発明の方
法によれば極めて微量の検体を用いて、高感度の測定が
iiJ能となる。又、本発明の方法では、1回の測定で
検体中の膵及び唾液腺由来のび−アミラーゼの活性比率
をめることができる。
本発明の方法はα−アミラーゼの糖転位反応と加水分解
反応を併せて利用するものであり、その要旨は次の如く
である。
反応を併せて利用するものであり、その要旨は次の如く
である。
即ち、ブドウ糖がそれぞれ5個及び3個よりなる2種類
のオリゴ糖誘導体にα−アミラーゼを作用させると次の
ような糖転位反応が起る。
のオリゴ糖誘導体にα−アミラーゼを作用させると次の
ような糖転位反応が起る。
1
■
G−G−G−G−G 十G−G−G−R2(R1,R2
・・・置換基、G・・・ブドウ糖)かかる糖転位反応が
起るという事実はこれまでに全く知られておらず、本発
明者等が始めて見出したものである。
・・・置換基、G・・・ブドウ糖)かかる糖転位反応が
起るという事実はこれまでに全く知られておらず、本発
明者等が始めて見出したものである。
糖転位反応によってできたオリゴ糖誘導体は引き続いて
α−アミラーゼの加水分解作用を受け、次式のような反
応が起る。
α−アミラーゼの加水分解作用を受け、次式のような反
応が起る。
R3
G−G−G−G−G−G−R2
上記反応例に於ては、糖転位反応ではGが6個のオリゴ
糖が出来、加水分解反応ではGが4個と2個に切断され
る例を示したが、一般には糖転位反応ではGが6個以外
のオリゴ糖誘導体が当然生しるし、加水分解反応ではG
が3個と3個に切断される場合もあり、その分解反応率
はアイソザイムの種類によって定まっている。従って、
膵由来α−アミラーゼと唾液腺由来α−アミラーゼとで
反応の最も異なる条件を選ぶことにより、両者の分別測
定が可能となるわけである。
糖が出来、加水分解反応ではGが4個と2個に切断され
る例を示したが、一般には糖転位反応ではGが6個以外
のオリゴ糖誘導体が当然生しるし、加水分解反応ではG
が3個と3個に切断される場合もあり、その分解反応率
はアイソザイムの種類によって定まっている。従って、
膵由来α−アミラーゼと唾液腺由来α−アミラーゼとで
反応の最も異なる条件を選ぶことにより、両者の分別測
定が可能となるわけである。
第1反応基質として用いた2種類のオリゴ糖誘導体は次
のように合成したが、合成方法は特にこれに限定される
ものではない。
のように合成したが、合成方法は特にこれに限定される
ものではない。
合成例1(5Gオリゴ糖誘導体の合成)1
G−G−G−G−G で示される0−6−ジオキシ−6
−((2−ピリジル)アミン〕−α−D−グルコピラノ
シル−(1→4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(
1→4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)
−0−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−D−グ
ルコビラノースは公知文献〔ジャーナル オブ ザ バ
イオケミストリー 93巻 1055頁 (1983年
)〕 に従い合成した。即ちデキストリンのグルコース
残基の6位の一級アルコールをジメチルスルホキシドと
N 、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミドで部分
酸化後2−アミノピリジンとシッフの塩基を形成させ、
シアノボロハイドライドで還元し2−アミノピリジル基
が導入されたデキストリンを得る。
−((2−ピリジル)アミン〕−α−D−グルコピラノ
シル−(1→4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(
1→4)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)
−0−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−D−グ
ルコビラノースは公知文献〔ジャーナル オブ ザ バ
イオケミストリー 93巻 1055頁 (1983年
)〕 に従い合成した。即ちデキストリンのグルコース
残基の6位の一級アルコールをジメチルスルホキシドと
N 、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミドで部分
酸化後2−アミノピリジンとシッフの塩基を形成させ、
シアノボロハイドライドで還元し2−アミノピリジル基
が導入されたデキストリンを得る。
これにバチルス属由来液化型アミラーゼとグルコアミラ
