JPH026464A - ベンジルメルカプタンの合成 - Google Patents
ベンジルメルカプタンの合成Info
- Publication number
- JPH026464A JPH026464A JP1094292A JP9429289A JPH026464A JP H026464 A JPH026464 A JP H026464A JP 1094292 A JP1094292 A JP 1094292A JP 9429289 A JP9429289 A JP 9429289A JP H026464 A JPH026464 A JP H026464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzyl
- benzyl chloride
- temperature
- sulfhydrate
- mercaptan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- UENWRTRMUIOCKN-UHFFFAOYSA-N benzyl thiol Chemical compound SCC1=CC=CC=C1 UENWRTRMUIOCKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 21
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title description 5
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 title description 4
- KCXMKQUNVWSEMD-UHFFFAOYSA-N benzyl chloride Chemical compound ClCC1=CC=CC=C1 KCXMKQUNVWSEMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 26
- 229940073608 benzyl chloride Drugs 0.000 claims abstract description 25
- HIVLDXAAFGCOFU-UHFFFAOYSA-N ammonium hydrosulfide Chemical compound [NH4+].[SH-] HIVLDXAAFGCOFU-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 13
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract description 5
- 239000011541 reaction mixture Substances 0.000 abstract description 3
- 239000004009 herbicide Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- GVPWHKZIJBODOX-UHFFFAOYSA-N dibenzyl disulfide Chemical compound C=1C=CC=CC=1CSSCC1=CC=CC=C1 GVPWHKZIJBODOX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- LUFPJJNWMYZRQE-UHFFFAOYSA-N benzylsulfanylmethylbenzene Chemical compound C=1C=CC=CC=1CSCC1=CC=CC=C1 LUFPJJNWMYZRQE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- WVDDGKGOMKODPV-UHFFFAOYSA-N Benzyl alcohol Chemical compound OCC1=CC=CC=C1 WVDDGKGOMKODPV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000012043 crude product Substances 0.000 description 6
- RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N Dihydrogen sulfide Chemical class S RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910000037 hydrogen sulfide Inorganic materials 0.000 description 4
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N Isopropanol Chemical compound CC(C)O KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000008346 aqueous phase Substances 0.000 description 2
- 235000019445 benzyl alcohol Nutrition 0.000 description 2
- HQABUPZFAYXKJW-UHFFFAOYSA-N butan-1-amine Chemical compound CCCCN HQABUPZFAYXKJW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 2
