JPS6029466Y2 - 投雪シユ−トの旋回角度制御装置 - Google Patents

投雪シユ−トの旋回角度制御装置

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JPS6029466Y2
JPS6029466Y2 JP8687481U JP8687481U JPS6029466Y2 JP S6029466 Y2 JPS6029466 Y2 JP S6029466Y2 JP 8687481 U JP8687481 U JP 8687481U JP 8687481 U JP8687481 U JP 8687481U JP S6029466 Y2 JPS6029466 Y2 JP S6029466Y2
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chute
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telescopic
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counterclockwise
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JP8687481U
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JPS57197512U (ja
Inventor
恒雄 角南
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ティー・シー・エム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、除雪車に装備される除雪装置に係り、とりわ
け掻寄せた雪を遠方に放出する為の投雪シュートの旅回
角度制御装置に関する。
従来、例えばロータリ除雪装置10にあっては、第1図
に示す如くブレード11を有する本体と、ブレード11
の前側に設けられた雪を掻寄せるオーガ12と、ブレー
ド11の背部にあって掻寄せた雪を吹飛ばす為のブロア
13と、本体上に設置されてこれらを回動駆動するエン
ジン等の原動機14と、ブロア13の排出口に連通され
て雪を遠方に放出すべく案内する投雪シュート15とか
ら構成されて居り、この様なロータリ除雪装置10は、
作業車両100のブーム101の先端に装着されて道路
等の除雪作業に供せられている。
前記投雪シュート15は、前記ブレード11を有する本
体にリンク16.17並びに傾動シリンダ18にて支架
されたシュート台19と、これに対して旅回自在な筒状
のシュート本体20と、シュート台19とシュート本体
20との間に設けられた該シュート本体20を施回動さ
せる為の旅回駆動機構21と、シュート本体20に対し
て伸縮自在な断面略U字状の伸縮シュート22と、シュ
ート本体20と伸縮シュート22との間に設けられて該
伸縮シュート22を上下動させる為の伸縮シュートシリ
ンダ23とから少なくとも構成されている。
図示する例では、シュート台19の下部に案内筒24が
設けられ、ブロア13の排出口に連通すべく対向させで
ある。
前記旅回駆動機構21は、第2図並びに第3図に示す例
ではシュート台19に設けた油圧モータ25と、これの
出力軸に楔着したスプロケット26と、シュート本体2
0に設けたスプロケット27と、前記両スプロケット2
6.27間に掛渡されたチェーン28とから構成されて
居り、シュート台19とシュート本体20との間にはベ
アリング29が介設されている。
而してシュート台19とシュート本体20の一部には配
管接続ブロック30.31が設けられ、伸縮シュートシ
リンダ23への油管32が配設されている。
とりわけ、ブロック30.31間に存する油管32はフ
レキシブルなものに為され、シュート本体20が360
度施回しても良い長さに設定されており、旅回駆動機構
21をストッパ等を設けずに自由に旅回できる様に為さ
れていた。
ところが、従来にあってはオペレータが前記フレキシブ
ルな油管32の状態をよく確認しないで、シュート本体
20を一方向に360度以上施回させる場合がよくある
この様な場合、前記油管32が切断されて伸縮シュート
シリンダ23が作動不能状態に陥いり、除雪及び投雪作
業が行なえないという問題があった。
本考案は、叙上の問題点に鑑みこれを解消する為に創案
されたもので、その目的とする処は、投雪シュートのシ
ュート本体が所定角度以上に旅回しない様に為し、シュ
ート台と伸縮シュートシリンダ間に配設されている伸縮
シュートシリンダ用の油管が切断若しくは損傷しない様
にした投雪シュートの節回角度制御装置を提供するにあ
る。
本考案の基本的な構成は、シュート台と、これに対して
節回自在なシュート本体と、前記シュート台とシュート
本体との間に設けられて該シュート本体を節回動させる
旅回駆動機構と、前記シュート本体に対して伸縮移動自
在に設けられた伸縮シュートと、前記シュート本体と伸