ーゼを作用させ、非還元末端グルコースに2−ピリジル
アミノ基が導入されたオリゴサツカライドを得、ゲル濾
過抜本画分を凍結乾燥して得たO 合成例2(3Gオリゴ糖誘導体の合成)G−G7G−R
2で示される0−α−D−グルコピラノシルー(1→4
)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)−1−
デオキシ−1−[:(2−ピリジル)アミン) −D−
グルシトールは公知文献〔ジャーナル オブ ザ バイ
オケミストリー 85巻 217頁 (1979年)〕
に従い合成した。即ちマルトトリオースの還元末端グル
コースの1位のアルデヒドと2−アミノピリジンとでシ
ッフの塩基を形成させ、その後還元する還元的アミン化
により合成した。必要により、高速液体クロマトグラフ
ィーにより精製した。
ーゼを作用させ、非還元末端グルコースに2−ピリジル
アミノ基が導入されたオリゴサツカライドを得、ゲル濾
過抜本画分を凍結乾燥して得たO 合成例2(3Gオリゴ糖誘導体の合成)G−G7G−R
2で示される0−α−D−グルコピラノシルー(1→4
)−〇−α−D−グルコピラノシルー(1→4)−1−
デオキシ−1−[:(2−ピリジル)アミン) −D−
グルシトールは公知文献〔ジャーナル オブ ザ バイ
オケミストリー 85巻 217頁 (1979年)〕
に従い合成した。即ちマルトトリオースの還元末端グル
コースの1位のアルデヒドと2−アミノピリジンとでシ
ッフの塩基を形成させ、その後還元する還元的アミン化
により合成した。必要により、高速液体クロマトグラフ
ィーにより精製した。
本発明に用いる上記2種の基質のα−アミラーゼ活性測
定時に於ける濃度は、ブドウ糖が5個のオリゴ糖誘導体
では50〜200μルtが好ましく、ブドウ糖が3個の
オリゴ糖誘導体では1〜10−M/lが好ましい。又、
測定時に於けるpHは、一般には4〜7、好ましくは5
〜6で行われる。
定時に於ける濃度は、ブドウ糖が5個のオリゴ糖誘導体
では50〜200μルtが好ましく、ブドウ糖が3個の
オリゴ糖誘導体では1〜10−M/lが好ましい。又、
測定時に於けるpHは、一般には4〜7、好ましくは5
〜6で行われる。
基質に導入する修飾基はピリジルアミノ基の如く蛍光を
発するものが好ましいが、これに限定されるものではな
く、酸化多糖体中のアルデヒド基と反応してシッフ塩基
を形成するアミン基を有する有機アミン類残基、例えば
、アニリノ基、メチルアニリノ基、ヒドロキシアニリノ
基、カルボキシフェニルアミノ基などUV法により測定
可能となる修飾基も当然のことながら用いられ得る。
発するものが好ましいが、これに限定されるものではな
く、酸化多糖体中のアルデヒド基と反応してシッフ塩基
を形成するアミン基を有する有機アミン類残基、例えば
、アニリノ基、メチルアニリノ基、ヒドロキシアニリノ
基、カルボキシフェニルアミノ基などUV法により測定
可能となる修飾基も当然のことながら用いられ得る。
本発明の方法では基質を全て反応させて、生成する物質
の量的関係からアイソザイムの比率をめる。従って、生
成物の比率を活性比率既知のα−アミラーゼ−rインザ
イム標準液で前もって測定しておけば、生成物の一つを
測定すればよく、どの成分を測定するかは分析条件から
最も検出の容易なものを選べばよい。
の量的関係からアイソザイムの比率をめる。従って、生
成物の比率を活性比率既知のα−アミラーゼ−rインザ
イム標準液で前もって測定しておけば、生成物の一つを
測定すればよく、どの成分を測定するかは分析条件から
最も検出の容易なものを選べばよい。
生成物の分離、定量には高速液体クロマトグラフィーを
用いる。
用いる。
液体クロマトグラフィーに於てはゲルバーミエーション
法あるいは逆相法等が効果的に使用される。液体クロマ
トグラフィーの条件の一例を示せば、逆相クロマトグラ
フィーではオクタデシルシラン基等のアルキル基を導入
した化学結合型シリカゲルを充填剤として用いる。溶離
液としては、0、1 M酢酸アンモニウム緩衝液p)i
a、o〜4,5で1−ブタノールを0.1〜0.05%
含有するものが分離能が優れており、流速1,5〜2.
Q ml/y+inで測定が可能であるが、特にこれら
に限定されるものではない。検出は通常、蛍光法かUV
法で行われる。
法あるいは逆相法等が効果的に使用される。液体クロマ
トグラフィーの条件の一例を示せば、逆相クロマトグラ
フィーではオクタデシルシラン基等のアルキル基を導入
した化学結合型シリカゲルを充填剤として用いる。溶離
液としては、0、1 M酢酸アンモニウム緩衝液p)i
a、o〜4,5で1−ブタノールを0.1〜0.05%
含有するものが分離能が優れており、流速1,5〜2.