- 238000004821 distillation Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-O Ammonium Chemical compound [NH4+] QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-O 0.000 description 1
- NLXLAEXVIDQMFP-UHFFFAOYSA-N Ammonium chloride Substances [NH4+].[Cl-] NLXLAEXVIDQMFP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VHUUQVKOLVNVRT-UHFFFAOYSA-N Ammonium hydroxide Chemical compound [NH4+].[OH-] VHUUQVKOLVNVRT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005684 Liebig rearrangement reaction Methods 0.000 description 1
- LSDPWZHWYPCBBB-UHFFFAOYSA-N Methanethiol Chemical compound SC LSDPWZHWYPCBBB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001476 alcoholic effect Effects 0.000 description 1
- 229910052783 alkali metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000001340 alkali metals Chemical class 0.000 description 1
- 150000001412 amines Chemical class 0.000 description 1
- 235000011114 ammonium hydroxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 1
- 238000006555 catalytic reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000001309 chloro group Chemical group Cl* 0.000 description 1
- 238000004587 chromatography analysis Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910000069 nitrogen hydride Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010534 nucleophilic substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 239000012074 organic phase Substances 0.000 description 1
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000012429 reaction media Substances 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C321/00—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメルカプタンの分野に関し、より特定的にはヂ
オベンジルアルコールの名称でも知られているベンジル
メルカプタンの製造を要旨としている。
オベンジルアルコールの名称でも知られているベンジル
メルカプタンの製造を要旨としている。
ベンジルメルカプタンはブーオカルバメート類の除草剤
の合成原料として特に有用である。この用途には純度の
優れたベンジルメルカプタンが必要である。
の合成原料として特に有用である。この用途には純度の
優れたベンジルメルカプタンが必要である。
触媒の存在下でベンジルアルコールに硫化水素を作用さ
せることによるベンジルメルカプタンの合成は、ベンジ
ルアルコールが高価でありまた触媒作用の間の特性が悪
い(触媒が不活性化され、選択性が急速に失われる)た
めに経済的な実施が不可能である。
せることによるベンジルメルカプタンの合成は、ベンジ
ルアルコールが高価でありまた触媒作用の間の特性が悪
い(触媒が不活性化され、選択性が急速に失われる)た
めに経済的な実施が不可能である。
経済的により魅力のある合成経路は、アルカリ金属スル
フヒトレート(alkaline 5ulrhyclr
ate)、アンモニウムスルフヒトレート又はアミンス
ルフヒトレートにより塩化ベンジル中の塩素原子を求核
置換するものである。一般にアルコール性媒質中で行わ
れるこの反応は旧くから知られていたニーC,Hirc
kcr Liebigs Ann、Chcm、
t3G、 7G(t865ンー米国特許第2.4
56.588号明1l1層(1948)−11,7in
ncr、Chem、Ber、86.82!i (195
3)−J、[、BlttQI+等、J、Org、Chc
m、 43. tf387(1978)−米国特許第4
,082,790号明IIII出(1978)しかし得