縮シュートとの間に設けられて該伸縮シュートを上下動
させる伸縮シュートシリンダと、シュート台と伸縮シュ
ートシリンダとの間に配設された伸縮シュートシリンダ
用の油管とを各具有する投雪シュートに於て、前記シュ
ート台若しくはシュート本体のいずれか一方に右廻り角
度検知器と左廻り角度検知器の二つを設け、シュート台
若しくはシュート本体のいずれか他方に前記検知器を作
動させる検知片を設け、前記シュート本体の前方位置か
らの右廻り角度と同じく前方位置からの左廻り角度とが
後方位置に於てオーバラップすると共に略360度を越
えない様に設定し、前記シュート本体が前方位置から右
廻り角度若しくは左廻り角度だけ旅回したときその旅回
方向に対応する右廻り角度検知器若しくは左廻り角度検
知器が検知片にて作動する様に為し、前記いずれか一方
の検知器の作動に依り旅回駆動機構を停止させる様にし
ている。
つまり、シュート本体の旅回角度を前方位置から右並び
に左廻り共に略360度以内にする事に依りシュート台
と伸縮シュートシリンダとの間に配設された油管の損傷
を防止すると共に、旅回角度を前方位置から右並びに左
廻り共に180度以上にする事に依りシュート本体の後
方位置をオーバラップさせ、右若しくは左廻りのいずれ
かの方向からでも迅速に後方位置に為し得る様にした事
に特徴が存する。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づきその詳細を説
明する。
本考案に係る節回角度制御装置1は、前述した投雪シュ
ート15に装設され、シュート台19若しくはシュート
本体20のいずれか一方に取付けられた右廻り角度検知
器2並びに左廻り角度検知器3と、シュート台19若し
くはシュート本体20のいずれか他方に取付けられ前記
検知器2,3を作動させる為の検知片4とからその主要
部が構成されている。
本実施例では、第3図に示す如くシュート台19の一部
を為してこれに取付けられたカバー33に検知器2,3
を設けて居り、検知片4はシュート本体20の一部に取
付けている。
而して第4図に示す如く検知器2,3はシュート本体2
0の後方位置に左右に離間して配され、検知片4は単一
にしてシュート本体20の前方位置に配されている。
更に、シュート本体20はその前方位置から後方位置へ
右廻り角度αだけ旅回すると、検知片4が右廻り角度検
知器2の処に施動してこれを作動させ、他方、前方位置
から後方位置へ左廻り角度βだけ旅回すると検知片4が
左廻り角度検知器3の処に施動してこれを作動させる様
に構成して居り、前記右廻り並びに左廻り角度α、βは
夫々180度以上で且つ略360度以内に設定されてい
る。
本実施例では略210度にしてあり、検知器2,3とし
ては近接スイッチを、検知片4としては鉄片を使用して
いる。
そして検知器2,3を含む電気回路は、第5図の如く構
成されている。
同図に於て、2は右廻り角度検知器、3は左廻り角度検
知器、CR□、CR2はリレー、PBiは右節回用押ボ
タンスイッチ、PN2は左施回用押ボタンスイッチ、5
OL1,5OL2は電磁片のソレノイドである。
又、旅回駆動機構21の主体を為す油圧モータ25の油
圧回路は、第6図の概要図の如く構成されている。
同図に於て、25は油圧モータ、Pは油圧ポンプ、■は
電磁片である。
この様な構成に於て、次に作用を理解する。
第4図に示す如く、シュート本体20並びに検知片4を
前方位置から後方位置にする場合、つまり前方に投雪可
能な状態から後方へ投雪可能な状態にする時には、右若
しくは左施回用押しボタンスイッチPB1.PB2のい
ずれかを投入する。
今、右節回用押ボタンスイッチPB1を投入した場合を
例にとると、リレーCR1の接点は右廻り角度検知器2
が作動していないので閉成されて居り、前記押ボタンス
イッチPB1の投入に依り電磁弁■の一方のソレノイド
SQL□が励磁される。
そうすると、電磁片■は第6図の中立位置から左側位置
に切換り、油圧ポンプPと油圧モータ25とは閉回路を
為してシュート本体20を右節回させる。
も腰この右節回用押ボタンスイッチPB1を放すと、そ
の場にシュート本体20が停止し、押し続けるとそれに
連れて後方へ右節回して行く。
そして検知片4が左廻り角度検知器3の処に達すると、
これが作動する。
つまり、リレーCR2のコイルが励磁され、その接点を
開威させる。
然しながらリレーCR2の接点を含む回路は左施回用押
ボタンスイッチPB2を押していないので開回路のまま
となり、電磁片■を切換えるには至らない。
従って前記左廻り角度検知器3は右廻回の時には関与せ
ず、シュート本体20は右節回し続ける。
そして検知片4が右廻り角度検知器2の処に達するとこ
れが作動し、第5図に示すリレーCR□のコイルを励磁
してその接点を開威し、ソイノイド5OL1を消磁させ
る。
この為、電磁片■は左側位置から中立位置に復帰し、油
圧モータ25は停止してロック状態を呈する。
つまり、シュート本体20が略後方位置に停止され、そ
れ以上の右節回が阻止される訳である。
シュート本体20を前方位置から左止回させて略後方位
