JPS6028575Y2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents
合成樹脂製パレットInfo
- Publication number
- JPS6028575Y2 JPS6028575Y2 JP2931078U JP2931078U JPS6028575Y2 JP S6028575 Y2 JPS6028575 Y2 JP S6028575Y2 JP 2931078 U JP2931078 U JP 2931078U JP 2931078 U JP2931078 U JP 2931078U JP S6028575 Y2 JPS6028575 Y2 JP S6028575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- pallet
- resin pallet
- welding
- deck board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂製パレットのデツキボード部における
リブ構造に関し、パレットを同一方向において複数部品
に分割し、該分割面に直角方向にのみリブを設け、デツ
キボード部における耐荷重強度を向上させることを目的
とするものである。
リブ構造に関し、パレットを同一方向において複数部品
に分割し、該分割面に直角方向にのみリブを設け、デツ
キボード部における耐荷重強度を向上させることを目的
とするものである。
従来、合成樹脂製パレットはその軽量化、成形性などの
点から、パレット自体を中空構造にすると共に、強度の
低下を防ぐため中空構造の内部に多数の補強リブを設け
ている。
点から、パレット自体を中空構造にすると共に、強度の
低下を防ぐため中空構造の内部に多数の補強リブを設け
ている。
そして、中空構造体とするためにパレットを複数部品に
分割して、該部品を一体的に溶着結合して組み立てる製
造方法がとられており、その分割方法は特開昭５０−１
０３０４３号公報に記載されているものがその好例であ
る。
分割して、該部品を一体的に溶着結合して組み立てる製
造方法がとられており、その分割方法は特開昭５０−１
０３０４３号公報に記載されているものがその好例であ
る。
即ち、この分割方法は第１図〜第３図に略図をもって示
すように長短２対の周囲ビーム１〜４と上下に分けた中
央挿入体５，６との部品を分割形成した後、これらの部
品を溶着により組立てるものである。
すように長短２対の周囲ビーム１〜４と上下に分けた中
央挿入体５，６との部品を分割形成した後、これらの部
品を溶着により組立てるものである。
第３図に明らかなように補強リブはデツキボード部の外
周部にのみしか設けることができず中央部を中空構造に
形成することができないので、耐荷重強度が充分でない
。
周部にのみしか設けることができず中央部を中空構造に
形成することができないので、耐荷重強度が充分でない
。
また補強リブ７は間口Ｘ−Ｘ方向と奥行Ｙ−Ｙ方向とで
直角に交叉する状態で設けられ、フォーク挿入孔８の上
部デツキボード９内でフォーク挿入方向と同一方向に走
る垂直な補強リブ７として設けられているため、リブ７
は互いに補強力が働かず、荷重がかかると、第４図に鎖
線で示すように全体がたわむという問題がある。
直角に交叉する状態で設けられ、フォーク挿入孔８の上
部デツキボード９内でフォーク挿入方向と同一方向に走
る垂直な補強リブ７として設けられているため、リブ７
は互いに補強力が働かず、荷重がかかると、第４図に鎖
線で示すように全体がたわむという問題がある。
本考案は上記の問題点を解消し、強度的にも優れ、組立
容易なパレットを提供せんとするもので、以下、図示す
る実施態様に基づき説明する。
容易なパレットを提供せんとするもので、以下、図示す
る実施態様に基づき説明する。
第５図は一部を切欠いた平面略図で、１１，１１′は両
側ビーム、１２．１２’は中間ビーム１３は中央ビーム
を示し、各ビームは全て同一方向に平行な分割面により
分割し、補強リブ１６は分割面とは直角方向に設ける。
側ビーム、１２．１２’は中間ビーム１３は中央ビーム
を示し、各ビームは全て同一方向に平行な分割面により
分割し、補強リブ１６は分割面とは直角方向に設ける。
図示する実施態様では奥行Ｙ−Ｙ方向に平行な分割面に
より分割したが、間口Ｘ−Ｘ方向に平行な分割面により
分割してもよく、また、適数のビームに分割できること
は勿論である。
より分割したが、間口Ｘ−Ｘ方向に平行な分割面により
分割してもよく、また、適数のビームに分割できること
は勿論である。
本考案の構成にかかるパレットを組立てるには、予め各
別に成形したビームを両側ビーム１１．１１’と中間ビ
ーム１２．１２’とは溶着面（溶着線）１４．１４’で
合致せしめ、中間ビーム１２．１２’と中央ビームとは
溶着面（溶着線）１５．１５’で合致せしめ、これらの
溶着面を溶着により一体的に結合させればよい。
別に成形したビームを両側ビーム１１．１１’と中間ビ
ーム１２．１２’とは溶着面（溶着線）１４．１４’で
合致せしめ、中間ビーム１２．１２’と中央ビームとは
溶着面（溶着線）１５．１５’で合致せしめ、これらの