られる取組はそれ程高くなく、変換が不完全である。前
述の米国特許第4,082,790号明細棗によれば、
イソプロパツール媒質中でブチルアミンスルフヒトレー
トを使用すると、未変換の塩化ベンジル10%、ベンジ
ルメルカプタン82%及び硫化ベンジルG%を含む混合
物が得られ、メタノール媒質中でアンモニウムスルフヒ
トレートを使用するとベンジルメルカプタン92%と硫
化ベンジル8%を含む混合物が得られる。
フヒトレート(alkaline 5ulrhyclr
ate)、アンモニウムスルフヒトレート又はアミンス
ルフヒトレートにより塩化ベンジル中の塩素原子を求核
置換するものである。一般にアルコール性媒質中で行わ
れるこの反応は旧くから知られていたニーC,Hirc
kcr Liebigs Ann、Chcm、
t3G、 7G(t865ンー米国特許第2.4
56.588号明1l1層(1948)−11,7in
ncr、Chem、Ber、86.82!i (195
3)−J、[、BlttQI+等、J、Org、Chc
m、 43. tf387(1978)−米国特許第4
,082,790号明IIII出(1978)しかし得
られる取組はそれ程高くなく、変換が不完全である。前
述の米国特許第4,082,790号明細棗によれば、
イソプロパツール媒質中でブチルアミンスルフヒトレー
トを使用すると、未変換の塩化ベンジル10%、ベンジ
ルメルカプタン82%及び硫化ベンジルG%を含む混合
物が得られ、メタノール媒質中でアンモニウムスルフヒ
トレートを使用するとベンジルメルカプタン92%と硫
化ベンジル8%を含む混合物が得られる。
ffs述の方法では、使用者の必要とする特性、特に9
8%以上の純度及び0.1%未満の塩化ベンジル含mに
適合するベンジルメルカプタンを経済的に4gることは
できない。実際、粗製ベンジルメルカプタンから蒸留に
より塩化ベンジルを分離することは非常にj!iかしい
。また蒸留で分離することはでさるものの、副生成物(
硫化ベンジル及び時としてはベンジルジスルフィド)が
形成されることは方法の経済性にとって好ましくないも
のである。
8%以上の純度及び0.1%未満の塩化ベンジル含mに
適合するベンジルメルカプタンを経済的に4gることは
できない。実際、粗製ベンジルメルカプタンから蒸留に
より塩化ベンジルを分離することは非常にj!iかしい
。また蒸留で分離することはでさるものの、副生成物(
硫化ベンジル及び時としてはベンジルジスルフィド)が
形成されることは方法の経済性にとって好ましくないも
のである。
最後に、捨てる前に可循環又は分離しなければならない
アルコール溶媒を使用すると製造プラントが?!2雑に
なる。
アルコール溶媒を使用すると製造プラントが?!2雑に
なる。
従って、実質的に塩化ベンジル全部を変換すると同時に
ベンジルメルカプタンについて良好な選択性を有し・し
かも反゛応媒質としてアルコールを使用しないベンジル
メルカプタンの製法が必要である。
ベンジルメルカプタンについて良好な選択性を有し・し
かも反゛応媒質としてアルコールを使用しないベンジル
メルカプタンの製法が必要である。
特定の条件下、特に閉鎖反応器内の自己発生(auto
gcnous)圧下、好適な温度プロフィールで操作を
実/Il!ivればアンモニウムスルフヒトレートを使
ってこのような結果が得られることが判明した。
gcnous)圧下、好適な温度プロフィールで操作を
実/Il!ivればアンモニウムスルフヒトレートを使
ってこのような結果が得られることが判明した。
より詳細には、本発明の要旨は、口1鎖容器内、自己発
生圧下で2つのステップで反応を行い、第1ステツプは
80℃以下でアンモニウムスルフヒトレートの水溶液に
塩化ベンジルを加えることからなり、第2ステツプは反
応混合物を80〜100℃温度に加熱することからなる
ことを特徴とする、少なくとも1、好ましくは約1.0
5〜1.5のNH45)−(106H5C1−12ON
のモル比で塩化ベンジルとアンモニウムスルフヒトレー
トを反応させることによりベンジルメルカプタンの製法
である。
生圧下で2つのステップで反応を行い、第1ステツプは
80℃以下でアンモニウムスルフヒトレートの水溶液に
塩化ベンジルを加えることからなり、第2ステツプは反
応混合物を80〜100℃温度に加熱することからなる
ことを特徴とする、少なくとも1、好ましくは約1.0
5〜1.5のNH45)−(106H5C1−12ON
のモル比で塩化ベンジルとアンモニウムスルフヒトレー
トを反応させることによりベンジルメルカプタンの製法
である。
アンモニウムスルフヒトレート水溶液の濃度は収率又は
変換に対して顕茗な作用を有していないので、広い範囲
で変化させ得る。しかしながら、実際には、熱い間に右
礪相から塩析し、十分にデカンテーションするためには
少なくとも251fF1%のNH48H111度で操作
するのが有利である。従って、25〜40%のn度のN
H48H水溶液を使用するのが好ましい。
変換に対して顕茗な作用を有していないので、広い範囲
で変化させ得る。しかしながら、実際には、熱い間に右
礪相から塩析し、十分にデカンテーションするためには
少なくとも251fF1%のNH48H111度で操作
するのが有利である。従って、25〜40%のn度のN
H48H水溶液を使用するのが好ましい。
反応式は、
NHSH+C6H5CH2Cf!−シ
CI−I Cl−1−8H+N1−14CIであり、
NH431−1/C6H3CI−12ONのモル比は少
なくとも1でなければならないことは明らかである。塩
化ベンジルの完全な変換を促進するためには、少なくと
