JPS6028443A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPS6028443A
JPS6028443A JP13626383A JP13626383A JPS6028443A JP S6028443 A JPS6028443 A JP S6028443A JP 13626383 A JP13626383 A JP 13626383A JP 13626383 A JP13626383 A JP 13626383A JP S6028443 A JPS6028443 A JP S6028443A
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aromatic vinyl
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Tadashi Kato
正 加藤
Tadahiko Tsutsumi
忠彦 堤
Yozo Kitagawa
北川 洋三
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はほこシがつきにくく又はこシがついてもとれや
すく、シかも良好な機械的及び熱的性質、耐薬品性を有
する新規な熱可塑性樹脂を提供するものである。
従来よシ樹脂性洗面化粧台及び換気扇用に供される芳香
族ビニル化合物系樹脂は埃、油、煙。
化粧品等による汚染のされ難さが要求されていたが、こ
れに対する抜本的な解決手段は見出されていなかった。
本発明者等はこの点に着目し鋭意検討した結果芳香族ビ
ニル系熱可塑性樹脂にポリ弗化ビニリデン樹脂を配合す
ることによシ上記の問題点が解決されることを見い出し
これに基づいて本発明に到達した。
即ち本発明は芳香族ビニル系熱可塑性樹脂(5)10〜
90重量%およびポリフッ化ビニリデン系樹脂の)90
〜10重量%とからなシ、かつ熱可塑性樹脂回申のエチ
レン性不飽和カルボン酸エステル成分の含有量が80重
量%以下であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物に
関するものである。
本発明において芳香族ビニル系熱可塑性樹脂(5)は芳
香族ビニル化合物(a)を必須成分とし、必要に応じて
これとエチレン性不飽和カルボン酸エステル(c)およ
び他の重合性単量体(diから選ばれた少なくとも1種
をゴム質重合体(blの存在下又は不存在下において共
重合して得られる1種又は2種以上のに)重合体である
芳香族ビニル化合物fa)としてはスチレン、α−メチ
ルスチレン、P−メチルスチレン、ビニルトルエン、核
ハロゲン置換スチレン等カ挙ケられ、これらから選ばれ
る1種以上が使用できる。
本発明の組成物中の芳香族ビニル化合物成分の含有量は
10〜90重量%が適当であシ、好ましくは10〜75
重量%、更に好ましくは10〜55重量%である。組成
物中の芳香族ビニル化合物成分(alの含有量が10重
量%未満では成形流動性の良いものが得られ難く、90
重量%をこえると汚染防止効果が得られ難い。
エチレン系不飽和カルボン酸エステル化合物(C)とし
ては、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート
及びエチレン系不飽和カルボンルアクリレート、エチル
アクリレート等である。
アルキルメタクリレートとしては例えばメチルメタアク
リレート、エチルメタアクリレート等である。エチレン
系不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステルとし
ては例えばβ−ヒドロキシエチルアクリレート、β−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート等があり好ましくはアル
キルメタクリレートであシ更に好ましくはメチルメタク
リレートである。
本発明の組成物においてエチレン性不飽和カルボン酸エ
ステル成分(C)は熱可塑性樹脂組成物中の各成分の分
散相溶性の向上に寄与し1本発明の組成物中の含有量は
