JPS6027240Y2 - 2気筒機関のバランサ装置 - Google Patents
2気筒機関のバランサ装置Info
- Publication number
- JPS6027240Y2 JPS6027240Y2 JP12976180U JP12976180U JPS6027240Y2 JP S6027240 Y2 JPS6027240 Y2 JP S6027240Y2 JP 12976180 U JP12976180 U JP 12976180U JP 12976180 U JP12976180 U JP 12976180U JP S6027240 Y2 JPS6027240 Y2 JP S6027240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balancer
- weight
- primary
- engine
- balancer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関の1次および2次のバランサウェイ
トを同軸芯に回転させる装置を2気筒(180’クラン
ク配置)機関に適用したものに関する。
トを同軸芯に回転させる装置を2気筒(180’クラン
ク配置)機関に適用したものに関する。
1次および2次のバランサウェイトを同軸芯に回転させ
るバランサ装置の従来技術は、本考案者の考案に係る実
公昭54−32144号公報にみられるが、これが基本
技術であり、本考案は、この基本技術を2気筒(180
°クランク配置)機関に適用し、増々振動の少ない機関
で且つ低廉なものを要求するユーザの指向に合致したも
のを提供する。
るバランサ装置の従来技術は、本考案者の考案に係る実
公昭54−32144号公報にみられるが、これが基本
技術であり、本考案は、この基本技術を2気筒(180
°クランク配置)機関に適用し、増々振動の少ない機関
で且つ低廉なものを要求するユーザの指向に合致したも
のを提供する。
これを添付図面に示された実施例にしたがって説明すれ
ば、第1図は概観説明図、第2図は本考案実施例の歯車
列図、第3図は第2図のイ〜イ方向よりみた要部展開図
であるが、クランクケース1に横架されたバランスウェ
イト2を有するクランク軸(図示せず)の一端にバラン
サ駆動歯車3を楔着している。
ば、第1図は概観説明図、第2図は本考案実施例の歯車
列図、第3図は第2図のイ〜イ方向よりみた要部展開図
であるが、クランクケース1に横架されたバランスウェ
イト2を有するクランク軸(図示せず)の一端にバラン
サ駆動歯車3を楔着している。
以下このバランサ駆動歯車3によって駆動されるバラン
サ装置を説明する。
サ装置を説明する。
バランサ装置は、第1図に示すように、ピストン4の中
心軸線に対し、左右(図では上下)の位置に配置するが
、説明の便宜上、第1図、第2図で下側のバランスウェ
イト側をA1上側のものをBとし、第3図では左側をA
1右側をBとする。
心軸線に対し、左右(図では上下)の位置に配置するが
、説明の便宜上、第1図、第2図で下側のバランスウェ
イト側をA1上側のものをBとし、第3図では左側をA
1右側をBとする。
さて、第3図において、前記バランサ駆動歯車3に噛合
うAのバランサ被動歯車5を同速で回転し、該バランサ
被動歯車5の外側に2次バランサ歯車6を設け、バラン
サ被動歯車5はキー7にてタイミングを考慮して1次バ
ランサウェイト軸8に固着する。
うAのバランサ被動歯車5を同速で回転し、該バランサ
被動歯車5の外側に2次バランサ歯車6を設け、バラン
サ被動歯車5はキー7にてタイミングを考慮して1次バ
ランサウェイト軸8に固着する。
この1次バランサウェイト軸8は、ポールベアリンゲ9
を介してクランクケース1に支承されているが、その形
状は、1部切欠10,10を有する円筒状になっていて
、この円筒外部に慣性偶力用バランサウェイト11.1
1を設けている。
を介してクランクケース1に支承されているが、その形
状は、1部切欠10,10を有する円筒状になっていて
、この円筒外部に慣性偶力用バランサウェイト11.1
1を設けている。
そのバランサウェイト11.11の大きさは、前記クラ
ンク軸に設けたバランスウェイト2との合皮で1次慣性
偶力と釣り合うようにしている。
ンク軸に設けたバランスウェイト2との合皮で1次慣性
偶力と釣り合うようにしている。
また、この円筒内に同軸芯に挿入した2次バランスウェ
イト軸12がニードルベアリング9′を介在させて相対
回転自在に支承されており、この2次バランサウェイト
軸12に2次バランサ歯車6がキー7で固着されている
。
イト軸12がニードルベアリング9′を介在させて相対
回転自在に支承されており、この2次バランサウェイト
軸12に2次バランサ歯車6がキー7で固着されている
。
次に、Bのバランサウェイトについて述べれば、クラン
ク軸と同速のAのバランサ被動歯車5と噛合う2倍速で
回転するBのバランサ被動歯車13をBの2次バランサ
ウェイト軸14にキー7にてタイミングを考慮して固着
している。
ク軸と同速のAのバランサ被動歯車5と噛合う2倍速で
回転するBのバランサ被動歯車13をBの2次バランサ
ウェイト軸14にキー7にてタイミングを考慮して固着
している。
このバランサ被動歯車13の外側にAの2次バランサ歯
車6と噛合うBの2次バランサ歯車15を固着し、両者
は同速回転している。
車6と噛合うBの2次バランサ歯車15を固着し、両者
は同速回転している。
このBの2次パランサウェイト軸14は、ボールベアリ
ング9を介してクランクケース1に支承されているが、
本考案の2気筒1800クランク配置の場合、Bの1次
パランサウェイト軸は、以下の理由によって設ける必要
がない。
ング9を介してクランクケース1に支承されているが、
本考案の2気筒1800クランク配置の場合、Bの1次
パランサウェイト軸は、以下の理由によって設ける必要
がない。
すなわち、2気筒180°クランク配置の機関は、周知
