JPS6026049Y2 - エレベ−タの再床合せ装置 - Google Patents
エレベ−タの再床合せ装置Info
- Publication number
- JPS6026049Y2 JPS6026049Y2 JP2824578U JP2824578U JPS6026049Y2 JP S6026049 Y2 JPS6026049 Y2 JP S6026049Y2 JP 2824578 U JP2824578 U JP 2824578U JP 2824578 U JP2824578 U JP 2824578U JP S6026049 Y2 JPS6026049 Y2 JP S6026049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- relay
- brake coil
- contact
- landing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエレベータのかごを再起動して着床区間内に
停止させる装置の改良に関するものである。
停止させる装置の改良に関するものである。
エレベータのかごが所定の着床区間外に停止すると、か
ごを再起動させ、かごが着床区間内に達すると電磁ブレ
ーキのコイルを消勢させてかごに制動力を与え、かごを
着床区間内に停止させるようにしている。
ごを再起動させ、かごが着床区間内に達すると電磁ブレ
ーキのコイルを消勢させてかごに制動力を与え、かごを
着床区間内に停止させるようにしている。
これを再床合せと言い、第1図にそのブレーキ制御回路
図を示す。
図を示す。
図中、十、−は直流電源、1,2はかごが上昇又は下降
するときに閉成すると上昇用及び下降用リレー接点、3
は付勢されるとかご駆動用電動機(図示しない)を解放
する電磁ブレーキコイルで、消勢されるとばねの力で上
記電動機に制動力が与えられる。
するときに閉成すると上昇用及び下降用リレー接点、3
は付勢されるとかご駆動用電動機(図示しない)を解放
する電磁ブレーキコイルで、消勢されるとばねの力で上
記電動機に制動力が与えられる。
4はブレーキコイル3の放電用抵抗、5はブレーキコイ
ル3の電流低減用抵抗、6はブレーキコイルが付勢され
るとブレーキ機構に図示しない)と連動して開放するブ
レーキ接点である。
ル3の電流低減用抵抗、6はブレーキコイルが付勢され
るとブレーキ機構に図示しない)と連動して開放するブ
レーキ接点である。
かごが再床合せのため例えば上昇方向へ移動するときは
、上昇用リレー接点1が閉成し、(+)−1−3−6−
(−)の回路により、ブレーキコイル3は付勢され、電
動機は解放されてかこは上昇移動する。
、上昇用リレー接点1が閉成し、(+)−1−3−6−
(−)の回路により、ブレーキコイル3は付勢され、電
動機は解放されてかこは上昇移動する。
このとき、ブレーキ接点6は開放してブレーキコイル3
には抵抗5が接続され、ブレーキコイル電流は弱められ
る。
には抵抗5が接続され、ブレーキコイル電流は弱められ
る。
かごが着床位置に近づき所定の着床区間内に達すると、
着床指令が出され接点1は開放し、ブレーキコイル3は
消勢される。
着床指令が出され接点1は開放し、ブレーキコイル3は
消勢される。
これにより、電動機には制動力が与えられ、かごは停止
する。
する。
上記は安価でかつ確実であるが、停止時の衝撃が大きい
ためにかご内の乗心地が悪く、荷物用のエレベータ等で
は荷くずれの虞れもある。
ためにかご内の乗心地が悪く、荷物用のエレベータ等で
は荷くずれの虞れもある。
この改善策として、再床合せ時にはブレーキコイル3と
並列に還流用の整流器(図示しない)を接続して、ブレ
ーキコイル3の電流減衰を遅らせて停止時の衝撃を和ら
げることも考えられる。
並列に還流用の整流器(図示しない)を接続して、ブレ
ーキコイル3の電流減衰を遅らせて停止時の衝撃を和ら
げることも考えられる。
しかし、再床合せ距離が長くなると、停止距離も伸びる
ため、再床合せに要する起動停止回数が増え、電動機の
発熱が大きくなり、電磁接触器の接点も消耗し、エレベ
ータ利用者の印象をも悪くしてしまう。
ため、再床合せに要する起動停止回数が増え、電動機の
発熱が大きくなり、電磁接触器の接点も消耗し、エレベ
ータ利用者の印象をも悪くしてしまう。
この考案は上記の欠点を解消するもので、乗心地を向上
させ、かつ再床合せに要する起動停止回数をできる限り
少なくさせ、乗客の安全性を確保することを目的とする
。
させ、かつ再床合せに要する起動停止回数をできる限り
少なくさせ、乗客の安全性を確保することを目的とする
。
以下、第2図及び第3図によってこの考案の一実施例を
説明する。
説明する。
図中、7はブレーキコイル電流還流用の整流器、8は付
勢されると直ちに動作し消勢されると所定時限後に復帰
する所定区間検出用時限リレーで、8a、8bはその常