Q ml/y+inで測定が可能であるが、特にこれら
に限定されるものではない。検出は通常、蛍光法かUV
法で行われる。
合成例1,2に於て、検出に利用する為に置換基として
導入した2−ピリジルアミノ基は、蛍光性を有し、通常
、励起点及び蛍光をそれぞれ320nm+ 400 n
mの波長を用いて測定する。
導入した2−ピリジルアミノ基は、蛍光性を有し、通常
、励起点及び蛍光をそれぞれ320nm+ 400 n
mの波長を用いて測定する。
本発明の方法はα−アミラーゼアイソザイムの活性比率
を知るものであるが、別に既存の方法で試料中のα−ア
ミラーゼの総括性をめれば、それぞれのアイソザイムの
活性値は当然のことながら計算でめられる。
を知るものであるが、別に既存の方法で試料中のα−ア
ミラーゼの総括性をめれば、それぞれのアイソザイムの
活性値は当然のことながら計算でめられる。
本発明の方法に従って、精製したヒト唾液腺由来α−ア
ミラーゼとヒト膵由来α−アミラーゼを試料として用い
、ブドウ糖が5個からなる直鎖状のオリゴ糖の非還元末
端ブドウ糖の6位の1級アルコールがα−ピリジルアミ
ノ基で置換されたものと、ブドウ糖が3個からなる直鎖
状オリゴ糖の還元末端の1位の2級アルコールが2−ピ
リジルアミノ基で置換されたものを基質として組合せて
用い、還元末端に2−ピリジルアミノ基を有するブドウ
糖が2個のオリゴ糖の生成量を調べたところ、膵由来ア
ミラーゼの方が約6倍生成量の多いことが確認された。
ミラーゼとヒト膵由来α−アミラーゼを試料として用い
、ブドウ糖が5個からなる直鎖状のオリゴ糖の非還元末
端ブドウ糖の6位の1級アルコールがα−ピリジルアミ
ノ基で置換されたものと、ブドウ糖が3個からなる直鎖
状オリゴ糖の還元末端の1位の2級アルコールが2−ピ
リジルアミノ基で置換されたものを基質として組合せて
用い、還元末端に2−ピリジルアミノ基を有するブドウ
糖が2個のオリゴ糖の生成量を調べたところ、膵由来ア
ミラーゼの方が約6倍生成量の多いことが確認された。
一方、糖転位反応の結果最も多く生成する非還元末端の
6位及び還元末端の1位のアルコールがα−ピリジルア
ミノ基で置換された、ブドウ糖が6個の直鎖状オリゴ糖
誘導体を基質として用い、加水分解工程のみにてα−ア
ミラーゼアイソザイムの分別測定を行うことも当然のこ
とながら可能である。そこで該オリゴ糖誘導体を次の方
法(合成例3)に従って合成し、これを基質としてヒト
唾液腺由来及びヒト膵由来のα−アミラーゼ活性の比較
を行った。
6位及び還元末端の1位のアルコールがα−ピリジルア
ミノ基で置換された、ブドウ糖が6個の直鎖状オリゴ糖
誘導体を基質として用い、加水分解工程のみにてα−ア
ミラーゼアイソザイムの分別測定を行うことも当然のこ
とながら可能である。そこで該オリゴ糖誘導体を次の方
法(合成例3)に従って合成し、これを基質としてヒト
唾液腺由来及びヒト膵由来のα−アミラーゼ活性の比較
を行った。
合成例3(6Gオリゴ糖の合成)
公知文献〔ジャーナル オグ ザ バイオケミストリー
93巻 1055頁 (1983年)〕に従い合成し
た。即ちデキストリンのグルコース残基の6位の一級ア
ルコールをジメチルスルホキシドとN 、 N’−ジシ
クロへキシルカルボジイミドで部分的に酸化後2−アミ
ノピリジンとシッフの塩基を形成させ、シアノボロハイ
ドライトで還元し2−アミノピリジル基が導入されたデ
キストリンを得る。これにバチルス属由来液化型アミラ
ーゼとグルコアミラーゼを作用させ、非還元末端グルコ
ースに2−ピリジルアミノ基が導入されたオリゴサツカ
ライドを得、ゲル濾過後非還元末端グルコースの6位の
一級アルコールが2−ピリジルアミン基で置換されたグ
ルコースが6個の直鎖状オリゴ糖の両分を得る。このオ
リゴ糖誘導体に対し、公知文献〔ジャーナル オブ ザ
バイオケミストリー 85巻 217頁 (1979
年)〕に従い還元末端グルコースの1位のアルデヒドと
2−アミノピリジンとでシッフの塩基を形成させその後
還元する還元的アミン化をおこない、還元末端グルコー
スに2−ピリジルアミン基を導入した。必要に応じ高速
液体クロマトグラフィーで精製し目的物を得だ。
93巻 1055頁 (1983年)〕に従い合成し
た。即ちデキストリンのグルコース残基の6位の一級ア
ルコールをジメチルスルホキシドとN 、 N’−ジシ
クロへキシルカルボジイミドで部分的に酸化後2−アミ
ノピリジンとシッフの塩基を形成させ、シアノボロハイ
ドライトで還元し2−アミノピリジル基が導入されたデ
キストリンを得る。これにバチルス属由来液化型アミラ
ーゼとグルコアミラーゼを作用させ、非還元末端グルコ
ースに2−ピリジルアミノ基が導入されたオリゴサツカ
ライドを得、ゲル濾過後非還元末端グルコースの6位の
一級アルコールが2−ピリジルアミン基で置換されたグ
ルコースが6個の直鎖状オリゴ糖の両分を得る。このオ
リゴ糖誘導体に対し、公知文献〔ジャーナル オブ ザ
バイオケミストリー 85巻 217頁 (1979
年)〕に従い還元末端グルコースの1位のアルデヒドと
2−アミノピリジンとでシッフの塩基を形成させその後
還元する還元的アミン化をおこない、還元末端グルコー
スに2−ピリジルアミン基を導入した。必要に応じ高速
液体クロマトグラフィーで精製し目的物を得だ。
上記合成例3で得られた基質にヒト唾液腺由来σ−アミ
ラーゼ及びヒト膵由来α−アミラーゼを作用させたとこ
ろ、この場合は膵由来α−アミラーゼがヒト唾液腺由来
α−アミラーゼの約3倍量の生成物即ちブドウ糖が2個
のオリゴ糖誘導体を生成していることが確認できた。
ラーゼ及びヒト膵由来α−アミラーゼを作用させたとこ
ろ、この場合は膵由来α−アミラーゼがヒト唾液腺由来
α−アミラーゼの約3倍量の生成物即ちブドウ糖が2個
のオリゴ糖誘導体を生成していることが確認できた。
即ち、α−アミラーゼの加水分解作用のみの工程での生
成物にてもα−アミラーゼアインザイムの分別測定は可
