JPH0678618B2 - コンクリートパイル杭頭低目専用切断装置 - Google Patents
コンクリートパイル杭頭低目専用切断装置Info
- Publication number
- JPH0678618B2 JPH0678618B2 JP63335254A JP33525488A JPH0678618B2 JP H0678618 B2 JPH0678618 B2 JP H0678618B2 JP 63335254 A JP63335254 A JP 63335254A JP 33525488 A JP33525488 A JP 33525488A JP H0678618 B2 JPH0678618 B2 JP H0678618B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete pile
- pile
- slide plate
- concrete
- cutting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地中に打設したコンクリートパイルの地上に残
る余分な頭部（杭頭）を切断するためのコンクリートパ
イル切断装置に関し、特に地表面上に残る部分を低目に
切断可能としたコンクリートパイル杭頭低目専用切断装
置に関する。
る余分な頭部（杭頭）を切断するためのコンクリートパ
イル切断装置に関し、特に地表面上に残る部分を低目に
切断可能としたコンクリートパイル杭頭低目専用切断装
置に関する。
従来から、地中に打設したコンクリートパイル（鉄筋を
有するもの，鉄管にて覆われたもの等を含む、以下同
様）の地上に残る余分な杭頭を切断除去するためのコン
クリートパイル切断装置は種々提供されているが、カッ
タをコンクリートパイルに固定した支持枠ないし案内枠
に沿ってガイドしつつコンクリートパイルを切断する装
置がよく知られている。
有するもの，鉄管にて覆われたもの等を含む、以下同
様）の地上に残る余分な杭頭を切断除去するためのコン
クリートパイル切断装置は種々提供されているが、カッ
タをコンクリートパイルに固定した支持枠ないし案内枠
に沿ってガイドしつつコンクリートパイルを切断する装
置がよく知られている。
上述した従来のコンクリートパイル切断装置では、装置
総体の構造、特にコンクリートパイルに巻き付けて固定
する支持枠ないしは案内枠とこれに組み合わせられるカ
ッタ自体との位置高の関係によってコンクリートパイル
を地表露出部近傍において切断することは不可能である
という問題点があった。
総体の構造、特にコンクリートパイルに巻き付けて固定
する支持枠ないしは案内枠とこれに組み合わせられるカ
ッタ自体との位置高の関係によってコンクリートパイル
を地表露出部近傍において切断することは不可能である
という問題点があった。
このため、コンクリートパイル周辺の掘削を行わない限
り地表露出部近傍における切断作業が不能となり、地表
面に捨てコンクリート（leve ling concrete:以下、ス
テコンと略称する）打込み後はコンクリートパイル周辺
の掘削が困難になるので、畢竟コンクリートパイル周辺
の掘削が可能なステコン打込み前の切断作業が強いられ
ていた。
り地表露出部近傍における切断作業が不能となり、地表
面に捨てコンクリート（leve ling concrete:以下、ス
テコンと略称する）打込み後はコンクリートパイル周辺
の掘削が困難になるので、畢竟コンクリートパイル周辺
の掘削が可能なステコン打込み前の切断作業が強いられ
ていた。
しかし、ステコン打込み前に切断作業を行う場合には、
地表面が掘削された状態で足場が悪く作業効率が劣るの
みならず、カッタ切断には水（切断刃に向けて噴射させ
る水）を使用することからコンクリートパイルの根床を
傷め、切断完了後に点圧によって地表露出部を固めるの
に時間がかかるという難点を有していた。
地表面が掘削された状態で足場が悪く作業効率が劣るの
みならず、カッタ切断には水（切断刃に向けて噴射させ
る水）を使用することからコンクリートパイルの根床を
傷め、切断完了後に点圧によって地表露出部を固めるの
に時間がかかるという難点を有していた。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、ステコン面に載置さ
