JPS6025937A - 有機スルホン酸又はその塩の製造方法 - Google Patents
有機スルホン酸又はその塩の製造方法Info
- Publication number
- JPS6025937A JPS6025937A JP13291183A JP13291183A JPS6025937A JP S6025937 A JPS6025937 A JP S6025937A JP 13291183 A JP13291183 A JP 13291183A JP 13291183 A JP13291183 A JP 13291183A JP S6025937 A JPS6025937 A JP S6025937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sulfonic acid
- sulfite
- salt
- bisulfite
- organic sulfonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、医薬品あるいは染料用原料として有用な有機
スルホン酸又はその塩の製造方法に関し、さらに詳しく
は、一般式R−X(式中Rは脂肪族アミン、芳香族アミ
ン又はアミ7基を有する重合物質の残基を示し、Xはハ
ロゲン原子を示す。)で表わされる化合物又はそのハロ
ゲン化水素塩を亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素塩と反応
させて有機スルホン酸化合物又はその塩を製造するに当
り、過剰量の亜硫酸水素塩の存在下で反応させることを
特徴とする有機スルホン酸又はその塩の製造方法に関す
る。
スルホン酸又はその塩の製造方法に関し、さらに詳しく
は、一般式R−X(式中Rは脂肪族アミン、芳香族アミ
ン又はアミ7基を有する重合物質の残基を示し、Xはハ
ロゲン原子を示す。)で表わされる化合物又はそのハロ
ゲン化水素塩を亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素塩と反応
させて有機スルホン酸化合物又はその塩を製造するに当
り、過剰量の亜硫酸水素塩の存在下で反応させることを
特徴とする有機スルホン酸又はその塩の製造方法に関す
る。
ハロゲン化有機化合物と亜硫酸塩とを反応させる、いわ
ゆる5treekey反応は、スルホン基導入に極めて
有用である。しかし、この方法では、出発原料のハロゲ
ン化有機化合物と生成した有機スルホン酸との間で脱ハ
ロゲン化水素反応が起き、副反紀:物が少量又は大量に
副生じ、精製工程の増加、副生物の製品への混入、排水
処理等の問題を引き起こし工業的製造には不向きであっ
た。
ゆる5treekey反応は、スルホン基導入に極めて
有用である。しかし、この方法では、出発原料のハロゲ
ン化有機化合物と生成した有機スルホン酸との間で脱ハ
ロゲン化水素反応が起き、副反紀:物が少量又は大量に
副生じ、精製工程の増加、副生物の製品への混入、排水
処理等の問題を引き起こし工業的製造には不向きであっ
た。
本発明者らは、従来法の上記欠点を克服するため鋭意研
究を重ねた結果、アミン基を有する。ハロゲン化有機化
合物をスルホン化するに当り1反応系に過剰量の亜硫酸
水素塩を存在させることにより、非有効成分である副反
応物の副生が抑制され、反応生成物の分離、生成か容易
になり、安価に緩和な条件下で有機スルホン酸を製造で
き、そして排水処理も容易になることを見出し、この知
見に基づき本発明を完成するに至った。
究を重ねた結果、アミン基を有する。ハロゲン化有機化
合物をスルホン化するに当り1反応系に過剰量の亜硫酸
水素塩を存在させることにより、非有効成分である副反
応物の副生が抑制され、反応生成物の分離、生成か容易
になり、安価に緩和な条件下で有機スルホン酸を製造で
き、そして排水処理も容易になることを見出し、この知
見に基づき本発明を完成するに至った。
本発明において一般式R−Xで表わされる出発原料とし
てのハロゲン化有機化合物を詳しく説明すれば次の通り
である。
てのハロゲン化有機化合物を詳しく説明すれば次の通り
である。
式中Rは脂肪族アミン、芳香族アミン又はアミン基を有
する重合物質(反復単位中にアミ7基を有するものを含
む)の残基を示す。なおアミ7基は、1つ以上有するも
のとし、第一アミン、第一アミン、第三アミンのいずれ
でもよい。
する重合物質(反復単位中にアミ7基を有するものを含
