JPS6029586B2 - 火「えん」ジェットバ−ナによる複合鋼管杭の水中切断装置 - Google Patents

火「えん」ジェットバ−ナによる複合鋼管杭の水中切断装置

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Publication number
JPS6029586B2
JPS6029586B2 JP2750778A JP2750778A JPS6029586B2 JP S6029586 B2 JPS6029586 B2 JP S6029586B2 JP 2750778 A JP2750778 A JP 2750778A JP 2750778 A JP2750778 A JP 2750778A JP S6029586 B2 JPS6029586 B2 JP S6029586B2
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JP
Japan
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pile
casing
steel pipe
sliding frame
burner
Prior art date
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Expired
Application number
JP2750778A
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English (en)
Other versions
JPS54119360A (en
Inventor
兵四郎 松田
求 早瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Osaka Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Shipbuilding Co Ltd filed Critical Osaka Shipbuilding Co Ltd
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数の鋼管とその隙間にモルタル等を充填した
複合鋼管杭を始めとしてコンクリート杭、鋼管杭をも水
中にて一工程で安全に切断する装置に関するものである
従来複合水中鋼管杭を水中で切断する場合鋼管部をアー
ク酸素法、又は水中ガス切断方法にて切断し、モルタル
等の充填部を機械的に破砕し、これを交互に繰り返して
所望の切断を行なっている。
従って鋼管部の切断とモルタル等の破砕とが各一工程と
なり切断工数が増加する。近年海中構造物の建設が多く
なるにつれて比較的潮流の早い海域でこの作業を行なわ
ねばならないケースが発生している。この水中での手動
による切断工法では潜水夫が一々潜って行うので潮流等
による作業時間が制約され作業の進渉が遅く、又危険が
ともなう作業となる欠点がある。さらに鋼管杭を水中で
切断する場合にも潜水夫による手作業となるため危険性
が同様にともなうものである。又近年の水の汚れは手作
業をさらに困難にしている。本発明はこれに鑑みてなし
たもので以下実施例に基づいて説明する。図に於て1は
クレーンCのワイヤ一Wにて、水中に建て込んだ複合水
中鋼管杭P(以下杭と略する)を抱持するようにして吊
垂する水中切断装置のケーシングで、このケーシングー
は所要径の杭Pに対して水平方向より挿入し杭Pを抱持
するような形状例えば図示の如き馬蹄形等を有し、この
ケーシングの略中央内面に杭Pの外周面の垂直方向に当
接するため垂直ストッパー2とこの垂直ストッパー2の
両側方にV形をしたVガイド3,3とを一体に設けると
共にこれ等垂直ストッパー2、Vガイド3,3と協働し
て杭Pを抱特せしめるクランブアーム4,4をケーシン
グの一部例えば第2図に示す如くケーシングの両端部に
軸4aを介して夫々揺動自在に設け、このクランプアー
ム4の池端にケーシングに固定したる砲持用のシリンダ
ー5のロッドを枢着し、このシリンダーの操作により杭
Pを抱持したり、解放したりするものである。
尚この杭抱持時には予じめ杭の径に応じて垂直ストッパ
ー2、Vガイド3、クランプアーム4にて抱特できるよ
うに垂直ストッパー、Vガイドを突設しておくものとし
、必要によっては可調整とすることもある。又、この馬
蹄形をしたケーシング1は第3図に示すように内部を空
洞とし、この内外側面に所要間隔をおいてガイドローラ
6を夫々複数個づつ設ける。
そしてこのケーシング内には滑動枠8を挿入し、ガイド
ローラにて糟勤自在に支持せしめる。従ってこの滑動枠
8はケーシング内をその端部から出没自在に滑動せしめ
るためC字形等の形状を有するものとする。そしてこの
糟勤枠の一部には該枠に沿ってラック(もしくはチェン
ラック)10を配設し、このラツクー川こケーシング側
に設けた駆動用ピニオン11をモーター2より減速機1
3を介して駆動することによりラック10を駆動して滑
動枠8をガイドローラにて支持しスライドさす。この時
モータi2を正逆転するとにより滑動枠はケーシング1
より出没する。このモーター2は油圧式、電動式等を採
用する。滑動枠は常にローラ6にて支持されているが猪
動枠がケーシングより大きく突出した場合、ケーシング
内部側が浮き上がるようになるので、この浮き上がりを
防止するためケーシング内上面に糟勤枠頂面を下方向に
押し下げるようにして複数個の押えローラ9を設ける。
この滑動枠8には二以上の火焔ジェットバーナ17をそ
の噴射方向を杭外周面に向うようにして設けるが、これ
は滑動枠8の下面に垂設したブラケット14にバーナ支
持具15を軸15aを介して揺動自在に設け、このバー
ナ支持具15に火焔ジェットバーナー7を固定し、切断
時及びケーシングのセット時、吊り下げ時等に応じてバ
ーナを揺動せしめるようバーナ煩勤用のシリンダ16を
設けるものとする。
尚本装置を地上にて仮増する場合にそなえスタンド18
を滑勢枠8に設けている。
而して本発明により水中にて複合鋼管杭や通常の鋼管杭
コンクリート杭等を切断する場合、まずクレーンCのワ
イヤ−Wにてケーシング1を切断すべき杭Pに沿って吊
り下げる。
そして所定位置に達した時機引用ワイヤ一Waを引くこ