もやや過剰(例えば・約1・05)のアンモニウムスル
フヒトレートを使用することが望ましい。1.5以上(
7)N +−+4S l−1/C6H3CF(2Cf1
モル比でもよいが、さらに利点が得られることはなく、
反対にNH431−(の分解:N ト1 4 SH−
+ H2SHN1−13によりより高い圧力を不必
要に生じる。最適モル比は約1,2である。
NH431−1/C6H3CI−12ONのモル比は少
なくとも1でなければならないことは明らかである。塩
化ベンジルの完全な変換を促進するためには、少なくと
もやや過剰(例えば・約1・05)のアンモニウムスル
フヒトレートを使用することが望ましい。1.5以上(
7)N +−+4S l−1/C6H3CF(2Cf1
モル比でもよいが、さらに利点が得られることはなく、
反対にNH431−(の分解:N ト1 4 SH−
+ H2SHN1−13によりより高い圧力を不必
要に生じる。最適モル比は約1,2である。
本発明方法によれば、80℃以下、特に0〜80℃、好
ましくは室温で、アンモニウムスルフヒドレー1−水溶
液に塩化ベンジルを加えなければならない。
ましくは室温で、アンモニウムスルフヒドレー1−水溶
液に塩化ベンジルを加えなければならない。
添加の間、温度は選択した値に維持してもよく、或いは
、反応の発熱性を利用して添加の終了時に80℃となる
ように上界させてもよい。塩化ベンジル添加時間は結果
に影響しないようであり、一般に約15分〜1時間であ
る。
、反応の発熱性を利用して添加の終了時に80℃となる
ように上界させてもよい。塩化ベンジル添加時間は結果
に影響しないようであり、一般に約15分〜1時間であ
る。
添加が完了したら、塩化ベンジルが実質的に完全に変換
するまで、80〜100℃、好ましくは80〜90℃の
温度に反応混合物を[持する。この操作の時間は一般に
1〜3時間であり、約2詩間が最適である。
するまで、80〜100℃、好ましくは80〜90℃の
温度に反応混合物を[持する。この操作の時間は一般に
1〜3時間であり、約2詩間が最適である。
水相を除去した後に、有機相を窒素でストリップして残
留硫化水素を除去する。このようにして1!?た粗生成
物は一般にベンジルメルカプタンを95%以上含有し、
残留塩化ベンジルは0.1%未満である。減圧下でこの
粗生成物を蒸留することにより、99%以上の純度のベ
ンジルメルカプタンが最終的に10られる。
留硫化水素を除去する。このようにして1!?た粗生成
物は一般にベンジルメルカプタンを95%以上含有し、
残留塩化ベンジルは0.1%未満である。減圧下でこの
粗生成物を蒸留することにより、99%以上の純度のベ
ンジルメルカプタンが最終的に10られる。
以下の実施例により、本発明を限定することなく説明す
る。
る。
実施例 1
50jのステンレス鋼の自動温度;a節反応器に、11
.8%アンモニア溶液17240g(NH3120モル
)を加え・次に・N1−14SH生成に相当する全吸収
量となるまで硫化水素(120モル)を加える。
.8%アンモニア溶液17240g(NH3120モル
)を加え・次に・N1−14SH生成に相当する全吸収
量となるまで硫化水素(120モル)を加える。
Nト143H溶液の温度を約16℃に維持し、反応器を
rrI鎖し、30分間に亘り、純度99%の塩化ベンジ
ル12766g(100モル)を加える。圧力は3バー
ルまで上昇する。その侵、温度は80”Cまで上昇し、
そこで2時間維持する。圧力は7バールまで上昇し、そ
の後5バールに低下する。
rrI鎖し、30分間に亘り、純度99%の塩化ベンジ
ル12766g(100モル)を加える。圧力は3バー
ルまで上昇する。その侵、温度は80”Cまで上昇し、
そこで2時間維持する。圧力は7バールまで上昇し、そ
の後5バールに低下する。
熱い間に水相を除去し、その後′fin相を冷却し、窒
素でストリップして残った硫化水素を除く。この方法で
12405’Jの粗生成物が得られ、これをクロマトグ
ラフィーで分析すると、ベンジルメルカプタン96.7
%、塩化ベンジル0.02%、硫化ベンジル1%、ベン
ジルジスルフィド1.7%を含有することが示される。
素でストリップして残った硫化水素を除く。この方法で
12405’Jの粗生成物が得られ、これをクロマトグ
ラフィーで分析すると、ベンジルメルカプタン96.7
%、塩化ベンジル0.02%、硫化ベンジル1%、ベン
ジルジスルフィド1.7%を含有することが示される。
これは使用した塩化ベンジルに対して9667%の収量
である。
である。
2666P aでこの粗生成物を蒸留することにより、
純度99%以上のベンジルメルカプタンが得られる。
純度99%以上のベンジルメルカプタンが得られる。
友工五−1
60℃で塩化ベンジルを加える以外は実施例1と同様に
操作を実施する。80℃に加熱する間に圧力は6バール
に上昇し、次に4バールに低下する。
操作を実施する。80℃に加熱する間に圧力は6バール
に上昇し、次に4バールに低下する。
このようにして得た粗生成カシよベンジルメルカプタン
97%、塩化ベンジル0.1%未満、硫化ベンジル1%
及びベンジルジスルフィド1.5%を含む。
97%、塩化ベンジル0.1%未満、硫化ベンジル1%
及びベンジルジスルフィド1.5%を含む。
実施例 3
104モルのみのN1−143Hを使って実施例1のよ
うに行うと、ベンジルメルカプタン96.3%、塩化ベ
ンジル0.1%未満、硫化ベンジル1.3%及びベンジ
ルジスルフィド1.5%を含有する粗生成物が19られ
る。
うに行うと、ベンジルメルカプタン96.3%、塩化ベ
ンジル0.1%未満、硫化ベンジル1.3%及びベンジ
