JPS6027147Y2 - 回転型水門扉の支持装置 - Google Patents

回転型水門扉の支持装置

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JPS6027147Y2
JPS6027147Y2 JP16355682U JP16355682U JPS6027147Y2 JP S6027147 Y2 JPS6027147 Y2 JP S6027147Y2 JP 16355682 U JP16355682 U JP 16355682U JP 16355682 U JP16355682 U JP 16355682U JP S6027147 Y2 JPS6027147 Y2 JP S6027147Y2
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JP
Japan
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water gate
water
pin
support device
slide bearing
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Application number
JP16355682U
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JPS5969230U (ja
Inventor
護 尾崎
基治 渥美
Original Assignee
日本車輌製造株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は堰体に側面をピンで回転可能に支持した水門扉
の支持部の構造に関するものである。
農業用の排水路など比較的小水路に設けられる水門は堰
体側部の上部と下部にブラケットを設けて、これに水門
扉をピンで回動自在に支持する簡易なものが採用されて
いる。
これの一般的なものを第1図および第2図で説明する。
主桁1aと補助桁1bで格子状に骨組してこれに外板を
溶接して外観箱状にした水門扉1は、その一側にブラケ
ット2が付設され、また水門扉1の閉鎖時堰体5に当接
する支圧板3と止水ゴム4が設けられている。
そしてブラケット2は堰体5に設けたブラケット6にピ
ン7で連結され水門扉1はピン7を支点にして開閉され
る。
水門扉1が閉じた状態では水圧は支圧板3から堰体5に
分2布荷重として伝えられる。
したがって水門扉1を架設する場合には両側の支圧板3
が堰体5に密着するように回転支点即ちピン7の位置を
適正位置に調整しなければならない。
このため水門架設に多大の労力と時間を費すのみならず
、水門の長期間の使用においてピン7の位置が移動した
りするとこれに水圧負荷がかかり不測の事故を起こした
り、水門扉の開閉動力が不足したりする欠点がある。
本考案は上記の点に鑑み考案したもので、水門の架設組
立を容易にするとともに長期間の使用に対しても機能を
損わない水門扉の支持装置を得ることを目的とし、その
特徴とするとろは水門扉の回転支点に水圧方向へ慴動可
能にスライド軸受を設けるとともに、該スライド軸受を
ゴム等の弾性体で支持したものである。
以下本考案を実施例の図面第3図に基づいて説明する。
10は水門扉で、10aは側桁、10bは補助桁である
水門扉10の一側に設けられた回転支点を設けるための
ブラケット11は水圧方向に長い案内孔11aが形成さ
れている。
コンクリートで製作された堰体14には戸当り金具20
が埋め込まれ、また水門扉10を支持するさめのブラケ
ット15が備えられている。
ブラケット15とブラケット11とはピン19で連結さ
れ、ブラケット11側は案内孔11aに設けられた水圧
方向に慴動可能なスライド軸受16に支持されている。
17はゴムなどの弾性体で調整ネジ18によって位置が
調整可能となっている。
なお12は支圧板、13は止水ゴムである。
架設時における各部の位置関係(水圧が水門扉10に作
用してない状態)は第3図に示すように水門扉10を閉
鎖したときスライド軸受16は弾性体17によって案内
孔11aの堰体14側端に位置し、回転支点と反対側(
図において左側)の支圧板と止水ゴム(図示してない)
は堰体14に当接しており、回転支点側の止水ゴム13
は堰体14に当接するが支圧板12は2〜31MLの隙
間を有している。
このように構成されているので水門扉10を閉鎖して水
圧がこれに作用した場合は、水門扉10が堰体14へ押
し付けられ回転支点側の支圧板12が堰体14に当接す
る。
即ちスライド軸受16は弾性体17を圧縮して案内孔1
1aの堰体側端から離れ中央寄りに位置しピン19には
水圧による荷重は負荷しない。
そして水門扉10を回動させて開放すると水圧が減り水
門扉10は回転支点側で堰体14から離れ、スライド軸
受16は案内穴11aの堰体側端へ弾性体17によって
押され固定されたピンと同様の状態で水門扉10が回動
する。
以上説明したように本考案に係る回転水門扉の支持装置
は水門扉を水圧方向に慴動可能にスライド軸受を介して
ピンで支持するとともに該スライド軸受を弾性体で支持
し、水門扉の閉鎖時は該ピンに水圧が作用しないように
し、水門扉の開放時は弾性体によってスライド軸受が水
門扉に固定されるようにしたので、水門の架設時は回転
支点位置を正確に調整しなくてもよく極めて簡便になる
とともにピンに水圧が作用しないので常にスムーズに水
門扉の開閉ができ長期の使用に対しても支障なく実用上
極めて有効な考案である。
なお実施例では水門扉にスライド軸受を設けたもので説
明したが堰体側のブラケットに設けても同様の効果が得
られることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は堰体に側面をピンで回転可能に支持した水門扉
の従来の例を示す平面図、第2図は水門扉の正面図、第
3図は本考案に係る水門扉の支持部の詳細を示す平面図
である。 10は水門扉、10aは側桁、10bは補助桁、11は
ブラケット、12は支圧板、13は止水ゴム、14は堰
体、15はブラケット、16はスライド軸受、17は弾
性体、18は調整ネジ、19はピン、20は戸当り金具
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 堰体に設けたブラケットにピンで回転可能に支持した水
    門扉の支持装置において、水門扉の該ピンの支持部に水
    圧方向へ慴動可能にスライド軸受を設けるとともに該ス
    ライド軸受を弾性体で支持し、水門扉の閉鎖降水圧荷重
    がピンに作用させないようにしたことを特徴とする回転
    型水門扉の支持装置。
JP16355682U 1982-10-28 1982-10-28 回転型水門扉の支持装置 Expired JPS6027147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16355682U JPS6027147Y2 (ja) 1982-10-28 1982-10-28 回転型水門扉の支持装置

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JP16355682U JPS6027147Y2 (ja) 1982-10-28 1982-10-28 回転型水門扉の支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5969230U JPS5969230U (ja) 1984-05-10
JPS6027147Y2 true JPS6027147Y2 (ja) 1985-08-16

Family

ID=30358841

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JP16355682U Expired JPS6027147Y2 (ja) 1982-10-28 1982-10-28 回転型水門扉の支持装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4742085B2 (ja) * 2007-09-28 2011-08-10 日本車輌製造株式会社 ヒンジ式防水ゲート

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JPS5969230U (ja) 1984-05-10

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