れフリーベアリングによってステコン面上をスライドし
ながらコンクリートパイルの周囲を旋回可能なスライド
板上に回転カッタを回動可能に装着することにより、杭
頭を地表面近傍で切断することを可能としたコンクリー
トパイル杭頭低目専用切断装置を提供することにある。
れフリーベアリングによってステコン面上をスライドし
ながらコンクリートパイルの周囲を旋回可能なスライド
板上に回転カッタを回動可能に装着することにより、杭
頭を地表面近傍で切断することを可能としたコンクリー
トパイル杭頭低目専用切断装置を提供することにある。
本発明のコンクリートパイル杭頭低目専用切断装置は、
コンクリートパイルの外周に沿う半円状切欠を有しかつ
所定間隔にフリーベアリングを固着した一対の半型板を
対向接合してなる合わせ型平板で形成され、前記一対の
半型板をコンクリートパイルを取り囲むように対向接合
した状態でステコン面に載置され前記フリーベアリング
によってステコン面上をスライドしながらコンクリート
パイルの周囲を旋回可能なスライド板と、このスライド
板上に一端を枢支して回動可能に装着された回転カッタ
とを具備することを特徴とする。
コンクリートパイルの外周に沿う半円状切欠を有しかつ
所定間隔にフリーベアリングを固着した一対の半型板を
対向接合してなる合わせ型平板で形成され、前記一対の
半型板をコンクリートパイルを取り囲むように対向接合
した状態でステコン面に載置され前記フリーベアリング
によってステコン面上をスライドしながらコンクリート
パイルの周囲を旋回可能なスライド板と、このスライド
板上に一端を枢支して回動可能に装着された回転カッタ
とを具備することを特徴とする。
また、本発明のコンクリートパイル杭頭低目専用切断装
置は、コンクリートパイルの外周に沿うＵ字状切欠を有
し開口部に抜止め用のストッパを備えかつ所定間隔にフ
リーベアリングを固着したＵ字型平板で形成され、前記
Ｕ字状切欠にコンクリートパイルが嵌合するように前記
Ｕ字型平板を配置して前記抜止め用のストッパで抜止め
した状態でステコン面に載置され前記フリーベアリング
によってステコン面上をスライドしながらコンクリート
パイルの周囲を旋回可能なスライド板と、このスライド
板上に一端を枢支して回動可能に装着された回転カッタ
とを具備することを特徴とする。
置は、コンクリートパイルの外周に沿うＵ字状切欠を有
し開口部に抜止め用のストッパを備えかつ所定間隔にフ
リーベアリングを固着したＵ字型平板で形成され、前記
Ｕ字状切欠にコンクリートパイルが嵌合するように前記
Ｕ字型平板を配置して前記抜止め用のストッパで抜止め
した状態でステコン面に載置され前記フリーベアリング
によってステコン面上をスライドしながらコンクリート
パイルの周囲を旋回可能なスライド板と、このスライド
板上に一端を枢支して回動可能に装着された回転カッタ
とを具備することを特徴とする。
本発明のコンクリートパイル杭頭低目専用切断装置で
は、スライド板上に一端を枢支して回動可能に装着され
た回転カッタがステコン面に載置されフリーベアリング
によってステコン面上をスライドしながらコンクリート
パイルの周囲を旋回するスライド板とともに旋回してコ
ンクリートパイルを回し切り（円周方向切り）する。
は、スライド板上に一端を枢支して回動可能に装着され
た回転カッタがステコン面に載置されフリーベアリング
によってステコン面上をスライドしながらコンクリート
パイルの周囲を旋回するスライド板とともに旋回してコ
ンクリートパイルを回し切り（円周方向切り）する。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第１図は、本発明の一実施例に係るコンクリートパイル
杭頭低目専用切断装置の全体を示す斜視図である。本実
施例のコンクリートパイル杭頭低目専用切断装置は、コ
ンクリートパイルＰ（第２図及び第３図参照）の外周に
沿う半円状切欠2aを内側に有しかつコーナに高さ調整ボ
ルト３が、螺着された一対の半型板2,2を対向接合した
合わせ型基盤１と、コンクリートパイルＰの外周に沿う
半円状切欠5aを内側に有しかつ所定間隔にフリーベアリ
ング６をねじ止め，熔接等で固着した一対の半型板5,5
を対向接合した合わせ型平板でなるスライド板４と、ス
ライド板４の一方の半型板５上に一端を枢支軸８に枢支