0〜60重量%が適当であシ、好ましくは10〜60重
量愛であシ。
また芳香族ビニル系熱可塑性樹脂(5)中の含有量は8
0重量%以下であることが好ましい。
熱可塑性樹脂組成物中のエチレン性不飽和カルボン酸エ
ステル成分(dlの含有量が多すぎると。
本発明の目的である汚れ物質の付着防止及び付着した汚
れ物質の除去等の効果が低下し好ましくない。
本発明の熱可塑性樹脂組成物に使用できる他の重合性単
量体(d)として杜シアン化ビニル化合物、エチレン系
不飽和カルボン酸化合物、アミド基を有するビニル化合
物、N−メチロール化合物及びエチレン系不飽和カルボ
ン酸化合物があげられる。
リロントリル、メタクリロントリルなどである。
エチレン系不飽和カルボン酸化合物としてはアクリル酸
、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸及びイタコン酸
などである。
これらの単量体は単独又は2種以上混合して使用するこ
とができる。好ましい単量体はアクリロントリルである
。その他ジビニルベンゼン等の多官能性単量体も使用す
ることができる。
重合性単量体(d)の使用量には特に制限はないが、熱
可塑性樹脂組成物中50重量%以下が好ましく、更に好
ましくは30重量%以下である。
本発明熱可塑樹脂組成物にゴム状重合体(b)を含有さ
せることにょシ著しく衝撃強度を改善出来る。この目的
で使用されるゴム状重合体(b)成分としては、ジエン
系ゴム状重合体及び非ジエン系ゴム状重合体であシジェ
ン系ゴム状重合体としてはポリブタジェン、SBR,N
BR,ポリイソプレン、ポリクロロプレンなどでsbこ
れらのゴム状重合体は乳化重合、溶液重合などによシつ
くられ、又スズ、リチウム化合物等にょシカツブリング
されたポリブタジェン、ポリイソプレン、SBR,更に
スチレン−ブタジェンブロック共重合体等でsbこれら
のゴム状重合体は単独又は2種以上を混合して使用する
ことができる。一方弁ジエン系ゴム状重合体としてはエ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−
非共役ジエン共重合体、アクリル系ゴム状重合体などが
挙げられる。これらの非ジエン系ゴム状重合体は単独又
は2種以上混合して使用することができる。
又ジエン系ゴム状重合体と非ジエン系ゴム状重合体を混
合して使用することもできる。
熱可塑性樹脂組成物中のゴム状重合体(blの含有量は
0〜40重量%が適当であシ、剛性と耐衝撃性のバラン
ス上から好ましくは5〜40重量%、更に好ましくは1
0〜40重量%である。
ゴム質重合体(b)の含有量が40重量%を越えると2
組成物の剛性が低下する。
特に熱可塑性樹脂組成物中のゴム質成分が5〜40重量
%、エチレン性不飽和カルボン酸エステル重合体成分1
0〜60重量係であると耐衝撃性強度のすぐれたものが
得られる。
更に、すぐれた耐衝撃性の熱可塑性樹脂組成物を得るた
めには該組成物中のゴム質成分が10〜40重量%、エ
チレン性不飽和カルボン酸エステル重合体成分10〜6
0重量%、シアン化ビニル化合物の重合体成分5〜30
重量%、芳香族ビニル化合物重合体成分20〜65重量
%ポリフッ化ビニリデン系樹脂10〜55重量%を含む
組成が良い。
更に熱可塑性樹脂囚としてゴム質重合体10〜40重量
%、アクリル酸エステル10〜80重量%芳香族ビニル
化合物20〜90重量%。
他の共重合可能な化合物0〜35重量%からなる樹脂を
用いた場合は、耐衝撃性及び汚れ防止性に優れ且つ帯電
性の少ない組成物が得られる。
またゴム質重合体0〜40重量%、残シのモノマー成分
中の芳香族ビニル化合物の含率が60チ以上、好ましく
は70%以上更に好ましくは90重量%以上である樹脂
(5)を用いた場合は。
真珠光沢の優れた組成物が得られる。
本発明に使用する熱可塑性樹脂囚は前記(atおよび必
要に応じて(cl、 (d)の単量体をゴム質成分(b
)の存在下又は非存在下において重合して得られるもの
である。その重合方法には特に制限はないが、乳化重合
法、懸濁重合法、塊状懸濁重合法塊状重合法及び溶液重
合法によシ得られる。
本発明に使用する熱可塑性樹脂(5)は芳香族ビニル化