溶着面を溶着により一体的に結合させればよい。
本考案は上記のように構成した結果、中間構造がデツキ
ボード部の外周のみならず、中央においても第５図に明
らかなように十字状の中空構造とすることができ、木製
パレットと同等又はそれ以上の強度を持たせることがで
きる。
ボード部の外周のみならず、中央においても第５図に明
らかなように十字状の中空構造とすることができ、木製
パレットと同等又はそれ以上の強度を持たせることがで
きる。
しかも、十字状の中空構造であるから、軽量化及び成形
性の点でも優れている。
性の点でも優れている。
また、補強リブは全て同一方向に設けることができるか
ら、荷重がかかった場合でも少なくとも一方向において
は、例えば第５図に示す実施態様では間口Ｘ−Ｘ方向に
おけるフォーク挿入孔の上部デツキボード部は補強リブ
１６がブロック１７及び１８間を連結し、曲げ応力に十
分抗し得てわん凸変形することがない。
ら、荷重がかかった場合でも少なくとも一方向において
は、例えば第５図に示す実施態様では間口Ｘ−Ｘ方向に
おけるフォーク挿入孔の上部デツキボード部は補強リブ
１６がブロック１７及び１８間を連結し、曲げ応力に十
分抗し得てわん凸変形することがない。
尚、本考案のパレットにおいては、第５図に示すように
デツキボード部の中央を十字状の中空構造とする他、デ
ツキボード部の全面を中空構造として補強リブ１６を同
一方向に設けることができるのは勿論、上部にのみデツ
キボード部を有するパレット、いわゆる片面パレットに
も本考案の構成を適用することができる。
デツキボード部の中央を十字状の中空構造とする他、デ
ツキボード部の全面を中空構造として補強リブ１６を同
一方向に設けることができるのは勿論、上部にのみデツ
キボード部を有するパレット、いわゆる片面パレットに
も本考案の構成を適用することができる。
第１図は従来の合成樹脂製パレットを示す平面図、第２
図は正面図、第３図は第５図Ｃ−Ｃ線断面図、第４図は
フォーク挿入孔付近の拡大断面図、第５図は本考案の実
施態様を示す一部切欠いた平面図、第６図は第５図Ｃ−
Ｃ線断面図、第７図は同じく第５図Ｃ−Ｃ線断面図であ
る。 １１．１１’・・・・・・両側ビーム、１２．１２’・
・・・・・中間ビーム、１３・・・・・・中央ビーム、
１４，１４’、１５，１５’・・・・・・溶着面（溶着
線）、１６・・・・・・補強リブ、１７，１８・・・・
・・ブロック。
図は正面図、第３図は第５図Ｃ−Ｃ線断面図、第４図は
フォーク挿入孔付近の拡大断面図、第５図は本考案の実
施態様を示す一部切欠いた平面図、第６図は第５図Ｃ−
Ｃ線断面図、第７図は同じく第５図Ｃ−Ｃ線断面図であ
る。 １１．１１’・・・・・・両側ビーム、１２．１２’・
・・・・・中間ビーム、１３・・・・・・中央ビーム、
１４，１４’、１５，１５’・・・・・・溶着面（溶着
線）、１６・・・・・・補強リブ、１７，１８・・・・
・・ブロック。
Claims (1)
- 複数部品を溶着結合して一体的に組立てる合成樹脂製パ
レットにおいて、間口方向若しくは奥行方向のいづれか
一方向にのみ分割した複数部品を形威し、該部品のデツ
キボード部に分割面（溶着面）とは直角方向に補強リブ
を設けたことを特徴とする合成樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2931078U JPS6028575Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 合成樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2931078U JPS6028575Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 合成樹脂製パレット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54157964U JPS54157964U (ja) | 1979-11-02 |
| JPS6028575Y2 true JPS6028575Y2 (ja) | 1985-08-30 |
Family
ID=28876872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2931078U Expired JPS6028575Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 合成樹脂製パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028575Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-07 JP JP2931078U patent/JPS6028575Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54157964U (ja) | 1979-11-02 |
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