置にする場合には、左施回用押ボタンスイッチPB2を
押せば行なえ、検知片4が検知器3の処に達するとそれ
以上の左節回が停止される事は容易に理解されると想わ
れるのでその詳説は割愛する。
尚、本実施例では、検知器2,3として近接スイッチを
用いたが、リミットスイッチ等の他の構造のものでも良
い。
又、検知片4も本実施例の場合、単一に兼用させ電気回
路もこれに呼応したものにしているが、これも各検知器
2,3に対応させて二つ設けても差支えない。
更に、本実施例では油圧モータ25を用いた旅回駆動機
構21にしているが、油圧シリンダや電動機を原動機と
し、これの運動を制御する様にしても良い事は勿論であ
る。
加えて節回角度α、βは、右並びに左廻り共に180〜
略360度の間の適宜角度に設定し、シュート本体20
の後方位置があるオーバラップすると同時に、シュート
台19と伸縮シュートシリンダ23間に配する油管32
が切断されず然もなるべく短くて済む様にして置く。
以上既述した如く本考案に依れば、投雪シュートのシュ
ート本体が右並びに左廻り共に所定角度以上に節回しな
い様に構成したので、シュート台と伸縮シュートシリン
ダ間に配設されている伸縮シュートシリンダ用の油管が
切断したり、或は損傷したりする事を防止する事ができ
る。
この為、伸縮シュートシリンダが作業不能に陥いる事が
なく、本来の除雪・投雪が支障なく行なえる。
又、シュート本体を、右廻りと左廻りの両方から後方位
置、とりわけ真後を越えた後方位置にてきるべく構成し
たので、従来と同様全周に亘って投雪する事ができ、と
りわけ前方から後方への投雪方向転換が容易に且つ迅速
に行なえる。
構造が極めて簡単でコストも余り掛らず、既存のものに
も容易に適用できると共に、安全性に富んでいる等諸種
の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は除雪装置を装備した除雪車の態様を示す斜視図
。 第2図は、除雪装置の投雪シュートの構造を示す正面図
。 第3図は、投雪シュートの旅回駆動機構付近を縦断して
示し、本考案に係る旅回角度制御装置の要部を為す検知
器と検知片の取付状態を示す要部拡大縦断面図。 第4図は、二つの検知器と一つの検知片の取付位置関係
と旅回角度を示す略式平面図。 第5図は、検知器を含む電気回路図。 第6図は、旅回駆動機構の主体を為す油圧モータを含む
略式油圧回路図である。 1・・・・・・旅回角度制御装置、2・・・・・・右廻
り角度検知器、3・・・・・・左廻り角度検知器、4・
・・・・・検知片、15・・・・・・投雪シュート、1
9・・・・・・シュート台、20・・・・・・シュート
本体、21・・・・・・旅回駆動機構、22・・・・・
・伸縮シュート、23・・・・・・伸縮シュートシリン
ダ、32・・・・・・油管、α・・・・・・右廻り角度
、β・・・・・・左廻り角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シュート台19と、これに対して旅回自在なシュート本
    体20と、前記シュート台19とシュート本体20との
    間に設けられて該シュート本体20を施回動させる旅回
    駆動機構21と、前記シュート本体20に対して伸縮移
    動自在に設けられた伸縮シュート22と、前記シュート
    本体20と伸縮シュート22との間に設けられて該伸縮
    シュート22を上下動させる伸縮シュートシリン23と
    、前記シュート台19と伸縮シュートシリンダ23との
    間に介設された伸縮シュートシリンダ用の油管32とを
    各具有する投雪シュートに於て、前記シュート台19若
    しくはシュート本体20のいずれか一方に右廻り角度検
    知器2と左廻り角度検知器3の二つを設け、シュート台
    19若しくはシュート本体20のいずれか他方には前記
    検知器2.3を作動させる検知片4を設け、前記シュー
    ト本体20の前方位置から右廻り角度αと同じく前方位
    置から左廻り角度βとが後方位置に於てオーバラップす
    ると共に略360度を越えない様に設定し、前記シュー
    ト本体20が前方位置から右廻り角度α若しくは左廻り
    角度βだけ節回した時その旅回方向に対応する右廻り角
    度検知器2若しくは左廻り角度検知器3が検知片4に依
    り作動する様に為し、前記いずれか一方の検知器の作動
    に依り旅回駆動機構21を停止すべく構成した事を特徴
    とする投雪シュートの旅回角度制御装置。
JP8687481U 1981-06-12 1981-06-12 投雪シユ−トの旋回角度制御装置 Expired JPS6029466Y2 (ja)

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JPS57197512U JPS57197512U (ja) 1982-12-15
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