JPS6029807Y2 - 蓄電池用端子 - Google Patents

蓄電池用端子

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Publication number
JPS6029807Y2
JPS6029807Y2 JP1980142012U JP14201280U JPS6029807Y2 JP S6029807 Y2 JPS6029807 Y2 JP S6029807Y2 JP 1980142012 U JP1980142012 U JP 1980142012U JP 14201280 U JP14201280 U JP 14201280U JP S6029807 Y2 JPS6029807 Y2 JP S6029807Y2
Authority
JP
Japan
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terminal
screw
storage battery
square head
bolt
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980142012U
Other languages
English (en)
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JPS5764068U (ja
Inventor
正信 佐藤
一信 福島
文良 赤工
典 井上
喜彦 伊藤
純 安国
順一 小島
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
住友電装株式会社
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Publication date
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓄電池に使用するスタッド形(ボルト植込み形
)の端子の構造に関する。
蓄電池用端子のうち■極側の端子には、導体の端末部主
に接続端子を取付けるために介在させるカートリッジ用
のスタッド形端子を固着することが多く、接続端子との
接続は一般に螺子例えばボルトにより締付けて一体化す
るのが普通であって、その際にボルトが空回りするのは
好ましくないので、従来はボルトを植込んで一体化した
構造の端子(第3図参照)が多く用いられていた。
この種の端子は鉛ダイカスト製のもので、型を用いて成
型するときに、角頭ボルト9の角頭9aを埋込んで一体
化することにより、回り止め構造となしているが、型に
よる成型作業が煩雑となり、コスト高であるし量産品と
しては不向であり、さらにボルト9にネジ切れなどが生
じると端子全体の交換を余儀なくされて不経済であった
最近に至って鉛製端子が前述せる諸欠陥を有していると
ころから、黄銅帯片を素材としたプレス加工形端子が用
いられるようになってきたが、この端子は導体接続部が
板部材からなっているので、ボルトを回り止め可能に取
り付けることが難かしくて導体端末部を接続する場合に
ボルトが空回りして好ましくなく、そのため2個のスパ
ナを使用しなければならない煩わしさが難点とされてお
り、改善が望まれていた。
本考案はかかる現状に着目して斯界の要望に応え得る改
良された端子を提供しようとして威されたものであり、
特に金属板体を素材としたプレス加工形端子において、
導体接続部をボルト等の導電部に接続端子を接続するた
めに用いる螺子の角頭の回り止め可能に受は容れる箱状
に形成すると共に、前記角頭の抜は落ちを抑止し得る突
起を設けてなる構成を特徴とする。
以下、本考案の態様を添付図面に示す1例に基いて、さ
らに詳細に説明する。
第1図は本考案端子の1例に係る斜視図であり、該端子
Tは蓄電池の電極柱4に嵌合して電気的・機械的な接触
をはかるための接触部2を挾んで両側に、導体接続部1
および締め付は部3を有しており、黄銅帯片を素材とし
たプレスおよびり曲げ処理によって一体に構成される。
導体接続部1は、黄銅帯片の両端部を一部分が相互に重
り合うように対設することにより、螺子挿通孔7を有す
る導電部5の両側縁から壁部6゜6を相互に対面させて
連設した断面コ字状の箱部材に形成している。
上記両壁部6,6は、端子Tを電極柱に接続した状態で
水平位置の導電部5の両側縁から垂下した配置となり、
導体例えば接続端子(図示せず)を前記導電部5に固着
するための螺子例えば角頭9aを有するボルト9を螺子
挿通孔7に挿通した場合に、前記角頭9aを壁部6,6
間に回り止め可能に受は容れるようになっている。
それ等壁部6,6には、第1図および第2図に示すよう
に、突起8が夫々箱部材の内方に向けて突設されている
が、この突起8はプレス処理によって箱部材の内方に僅
かに膨れ上がる程度の突部や、切り起しにより内方に反
り出させた爪など適宜形態のものを端子成型処理と同時
的に形成することが可能である。
この突起8の出張り程度は、前記角頭部9aが自重によ
って落下するのを抑止し、一方、角頭部9aを箱部材の
懐内において、前記導電部5の内面に密接し得る位置ま
で押し込む際には、軽く叩くだけで簡単に出張り部分を
通過し得るだけの出張り代が存すればよい。
成上の構族を有する端子は、ボルト9を導体接続部1に
予め係合せしめて、完成されたスタッド形の端子とする
ことができるが、ボルト9のねじ軸先端を下から螺子挿
通孔7に挿通して、スパナの柄部、ドライバーの先部な
どで角頭部9aを軽く叩打すると、前記突起8を乗り越
えて角頭部9aが箱部材の懐内に遊びを有する状態で納
まる。
この納まった状態では、ボルト9が自重により、また、
僅かな外力の作用によって抜は落ちることがなく、従っ
て回り止め機能は両壁部6,6により、また、ボルト9
の遊嵌保持状態は前記突起8,8により夫々発揮される
こととなり、導体をつないだり、外したりする作業は非
常に簡単となり、スパナを2個使うなどの煩わしい操作
も不要となる。
本考案は以上述べたように、蓄電池用端子における導体
接続部1を断面コ字状の箱部材に形成して、接続端子を
導電部に接続するためのボルト等螺子9の回り止めに機
能する壁部6,6に螺子の抜は落ちを抑止し得る程度の
突起8を設けたから、螺子を一旦所定位置まで挿通した
後は螺子が端子から離脱することがなくて、従来のスタ
ッド形の端子として機能するものであり、導体の接続、
取り外し作業が一体のスパナ、ドライバなどで簡単に行
えるし、螺子を保持する如き煩わしい作業が省けるので
取り扱いが頗る便利である。
特に本考案は板部材を素材としたプレス処理端子を、ス
タッド形端子に簡単に形成できるものであってその効用
は著しく誠に有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案端子の1例に係る外観斜視図、第2図は
第1図々示端子における導体接続部の断面図、第3図は
従来の鉛製端子の外観斜視図である。 1・・・・・・導体接続部、5・・・・・・導電部、6
・・・・・・壁部、7・・・・・・螺子挿通孔、8・・
・・・・突起、9・・・・・・螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 螺子挿通孔7を有する導電部5の両側縁から壁部6,6
    を相互に対面させて連設した断面コ字状の箱部材により
    、螺子挿通孔7に挿通し接続端子を導電部に接続するた
    めの螺子9の角頭9aを前記壁部6,6間に回り止め可
    能に受は容れる導体接続部1を形成すると共に、前記壁
    部6,6の対向面側に、螺子9の角頭9aの抜は落ちを
    抑止し得る程度に前記箱部材の内方に向けて突出させた
    突起8を夫々設けてなることを特徴とする蓄電池用端子
JP1980142012U 1980-10-03 1980-10-03 蓄電池用端子 Expired JPS6029807Y2 (ja)

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JP1980142012U JPS6029807Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 蓄電池用端子

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JPS5764068U JPS5764068U (ja) 1982-04-16
JPS6029807Y2 true JPS6029807Y2 (ja) 1985-09-07

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ID=29501839

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JP4509356B2 (ja) * 2000-11-07 2010-07-21 矢崎総業株式会社 バッテリーターミナル
JP2007265642A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 端子構造
JP7177111B2 (ja) * 2020-03-06 2022-11-22 矢崎総業株式会社 バッテリ端子

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JPS5764068U (ja) 1982-04-16

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