とにより馬蹄形ケーシング1を杭側に引き寄せてケーシ
ング内に杭Pを挿通せしめる。そして次に地上もしくは
水面上の作業床上に設置した操作盤の操作にてクランプ
用のシリンダ5を駆動し、クランプアーム4を第2図鎖
線位置より実線位置まで揺動させ、このクランプァーム
4、垂直ガイドストッパー2、Vガイド3にて杭Pに確
固に固定する。
次にモーター2を予じめ設定された速度で駆動すると減
速機13、ピニオン11、ラック10を介して糟勤枠8
をガイド及び受け両ローラにて支持されつつ滑動し、こ
れにより滑動枠に固定されている火焔ジェットバーナー
7,17の火焔ジェットにて杭の所定位置を外周方向に
順次切断されて行く。このジェットバーナ17は地上で
点火して水没せしめる。又杭Pにケーシングをセットす
るまで第3図鎖線位置にて待機せしめておきケーシング
のセットが完了した時シリンダ16の操作にてジェット
バーナを杭に対して所定位置となるようにセットするも
のである。この滑動枠の滑動方向は180度以上の角度
をもって正逆両方向とし、これにより二個のジェットバ
ーナにて杭全周に亘つて完全に切断するようになすもの
であるがジェットバーナの設置数を増せば滑動枠の旋回
角は少くてすむものである。
尚この猪動枠の駆動速度は杭の種別或いは肉厚により予
じめ設定しておくものとする。杭切断作業が完了すれば
ケーシングセット時と反対の操作を行なってケーシング
を吊り上げればよい。
本発明による時は水中で切断すべき鋼管杭に対して横方
向から該杭に挿入できるようケーシングを馬蹄形として
いるため杭に対し所定位置に確実に挿入でき、垂直スト
ッパー、Vガイド、クランプにより抱特も確固であり、
しかもこの馬蹄形ケーシングにC字形の糟動枠を酒動自
在に支持し、この枠に額動自在に少くとも2台の火焔ジ
ェットバーナを設けているため従来に比べバーナを杭に
対して所定の角度に保持しつつ杭周回方向へ移動できる
ため切断位置が正確にしかも迅速な切断が行なえると共
にバーナが傾起するので、バーナを水中へ没入あるいは
引き上げる際バーナを吊華方向とでき、より安全なる作
業が行なえる。
さらに本発明は複合鋼管杭の如き鋼管部とモルタル等の
異質のものより構成されている杭であっても鋼管杭であ
っても杭の種別に関係なくこれ等の切断に有効なる火焔
ジェットバーナを用い、しかも水上よりの遠隔操作にて
作業を行なうようになしているため潜水夫が水中が潜る
必要もなく簡易に水中作業が安全に行えるだけでなく一
工程の切断作業で所望の切断が行えるので作業工程を短
縦できる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は切断作業時の説明図、第2図は切断装鷹の平面
図、第3図は同断面図である。 1……ケーシング、2……ストッパー、3……Vガイド
、4……クランプアーム、5……シリンダー、8・・・
…港勤枠、17・…・・ジェットバーナ、P・・・・・
・杭。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋼管杭の所要位置に於て、鋼管杭外側にそつて吊り
    下し、かつ該杭に対して水平方向より挿入しうるよう馬
    蹄形をしたケーシングに摺動自在にしてC字形の滑動枠
    を支持せしめると共に前記ケーシングにはその中央部に
    垂直ストツパーとこの垂直ストツパーの両側にVガイド
    を突設し、ケーシング先端側にはシリンダにて揺動する
    クランプアームを設け、この垂直ストツパー、Vガイド
    及びクランプアームにて杭を抱持するようになし、また
    滑動枠にはブラケツト及びシリンダを介してバーナ支持
    具を傾動自在に設け、このバーナ支持具を少くとも2つ
    設け、かつ各支持具に火焔ジエツトバーナを設け、この
    滑動枠を切断する杭の同心円上を杭外周面に沿つて旋回
    滑動せしめる駆動装置をケーシングと滑動枠間に設けて
    成ることを特徴とする火焔ジエツトバーナによる複合鋼
    管杭の水中切断装置。
JP2750778A 1978-03-09 1978-03-09 火「えん」ジェットバ−ナによる複合鋼管杭の水中切断装置 Expired JPS6029586B2 (ja)

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JP2750778A JPS6029586B2 (ja) 1978-03-09 1978-03-09 火「えん」ジェットバ−ナによる複合鋼管杭の水中切断装置

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JP2750778A JPS6029586B2 (ja) 1978-03-09 1978-03-09 火「えん」ジェットバ−ナによる複合鋼管杭の水中切断装置

Publications (2)

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JPS54119360A JPS54119360A (en) 1979-09-17
JPS6029586B2 true JPS6029586B2 (ja) 1985-07-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603366A (ja) * 1983-06-21 1985-01-09 住友建設株式会社 水中柱体の切断装置
JPS60148925A (ja) * 1984-01-13 1985-08-06 Nippon Steel Corp 鋼管杭切断装置
JPH0678618B2 (ja) * 1988-12-30 1994-10-05 合資会社新井鉄物店 コンクリートパイル杭頭低目専用切断装置
CN103215951A (zh) * 2013-05-11 2013-07-24 天津二十冶建设有限公司 桥梁变形钢护筒水下处理方法

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JPS54119360A (en) 1979-09-17

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