合物を構成成分として含有するものであれば良く、その
好ましい例を示すとポリスチレン、スチレン−メチルメ
タクリレート共重合体。
二 スチレン−メチルメタクリレート−アクリロントリル共
重合体、ジエン系ゴム−スチレン−メチルメタクリレ−
ドグ2フト共重合体、ジエン系ゴム−スチレン−メチル
メタクリレート−アクリロニトリルグラフト共重合体、
非ジエン系ゴム−スチレン−メチルメタクリレートグラ
フト共重合体、非ジエン系ゴム−スチレン−メチルメタ
クリレート−アクリロニトリルグラフト共重合体、非ジ
エン系ゴムーアクリロニトリルースチレング2フト共重
合体、ABSi脂、アクリロニトリル−スチレン共重合
体、ポリメチルメタクリレート樹脂等が挙げられる。
これらの樹脂を単独で、又は2種以上を任意に混合した
ものを熱可塑性樹脂囚とし、更にポリフッ化ビニリデン
系樹脂(B)と混合することによシ本発明の熱可塑性樹
脂を得ることができる。
本発明に使用されるポリ弗化ビニリデン系樹脂(B)と
は弗化ビニリデンのホモポリマーの一%すらず弗化ビニ
リデン含有量50モルチ以上好ましくは70モルチ以上
のコポリマーをも含むものである。又ポリ弗化ビニリデ
ンとポリメタクリレート等のアクリル樹脂などポリ弗化
ビニリデンを少なくとも75重量%含有する組成物であ
っても良い。
熱可塑性樹脂組成物中のフッ化ビニリデン系樹脂成分は
10〜90重量%好ましくは10〜75重量%更に好ま
しくは10〜55重量%であ、DIO重量%未満である
と、汚れ防止効果また汚れがとれやすい性能が低下し、
一方90重量%をこえると、成形加工性が低下する。
本発明において熱可塑性樹脂とポリ弗化ビニリデン系樹
脂とからなる組成物の均質な固溶体を作る為の混合方法
としては固体状の各々の物質をそれらの軟化点以上の温
度で機械的に混合することによって行うことができる。
混合温度としては170〜260℃そして特に210〜
250℃の混合温度が好ましい。ゴムの混練シに普通に
使用されているごとき加熱ロール−間での混練シ、又は
混合物が同時に剪断及び圧縮されるような一般的なスク
リーータイプ押出機を通して混合物を供給すること、又
はバンバリーミキサ−、ニーダ−等信の加熱高剪断混合
装置中での混合などのような任意の適当な機械的混合操
作を用いることもできる。
芳香族ビニル系熱可塑性樹脂面とポリ弗化ビニリデン系
樹脂(B)とからなる本発明の組成物に於いてエチレン
性不飽和カルボン酸エステルの含率を少なくすると真珠
光沢を有した成形品を得ることができる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物には必要に応じて着色剤、
熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、化学発泡剤を適宜添加
することも可能である。
また本発明の組成物にはポリエチレンやポリプロピレン
のようなポリオレフィン、ポリメチルメタクリレートの
ような(メタ)アクリレートに)重合体1合成ゴムや天
然ゴム、PVO,酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、
ポリエーテル、ポリアミドなどの重合体を混合して使用
することも可能である。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の代表的な用途としてはほ
こシのつきにくさ又汚れのとれ易さを利用した洗面化粧
台1台所用品、換気扇、真珠光沢を有することから化粧
品容器、美粧箱。
アクセサリ−1各種プレート等に使用できる。
また近年IC関係のハウジング材としてプラスチックが
用いられているがこのハウジング材が帯電していると工
0回路を破壊してしまう為IC関係ハウジング材用プラ
スチックとしてはいかに帯電量を少くさせるかがポイン
トとなる。
本発明の組成物、特に実施例Iにある熱可塑性樹脂は帯
電性が小さい為IC関係ハウジング材として好適である
次に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