む)の残基を示す。なおアミ7基は、1つ以上有するも
のとし、第一アミン、第一アミン、第三アミンのいずれ
でもよい。
Rをさらに詳しく例示すると、下記のR′の炭素原子に
結合する1つ又は2つ以上の水素原子がアミ7基に置換
されたものである。(なお下記の全ての類概念には不飽
和結合、すなわち二重結合と三重結合を1つ以上有する
化学構造の場合も含むものとする。) すなわちR′として、アルキルには直鎖状のアルキル、
分岐状のアルキル、シクロアルキルが結合したアルキル
、シクロアルキル、複素環残基又は芳香族性複素環残基
が結合したアルキル、特性原子団が結合したアルキルが
含まれる。アルキルには芳香族炭化水素残基が結合した
アルキル、置換芳香族炭化水素残基が結合したアルキル
、特−性原子団が結合した芳香族炭化水素残基が結合し
たアルキルか含まれる。アリールには電子吸引性基が置
換したアリールが含まれる。
結合する1つ又は2つ以上の水素原子がアミ7基に置換
されたものである。(なお下記の全ての類概念には不飽
和結合、すなわち二重結合と三重結合を1つ以上有する
化学構造の場合も含むものとする。) すなわちR′として、アルキルには直鎖状のアルキル、
分岐状のアルキル、シクロアルキルが結合したアルキル
、シクロアルキル、複素環残基又は芳香族性複素環残基
が結合したアルキル、特性原子団が結合したアルキルが
含まれる。アルキルには芳香族炭化水素残基が結合した
アルキル、置換芳香族炭化水素残基が結合したアルキル
、特−性原子団が結合した芳香族炭化水素残基が結合し
たアルキルか含まれる。アリールには電子吸引性基が置
換したアリールが含まれる。
置換状のアルキルとしては01〜” l 8のアルキル
が好ましく、その例としてはメチル、エチル、プロピル
、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ドテシル、
オクタデシル、アリル(allyl)、2−ヘキセニル
、エチレン、トリメチレン、プロペニレンがあげられる
が、特に好ましいものはC1〜c8のアルキルである。
が好ましく、その例としてはメチル、エチル、プロピル
、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ドテシル、
オクタデシル、アリル(allyl)、2−ヘキセニル
、エチレン、トリメチレン、プロペニレンがあげられる
が、特に好ましいものはC1〜c8のアルキルである。
分岐状のアルキルとしてはc −c のアルキルが好ま
3 18 しく、その例としては、イソブチル、2−メチルブチル
、2−メチルヘプチル、イソヘキシル、ネオペンチル、
インペンチル、3−メチルヘプチル、インプロピル、5
ec−ブチル、■−メチルペンチル、tert−ブチル
、tert−ペンチル、プロピレン、エチルエチレン、
ファルネシル(すなわち3,7.11−)リメチル−1
,3゜6.10−ドデカテトラエニル)があげられるが
、特に好ましいものは03〜C8のものである。シクロ
アルキルが結合したアルキルの例としては、シクロペン
チルメチル、l−シクロヘキシルエチル、3−シクロヘ
キシルプロピル、l−シクロペンテン−2−イルメチル
、3−(2−オキソシクロペンチル)プロピルがあげら
れる。シクロアルキルの例としては、2−シクロペンテ
ニル、シクロブチル、シクロヘキシル、3−シクロヘキ
シルシクロペンチル、2−シクロヘキセニル、1,3−
シクロブチレンがあげられる。複素環残基又は芳香族性
複素環残基が結合したアルキルの例としては、β−3−
インドリルエチル、テニル(thenyl)、(X−メ
チルテニル、6−メチル−2−ピリジルメチル、25−
ジフェニル−3−フリルメチル、2−(2−オキソ−1
−ピロリジニル)エチル、25−ジオキソピペラジン−
1,4−ジイルジメチル、2−ピリジルメチルがあげら
れる。特性原子団が結合したアルキルの例としては、カ
ルボキシルメチル、l−ポル゛ミルエチル、3−カルボ
キシ−2−ブテニル、l。
3 18 しく、その例としては、イソブチル、2−メチルブチル
、2−メチルヘプチル、イソヘキシル、ネオペンチル、
インペンチル、3−メチルヘプチル、インプロピル、5
ec−ブチル、■−メチルペンチル、tert−ブチル
、tert−ペンチル、プロピレン、エチルエチレン、
ファルネシル(すなわち3,7.11−)リメチル−1
,3゜6.10−ドデカテトラエニル)があげられるが
、特に好ましいものは03〜C8のものである。シクロ
アルキルが結合したアルキルの例としては、シクロペン