開接点、9はかごが着床区間Xの外に設定された所定区
間Y内にあるとき閉成される所定区間検出装置接点、1
0は再床合せ開始時に閉成腰停止時に開放する再床合せ
用リレー接点、11はかごの走行中は開放し停止中は閉
成している走行リレー接点である。
勢されると直ちに動作し消勢されると所定時限後に復帰
する所定区間検出用時限リレーで、8a、8bはその常
開接点、9はかごが着床区間Xの外に設定された所定区
間Y内にあるとき閉成される所定区間検出装置接点、1
0は再床合せ開始時に閉成腰停止時に開放する再床合せ
用リレー接点、11はかごの走行中は開放し停止中は閉
成している走行リレー接点である。
他は第1図と同様である。
次に、この実施例の動作について説明する。
今、かごが第3図のA点に停止すると、位置検出が行な
われ、再床合せリレー接点10が閉成する。
われ、再床合せリレー接点10が閉成する。
ここで、A点は所定区間Y内にあるため、所定区間検出
装置接点9は閉成している。
装置接点9は閉成している。
また、このとき走行リレー接点11は閉成しており、(
+)−9−10−11−8−(−)の回路で、時限リレ
ー8は付勢され、接点8aは閉成しブレーキコイル3に
整流器7が接続される。
+)−9−10−11−8−(−)の回路で、時限リレ
ー8は付勢され、接点8aは閉成しブレーキコイル3に
整流器7が接続される。
また、同時に接点8bの閉成により、時限リレー8は自
己保持する。
己保持する。
再床合せ動作開始によりかごが動き始めると、走行リレ
ー接点11は開放するが、上述のように時限リレー8は
自己保持しているため、消勢することはない。
ー接点11は開放するが、上述のように時限リレー8は
自己保持しているため、消勢することはない。
かごが走行し、着床区間Xに入ったことが検出されると
、上昇用リレー接点1は開放し、ブレーキコイル3は消
勢される。
、上昇用リレー接点1は開放し、ブレーキコイル3は消
勢される。
また、再床合せリレー接点10は開放するので、時限リ
レー8は所定時限終了後復帰し、接点8a、8bは開放
する。
レー8は所定時限終了後復帰し、接点8a、8bは開放
する。
ここで、時限リレー8の所定時限が終了するまでは、整
流器7はブレーキコイル3に接続され続けるため、ブレ
ーキコイル3に蓄えられた電磁エネルギは整流器7を通
じて放出され、わずかの衝撃で第3図の曲線12に示す
ように着床区間X内に停止する。
流器7はブレーキコイル3に接続され続けるため、ブレ
ーキコイル3に蓄えられた電磁エネルギは整流器7を通
じて放出され、わずかの衝撃で第3図の曲線12に示す
ように着床区間X内に停止する。
次に、第3図のB点から、再床合せを開始する場合につ
いて説明する。
いて説明する。
位置検出が行われた後、再床合せリレー接点10は閉成
するが、このときB点は所定区間Yの外にあるため、所
定区間検出装置接点9は開放している。
するが、このときB点は所定区間Yの外にあるため、所
定区間検出装置接点9は開放している。
したがって、時限リレー8は付勢されず、接点8a、8
bは開放しており、整流器7はブレーキコイル3に接続
されない。
bは開放しており、整流器7はブレーキコイル3に接続
されない。
再床合せ動作開始によりかごが動き始めると、A点から
再床合せを開始したときと同様に、走行リレー接点11
は開放する。
再床合せを開始したときと同様に、走行リレー接点11
は開放する。
したがって、かごが走行して所定区間Y内に入って接点
9が閉成しても、時限リレー8は付勢されることはなく
、接点8a、8bも開放したままで、整流器7がブレー
キコイル3に接続されることはない。
9が閉成しても、時限リレー8は付勢されることはなく
、接点8a、8bも開放したままで、整流器7がブレー
キコイル3に接続されることはない。
かごが走行を続け、着床区間Xに入ったこが検出される
と、上昇用リレー接点1は開放する。
と、上昇用リレー接点1は開放する。
ここで、ブレーキコイル3には整流器7は接続されてい
ないため、停止衝撃は若干大きくなるが、第3図の曲線
13に示すように、確実に着床区間X内に停止すること
ができ、再床合せのために起動停止を何回も繰り返すこ
とはない。
ないため、停止衝撃は若干大きくなるが、第3図の曲線
13に示すように、確実に着床区間X内に停止すること
ができ、再床合せのために起動停止を何回も繰り返すこ
とはない。
第4図はこの考案の他の実施例を示すもので、図中、8
cは時限リレー8の常開接点、14は再床合せ動作記憶
用リレーで、14aはその常閉接点、14bは同じ(常
開接点、15はかごが着床区間X内で停止すると開放し
他は閉成している着床区間内停止検出リレー接点である
。
cは時限リレー8の常開接点、14は再床合せ動作記憶
用リレーで、14aはその常閉接点、14bは同じ(常
開接点、15はかごが着床区間X内で停止すると開放し