実施例■ (I−1) 乳化重合法によって得られたAB8樹脂(スチレン−ア
クリロニトリル−ポリブタジェンの組成比はそれぞれ4
5/15/40重量比)のパウダー40重量%とメチル
メタクリレートホモポリマー(協和ガス化学社製パラベ
ットGF−1000)のナチュラルペレット30重量%
とポリ弗化ビニリデン樹脂(ペンウォルト社製KYNA
R740)のナチュラルペレット30重量%とを6イン
チ径ロール混線機を使用して温度180℃にて溶融混練
して熱可塑性樹脂組成物(A−1)とした、とのA−1
をプレス成形機を使用して温度200℃にて加圧成形し
1辺5crIL、厚さ1■の正方形平板を得た。
この平板について摩擦発生電荷、ASH付着付着量1付
紅付を次の方法によシ測定評価した。
0摩擦発生電荷 就化研式ロータリースタテックテスター(株式会社興亜
商会製摩擦帯電性試験機の登録商標名)を使用して23
℃、50℃湿度の恒温恒湿中で綿布と摩擦し一定時間後
(2分后)試料の表面に帯電する電荷を測定する。
同試料は成形後恒温恒湿室(23℃、50%)に−昼夜
放置した。
0口紅付着量 試料の表面に口紅(資生堂フェアネスリップスティック
N477)で直径約20閣φのの円を画き50℃で24
 Hr放置後脱脂綿で口紅を拭きとシ染着の状態を評価
する。
0アイゾツト衝撃強度 プレス成形機を使用して温度200℃で加圧成形して得
た厚さ6%の試料の平板をフライス盤を使用して幅12
.7%l、長さ63.5%に切り取シその中央部にノツ
チカッターで2.54%深さの■ノツチを入れる。
この試験片についてASTMD256に準じて常温での
アイゾツト衝撃強度を測定評価した。
0高化式フローテスターによるQ値の測定法高化式フロ
ーテスター(高滓製作所)を用いノズ# 1. Orr
anφX 2. Otran、荷重30%、 2 Q 
Q℃で測定した。
(1−2) 乳化重合法によって得られたスチレン−アクロニトリル
−メチルメタアクリレート−ポリブタジェン共重合樹脂
(組成比はそれぞれ1815159/18重量比)のナ
チーラルベレット50重量%と、おなじく乳化重合法に
よって得られたABS樹脂(スチレン−アクリロニトリ
ル−ポリブタジェンの組成比はそれぞれ45/15/4
0重量比)のナチーラルベレット15重量%とポリ弗化
ビニリデン樹脂(ペンウォルト社製KYNAR740)
のナチュラルベレット35重量裂の混合物を熱可塑性樹
脂組成物(A−2)としたこと以外は(I−1)と同様
の方法条件にて摩擦発生電荷9口紅付着量を測定評価し
た。
(I−3) メチルメタクリレートホモポリマー(協和ガス化学社製
パラベラ)OF−1000)のナチュラルベレット30
重量%と、おなじく乳化重合法によって得られたABS
樹脂(スチレン−アクリロニトリル−ポリブタジェンの
組成比はそれぞれ45/15/40重量比)のパウダー
25重量%とポリ弗化ビニリデン樹脂(ペンウォルト社
製KYNAR740)のナチーラルペレット45重量%
の混合物を熱可塑性樹脂組成物(A−3)としたこと以
外は(I−1)と同様の方法条件にし摩擦発生電荷9口
紅付着量を測定評価した。
(1−4) 乳化重合法によって得られたABS樹脂(スチレン−ア
クリロニトリル−ポリフリジエンの組成比はそれぞれ4
5/15/40重量比)のパウダー55重量%とメチル
メタクリレートホモポリマー(協和ガス化学社製)(ラ
ペッ)GF−1000)のナチュ>ルペレット10重量
%とポリ弗化ビニリデン樹脂(ペンウォルト社製KYN
AR740)のナチュラルベレット30重量%とを6イ
ンチ径ロロール混線機を使用して温度180℃にて溶融
混練して熱可塑性樹脂組成物(A−4)とした。
このA−4をA−1と同様の方法にて1辺5crLL、
厚さ1fiの正方形平板を得た。この平板について(I
−1)と同様の方法条件にて摩擦発生電荷2口紅付着量
を測定評価した。
(I −5) バルクサスペンション重合法によっテ得られたスチレン
−アクリロニトリル−エチレンプロピレン系ゴム共重合
樹脂(組成比はそれぞれ57/21/22重量比)のナ
チュラルベレット55重量%とメチルメタクリレートホ
