JPS6027110Y2 - 締結構造 - Google Patents

締結構造

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Publication number
JPS6027110Y2
JPS6027110Y2 JP8589781U JP8589781U JPS6027110Y2 JP S6027110 Y2 JPS6027110 Y2 JP S6027110Y2 JP 8589781 U JP8589781 U JP 8589781U JP 8589781 U JP8589781 U JP 8589781U JP S6027110 Y2 JPS6027110 Y2 JP S6027110Y2
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JP
Japan
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insertion hole
fastening
protrusion
caliper
bolt
Prior art date
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Expired
Application number
JP8589781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57197383U (ja
Inventor
絹男 平松
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばレース用の自動2輪車のフロント
フォークにキャリパを締結する締結構造に関するもので
ある。
第7図は従来の自動2輪車の前部の側面図で、11はフ
ロントフォーク、12はフロントフォーク11に支持さ
れたバブ、13はリム、14はタイヤである。
上記フロントフォーク11にはブレーキディスク15と
の摩擦によって前輪制動を行なうキャリパ16がボルト
19により締結されている。
ところで、このキャリパ16のフロントフォーク11へ
の締結は、レース時にキャリパ16をすばやく取りはず
して、タイヤ交換をするために、第8図および第9図に
明示されるものが実施されている。
第8図において、キャリパ16にはフランジ部18.1
8が形成され、このフランジ部18.18には、ボルト
19を挿通させる挿通孔20.20(第9図参照)と、
この挿通孔20.20に連通して上記ボルト19を上記
フランジ部18の端縁から挿通孔20への着脱させる切
欠溝21が設けられており、上記挿通孔21に挿通した
ボルト19により上記フランジ18を上記フォーク11
に形成されたブラケット22に締結していた。
上記構成において、キャリパ16をフロントフォーク1
1に着脱するには、ボルト19を抜き出さなくて、わず
かに緩めるだけでキャリパ16を矢印23方向へ引き抜
けば、切欠溝21から容易に外すことができる。
しかし、上記構成におけるフランジ部18の切欠溝21
は、キャリパ16の着脱には便利であるが、振動やへた
りのため径方向26外方へ拡がり、キャリパ16が緩る
む欠点があった。
この考案は、上記欠点を解消するためになされたもので
、挿通孔への締結部材の着脱を容易にする切欠溝を設け
ても、この切欠溝を拡げるような力が加わったときに、
切欠溝が拡がらず締結部が緩まない締結構造を提供する
ことを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
以下の説明において、第7図ないし第9図の同一部分ま
たは相当部分は同一符号を付して、その説明を省略する
第1図において、18はキャリパ16に設けたーの部材
であるフランジ部、19はボルト、21は上記フランジ
部18に形成された切欠溝、22はフランジ部18をボ
ルト19によって締結するフロントフォーク11に設け
たブラケットで、他の部材に相当する。
また、第2図および第3図に示すように、上記フランジ
部18に形成された挿通孔20の周縁部には円錐状の突
出部25が設けられ、さらにフランジ部18とボルト1
9の頭部との間には上記切欠溝21が拡がりを防止する
嵌合部30を有する座金26が設けられており、この座
金26はボルト19の締結によって、上記突出部25に
密着して上記切欠溝21の拡がりを防止するものである
上記構成において、キャリパ16のフロントフォーク1
1への脱着にあたっては、ボルト19をわずかに緩めて
、キャリパ16を矢印23方向へ移動すれば容易に行う
ことができる。
上記構成では、座金26の嵌合部30がフランジ部18
に形成された突出部25に嵌合して、この突出部25の
拡がりを防止しているので、径方向24に力が加わって
も切欠溝21は拡がらないから、キャリパ16はフロン
トフォーク11に対して緩るむことはない。
第4図はこの考案の第2の実施例で、ボルト19の側壁
に係止部27を形成し、この係止部27に座金26に設
けた係止片28を折曲係合したもので、これによれば、
ボルト19が座金26と常に一体的に移動するから、締
結および弛緩作業が容易になる。
第5図はこの考案の第3の実施例で、フランジ部18の
突出部25を円筒状に形成するとともに、座金26をこ
の突出部25に嵌合するように形成したものであり、上
記実施例と同一の効果を奏する。
なお、上記実施例では、嵌合部30を座金26に形成し
たが、第6図に示すように、嵌合部30をボルト19に
形成してもよい。
要するにボルト19および座金26からなる締結部材側
に嵌合部30を設ければよい。
また、上軌第1図ないし第5図に示した実施例とは異な
り、フロントフォーク11のブラケット22を−の部材
として、この部材22に切欠溝21と突出部25とを設
けてもよいことはいうまでもない。
以上説明したように、この考案によれば、−の部材に挿
通孔に挿通して着脱を容易にする切欠溝を設けても、こ
の切欠溝を拡げるような力が加わったときに、切欠溝が
拡がらず、締結が緩まない締結構造を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す平面図、第2図
は第1図の2−2線に沿った断面図、第3図は第1図の
要部を示す平面図、第4図はこの考案の第2の実施例を
示す断面図、第5図はこの考案の第3の実施例を示す断
面図、第6図はこの考案の第4の実施例を示す断面図、
第7図は従来の自動2輪車の前部を示す側面図、第8図
は第7図の要部を示す側面図、第9図は第8図の9−9
線に沿った断面図である。 18.22・・・・・・部材、20・・・・・・挿通孔
、21・・・・・・切欠溝、24・・・・・・径方向、
25・・・・・・突出部、26・・・・・・座金、30
・・・・・・嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一の部材に締結部材を挿通させる挿通孔と、この挿通孔
    に連通して上記締結部材を−の部材の端縁から挿通孔へ
    着脱させる切欠溝を設け、上記挿通孔に挿通した締結部
    材により上記−の部材を他の部材に締結する締結構造に
    おいて、上記挿通孔の周縁部に突出部を設け、締結部材
    側に上記突出部に嵌合してこの突出部の径方向外方への
    移動を防止することにより、上記切欠溝の拡がりを防止
    する嵌合部を設けたことを特徴とする締結構造。
JP8589781U 1981-06-10 1981-06-10 締結構造 Expired JPS6027110Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8589781U JPS6027110Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10 締結構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP8589781U JPS6027110Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10 締結構造

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Publication Number Publication Date
JPS57197383U JPS57197383U (ja) 1982-12-15
JPS6027110Y2 true JPS6027110Y2 (ja) 1985-08-15

Family

ID=29881154

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JPS57197383U (ja) 1982-12-15

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