他は閉成している着床区間内停止検出リレー接点である
。
他は第2図と同様である。
再床合せ開始により再床合せリレー接点10が閉成する
と、再床合せ動作記憶用リレー14はまだ消勢しており
、その常閉接点14aは閉成しているため、(+)−1
0−14a−8−()の回路で時限リレー8が付勢され
、接点8a〜8cは閉成する。
と、再床合せ動作記憶用リレー14はまだ消勢しており
、その常閉接点14aは閉成しているため、(+)−1
0−14a−8−()の回路で時限リレー8が付勢され
、接点8a〜8cは閉成する。
これで整流器7はブレーキコイル3に接続され、時限リ
レー8は自己保持され、再床合せ動作記憶用リレー14
は付勢される。
レー8は自己保持され、再床合せ動作記憶用リレー14
は付勢される。
ここで、着床区間内停止検出リレー接点15は、かごが
着床区間X内で停止するまで閉成したままであるため、
再床合せ動作記憶用リレー14はいったん付勢されると
、かごが着床区間X内に着床するまで自己保持し、接点
14aは開放のまとなる。
着床区間X内で停止するまで閉成したままであるため、
再床合せ動作記憶用リレー14はいったん付勢されると
、かごが着床区間X内に着床するまで自己保持し、接点
14aは開放のまとなる。
したがって、同じ階においての2回目降の再床合せのた
めの起動停止動作については、再床合せリレー接点10
が閉成しても時限リレー8は付勢されないので、整流器
7はブレーキコイル3に接続されない。
めの起動停止動作については、再床合せリレー接点10
が閉成しても時限リレー8は付勢されないので、整流器
7はブレーキコイル3に接続されない。
したがって、この制御回路を用いれば、初回の再床合せ
時だけ、整流器7を接続し、2回目以降は接続しないた
め、実用上膜も多くおこり得る再床合せ距離が短い場合
には、乗心地よく再床合せができ、再床合せ距離が長い
場合においても、記動停止回数を少くするこができる。
時だけ、整流器7を接続し、2回目以降は接続しないた
め、実用上膜も多くおこり得る再床合せ距離が短い場合
には、乗心地よく再床合せができ、再床合せ距離が長い
場合においても、記動停止回数を少くするこができる。
また、この外再床合せを開始してから一定時限の間だけ
整流器7を接続しておき、その時限が終了したら切り離
すように制御回路を構成することも可能である。
整流器7を接続しておき、その時限が終了したら切り離
すように制御回路を構成することも可能である。
更に、かごの速度を検出して、−貞の速度以下の場合に
は整流器7を接続し、以上の場合には切り離すように構
成することも可能である。
は整流器7を接続し、以上の場合には切り離すように構
成することも可能である。
すなわち、本願においては、通常の運転状態で考えられ
る着床誤差についてはゆっくりしたブレーキかけ(ブレ
ーキトルクを小さく)衝撃を小さく腰何らかの異常が発
生したような場合に生ずる誤差については急ブレーキを
かけることにより早く床に近づける。
る着床誤差についてはゆっくりしたブレーキかけ(ブレ
ーキトルクを小さく)衝撃を小さく腰何らかの異常が発
生したような場合に生ずる誤差については急ブレーキを
かけることにより早く床に近づける。
つまり、■通常は乗心地よくかごを床に近づける。
■異常時は早くかごを床に近づける。
そしてこれによって、乗心地の向上とともに再床合せに
要する起動、停止回数を少なくすることができる。
要する起動、停止回数を少なくすることができる。
なお、上記実施例では再床合せによて上昇する場合につ
いて説明したが、下降する場合も同様に説明し得る。
いて説明したが、下降する場合も同様に説明し得る。
以上説明たとおりこの考案では、着床区間外でかつその
外に設定された所定区間内にかごがあり、このかごを再
床合せのため起動するとき電磁ブレーキのコイルと並列
に整流器を接続するようにしたので、かごの乗心地を向
上すると共に再床合せに要する起動・停止回数を少なく
腰乗客の安全性を確保することができる。
外に設定された所定区間内にかごがあり、このかごを再
床合せのため起動するとき電磁ブレーキのコイルと並列
に整流器を接続するようにしたので、かごの乗心地を向
上すると共に再床合せに要する起動・停止回数を少なく
腰乗客の安全性を確保することができる。
第1図は従来のエレベータ再床合せ装置のブレーキ制御
回路図、第2図はこの考案によるエレベータ再床合せ装
置の一実施例を示す制御回路図、第3図は第2図よるエ
レベータ運転特性図、第4図はこの考案によるエレベー
タ再床合せ装置の他の実施例を示す制御回路図である。 1・・・・・・上昇用リレー接点、2・・・・・・下降
用リレー接点、3・・・・・・ブレーキコイル、7・・
・・・・整流器、8・・・・・・所定区間検出用時限リ
レー、9・・・・・・所定区間検出装置接点、10・・
・・・・再床合せ用リレー接点、11・・・・・・走行