して回動可能に装着された回転カッタ７とから、その主
要部が構成されている。
杭頭低目専用切断装置の全体を示す斜視図である。本実
施例のコンクリートパイル杭頭低目専用切断装置は、コ
ンクリートパイルＰ（第２図及び第３図参照）の外周に
沿う半円状切欠2aを内側に有しかつコーナに高さ調整ボ
ルト３が、螺着された一対の半型板2,2を対向接合した
合わせ型基盤１と、コンクリートパイルＰの外周に沿う
半円状切欠5aを内側に有しかつ所定間隔にフリーベアリ
ング６をねじ止め，熔接等で固着した一対の半型板5,5
を対向接合した合わせ型平板でなるスライド板４と、ス
ライド板４の一方の半型板５上に一端を枢支軸８に枢支
して回動可能に装着された回転カッタ７とから、その主
要部が構成されている。
なお、第１図中、符号９は、一対の半型板5,5の留め
金、10は回転カッタ７を駆動するモータ、11は先端ノズ
ル11aを回転カッタ７に臨ませた水噴射管をそれぞれ示
す。
金、10は回転カッタ７を駆動するモータ、11は先端ノズ
ル11aを回転カッタ７に臨ませた水噴射管をそれぞれ示
す。
第４図は、合わせ型基盤１の半型板2,2の分離状態を示
す裏面図である。第４図中、符号12aは一方の半型板２
の内側両端近傍に突設した差込み片を示し、12bは他方
の半型板２の内側両端近傍に固設された受入れ片を示
す。差込み片12を受入れ片12aに差し込むことによって
合わせ型基盤１（半型板2,2）の連結具12が構成され
る。
す裏面図である。第４図中、符号12aは一方の半型板２
の内側両端近傍に突設した差込み片を示し、12bは他方
の半型板２の内側両端近傍に固設された受入れ片を示
す。差込み片12を受入れ片12aに差し込むことによって
合わせ型基盤１（半型板2,2）の連結具12が構成され
る。
なお、合わせ型基盤１は、通常、例えばステコン打込み
後でステコン面の平面性が高い場合には、スライド板４
をステコン面に直接置いてフリーベアリング６によって
滑らせながらコンクリートパイルＰを切断することがで
きるので、使用しなくてもよい。しかし、地表面に凹凸
がありスライド板４を円滑にスライドさせるのに支障が
ある場合や、コンクリートパイルＰを地表面から比較的
に高い位置で切断すべく調整する必要がある場合等に
は、合わせ型基盤１を使用すると好適である。
後でステコン面の平面性が高い場合には、スライド板４
をステコン面に直接置いてフリーベアリング６によって
滑らせながらコンクリートパイルＰを切断することがで
きるので、使用しなくてもよい。しかし、地表面に凹凸
がありスライド板４を円滑にスライドさせるのに支障が
ある場合や、コンクリートパイルＰを地表面から比較的
に高い位置で切断すべく調整する必要がある場合等に
は、合わせ型基盤１を使用すると好適である。
次に、このように構成された本実施例のコンクリートパ
イル杭頭低目専用切断装置の動作について説明する。な
お、ここでは、合わせ型基礎１を使用する場合の動作を
例にとって説明する。
イル杭頭低目専用切断装置の動作について説明する。な
お、ここでは、合わせ型基礎１を使用する場合の動作を
例にとって説明する。
地表に露出するコンクリートパイルＰの杭頭を低目に切
断するには、まずコンクリートパイルＰを一対の半型板
2,2で挟み、連結具12により両者を結合して合わせ型基
盤１を構成する。このとき、地表面（またはステコン
面）の平面性が悪くガタが生じる場合には、半型板2,2
のコーナに螺着された高さ調整ボルト３の出具合を調節
して合わせ型基盤１を安定させる。
断するには、まずコンクリートパイルＰを一対の半型板
2,2で挟み、連結具12により両者を結合して合わせ型基
盤１を構成する。このとき、地表面（またはステコン
面）の平面性が悪くガタが生じる場合には、半型板2,2
のコーナに螺着された高さ調整ボルト３の出具合を調節
して合わせ型基盤１を安定させる。
次に、合わせ型基盤１の上面において、同じくコンクリ
ートパイルＰを一対の半型板5,5で挟み、留め金９で両
者を結合して合わせ型平板でなるスライド板４を構成す
る。このスライド板４（半型板5,5）は、所定間隔で固
着されているフリーベアリング６により合わせ型基盤１
の上面においてコンクリートパイルＰ自体をガイドとし
てコンクリートパイルＰの周囲を自在に滑走して旋回で
きる状態となる。