のように、理論上1吹成分は慣性偶力のみで、慣性力が
なく、2吹成分は慣性力のみて慣性偶力がない。
のように、理論上1吹成分は慣性偶力のみで、慣性力が
なく、2吹成分は慣性力のみて慣性偶力がない。
したがって、1次の慣性偶力は、クランク軸のパランス
ウェイトス2をオーバーバランス率50%とすることに
より、バランスウェイト2+Aの1次バランサウェイト
11.11のみで釣り合わせることができAの1軸のみ
で対処できるし、また、その位置も自由に選択できるわ
けである。
ウェイトス2をオーバーバランス率50%とすることに
より、バランスウェイト2+Aの1次バランサウェイト
11.11のみで釣り合わせることができAの1軸のみ
で対処できるし、また、その位置も自由に選択できるわ
けである。
以上要するに本考案は、内燃機関の1次および2次のバ
ランサウェイトを同軸心に回転させるバランサ装置の1
次バランサウェイトを機関の1次慣性偶力に釣り合わせ
、1次バランサウェイトと同軸芯の2次バランサウェイ
トと均等の別のバランサウェイトを、ピストン中心軸線
に対し前記バランサ装置の反対側に設けた2気筒機関の
バランサ装置であるから、2気筒機関に生じる1次の慣
性偶力をコンパクトなバランサ装置でもって消去でき、
また、2次の慣性力をも消去できる。
ランサウェイトを同軸心に回転させるバランサ装置の1
次バランサウェイトを機関の1次慣性偶力に釣り合わせ
、1次バランサウェイトと同軸芯の2次バランサウェイ
トと均等の別のバランサウェイトを、ピストン中心軸線
に対し前記バランサ装置の反対側に設けた2気筒機関の
バランサ装置であるから、2気筒機関に生じる1次の慣
性偶力をコンパクトなバランサ装置でもって消去でき、
また、2次の慣性力をも消去できる。
第1図は概観説明図、第2図は本考案実施例の歯車列図
、第3図は第2図イ〜イ方向よりみた要部展開図を示す
。 2・・・・・・バランスウェイト、4・・・・・・ピス
トン、11・・・・・・Aのバランサウェイト、12・
・・・・・Aの2次パランサウェイト軸1.14・・・
・・・Bの2次バランサウェイト軸。
、第3図は第2図イ〜イ方向よりみた要部展開図を示す
。 2・・・・・・バランスウェイト、4・・・・・・ピス
トン、11・・・・・・Aのバランサウェイト、12・
・・・・・Aの2次パランサウェイト軸1.14・・・
・・・Bの2次バランサウェイト軸。
Claims (1)
- 内燃機関の1次および2次のバランサウェイトを同軸芯
に回転させるバランサ装置の1次バランサウェイトを機
関の1次慣性偶力に釣り合わせ、1次バランサウェイト
と同軸芯の2次バランサウェイトと均等の別のバランサ
ウェイトを、ピストン中心軸線に対し前記バランサ装置
の反対側に設けた2気筒機関のバランサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12976180U JPS6027240Y2 (ja) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | 2気筒機関のバランサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12976180U JPS6027240Y2 (ja) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | 2気筒機関のバランサ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5751851U JPS5751851U (ja) | 1982-03-25 |
JPS6027240Y2 true JPS6027240Y2 (ja) | 1985-08-16 |
Family
ID=29490093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12976180U Expired JPS6027240Y2 (ja) | 1980-09-10 | 1980-09-10 | 2気筒機関のバランサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027240Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5571358B2 (ja) * | 2009-11-10 | 2014-08-13 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関におけるバランス装置 |
JP6295592B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2018-03-20 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関 |
JP6295593B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2018-03-20 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関 |
JP6398172B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2018-10-03 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関 |
-
1980
- 1980-09-10 JP JP12976180U patent/JPS6027240Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5751851U (ja) | 1982-03-25 |
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