能であることが判る。
成物にてもα−アミラーゼアインザイムの分別測定は可
能であることが判る。
しかしながら、α−アミラーゼの糖転位反応と加水分解
反応の両工程を組合せた場合には、前述の如く尚一層高
い精度で分別測定が行なえるのでより好ましい。
反応の両工程を組合せた場合には、前述の如く尚一層高
い精度で分別測定が行なえるのでより好ましい。
本発明は本発明者ら独自の知見に基き完成された全く新
規なα−アミラーゼアインザイムの分別測定法に関する
ものである。
規なα−アミラーゼアインザイムの分別測定法に関する
ものである。
本発明は微量の検体で高感度の測定が可能となシ、叉−
回の測定で検体中の膵由来及び唾液腺由来−のα−アミ
ラーゼの活性比率をめることができる点に特徴を有する
発明であり、斯業に貢献するところ甚だ大なるものがあ
る。
回の測定で検体中の膵由来及び唾液腺由来−のα−アミ
ラーゼの活性比率をめることができる点に特徴を有する
発明であり、斯業に貢献するところ甚だ大なるものがあ
る。
以下に実施例を示し本発明を更に詳しく説明するが、本
発明はこれらに限定されるものでないことは云うまでも
ない。
発明はこれらに限定されるものでないことは云うまでも
ない。
実施例1
0)試薬の調製
〔測定試液〕
グルコースが5個からなる直鎖状オリゴ糖の非還元末端
グルコースの6位の一級アルコールが2−ピリジルアミ
ノ基で置換されだオリゴ糖誘導体〔下記構造式(1))
2.7労とグルコースが3個からなる直鎖状オリゴ糖の
還元末端の1位の二級アルコールが2−ピリジルアミノ
基で置換されたオリゴ糖誘導体〔下記構造式(2) )
32 Tvと塩化ナトリウム23.4m9を20mM
酢酸カルシウム緩衝液(pH5,5)10mlで溶解す
る。
グルコースの6位の一級アルコールが2−ピリジルアミ
ノ基で置換されだオリゴ糖誘導体〔下記構造式(1))
2.7労とグルコースが3個からなる直鎖状オリゴ糖の
還元末端の1位の二級アルコールが2−ピリジルアミノ
基で置換されたオリゴ糖誘導体〔下記構造式(2) )
32 Tvと塩化ナトリウム23.4m9を20mM
酢酸カルシウム緩衝液(pH5,5)10mlで溶解す
る。
構造式(1)
構造式(2)
(ロ)標準液の調整
ヒト唾液から精製した唾液腺由来α−アミラーゼ100
Uを1 mM塩化カルシウム水溶液10omA!で溶解
した液を調製する。ヒト膵液から精製した膵由来α−ア
ミラーゼ100Uをl mM塩化力(レシウム水溶液1
00 mlで溶解した液を調製する。試験管を3本用意
し各々K No、 1.2.3.を付け、下記の様に唾
液腺由来と膵由来のα−アミラーゼを混合する。
Uを1 mM塩化カルシウム水溶液10omA!で溶解
した液を調製する。ヒト膵液から精製した膵由来α−ア
ミラーゼ100Uをl mM塩化力(レシウム水溶液1
00 mlで溶解した液を調製する。試験管を3本用意
し各々K No、 1.2.3.を付け、下記の様に唾
液腺由来と膵由来のα−アミラーゼを混合する。
(ハ)測定操作法
(1) アミラーゼ反応
調製した各標準液又は血清50 J)に測定試液50μ
lを試験管にとり、よく混合後、37℃で3時間反応さ
せる。
lを試験管にとり、よく混合後、37℃で3時間反応さ
せる。
(2)高速液体クロマトグラフィー
上記反応液10μlをとシ高速液体クロマトグラフィー
にかけ、還元末端グルコースに2−アミノピリジル基が
導入されたマルトース誘導体〔下記構造式(3)〕の生
成量をピーク面積からめる。高速液体クロマトグラフィ
ーの測定条件は下記の通りである。
にかけ、還元末端グルコースに2−アミノピリジル基が
導入されたマルトース誘導体〔下記構造式(3)〕の生
成量をピーク面積からめる。高速液体クロマトグラフィ
ーの測定条件は下記の通りである。
カラム及び充填剤:オクタデシルシランを結合させた逆
相型ゲル(商品名、TSKゲル、LS−410+ 5
am Toyosoda Co、 )を充填り、タカラ
ム(’4 X 300mm)。
相型ゲル(商品名、TSKゲル、LS−410+ 5
am Toyosoda Co、 )を充填り、タカラ
ム(’4 X 300mm)。
溶出液:0.015%n−ブタノールを含む0.1M酢
酸アンモニウム緩衝液(pH3,3)。
酸アンモニウム緩衝液(pH3,3)。
流 速:1.7m11分。
検 出:蛍光検出器
励起波長320nml蛍光波長400 nmm膵由来−
アミラーゼの比率とマルトース誘4体生成量との関係か
ら、検量線を得、標準と同様に操作した血清のマルトー
ス誘導体〔構造式(3)〕の生成量から、この検量線を
用いて膵由来α−アεラーゼの比率をめる。
アミラーゼの比率とマルトース誘4体生成量との関係か
ら、検量線を得、標準と同様に操作した血清のマルトー
ス誘導体〔構造式(3)〕の生成量から、この検量線を
用いて膵由来α−アεラーゼの比率をめる。
この検量線の例を図1に示す。血清中の膵由来α−アミ
ラーゼの比率がまると、通常用いられているα−アミラ
ーゼ活性測定法による総α−アミラーゼ活性測定値より
膵由来及び唾液腺由来α−アミラーゼ活性値を算出する
ことができる。
ラーゼの比率がまると、通常用いられているα−アミラ
ーゼ活性測定法による総α−アミラーゼ活性測定値より
膵由来及び唾液腺由来α−アミラーゼ活性値を算出する
ことができる。
構造式(3)
(イ)試液の調製
〔測定試液〕
グルコースが6個からなる直鎖状オリコ゛糖の非還元末
端グルコースの6位の一級アルコールが2−ピリジルア
ミノ基で置換され、さらに還元末端グルコースの1位の
二級アルコール ルアミン基で置換□されたオリゴ誘導体〔下記構造式(
4) ) 2. 2 mgと塩化カルシウム30m9を
2 0 mMM酸カルシウム緩衝液( pH5.5 )
2 0mlで溶解する。
端グルコースの6位の一級アルコールが2−ピリジルア
ミノ基で置換され、さらに還元末端グルコースの1位の
二級アルコール ルアミン基で置換□されたオリゴ誘導体〔下記構造式(