ートパイルＰを一対の半型板5,5で挟み、留め金９で両
者を結合して合わせ型平板でなるスライド板４を構成す
る。このスライド板４（半型板5,5）は、所定間隔で固
着されているフリーベアリング６により合わせ型基盤１
の上面においてコンクリートパイルＰ自体をガイドとし
てコンクリートパイルＰの周囲を自在に滑走して旋回で
きる状態となる。
続いて、スライド板４の一方の半型板５上にモータ10を
搭載した回転カッタ７をその一端を枢支軸８に枢支して
回動可能に装着する。
搭載した回転カッタ７をその一端を枢支軸８に枢支して
回動可能に装着する。
さて、この状態からコンクリートパイルＰの杭頭の切断
作業に入るには、第３図に示すように、モータ10を始動
させるとともに、水噴射管11のコックを操作して回転カ
ッタ７に向けて水を噴射させる。そして、作業員がモー
タ10の把手を握り、回転カッタ７を枢支軸８を基点とし
てコンクリートパイルＰ側に回動させ、回転カッタ７を
コンクリートパイルＰの外壁に押し当てる。これによ
り、コンクリートパイルＰが回転カッタ７の切断刃によ
り切り込まれる。
作業に入るには、第３図に示すように、モータ10を始動
させるとともに、水噴射管11のコックを操作して回転カ
ッタ７に向けて水を噴射させる。そして、作業員がモー
タ10の把手を握り、回転カッタ７を枢支軸８を基点とし
てコンクリートパイルＰ側に回動させ、回転カッタ７を
コンクリートパイルＰの外壁に押し当てる。これによ
り、コンクリートパイルＰが回転カッタ７の切断刃によ
り切り込まれる。
コンクリートパイルＰが所定の深さまで切り込まれたな
らば、今度は把手をコンクリートパイルＰの円周方向に
押すか引っ張るようにすると、回転カッタ７はこれを備
え付けたスライド板４（半型板5,5）の所定間隔にフリ
ーベアリング６が固着されているので、合わせ型基盤１
の上面においてスライド板４とともにコンクリートパイ
ルＰの周りを滑走しながら旋回する。
らば、今度は把手をコンクリートパイルＰの円周方向に
押すか引っ張るようにすると、回転カッタ７はこれを備
え付けたスライド板４（半型板5,5）の所定間隔にフリ
ーベアリング６が固着されているので、合わせ型基盤１
の上面においてスライド板４とともにコンクリートパイ
ルＰの周りを滑走しながら旋回する。
そこで、手加減により押しないし引張り動作を進めるこ
とにより、回転カッタ７は切込みによる負荷抵抗を受け
ながら円周方向に切り込まれ、ちょうど360度位置で回
し切りが完了する。
とにより、回転カッタ７は切込みによる負荷抵抗を受け
ながら円周方向に切り込まれ、ちょうど360度位置で回
し切りが完了する。
なお、コンクリートパイルＰの肉厚が厚い場合には、２
回ないし３回の旋回動作を繰り返せばよい。また、内側
を切断し残した状態で杭頭をハンマ等によって叩き落と
ししてもよい。
回ないし３回の旋回動作を繰り返せばよい。また、内側
を切断し残した状態で杭頭をハンマ等によって叩き落と
ししてもよい。
第５図は、本発明の他の実施例に係るコンクリートパイ
ル杭頭低目専用切断装置による切断作業状態を示す平面
図である。本実施例のコンクリートパイル杭頭低目専用
切断装置は、一対の半型板5,5を対向接合した合わせ型
平板でなるスライド板４の代わりに、コンクリートパイ
ルＰの外周に沿うＵ字状切欠4aを有し開口端部に抜止め
用のストッパ15を備えるＵ字型平板でなるスライド板4A
を使用するようにしたものである。
ル杭頭低目専用切断装置による切断作業状態を示す平面
図である。本実施例のコンクリートパイル杭頭低目専用
切断装置は、一対の半型板5,5を対向接合した合わせ型
平板でなるスライド板４の代わりに、コンクリートパイ
ルＰの外周に沿うＵ字状切欠4aを有し開口端部に抜止め
用のストッパ15を備えるＵ字型平板でなるスライド板4A
を使用するようにしたものである。
スライド板4Aは、コンクリートパイルＰがＵ字状切欠4a
に嵌合するようにコンクリートパイルＰに装着され、回
動操作レバー16によってストッパ15をコンクリートパイ
ルＰの外周面に当て付けることにより、コンクリートパ
イルＰに対して旋回可能に抜け止めされる。
に嵌合するようにコンクリートパイルＰに装着され、回
動操作レバー16によってストッパ15をコンクリートパイ
ルＰの外周面に当て付けることにより、コンクリートパ
