JPH0352254Y2 - - Google Patents

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JPH0352254Y2
JPH0352254Y2 JP1984075586U JP7558684U JPH0352254Y2 JP H0352254 Y2 JPH0352254 Y2 JP H0352254Y2 JP 1984075586 U JP1984075586 U JP 1984075586U JP 7558684 U JP7558684 U JP 7558684U JP H0352254 Y2 JPH0352254 Y2 JP H0352254Y2
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pressing
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JP1984075586U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は河川に向けて設けられる樋管、樋門
の出水出口に配設され、常時は内水を排出し、洪
水時には外水、即ち河川水を阻止し、或いは海岸
においては高潮時の海水の浸入を阻止するフラツ
プゲートに係わり、特に水密性を高める為に扉体
と管端面とに接触圧均一機能を有するフラツプゲ
ートに関する。
(従来技術) 従来の技術として実公昭58−42494号公報のフ
ラツプゲートが知られている。このフラツプゲー
トは第6図に示すように、締結バンド1の上部に
ヒンジ手段2を介して管体aに取付ける扉体3
と、この扉体3の背面に取付ける水密手段4と、
前記扉体3の外側下部に設けられたウエート手段
5からなり、内水はウエート手段5に抗して扉体
3を開くことにより排水し、外水は水密手段4を
管体aに押圧することによつて管体aへの浸水を
阻止するものである。
また、実開昭58−134426号公報にはゲート本体
上部をヒンジを介して回動可能に支持するととも
に開閉操作用のスピンドルを上下駆動可能に縦設
し、このスピンドル下端と前記ゲート本体中心部
とを支柱の両端に回動自在に支持して連結し、該
スピンドルの上下駆動操作により前記ゲートの開
閉をおこなうフラツプゲートが提案されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前者公知のフラツプゲートでは
閉じているときに扉体と上部管端面間に〓間が生
じ易い欠点を有する。その原因はウエイト手段5
が扉体3の外側下部にある為、扉体3の下部位置
では接触圧力が強力にもかかわらず扉体3の上部
位置では管体a側への押圧力が小さく、その接触
圧が弱くなる為である。
また、後者のフラツプゲートでは、支柱の一端
がゲート本体の中心部を押圧してほぼ均一な接触
圧が得られるものの、支柱の他端はスピンドルに
連結され、このスピンドルの駆動操作により押圧
力を加えるものであるため、内水を排水するには
その都度スピンドルを駆動操作してゲート本体を
開かなければならず操作性に劣るという問題があ
つた。
そこで、この考案では開閉操作が不要で、かつ
扉体と管体端面の接触圧を均一にして、上記欠点
を解決し水密性の高いフラツプゲートを提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、水密手段を備えた扉体を垂直な管体
開口部の上部に吊設してなるフラツプゲートにお
いて、管体の上部にリンク状の吊下杆を介して扉
体の上部を揺動自在に吊設し、この扉体の外側に
間隔を有して管体の上部より押付腕体を揺動自在
に吊設し、この押付腕体の外側にウエイト手段を
設けるとともに該押付腕体と扉体との突起状押付
接触部を扉体の中央又は中央寄りに設けるもので
ある。
(作用) 内水は押付腕体に抗して扉体を開くことにより
排水し、外水は水密手段を管体に押圧することに
なつて管体への浸水を阻止するものであり、特に
この考案では扉体あるいは押付腕体に突起状押付
接触部を設けることによつて、押付力が均一に分
散され、管端面の上、下部のみならず他の箇所に
おいても均一な接触圧を保つことができる。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案の第一実施例を示
し、第1,2図において、11は金属、合成樹脂
からなる略円形の締結バンドであり、この締結バ
ンド11の一側は切欠されており、この部分にフ
ランジ12が固設されており、このフランジ12
には孔が穿設され、この孔の中にボルト13が挿
通されナツト14が締着されている。ボルト、ナ
ツト13,14を締めつけることにより締結バン
ド11の径が縮小し、管体aに固定するものであ
る。締結バンド11の上部には支持板15が固定
されており、この支持板15には支持ピン16が
前側に横設しており、この支持ピン16の両側に
は各々左右1対のリンク状の吊下杆17が揺動自
在に吊設され、さらにこの吊下杆17には吊下ピ
ン18が設けられ、この吊下ピン18に扉体19
の吊手20が揺動自在に吊設されている。
扉体19は、フラツプゲートが取り付けられる
管体aの端面形状より少し大径に形成されてお
り、扉体19の内側周辺には、管体aの端面形状
に略合致した形状の環状凸部を有する水密手段2
1が螺子22により固設されている。水密手段2
1の環状凸部23は管体aの端面に衝合し、水密
性を保持する。
さらに前記支持ピン16の中央には扉体19の
前側に間隔lをおいて吊設する押付腕体24が設
けられ、この押付腕体24の外側上部には螺杆2
5が外側へ突出しており、この螺杆25には1対
のナツト26により挾持されたウエイト手段たる
ウエイト27が固定している。又扉体19の外側
中央には前記間隔lと同一高さの突起28が設け
られており、この突起28の頂部は押付腕体24
との突起状押付接触部29が形成される。
しかして、内水は押付腕体24に抗して扉体1
9を開くことにより排水し、外水は水密手段21
を管体aの端面に押し当てることによつて管体a
への浸入を阻止する。特にこのとき扉体19の中
央位置に形成した接触部29がウエイト27の作
用点となる為、該力は分散して水密手段21と管