4) ) 2. 2 mgと塩化カルシウム30m9を
2 0 mMM酸カルシウム緩衝液( pH5.5 )
2 0mlで溶解する。
構造式(4)
(口)標準液の調製
ヒト唾液から精製した唾液腺由来α−アミラーゼ100
Uを1mM塩化カルシウム水溶液100mlで溶解した
液を調製する。ヒト膵液から精製した膵由来α−アミラ
ーゼ100Uをl mM塩塩化カルシウム水溶液10屑 3本用意し各々にNo. 1. 2. 3を付け、下記
の様に唾液腺由来と膵由来のα−アミラーゼを混合する
。
Uを1mM塩化カルシウム水溶液100mlで溶解した
液を調製する。ヒト膵液から精製した膵由来α−アミラ
ーゼ100Uをl mM塩塩化カルシウム水溶液10屑 3本用意し各々にNo. 1. 2. 3を付け、下記
の様に唾液腺由来と膵由来のα−アミラーゼを混合する
。
(ハ)測定操作法
(1) アミラーゼ反応
調製した各標準液又は血清50μlに測定試液50μノ
を試験管にとり、よく混合後、37℃で3時間反応させ
る。
を試験管にとり、よく混合後、37℃で3時間反応させ
る。
(2) 高速液体クロマトグラフィー
上記反応液10μlをとり高速液体クロマトグラフィー
にかけ、還元末端グルコースに2−アミノピリジル基が
導入されたマルトース誘導体〔下記構造式(5)〕の生
成量をピーク面積からめる。
にかけ、還元末端グルコースに2−アミノピリジル基が
導入されたマルトース誘導体〔下記構造式(5)〕の生
成量をピーク面積からめる。
高速液体クロマトグラフィーの測定条件は下記の通りで
ある。
ある。
カラム及び充填剤:オクタデシルシランを結合させた逆
相型ゲル(商品名、T S Kゲル、L S −410
+ 5μm Toyosoda Co、 )を充填した
カラム(4X 30Qmm)。
相型ゲル(商品名、T S Kゲル、L S −410
+ 5μm Toyosoda Co、 )を充填した
カラム(4X 30Qmm)。
溶出液:0.015%n−77ノールを含む0.1M酢
酸アンモニウム緩衝液(pH3,3)。
酸アンモニウム緩衝液(pH3,3)。
流 速:1.7m11分
検 出:蛍光検出器
励起波長320 nm 、蛍光波長400 nmm膵由
来−アミラーゼの比率とマルト−ス誘導体(構造式(5
)〕の生成量との関係から、検量線を得、標準と同様に
操作した血清のマルトース誘導体生成量から、この検量
線を用いて膵由来α−アばラーゼの比率をめる。
来−アミラーゼの比率とマルト−ス誘導体(構造式(5
)〕の生成量との関係から、検量線を得、標準と同様に
操作した血清のマルトース誘導体生成量から、この検量
線を用いて膵由来α−アばラーゼの比率をめる。
この検量線の例を図2に示す。血清中の膵由来α−アミ
ラーゼの比率がまると、通常用いられているα−アミラ
ーゼ活性測定法による総a−アミラーゼ活性測定値より
膵由来及び唾液腺由来α−アミラーゼ活性値を算出する
ことができる。
ラーゼの比率がまると、通常用いられているα−アミラ
ーゼ活性測定法による総a−アミラーゼ活性測定値より
膵由来及び唾液腺由来α−アミラーゼ活性値を算出する
ことができる。
構造式(5)
図1は、実施例1において各標準液について、HPLC
(高速液体クロマトグラフ4−)によりめたマルトース
誘導体の生成量(縦軸)と総α−アミラーゼ活性に対す
る膵由来α−アミラーゼ活性の百分率(横軸)との関係
をプロットしたものである。 図2は実施例2において、各標準液について、HPLC
によりめたマルトース誘導体の生成量(縦軸)と総α−
アミラーゼ活性・扛対する膵由来α−アミラーゼ活性の
百分率(横軸)との関係をプロットしたものである。 特許出願人 和光純薬工業株式会社 図 1 膵由来α−アミラーゼ活性の百分率(%)図 2 膵由来α−アミラーゼ活性の百分率(%)手続補正書 昭和53年 71月 4日 1、事件の表示 妬ネa5g、拝将針層、叉+3f31→号2、発明の名
称 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 541 連絡先 特許課(東京) 置 03−270−8571
5・ 補正の対象 明細書の特許請求の範囲の槙及び発明の詳細な説明の欄
。 6 補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)明細書10頁17行目から同頁18行目にかけて
記載の[2−アミノピリジル基1を[2−ピリジルアミ
ノ基−1と補正する。 (3)明則薔J5頁8行目から同頁9行目にかけて記載
の「2−アミノピリジル基1を「2−ピリジルアミノ基
」 と補正する。 (4)明細書19頁16行目から同頁17行目にかけて
記載の「2−アミノピリジル基」を「2−ピリジルアミ
ノ基」と補正する。 (5)明卸1書23頁4行目から同頁5行目にかけて記
載の「2−アミノピリジル基」を[2−ピリジルアミノ
基]と補正する。 以上 別 紙 2、特許請求の範囲 (1) 第1反応の基質として2ftilのオリゴ糖誘
導体を組合せて用い、該基質にα−アミラーゼが作用し
て糖転位反応が起シ生欣したオリゴ糖誘導体が第2反応
の基質となり、更にα−アミラーゼの加水分解作用を受
け分解生成物を生じる、該加水分解生成物を測定するこ
とによってヒト膵由来α−アミラーゼとヒト唾液腺由来
α−アミラーゼの分別測定を行うことを特徴とするα−
アミラーゼアイソザイムの分別測定方法。 (2)2種の第1反応の基質が下記構造式(IL (I
I)で示される特許請求の範囲第1項に記載のα−アミ
ラーゼアイソザイムの分別測定方法。 〔式中R1+ R2は2−ピリジルアミノ基、トコリジ
ルアミノ基の如く螢光性を有する置換基、若しくはアニ
リノ基、メチルアニリノ基、ヒドロキシアニリノ基、カ
ルボキシフェニルアミノ基の如(”UV吸収を有する置
換基を表わす。〕(3)加水分解生成物の分別測定に高
速液体クロマトグラフィーを用いる特許請求の範囲W1