イルＰに対して旋回可能に抜け止めされる。
このように構成された本実施例のコンクリートパイル杭
頭低目専用切断装置の場合にも、第１図〜第４図に示し
たコンクリートパイル杭頭低目専用切断装置と同様の作
用および効果が得られることはいうまでもない。
頭低目専用切断装置の場合にも、第１図〜第４図に示し
たコンクリートパイル杭頭低目専用切断装置と同様の作
用および効果が得られることはいうまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、ステコン面に載
置されフリーベアリングによってステコン面上をスライ
ドしながらコンクリートパイルの周囲を旋回可能なスラ
イド板上に回転カッタを回動可能に装着することによ
り、回転カッタの位置高を可及的に低目とすることがで
き、コンクリートパイルの杭頭を地表面近傍（地表より
30cm以下）で切断することが可能になるという効果があ
る。したがって、ステコン打込み後でもコンクリートパ
イルの周囲の掘削を行うことなしに杭頭の切断作業を行
うことが可能になり、足場が安定するので作業効率が著
しく向上し、労力が大幅に軽減される。
置されフリーベアリングによってステコン面上をスライ
ドしながらコンクリートパイルの周囲を旋回可能なスラ
イド板上に回転カッタを回動可能に装着することによ
り、回転カッタの位置高を可及的に低目とすることがで
き、コンクリートパイルの杭頭を地表面近傍（地表より
30cm以下）で切断することが可能になるという効果があ
る。したがって、ステコン打込み後でもコンクリートパ
イルの周囲の掘削を行うことなしに杭頭の切断作業を行
うことが可能になり、足場が安定するので作業効率が著
しく向上し、労力が大幅に軽減される。
第１図は本発明の一実施例に係るコンクリートパイル杭
頭低目専用切断装置の全体を示す斜視図、 第２図は本実施例のコンクリートパイル杭頭低目専用切
断装置の側面図、 第３図は本実施例のコンクリートパイル杭頭低目専用切
断装置による切断作業状態を示す平面図、 第４図は第１図中の合わせ型基盤のみの分離状態におけ
る底面図、 第５図は本発明の他の実施例に係るコンクリートパイル
杭頭低目専用切断装置による切断作業状態を示す平面図
である。 図において、 １……合わせ型基盤、 ２……半型板、 2a……半円状切欠、 ３……高さ調整ボルト、 4,4A……スライド板、 4a……Ｕ字状切欠、 ５……半型板、 5a……半円状切欠、 ６……フリーベアリング、 ７……回転カッタ、 ８……枢支軸、 ９……留め金、 10……モータ、 11……水噴射管、 11a……先端ノズル、 12……連結具、 12a……差込み片、 12b……受入れ片、 15……ストッパ、 16……回動操作レバー、 Ｐ……コンクリートパイルである。
頭低目専用切断装置の全体を示す斜視図、 第２図は本実施例のコンクリートパイル杭頭低目専用切
断装置の側面図、 第３図は本実施例のコンクリートパイル杭頭低目専用切
断装置による切断作業状態を示す平面図、 第４図は第１図中の合わせ型基盤のみの分離状態におけ
る底面図、 第５図は本発明の他の実施例に係るコンクリートパイル
杭頭低目専用切断装置による切断作業状態を示す平面図
である。 図において、 １……合わせ型基盤、 ２……半型板、 2a……半円状切欠、 ３……高さ調整ボルト、 4,4A……スライド板、 4a……Ｕ字状切欠、 ５……半型板、 5a……半円状切欠、 ６……フリーベアリング、 ７……回転カッタ、 ８……枢支軸、 ９……留め金、 10……モータ、 11……水噴射管、 11a……先端ノズル、 12……連結具、 12a……差込み片、 12b……受入れ片、 15……ストッパ、 16……回動操作レバー、 Ｐ……コンクリートパイルである。
Claims (3)
- 【請求項１】コンクリートパイルの外周に沿う半円状切
欠を有しかつ所定間隔にフリーベアリングを固着した一
対の半型板を対向接合してなる合わせ型平板で形成さ
れ、前記一対の半型板をコンクリートパイルを取り囲む
ように対向接合した状態でステコン面に載置され前記フ
リーベアリングによってステコン面上をスライドしなが
らコンクリートパイルの周囲を旋回可能なスライド板
と、 このスライド板上に一端を枢支して回動可能に装着され
た回転カッタと を具備することを特徴とするコンクリートパイル杭頭低