体a端面間の接触圧を均一とすることができる。
また、ウエイト27の力が突起状押付接触部2
9より扉体19の中央部に集中して働き、扉体1
9の内側周辺の水密手段21が管体端面に均一に
押し付けられ、かつ扉体21をリンク状の吊下杆
17に吊設してなるため、垂直な管体aの端面に
水密手段21が均等な状態で当設し、前記突起状
押付接触部29の均一な押付力により優れた水密
効果が得られる。
第3図及び第4図は本考案の第二実施例を示
し、第3,4図において、31は管体a上部の壁
体bに植込ボルト31aによつて取付けた支持板
であり、この支持板31には左右に支持ピン32
が横設しており、この支持ピン32には夫々リン
ク状の吊下杆33を搖動自在に吊架する。さら
に、この吊下杆33には吊ピン34が設けられ、
この吊ピン34に扉体35の吊手36が謡動自在
に設けられる。さらに、前記支持板31の中央の
取付ピン37により扉体35の外側に間隔lをお
いて吊設する押付腕体38が設けられ、この押付
腕体38が設けられ、この押付腕体38の上部に
は螺杆39が設けられ、この螺杆39にはナツト
40によつてウエイト手段たるウエイト41が固
定されている。
42は扉体35の中央に形成される突起状押付
接触部であつて、前記押付腕部38の先端43を
前記間隔l程度に内側へ折曲して形成される。4
4は扉体35の内側に設けた水密手段である。
第5図は本考案の第三実施例を示し、第5図に
おいて、51は管体aに取付ける締結バンドであ
り、この締結バンド51の支持板52には支持ピ
ン53が横設しており、リンク状の吊下杆54、
吊下ピン55,及び吊手56によつて水密手段6
4を有する扉体57が謡動自在に吊設される。一
方58は前記支持板52より扉体57と間隔lを
有して吊設した押付腕体であつて、扉体57中央
の突起59によつて突起状押付接触部60が形成
される。この押付腕体58の下部外側に螺杆61
が設けられ、この螺杆61にナツト62によりウ
エイト手段たるウエイト63を固定するものであ
る。
(考案の効果) この考案は水密手段を備えた扉体を垂直な管体
開口部の上部に吊設してなるフラツプゲートにお
いて、管体の上部にリンク状の吊下杆を介して扉
体の上部を謡動自在に吊設し、この扉体の外側に
間隔を有して管体の上部より押付腕体を揺動自在
に吊設し、この押付腕体の外側にウエイト手段を
設けるとともに該押付腕体と扉体との突起状押付
接触部を扉体の中央又は中央寄りに設けることに
よつて、ウエイト手段は押付腕体と一体に謡動可
能となり、開閉操作なしに内水は押付腕体に抗し
て扉体を開いて排水を行うことができ、また、押
付腕体の作用点が扉体の中央に定められ、該扉の
中央に加えられた力は分散され、その結果、扉体
内側の水密手段と管体端面との接触圧は均一とな
る優れた水密効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は同断面図、第3図はこの考案の
第二実施例を示す一部切欠正面図、第4図は同断
面図、第5図はこの考案の第3実施例を示す断面
図、第6図は従来技術の断面図である。 17,33,54……吊下杆、19,35,5
7……扉体、21,44,64……水密手段、2
4,38,58……押付腕体、27,41,63
……ウエイト(ウエイト手段)、29,42,6
0……突起状押付接触部、a……管体、l……間
隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水密手段を備えた扉体を垂直な管体開口部の上
    部に吊設してなるフラツプゲートにおいて、管体
    の上部にリンク状の吊下杆を介して扉体の上部を
    揺動自在に吊設し、この扉体の外側に間隔を有し
    て管体の上部より押付腕体を揺動自在に吊設し、
    この押付腕体の外側にウエイト手段を設けるとと
    もに該押付腕体と扉体との突起状押付接触部を扉
    体の中央又は中央寄りに設けることを特徴とする
    フラツプゲート。
JP7558684U 1984-05-22 1984-05-22 フラツプゲ−ト Granted JPS60186330U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7558684U JPS60186330U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 フラツプゲ−ト

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JP7558684U JPS60186330U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 フラツプゲ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS60186330U JPS60186330U (ja) 1985-12-10
JPH0352254Y2 true JPH0352254Y2 (ja) 1991-11-12

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JP2012057322A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Myuuron:Kk フラップゲート
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842492U (ja) * 1981-09-14 1983-03-22 橋本フオ−ミング工業株式会社 配管継手部の包囲材

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JPS6015778Y2 (ja) * 1982-03-03 1985-05-17 五洋建設株式会社 フラツプゲ−ト

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JPS60186330U (ja) 1985-12-10

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