項又は第2項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分
別測定方法。 (4)加水分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグ
ラフィーを用い、基質に導入したピリジルアミノ基の螢
光性を利用して検出を行う特許請求の範囲第1項、第2
項又は箪3項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分
別測定方法。 (5)加水分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグ
ラフィーを用い、基質に導入したアニリノ基、メチルア
ニリノ基、ヒドロキシアニリノ基、カルボキシフェニル
アミノ基等のUV吸収を利用して検出を行う特許請求の
範囲第1項、第2項又は第3項に記載のσ−アミラーゼ
アイノザイムの分別測定方法。 (6)基質に下記構造式([0で示されるオリゴ糖訪導
体を用い、α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じ
る分解生成物を測定することによってヒト膵由来ば一ア
ミラーゼとヒト唾液腺由来α−アミラーゼの分別測定を
行うことを特徴とするα−アミラーゼアイソザイムの分
別測定方法。 〔式中R11R2は前記と同じ。〕 (7) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用いる特許請求の範囲第6項記載のα−アミラーゼアイ
ソザイムの分別測定方法。 (8) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用い、基質に導入したピリジルアミノ基の螢光性を利用
(−7て検出を行う特許請求の範囲第6項又は第7項に
記載のa−アミラーゼアイソザイムの分別測定方法・ (9) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用い、基質に導入したアニリノ基、メチルアニリノ基、
ヒドロキシアニリノ基、カルボキンフェニルアミノ基等
のUV吸収を利用して検出を行う特許請求の範囲第6項
又は第7項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分別
測定方法。 抜工 手続補正書 昭和57年7り月/f日 1、事件の表示 2 発明の名称 ベーヱミラー【゛傍ゾテ//\の新規た゛仲別刷熱大 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 54! 連絡先 特許課(東京) 置 03−270−8571
4、補正命令の日付 自 応 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 6、 補正の内容 (1) 明細書8貞19行目に記載の「G・・・ブドウ
糖J’!krG・・・グルコース単位」と補正する。 (2)明細書11頁18行目に記載の[50〜200
ttM/IJk r50〜200 pmot/LJと補
正する。 (3)明細書11負19行目から同頁20行目にかけて
記載の「1〜10mM/l」を[1〜10mmot/l
Jと補正する。 (4)明細書18頁11行目に記載の「調整」を「調製
」と補正する。 以上
(高速液体クロマトグラフ4−)によりめたマルトース
誘導体の生成量(縦軸)と総α−アミラーゼ活性に対す
る膵由来α−アミラーゼ活性の百分率(横軸)との関係
をプロットしたものである。 図2は実施例2において、各標準液について、HPLC
によりめたマルトース誘導体の生成量(縦軸)と総α−
アミラーゼ活性・扛対する膵由来α−アミラーゼ活性の
百分率(横軸)との関係をプロットしたものである。 特許出願人 和光純薬工業株式会社 図 1 膵由来α−アミラーゼ活性の百分率(%)図 2 膵由来α−アミラーゼ活性の百分率(%)手続補正書 昭和53年 71月 4日 1、事件の表示 妬ネa5g、拝将針層、叉+3f31→号2、発明の名
称 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 541 連絡先 特許課(東京) 置 03−270−8571
5・ 補正の対象 明細書の特許請求の範囲の槙及び発明の詳細な説明の欄
。 6 補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)明細書10頁17行目から同頁18行目にかけて
記載の[2−アミノピリジル基1を[2−ピリジルアミ
ノ基−1と補正する。 (3)明則薔J5頁8行目から同頁9行目にかけて記載
の「2−アミノピリジル基1を「2−ピリジルアミノ基
」 と補正する。 (4)明細書19頁16行目から同頁17行目にかけて
記載の「2−アミノピリジル基」を「2−ピリジルアミ
ノ基」と補正する。 (5)明卸1書23頁4行目から同頁5行目にかけて記
載の「2−アミノピリジル基」を[2−ピリジルアミノ
基]と補正する。 以上 別 紙 2、特許請求の範囲 (1) 第1反応の基質として2ftilのオリゴ糖誘
導体を組合せて用い、該基質にα−アミラーゼが作用し
て糖転位反応が起シ生欣したオリゴ糖誘導体が第2反応
の基質となり、更にα−アミラーゼの加水分解作用を受
け分解生成物を生じる、該加水分解生成物を測定するこ
とによってヒト膵由来α−アミラーゼとヒト唾液腺由来
α−アミラーゼの分別測定を行うことを特徴とするα−
アミラーゼアイソザイムの分別測定方法。 (2)2種の第1反応の基質が下記構造式(IL (I
I)で示される特許請求の範囲第1項に記載のα−アミ
ラーゼアイソザイムの分別測定方法。 〔式中R1+ R2は2−ピリジルアミノ基、トコリジ
ルアミノ基の如く螢光性を有する置換基、若しくはアニ
リノ基、メチルアニリノ基、ヒドロキシアニリノ基、カ
ルボキシフェニルアミノ基の如(”UV吸収を有する置