リレー接点、なお、図中同一部分は同一符号により示す
。
回路図、第2図はこの考案によるエレベータ再床合せ装
置の一実施例を示す制御回路図、第3図は第2図よるエ
レベータ運転特性図、第4図はこの考案によるエレベー
タ再床合せ装置の他の実施例を示す制御回路図である。 1・・・・・・上昇用リレー接点、2・・・・・・下降
用リレー接点、3・・・・・・ブレーキコイル、7・・
・・・・整流器、8・・・・・・所定区間検出用時限リ
レー、9・・・・・・所定区間検出装置接点、10・・
・・・・再床合せ用リレー接点、11・・・・・・走行
リレー接点、なお、図中同一部分は同一符号により示す
。
Claims (1)
- かこが所定の着床区間外にあるとき上記かごを再起動さ
せ、上記かごが上記着床区間に達すると電磁ブレーキの
コイルを消勢させて上記かごに制動力を与え上記かごを
上記着床区間内に停止させるようにした装置において、
上記かごが上記着床区間外でかつその外に設定された所
定区間内に停止したことを検出し記憶する所定区間検出
回路、この所定区間検出回路の出力により上記電磁ブレ
ーキのコイルと並列に接続される整流器を備えたことを
特徴とするエレベータの再床合せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2824578U JPS6026049Y2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | エレベ−タの再床合せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2824578U JPS6026049Y2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | エレベ−タの再床合せ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54132165U JPS54132165U (ja) | 1979-09-13 |
JPS6026049Y2 true JPS6026049Y2 (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=28873852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2824578U Expired JPS6026049Y2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | エレベ−タの再床合せ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026049Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-06 JP JP2824578U patent/JPS6026049Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54132165U (ja) | 1979-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60148879A (ja) | エレベ−タ−の非常停止制御装置 | |
JPWO2009078088A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JPS6153993B2 (ja) | ||
JPH033874A (ja) | エレベータのブレーキ装置 | |
JPS6026049Y2 (ja) | エレベ−タの再床合せ装置 | |
JPS6127312B2 (ja) | ||
JPH026043Y2 (ja) | ||
JPS5837236B2 (ja) | エレベ−タの安全装置 | |
JPH026042Y2 (ja) | ||
JPH0547168Y2 (ja) | ||
JPH023488Y2 (ja) | ||
JPS6320694Y2 (ja) | ||
JPS6246692Y2 (ja) | ||
JPS6143823Y2 (ja) | ||
JPH0313504Y2 (ja) | ||
JPS6338214Y2 (ja) | ||
JPH0313499Y2 (ja) | ||
JPS5834129Y2 (ja) | エレベ−タ用電動機の保護装置 | |
JPS6113491Y2 (ja) | ||
JPS6031748B2 (ja) | エレベ−タの救出運転装置 | |
JPS6138114B2 (ja) | ||
JPS6346447Y2 (ja) | ||
JPS6122934Y2 (ja) | ||
JPS6026055Y2 (ja) | エレベ−タ−乗かご用自動扉の保護装置 | |
JPH07117945A (ja) | エレベータの安全装置 |