目専用切断装置。 - 【請求項２】コンクリートパイルの外周に沿うＵ字状切
欠を有し開口部に抜止め用のストッパを備えかつ所定間
隔にフリーベアリングを固着したＵ字型平板で形成さ
れ、前記Ｕ字状切欠にコンクリートパイルが嵌合するよ
うに前記Ｕ字型平板を配置して前記抜止め用のストッパ
で抜止めした状態でステコン面に載置され前記フリーベ
アリングによってステコン面上をスライドしながらコン
クリートパイルの周囲を旋回可能なスライド板と、 このスライド板上に一端を枢支して回動可能に装着され
た回転カッタと を具備することを特徴とするコンクリートパイル杭頭低
目専用切断装置。 - 【請求項３】コンクリートパイルの外周に沿う半円状切
欠を有しかつコーナに高さ調整ボルトを螺着した一対の
半型板を対向接合してなり、ステコン面と前記スライド
板との間に配置されて前記スライド板を円滑にスライド
させる合わせ型基盤を備えることを特徴とする請求項１
または請求項２記載のコンクリートパイル杭頭低目専用
切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63335254A JPH0678618B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | コンクリートパイル杭頭低目専用切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63335254A JPH0678618B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | コンクリートパイル杭頭低目専用切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02183010A JPH02183010A (ja) | 1990-07-17 |
| JPH0678618B2 true JPH0678618B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=18286465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63335254A Expired - Lifetime JPH0678618B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | コンクリートパイル杭頭低目専用切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678618B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0347316A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-28 | Masaaki Ishikawa | コンクリートパイル切断装置 |
| CN109295975B (zh) * | 2018-10-28 | 2023-11-10 | 中铁十二局集团有限公司 | 一种用于桩头破除的双刀片环向切割装置 |
| CN115262551A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-11-01 | 南通长城建设集团有限公司 | 一种手推式水泥地桩小型双头切割装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6029586B2 (ja) * | 1978-03-09 | 1985-07-11 | 株式会社大阪造船所 | 火「えん」ジェットバ−ナによる複合鋼管杭の水中切断装置 |
| JPS6124582U (ja) * | 1984-06-30 | 1986-02-13 | 株式会社ナブコ | 電磁パイロツト操作型方向切換弁 |
-
1988
- 1988-12-30 JP JP63335254A patent/JPH0678618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02183010A (ja) | 1990-07-17 |
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