換基を表わす。〕(3)加水分解生成物の分別測定に高
速液体クロマトグラフィーを用いる特許請求の範囲W1
項又は第2項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分
別測定方法。 (4)加水分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグ
ラフィーを用い、基質に導入したピリジルアミノ基の螢
光性を利用して検出を行う特許請求の範囲第1項、第2
項又は箪3項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分
別測定方法。 (5)加水分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグ
ラフィーを用い、基質に導入したアニリノ基、メチルア
ニリノ基、ヒドロキシアニリノ基、カルボキシフェニル
アミノ基等のUV吸収を利用して検出を行う特許請求の
範囲第1項、第2項又は第3項に記載のσ−アミラーゼ
アイノザイムの分別測定方法。 (6)基質に下記構造式([0で示されるオリゴ糖訪導
体を用い、α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じ
る分解生成物を測定することによってヒト膵由来ば一ア
ミラーゼとヒト唾液腺由来α−アミラーゼの分別測定を
行うことを特徴とするα−アミラーゼアイソザイムの分
別測定方法。 〔式中R11R2は前記と同じ。〕 (7) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用いる特許請求の範囲第6項記載のα−アミラーゼアイ
ソザイムの分別測定方法。 (8) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用い、基質に導入したピリジルアミノ基の螢光性を利用
(−7て検出を行う特許請求の範囲第6項又は第7項に
記載のa−アミラーゼアイソザイムの分別測定方法・ (9) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用い、基質に導入したアニリノ基、メチルアニリノ基、
ヒドロキシアニリノ基、カルボキンフェニルアミノ基等
のUV吸収を利用して検出を行う特許請求の範囲第6項
又は第7項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分別
測定方法。 抜工 手続補正書 昭和57年7り月/f日 1、事件の表示 2 発明の名称 ベーヱミラー【゛傍ゾテ//\の新規た゛仲別刷熱大 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 54! 連絡先 特許課(東京) 置 03−270−8571
4、補正命令の日付 自 応 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 6、 補正の内容 (1) 明細書8貞19行目に記載の「G・・・ブドウ
糖J’!krG・・・グルコース単位」と補正する。 (2)明細書11頁18行目に記載の[50〜200
ttM/IJk r50〜200 pmot/LJと補
正する。 (3)明細書11負19行目から同頁20行目にかけて
記載の「1〜10mM/l」を[1〜10mmot/l
Jと補正する。 (4)明細書18頁11行目に記載の「調整」を「調製
」と補正する。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 第1反応の基質として2種のオリゴ糖誘導体を
組合せて用い、該基質にα−アミラーゼが作用して糖転
位反応が起り生成したオリゴ糖誘導体が第2反応の基質
となり、更にσ−アミラーゼの加水分解作用を受け分解
生成物を生じる、該加水分解生成物を測定することによ
ってヒト膵由来α−アミラーゼとヒト唾液腺由来α−ア
ミラーゼの分別測定を行うことを特徴とするα−アミラ
ーゼアイソザイムの分別測定方法。 (2)2種の第1反応の基質が下記構造式(I) l
(If)で示される特許請求の範囲第1項に記載のα−
アミラーゼアイソザイムの分別測定方法。 〔式中R,、R2は2−アミノピリジル基、3−アミノ
ピリジル基の如く蛍光性を有する置換基、若しくはアニ
リノ基、メチルアニリノ基、ヒドロキシアニリノ基、カ
ルボキシフェニルアミ7基の如(UV吸収を有する置換
基を表わす。〕(3)加水分解生成物の分別測定に高速
液体クロマトグラフィーを用いる特許請求の範囲第1項
又は第2項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分別
測定方法。 (4)加水分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグ
ラフィーを用い、基質に導入したピリジルアミン基の蛍
光性を利用して検出を行う特許請求の範囲第1項、第2
項又は第3項に記載のび一アミラーゼアイソザイムの分
別測定方法。 (5)加水分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグ
ラフィーを用い、基質に導入したアニリノ基、メチルア
ニリノ基、ヒドロキシアニリノ基、カルボキシフェニル
アミノ基等のUV吸収を利用して検出を行う特許請求の
範囲第1項、第2項又は第3項に記載のα−アミラーゼ
アイソザイムの分別測定方法。 (6)基質に下記構造式(uI)で示されるオリゴ糖誘
導体を用い、α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生
じる分解生成物を測定することによってヒト膵由来α−
アミラーゼとヒト唾液腺由来α−アミラーゼの分別測定
を行うことを特徴とするα−アミラーゼアイソザイムの