チルメチル、l−シクロヘキシルエチル、3−シクロヘ
キシルプロピル、l−シクロペンテン−2−イルメチル
、3−(2−オキソシクロペンチル)プロピルがあげら
れる。シクロアルキルの例としては、2−シクロペンテ
ニル、シクロブチル、シクロヘキシル、3−シクロヘキ
シルシクロペンチル、2−シクロヘキセニル、1,3−
シクロブチレンがあげられる。複素環残基又は芳香族性
複素環残基が結合したアルキルの例としては、β−3−
インドリルエチル、テニル(thenyl)、(X−メ
チルテニル、6−メチル−2−ピリジルメチル、25−
ジフェニル−3−フリルメチル、2−(2−オキソ−1
−ピロリジニル)エチル、25−ジオキソピペラジン−
1,4−ジイルジメチル、2−ピリジルメチルがあげら
れる。特性原子団が結合したアルキルの例としては、カ
ルボキシルメチル、l−ポル゛ミルエチル、3−カルボ
キシ−2−ブテニル、l。
3−ビス(エトキシカルボニル)ブチル、2−二トロブ
チル、プロポ午ジメチル、2−オクタデシル、2−メル
カプトエチル、2−(2−ピロリル)−2−オキソエチ
ル、2−ベンゾイルエチル、2−(N−フェノキシイソ
プロピル−N−ベンジル)アミンエチル、2−(2−テ
トラヒドロピラニル)オキシエチル、2.2′−チオジ
ニチル(−CH2CH2−3−、CH2CH2−)、2
.2−ジフェニル−2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロ
キシエチルが挙げられる。芳香族炭化水素が結合したア
ルキルの例としては、ベンジル、フェネチル、シンナミ
ル、p−フェニレンジメチル、■−す一フチルメチル、
2−メチル−2−フェニルプロピル、3−フェニル−2
ブチニル、α−メチルベンジルがあげられる。置換芳香
族炭化水素残基が結合したアルキル基の例としては、4
−エチルベンジル、1,2,3.4−テトラヒドロ−6
−ナフチルメチル、1,2,5.6−チトラメチルーP
−フェニレンジメチルがあげられる。
チル、プロポ午ジメチル、2−オクタデシル、2−メル
カプトエチル、2−(2−ピロリル)−2−オキソエチ
ル、2−ベンゾイルエチル、2−(N−フェノキシイソ
プロピル−N−ベンジル)アミンエチル、2−(2−テ
トラヒドロピラニル)オキシエチル、2.2′−チオジ
ニチル(−CH2CH2−3−、CH2CH2−)、2
.2−ジフェニル−2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロ
キシエチルが挙げられる。芳香族炭化水素が結合したア
ルキルの例としては、ベンジル、フェネチル、シンナミ
ル、p−フェニレンジメチル、■−す一フチルメチル、
2−メチル−2−フェニルプロピル、3−フェニル−2
ブチニル、α−メチルベンジルがあげられる。置換芳香
族炭化水素残基が結合したアルキル基の例としては、4
−エチルベンジル、1,2,3.4−テトラヒドロ−6
−ナフチルメチル、1,2,5.6−チトラメチルーP
−フェニレンジメチルがあげられる。
特性原子団が結合した芳香族炭化水素残基が結合したア
ルキル基の例としては、0−ニトロベンジル、p−アミ
ノフェネチル、3−アセチル−2゜4.6−19メチル
ベンジル、2−ヒドロキシ−5−ニトロベンジル、2−
メトキシ−5−ホルミルベンジルがあげられる。電子吸
引性基が置換したアリールの例としてはp−ニトロフェ
ニル、2−ホルミル−5−(ジメチルアミノ)フェニル
、2.6−シニトロフエこル、p−カルボキシフェニル
、2−二トロー1−ナフチルがあげられる。
ルキル基の例としては、0−ニトロベンジル、p−アミ
ノフェネチル、3−アセチル−2゜4.6−19メチル
ベンジル、2−ヒドロキシ−5−ニトロベンジル、2−
メトキシ−5−ホルミルベンジルがあげられる。電子吸
引性基が置換したアリールの例としてはp−ニトロフェ
ニル、2−ホルミル−5−(ジメチルアミノ)フェニル
、2.6−シニトロフエこル、p−カルボキシフェニル
、2−二トロー1−ナフチルがあげられる。
ここでいう電子吸引性基とは、モノクロルベンゼンの塩
素原子の化学活性よりも塩素原子を活性にする置換基の
ことである。したがって、上に挙げた置換基を有するア
リールに限定されるわけではない。
素原子の化学活性よりも塩素原子を活性にする置換基の
ことである。したがって、上に挙げた置換基を有するア
リールに限定されるわけではない。
芳香族性複素環残基の例としては、1.3−ベンゾチア
ツール−2−イル、s−トリアジン−2、4、6−トリ
イル、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イルが
あげられる。重合物質の反復単位中の残基の例としては
、主鎖にM#原子価があるものとしては、例えば +[;)+2−[?H→ ÷CH2−冒−← +(H2= LcH−cH2−+− がある。 側鎖に遊離原子価があるものとしては、例え
ば かある。重合物質の重合度に制限はなく、上記の反復単
位を形成する物質が2より大であれば」二限はない。な
おR′が上記例示のものに限定されないことはもちろん
である。
ツール−2−イル、s−トリアジン−2、4、6−トリ
イル、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イルが
あげられる。重合物質の反復単位中の残基の例としては
、主鎖にM#原子価があるものとしては、例えば +[;)+2−[?H→ ÷CH2−冒−← +(H2= LcH−cH2−+− がある。 側鎖に遊離原子価があるものとしては、例え
ば かある。重合物質の重合度に制限はなく、上記の反復単
位を形成する物質が2より大であれば」二限はない。な
おR′が上記例示のものに限定されないことはもちろん
である。
次に、式中Xは、ハロゲン原子であるが塩素原子又は臭
素原子が好ましい。
素原子が好ましい。
また、一般式R−Xで示される化合物のハロゲン化水素
塩は、通常上記Xに対応するハロゲン化水素の塩である
。
塩は、通常上記Xに対応するハロゲン化水素の塩である
。
次に亜硫酸塩としては亜硫酸リチウム、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸カリウム、亜硫酸銀、亜硫酸鋼、亜硫酸カル
シウム、亜硫酸アンモニウムなどが挙げられる。また亜
硫酸水素塩としては亜硫酸水素リチウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、亜硫酸水素カリウム、亜硫酸水素アンモニウ
ムなどが挙げげられる。ただし、亜硫酸塩及び亜硫酸水
素塩は上記例示の塩に限定されるものでなく、その他の
塩を用いてもよい。
ム、亜硫酸カリウム、亜硫酸銀、亜硫酸鋼、亜硫酸カル
シウム、亜硫酸アンモニウムなどが挙げられる。また亜
硫酸水素塩としては亜硫酸水素リチウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、亜硫酸水素カリウム、亜硫酸水素アンモニウ
ムなどが挙げげられる。ただし、亜硫酸塩及び亜硫酸水
素塩は上記例示の塩に限定されるものでなく、その他の
塩を用いてもよい。
本発明の方法は無溶媒であるいは溶媒を用いて行う。溶
媒としては水、アルコール類、ケトン類、環状エーテル
類等が挙げられるが、特に好ましいのは水、又は水と他
の溶媒との混合物である。
媒としては水、アルコール類、ケトン類、環状エーテル
類等が挙げられるが、特に好ましいのは水、又は水と他
の溶媒との混合物である。
反応時間は10分ないし50時間で十分である。反応圧
力は通常、常圧で十分であるが、オートクレーブを用い
加圧下で行ってもよい。反応温度は20°Cないし30
0°Cの範囲である。
力は通常、常圧で十分であるが、オートクレーブを用い
加圧下で行ってもよい。反応温度は20°Cないし30
0°Cの範囲である。
反応系に亜硫酸塩あるいは亜硫酸水素塩とともに過剰量
存在させる亜硫酸水素塩の量は一般式R−Xで表わされ
るハロゲン化有機化合物に対し1.01〜10倍モル過
剰とするのがよいが、好ましくは2〜5倍モル過剰に用
いるのがよい。この場合亜硫酸水素塩の量が少ないと副
反応物の生成を完全に抑制することができない。また、
多すぎるとその分離回収が繁雑になり経済的ではない。
存在させる亜硫酸水素塩の量は一般式R−Xで表わされ
るハロゲン化有機化合物に対し1.01〜10倍モル過
剰とするのがよいが、好ましくは2〜5倍モル過剰に用
いるのがよい。この場合亜硫酸水素塩の量が少ないと副
反応物の生成を完全に抑制することができない。また、
多すぎるとその分離回収が繁雑になり経済的ではない。
本発明方法によれば、副生物の生成が著しく抑制される
と共に、緩和な条件下で高収率で目的の有機スルホン酸
を得ることができる。したがって、有機スルホン酸の分
離、精製が容易であり、排水処理に対する負荷も著しく
軽減される。
と共に、緩和な条件下で高収率で目的の有機スルホン酸
を得ることができる。したがって、有機スルホン酸の分
離、精製が容易であり、排水処理に対する負荷も著しく
軽減される。
次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例1
攪拌機、温度計、滴下漏斗及び冷却管を備えた四つ[l
フラスコ中に亜硫酸ナトリウム0.4モルと亜硫酸水素
ナトリウム2.0モルをとり、水350m1に溶解させ
、100℃に昇温させたのちp−クロルアニリン0.4
モルの水溶液で5時間で滴下し、滴下終了後さらに5時
間100 ′Cに保持して熟成を行った。この合成によ
り、4−アミ/ベンゼンスルホン酸ナトリウムが転化率
78%で得られた。残りは未反応p−クロルアニリンで
あった。
フラスコ中に亜硫酸ナトリウム0.4モルと亜硫酸水素
ナトリウム2.0モルをとり、水350m1に溶解させ
、100℃に昇温させたのちp−クロルアニリン0.4
モルの水溶液で5時間で滴下し、滴下終了後さらに5時
間100 ′Cに保持して熟成を行った。この合成によ
り、4−アミ/ベンゼンスルホン酸ナトリウムが転化率
78%で得られた。残りは未反応p−クロルアニリンで
あった。
比較例1
実施例1と同様の反応装置を使用し、亜&li醇水素ナ
トリウムを使用しなかった以外は実施例1と全く同様に
して反応を行ったところ、4−アミ/ベンゼンスルホン
酸ナトリウムが転化率58%で得られた。このとき4−
アミンベンゼンスルホン酸すトリウムとp−クロルアニ
リンとの反応物及びその重合物が15%副生じていた。
トリウムを使用しなかった以外は実施例1と全く同様に
して反応を行ったところ、4−アミ/ベンゼンスルホン
酸ナトリウムが転化率58%で得られた。このとき4−
アミンベンゼンスルホン酸すトリウムとp−クロルアニ
リンとの反応物及びその重合物が15%副生じていた。
残りは未反応p−クロルアニリンであった。
実施例2
実施例1と同様な反応装置を用い、亜硫酸ナトリウAy
0 、4モルと亜硫酸水素ナトリウム1.2モルを水
200m1に溶解させ、80°Cに昇温′させたのち、
0.4モルのクロルエチルアミン塩酸塩水溶液を3時間
かけて滴下し、滴下終了後Sらに4時間80°Cに保持
して熟成を行った。この合成により、2−アミノエタン
スルホン酸が転化率92%で得られた。残りは未反応ク
ロルエチルアミン及びクロルエチルアミンの原料となる
モノエタノールアミン塩酸塩であった。
0 、4モルと亜硫酸水素ナトリウム1.2モルを水
200m1に溶解させ、80°Cに昇温′させたのち、
0.4モルのクロルエチルアミン塩酸塩水溶液を3時間
かけて滴下し、滴下終了後Sらに4時間80°Cに保持
して熟成を行った。この合成により、2−アミノエタン
スルホン酸が転化率92%で得られた。残りは未反応ク
ロルエチルアミン及びクロルエチルアミンの原料となる
モノエタノールアミン塩酸塩であった。
比較例2
亜硫酸水素すトリウムを使用しなかった以外は実施例2
と全く同様にして実施例2と同様の装置を用いて反応を
行わせたところ、2−アミノエタンスルホン酸が転化率
85%で得られた。このとき、2−アミノエタンスルホ
ン酸とクロルエチルアミンとの反応物及びその重合物が
12%副生じていた。残りは未反応クロルエチルアミン
とモノエタノールアミン塩酸塩であった。
と全く同様にして実施例2と同様の装置を用いて反応を
行わせたところ、2−アミノエタンスルホン酸が転化率
85%で得られた。このとき、2−アミノエタンスルホ
ン酸とクロルエチルアミンとの反応物及びその重合物が
12%副生じていた。残りは未反応クロルエチルアミン
とモノエタノールアミン塩酸塩であった。
実施例3
実施例1と同様な反応装置を用い、亜硫酸ナトリウム0
.4モルと亜硫酸水素ナトリウム1゜8モルを水300
m1に溶解し、80°Cに昇温させたのち、0.4モル
の3−クロル−2−メチルプロピルアミン塩酸塩水溶液
を3時間で滴下し、滴下終r後さらに5時間80°Cで
熟成させた。この合成により、3−アミノ−2−メチル
プロパンスルホン酸が転化率88%で得られた。残りは
未反応3−クロル−2−メチルプロピルアミン及び3−
クロル−2−メチルプロピルアミンの原料となる2−メ
チル−3−プロパツールアミン塩酸塩であった。
.4モルと亜硫酸水素ナトリウム1゜8モルを水300
m1に溶解し、80°Cに昇温させたのち、0.4モル
の3−クロル−2−メチルプロピルアミン塩酸塩水溶液
を3時間で滴下し、滴下終r後さらに5時間80°Cで
熟成させた。この合成により、3−アミノ−2−メチル
プロパンスルホン酸が転化率88%で得られた。残りは
未反応3−クロル−2−メチルプロピルアミン及び3−
クロル−2−メチルプロピルアミンの原料となる2−メ
チル−3−プロパツールアミン塩酸塩であった。
比較例3
亜硫酸水素ナトリウムを使用しなかった以外は実施例2
と全く同様にして実施例3と同様の装置を用いて反応を
行わせたところ、3−アミノ−2−メチルプロパンスル
ホン酸が転化率81%で得られた。このとき、3−アミ
ノ−2−メチルプロパンスルホン酸と、3−クロル−2
−メチルプロピルアミンとの反応物及びその重合物が1
5%副生していた。残りは未反応3−クロル−2−メチ
ルプロピルアミンと、2−メチル−3−プロパツールア
ミン塩酸塩であった。
と全く同様にして実施例3と同様の装置を用いて反応を
行わせたところ、3−アミノ−2−メチルプロパンスル
ホン酸が転化率81%で得られた。このとき、3−アミ
ノ−2−メチルプロパンスルホン酸と、3−クロル−2
−メチルプロピルアミンとの反応物及びその重合物が1
5%副生していた。残りは未反応3−クロル−2−メチ
ルプロピルアミンと、2−メチル−3−プロパツールア
ミン塩酸塩であった。
特許出願人 三井東圧化学株式会社
代理人 弁理士 飯田敏三
Claims (1)
- 一般式R−X(式中Rは脂肪族アミン、芳香族アミン又
はアミン基を有する重合物質の残基を示し、Xはハロゲ
ン原子を示す。)で表わされる化合物又はそのハロゲン
化水素塩を亜硫rm塩及び/又は亜硫酸水素塩と反応さ
せて有機スルホン酸化合物又はその塩を製造するに当り
、過剰量の亜硫酸水素塩の存在下で反応させることを特
徴とする有機スルホン酸又はその塩の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13291183A JPS6025937A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 有機スルホン酸又はその塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13291183A JPS6025937A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 有機スルホン酸又はその塩の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025937A true JPS6025937A (ja) | 1985-02-08 |
JPH0439446B2 JPH0439446B2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=15092404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13291183A Granted JPS6025937A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 有機スルホン酸又はその塩の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025937A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525425A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-17 | ニューロケム (インターナショナル) リミテッド | アミロイド関連疾患を治療するための方法および組成物 |
US9499480B2 (en) | 2006-10-12 | 2016-11-22 | Bhi Limited Partnership | Methods, compounds, compositions and vehicles for delivering 3-amino-1-propanesulfonic acid |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP13291183A patent/JPS6025937A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525425A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-17 | ニューロケム (インターナショナル) リミテッド | アミロイド関連疾患を治療するための方法および組成物 |
US9499480B2 (en) | 2006-10-12 | 2016-11-22 | Bhi Limited Partnership | Methods, compounds, compositions and vehicles for delivering 3-amino-1-propanesulfonic acid |
US10238611B2 (en) | 2006-10-12 | 2019-03-26 | Bellus Health Inc. | Methods, compounds, compositions and vehicles for delivering 3-amino-1-propanesulfonic acid |
US10857109B2 (en) | 2006-10-12 | 2020-12-08 | Bellus Health, Inc. | Methods, compounds, compositions and vehicles for delivering 3-amino-1-propanesulfonic acid |
US11020360B2 (en) | 2006-10-12 | 2021-06-01 | Bellus Health Inc. | Methods, compounds, compositions and vehicles for delivering 3-amino-1-propanesulfonic acid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439446B2 (ja) | 1992-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3665343B2 (ja) | α−ハロケトン、α−ハロヒドリン及びエポキシドの製造法 | |
JP5025652B2 (ja) | アミド形成性化学結合 | |
US4496736A (en) | Process for the preparation of carboxylic acids and N-tert.-alkylamines | |
JPS6025937A (ja) | 有機スルホン酸又はその塩の製造方法 | |
JPS5829296B2 (ja) | モノメチルヒドラジンの製造方法 | |
EP0844239B1 (en) | Method for producing homocystine | |
JP3011493B2 (ja) | 4−アルキル−3−チオセミカルバジドの製造方法 | |
JPH051019A (ja) | N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製法 | |
JP2657641B2 (ja) | クロロアルキルアミン塩酸塩類の製造方法 | |
JPS62288102A (ja) | ジシアナミド金属塩の製造方法 | |
JPH0228583B2 (ja) | ||
JP3412246B2 (ja) | 2−ハロゲノ−1−アルケン誘導体の製法 | |
JP2717842B2 (ja) | アミノカルボニル置換ピリジンスルフィン酸又はその塩 | |
JP3638357B2 (ja) | 2,2−ジアルキル−3−アセトキシプロパンスルフォニルクロリドを製造する方法 | |
JP4586361B2 (ja) | ω−メルカプトアルキルピリジン類鉱酸塩の保存方法 | |
JPS637540B2 (ja) | ||
JPH0416462B2 (ja) | ||
JPS5811421B2 (ja) | アルフア− − アミノサンノセイゾウホウ | |
JP2657642B2 (ja) | クロロアルキルアミン塩酸塩類の製造方法 | |
SU571483A1 (ru) | Способ получени алкил(фенил) винилсульфонов | |
JPS581114B2 (ja) | ユウキロダンユウドウタイノゴウセイホウホウ | |
JPS6325577B2 (ja) | ||
JPH026464A (ja) | ベンジルメルカプタンの合成 | |
JP2007326786A (ja) | ジスルフィド化合物の製造方法 | |
JPS61129147A (ja) | マンデル酸およびその誘導体の製造方法 |