モポリマー(協和ガス化学社製バラペット0F−100
0)のナチュラルベレット20.0重量%とポリ弗化ビ
ニリデン樹脂(ペンウォルト社製KYNAR740)の
ナチーラルベレット25重量係の混合物を熱可塑性樹脂
組成物(A−5)としたこと以外はCI−1)と同様の
方法条件にて摩擦発生電荷9口紅付着量を測定した。
比較例−1,−2 実施例−1のABS樹脂、メチルメタクリレートホモポ
リマ、ポリ弗化ビニリ樹脂の混合重量比を401551
5. 20/70/10にかえて熱可塑性樹脂組成物(
A−6)(A−7)としたこと以外は実施例−■と同様
の方法条件にて摩擦発生電荷1口紅付着量を測定評価し
た。
実施例■ (n−1) 乳化重合法によって得られたABS樹脂(スチレン−ア
クリロニトリル−ポリブタジェンの組成比はそれぞれ4
5/15/40重量比)のパウダー50重量%とポリ弗
化ビニリデン樹脂(ペンウォルト社製KYNAR740
)のナチュラルベレット30重量%とを6インチ径ロロ
ール混練機を使用して温度180°Cにて溶融混練して
熱可塑性樹脂組成物(B−1)とした。このB−1をプ
レス成形機を使用して温度200℃にて加圧成形し1辺
5儂、厚さIXの正方形平板を得た。この平板について
摩擦発生電荷9口紅付着量を(I−1)と同様の方法に
よ)測定評価した。
(n−2) バルクサスペンション重合法によって得らレタスチレン
ーアクリロニトリルーエチレンプロピレン系ゴム共重合
樹脂(組成比はそれぞれ57/21/22重量比)のナ
チュラルベレット70重量饅とポリ弗化ビニリデン樹脂
(ペンウォルト社製KYNAR740)のナチュラルペ
レット30重量%の混合物を熱可塑性樹脂組成物(B−
2)としたこと以外は(It−1)と同様の方法条件に
て摩擦発生電荷1口紅付着量を測定評価した。
(n−3) 乳化重合法によって得られたABS樹脂(スチレン−ア
クリロニトリル−ポリブタジェンの組成比はそれぞれ4
5/15/40重量比)のパウダー35重量%とメチル
メタクリレートホモポリマー(協和ガス化学社製パラペ
ットGF−1000)のナチーラルペレット5重量%と
ポリ弗化ビニリデン樹脂(ペンウォルト社製KYNAR
740)のナチュラルペレット60重量%の混合物を熱
可塑性樹脂組成物(B−3)としたこと以外は(■−1
)と同様の方法条件にて摩擦発生電荷。
口紅付着量を測定評価した。
比較例3 実施例■の(If−1)のABS樹脂、ポリ弗化ビニリ
デン樹脂の混合重量比を5/95にかえ熱可塑性樹脂組
成物(B−4)としたこと以外は実施例■と同様の方法
1条件にて摩擦発生電荷9口紅付着量を測定評価した。
以上実施例■の−1)〜−5)、実施例■の−1)〜−
3)、比較例の1〜3の各測定結果を表−1,−2にま
とめて示した。
表−1の実施例Iに示すように本発明による熱可塑性樹
脂は本発明の目的を十分に達成している。特に実施例■
に示した熱可塑性樹脂はさらに真珠光沢も有している。
一方比較例1はポリ弗化ビニリデンの含有チが低く摩擦
発生電荷が高く、汚れ物質の除去効果もない。また比較
例2はメチルメタクリレート含有量が60重量%を越え
ている為摩擦発生電荷が高く汚れ物質の除去効果がない
ばかりか@槃強度も低い。
比較例3はポリ弗化ビニリデンの含有チが高く成形加工
性が悪く又摩擦発生電荷が高く汚れ物質が付着しやすく
好ましくない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芳香族ビニル系熱可塑性樹脂(A110〜90重量%お
    よびポリフッ化ビニリデン系樹脂(B190〜10重量
    %とからなシ、がっ熱可塑性樹脂回申のエチレン性不飽
    和カルボン酸エステル成分の含有量が80重量%以下で
    あることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
JP13626383A 1983-07-26 1983-07-26 熱可塑性樹脂組成物 Granted JPS6028443A (ja)

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