分別測定方法。 〔式中R,、R2は前記と同じ。〕 (7) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用いる特許請求の範囲第6項記載のα−アミラーゼアイ
ソザイムの分別測定方法。 (8) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマI・グラフィー
を用い、基質に導入したピリジルアミノ基の蛍光性を利
用して検出を行う特許請求の範囲第6項又は第7項に記
載のα−アミラーゼアイソザイムの分別側ボ方法。 (9) α−アミラーゼの加水分解作用を受けて生じる
分解生成物の分別測定に高速液体クロマトグラフィーを
用い、基質に導入したアニリノ基、メチルアニリノ基、
ヒドロキシアニリノ基、カルボキシフェニルアミノ基等
のUV吸収を利用して検出を行う特許請求の範囲第6項
又は第7項に記載のα−アミラーゼアイソザイムの分別
測定方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13834483A JPS6030698A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | α−アミラ−ゼアイソザイムの新規な分別測定法 |
US06/532,099 US4622295A (en) | 1982-09-16 | 1983-09-14 | Modified oligosaccharides used as substrate for measuring α-amylase activity |
DE8383305378T DE3372774D1 (en) | 1982-09-16 | 1983-09-14 | Modified oligosaccharides used as substrate for measuring alpha-amylase activity |
AT83305378T ATE28650T1 (de) | 1982-09-16 | 1983-09-14 | Modifizierte oligosaccharide als substrate zur messung der alpha-amylaseaktivitaet. |
EP83305378A EP0104047B1 (en) | 1982-09-16 | 1983-09-14 | Modified oligosaccharides used as substrate for measuring alpha-amylase activity |
US06/907,358 US4697006A (en) | 1982-09-16 | 1986-09-15 | Modified oligosaccharides used as substrate for measuring α-amylase activity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13834483A JPS6030698A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | α−アミラ−ゼアイソザイムの新規な分別測定法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6030698A true JPS6030698A (ja) | 1985-02-16 |
JPH0424998B2 JPH0424998B2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=15219721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13834483A Granted JPS6030698A (ja) | 1982-09-16 | 1983-07-28 | α−アミラ−ゼアイソザイムの新規な分別測定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030698A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01296997A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-11-30 | Showa Denko Kk | 酵素活性測定用充填剤、それを充填したカラムおよびそれを用いる酵素活性測定方法 |
WO1994000564A1 (en) * | 1992-06-23 | 1994-01-06 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | Specific adsorbent |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP13834483A patent/JPS6030698A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01296997A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-11-30 | Showa Denko Kk | 酵素活性測定用充填剤、それを充填したカラムおよびそれを用いる酵素活性測定方法 |
WO1994000564A1 (en) * | 1992-06-23 | 1994-01-06 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | Specific adsorbent |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424998B2 (ja) | 1992-04-28 |
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