ルジスルフィド1.5%を含有する粗生成物が19られ
る。
実IM例 4
次の条件:
NH4SH: t50モル
−20℃で塩化ベンジル(100モル)を添加−90℃
で2時間加熱 で実施例1を繰り返す。
で2時間加熱 で実施例1を繰り返す。
圧力は12バールに上界し、次に9パールに低下する。
ベンジルメルカプタン
0、1%未満、硫化ベンジル0.8%、ベンジルジスル
フィド2.1%を含む粗生成物が19られる。
フィド2.1%を含む粗生成物が19られる。
Claims (4)
- (1)少なくとも1のNH_4SH/C_6H_5CH
_2Clのモル比で塩化ベンジルとアンモニウムスルフ
ヒドレートとを反応させることによるベンジルメルカプ
タンの製造方法であって、閉鎖容器内、自己発生圧下で
2つのステップで反応を行い、第1のステップは80℃
以下の温度でアンモニウムスルフヒドレート水溶液に塩
化ベンジルを加えることからなり、第2のステップは反
応混合物を80〜100℃の温度に加熱することからな
ることを特徴とする方法。 - (2)アンモニウムスルフヒドレート水溶液の濃度が2
5〜40重量%である請求項1記載の方法。 - (3)NH_4SH/C_6H_5CH_2Clのモル
比が約1.05〜1.5、好ましくは約1.2である請
求項1又は2記載の方法。 - (4)塩化ベンジルの添加中に温度を上昇させ添加終了
時に80℃に達するようにする請求項1から3のいずれ
かに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8804963 | 1988-04-14 | ||
FR8804963A FR2630106B1 (fr) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | Synthese du benzylmercaptan |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026464A true JPH026464A (ja) | 1990-01-10 |
JPH0529394B2 JPH0529394B2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=9365320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1094292A Granted JPH026464A (ja) | 1988-04-14 | 1989-04-13 | ベンジルメルカプタンの合成 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5001271A (ja) |
EP (1) | EP0337838B1 (ja) |
JP (1) | JPH026464A (ja) |
AT (1) | ATE70264T1 (ja) |
AU (1) | AU611277B2 (ja) |
CA (1) | CA1307008C (ja) |
DE (1) | DE68900524D1 (ja) |
ES (1) | ES2028452T3 (ja) |
FR (1) | FR2630106B1 (ja) |
GR (1) | GR3003422T3 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IE912903A1 (en) * | 1990-09-19 | 1992-02-25 | Atochem North America | Process of manufacturing arylalkyl and alkyl mercaptans |
CN103880723B (zh) * | 2014-03-12 | 2016-08-17 | 常州大学 | 一种制备二苄基硫醚产品的方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2456588A (en) * | 1945-05-24 | 1948-12-14 | Hooker Electrochemical Co | Process for production of organic mercaptans |
US4082790A (en) * | 1974-12-11 | 1978-04-04 | Dow Corning Corporation | Method of preparing mercaptans |
JPS61145158A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-02 | Nissan Chem Ind Ltd | 4−タ−シヤリ−ブチルベンジルメルカプタンの製造法 |
US4740623A (en) * | 1987-01-30 | 1988-04-26 | Stauffer Chemical Company | Method for preparation of benzyl mercaptan |
-
1988
- 1988-04-14 FR FR8804963A patent/FR2630106B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-03-24 DE DE8989400843T patent/DE68900524D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-24 ES ES198989400843T patent/ES2028452T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-24 AT AT89400843T patent/ATE70264T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-03-24 EP EP89400843A patent/EP0337838B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-31 CA CA000595383A patent/CA1307008C/fr not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-10 US US07/335,365 patent/US5001271A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-12 AU AU32716/89A patent/AU611277B2/en not_active Ceased
- 1989-04-13 JP JP1094292A patent/JPH026464A/ja active Granted
-
1991
- 1991-12-23 GR GR91402118T patent/GR3003422T3/el unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2630106A1 (fr) | 1989-10-20 |
CA1307008C (fr) | 1992-09-01 |
DE68900524D1 (de) | 1992-01-23 |
EP0337838B1 (fr) | 1991-12-11 |
FR2630106B1 (fr) | 1990-07-13 |
JPH0529394B2 (ja) | 1993-04-30 |
GR3003422T3 (en) | 1993-02-17 |
US5001271A (en) | 1991-03-19 |
AU611277B2 (en) | 1991-06-06 |
ES2028452T3 (es) | 1992-07-01 |
ATE70264T1 (de) | 1991-12-15 |
EP0337838A1 (fr) | 1989-10-18 |
AU3271689A (en) | 1989-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0260185B1 (fr) | Procédé catalytique de production de mercaptans à partir de thioéthers | |
JPH026464A (ja) | ベンジルメルカプタンの合成 | |
JPH0625223A (ja) | 2,5−ビス(メルカプトメチル)−1,4−ジチアンの製造法 | |
US4845300A (en) | Synthesis of 2-(perfluoroalkyl) ethanethiols | |
JPS5851950B2 (ja) | 2−ヒドロカルビルチオアルドキシムの製法 | |
JPS5829296B2 (ja) | モノメチルヒドラジンの製造方法 | |
JPS59122456A (ja) | ジシクロヘキシルジスルフイドの製造法 | |
US10717707B2 (en) | Synthesis of 2,2,2-trifluoroethanethiol | |
EP0844239B1 (en) | Method for producing homocystine | |
JP3787791B2 (ja) | ジシクロヘキシルジスルフィドの製造方法。 | |
US6673974B1 (en) | Process for production of 1,1-bis(4-hydroxyphenyl)-3,3,5-trimethylcyclohexane | |
JPS58124764A (ja) | 光学活性チオ−ル化合物の製造法 | |
US5565602A (en) | Production of thiolcarbamates | |
CA1220226A (fr) | Procede de preparation d'anilines meta substituees | |
US4459242A (en) | Method of preparing alkaline difluoromethane sulfonates | |
JPH0228583B2 (ja) | ||
JPH04145063A (ja) | 3‐メルカプトプロピオニトリルの製造方法 | |
JP5705168B2 (ja) | 1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンの製造方法 | |
JPH02172969A (ja) | ジチオールジ(メタ)アクリレートの製造法 | |
JP3174968B2 (ja) | 2−ハロゲノ−6−置換チオベンゾニトリル類の製造法 | |
JPH0561267B2 (ja) | ||
JP5216748B2 (ja) | 1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンの製造方法 | |
JPH0439446B2 (ja) | ||
JPH11209341A (ja) | メルカプトカルボン酸類の製造方法 | |
JPH0416462B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |