JPS60257441A - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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JPS60257441A
JPS60257441A JP11412284A JP11412284A JPS60257441A JP S60257441 A JPS60257441 A JP S60257441A JP 11412284 A JP11412284 A JP 11412284A JP 11412284 A JP11412284 A JP 11412284A JP S60257441 A JPS60257441 A JP S60257441A
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color filter
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Kanji Tokuda
莞司 徳田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、フィルタ片か移動制御されることにより調光
が行なわれる調光装置を有するプリンタシステムに関す
る。
[背景技術] この種のシステムにおいては、ネガフィルムの透過光量
が極端に多く(オーバーネガ)または少ない(アンダー
ネガ)場合には調光が不可能となることかあり、このと
きには露光目標時間の再調整か必要となってその取扱い
」−不都合であった。
[発明の目的] 本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目
的は、ネガフィルムの透過光量が極端に多くまたは少な
い場合で調光が不可能であるときに露光時間の変更を熟
練が必要とされることなく容易に行なうことが可能なプ
リンタシステムを提供することにある。
[発明の構成] 上記1」的を達成するために本発明は、調光目標位置が
調光可能範囲外にあるときに、調光が可能な範囲からそ
の調光移動目標位置が離脱している量に相当する分だけ
露光時間が連続的に変更調整される、ことを特徴として
いる。
このため本発明に係るシステムは、フィルタ片が移動制
御されることにより調光を行なう調光装置と、フィルタ
片の移動目標位lをめ、該移動目標位置がフィルタ片の
移動可能範囲を逸脱したときに該移動目標位置の移動可
能範囲逸脱量に応じて露光目標時間を変更する演算手段
と、を含む、ことを特徴とする。
この様に自動的に露光目標時間が連続的に変更されるの
で、ネガフィルムの透過光量ガ極端に多くまたは少ない
場合で調光が不可能であるときに露光時間の変更を熟練
が必要とされることなく容易に行なうことが可能となる
また上記システムにおいて、調光装置はCCフィルタか
ら成り、演算手段は、CCフィルタの”’ 8 a ’
A i!v 74 JL/ ’))’r L。□オ6$
11〜4゜5、いずれかが移動可能範囲を逸脱したとき
に、当該成分色フィルタ片に関する移動l」標位置の移
動可能範囲逸脱量に応じ、露光1]標時間を変更すると
ともに他の成分色フィルタ片に関する移動目標位置を変
更する、様に構成することも可能である。
[発明の実施例コ 以下図面に基いて本発明に係るプリンタシステムの実施
例を説明する。
第1図において、巻掛軸lOからの印画紙12に対して
本カラープリンタシステムにより露光が行なわれており
、露光が行なわれた印画紙12は現像機14に供給され
て現像処理されている。
本カラープリンタシステムは上記印画紙12に対する露
光のために露光ランプ16を備えており、露光ランプ1
6はランプリフレクタ18内に取イづけられている。
上記露光ランプ16は露光電源の主回路20から供給さ
れた点灯電流100により点灯されており、この主回路
20は商用電源22から供給された交流電流102を点
灯電流lOOに変換する半導体電波制御素子としてサイ
リスタを有している。なお、サイリスタに代えて大型の
パワートランジスタも使用できる。
そして上記サイリスタにはそのスイッチング(ここでは
転流)のためにスイッチング信号104(転流信号)が
スイッチング信号発生回路24から供給されており、ス
イッチング信号発生回路24に゛はスイッチング制御信
号106が処理回路26(前記演算手段)から供給され
ている。なおこの処理回路26は光源光の測光値をめる
測光値演算回路として機能できる。
更に点灯電流lOOの位相検出のために交流電流102
の位相検出を行なう位相検出器28が設けられており、
その位相検出信号108は処理回路26に供給されてい
る。
なお本実施例では第2図に示されている様に反′転形演
算増幅器30を用いて構成されたレベル検出器、あるい
は第3図に示される様に反転形演算増幅器32を用いて
構成されたゼロクロス検出器がこの位相検出器28とし
て使用されている。
また第1図において露光ランプ16のみを視野とされた
受光器34が設けられており、その受光信号110は処
理回路26に供給されている。この処理回路26は受光
信号110に応じて点灯電流lOOを制御する点灯電流
制御回路としても機能できる。
上記受光器34の視野制限のためにランプリフレクタ1
8には検出窓36が形成されており、この検出窓36を
介し露光ランプ16のフィラメントが光学系38により
受光器34の受光面」二に結像されている。
なお本実施例においては、放物内面を有し略椀状に形成
された透明体の内表面に光反射層が形成されることによ
りランプリフレクタ18が構成されており、検出窓36
は光反射層体形成前にテープが貼り付けられ、その形成
後にこれが取去られることにより、あるいは形成された
光反射体の一部が削除されることにより形成されている
また第1図において1−記露光ランプ16、ランプリフ
レクタ18により得られた光源光の量及び色の調整を行
なう調光装置としてのCCフィルタ(色補正フィルタ)
40により行なわれており、このCCフィルタ40は露
光光路に対して進退移動される成分色フィルタ片42A
(シアン)、42B(マゼンタ)、42C(イエロー)
を備えている。
そしてこれら成分色フィルタ片42A、42B、42C
はフィルタ駆動装置により移動されており、図において
このフィルタ駆動装置は成分色フィルタ片42A、42
B、42Cを各々駆動するステップモータ44A、44
B、44Cから構成されている。
これらステップモータ44A、44B、44Gには駆動
電源46から駆動電流が供給されており、その制御は処
理回路26により行なわれている。
更に上記CCフィルタ40で調整された光源光はミラー
ボックス48を介してネガフィルム50に照射されてお
り、このネガフィルム50はフィルム移動台52にセッ
トされている。
このフィルム移動台52には基準ネガフィルム54もセ
ットされており、基準ネガフィルム54はソレノイド5
6でフィルム移動台52が駆動されることによりネガフ
ィルム50に代わって露光光路上に移動できる。
なおソレノイド56には駆動電源46から駆動電流が供
給されている。
またネガフィルム50のネガ像は露光レンズ58により
シャッタ60を介して印画紙12上に結像されており、
シャッタ60はソレノイド62により駆動されている。
なおソレノイド62には駆動電源46から駆動電流が供
給されている。
そして印画紙12のコマ送り駆動がローラ64A、64
Bにより行なわれており、その駆動源となるサーボモー
タ66は前記駆動電源46により駆動されている。
さらにネガフィルム50又は基準ネガフィルム54の透
過光がネガフィルム透過光測定装置に含まれる受光ユニ
ット68A、68B、68C168D、68E、68F
により検出されており、これらはネガフィルム50の中
心Oを通る垂線の周囲に配置されて第4図に示される様
にその中心0に各々指向されている。
第5図にはこれら受光ユニッ)68A、68B、68C
168D、68E、68Fの配置位置が示されており、
受光ユニッ) 68A、68B、68Cと受光ユニット
68D、68E、68Fとはネガフィルム50(基準ネ
ガフィルム54)の両側に各々配置されている。。
そして受光ユニッ)68Aと受光ユニット68F、受光
ユニッ)68Bと受光ユニッ)68E、受光ユニット6
8Cと受光ユニッ)68Dは各々対とされ、ネガフィル
ム5oの中心0に対して対称配置されている。
また受光ユニッ)68Aと受光ユニッ)68Fは成分仏
前のみを検出する成分色受光器70Bと成分色線のみを
検出する成分色受光器70Gとから、受光ユニツ)68
Bと受光ユニット68Eは成分色受光器70Bと成分色
光赤のみを検出する成分色受光器70Rとから、受光ユ
ニット68cと受光ユニット68Dは成分色受光器70
Bと成分色受光器70Gとから成る。
更に受光ユニッ1.68 Aと受光ユニット68F、受
光ユニッ)68Bと受光ユニット68E、受光ユニット
68Cと受光ユニット68D内の成分色受光器70も各
々対称配置されている。
なお第6図に示される様にネガフィルム透過光測定装置
を構成でき、この装置においでは受光ユ:ツ)68A、
68B、68C168D、68E、68Fは各々成分色
受光器70R170G、70Bから構成されており、各
対となる各受光ユニット68及びそれらの成分色受光器
7oは中心Oに対して対称配置されている。
また、各受光器70は受光面にネガ像を結像する専用の
光学系が設けられている。
そして第1図において、前記処理回路26にはキイボー
ド72が接続されており、また駆動電源46には警報器
としても機能できる表示器74が接わdされている。
本実施例は以]−の構成から成り、以下その作用を説明
する。
まず電源が投入される。但し、システム設置時または保
守管理が行なわれる場合には、その後いわゆる七ツトア
ップか行なわれる。
そ1.て電源投入後、交流電源22の交流電流lO2が
上回路20ヘトランスなどを介することなく直接供給さ
れる。
さらにセットアツプが行なわれない場合においては、光
源制御、光源管理、Jlll光、調光、露光、現像管理
か適宜行なわれる。
第7図、第8図、第9図には光源制御のための処理手順
か、第10図、第11図、第12図には光源管理のだめ
の処理手順が、第13図には受光信号サンプリングのた
めの処理手順が、第14図には測光のだめの処理手順が
、第15図には調光のための処理手順が、第16図には
露光のための処理手順が、そして第17図、第18図に
は現像管理のための処理手順が各々示されており、以下
光源制御、光源管理、測光、調光、露光、そして現像管
理の順に説明する。
まず光源制御については、最初に第7図、第8図、第9
図の説明を行なってからその動作をとりまとめて説明す
る。
前記電源投入により第7図の光源起動ルーチンがスター
トされ、最初のステップ200ではタイマスタートの有
無が判定されている。
このステップ200でタイマがスタートされていないと
の判定が行なわれた場合にはステップ202でこのタイ
マがスタートされ、ステップ200で肯定的な判定が行
なわれたとき及びステップ202でタイマがスタートさ
れたときにはステップ204へ進んでそのタイマがタイ
ムアツプしたか否かが判定される。
このスタップ204でタイマがタイムアツプしていない
との判定が行なわれたときにはステップ206で初期点
弧角のセットの有無が判定され、初期点弧角がセットさ
れていないときにはステップ208でそのセットが行な
われる。
そしてステップ210では点弧フラグがセットており、
この処理が終了すると前記ステップ2゜4へ戻る。
このステップ204でタイマがタイムアツプしたとの判
定が行なわれた場合にはステップ212へ進んでタイマ
フラグがセットされ、このルーチンが終了される。
第8図には光源制御のためのルーチンが示されており、
まず前記点弧フラグがステップ′214で読込まれる。
そして次のステップ216ではこの点弧フラグがセット
されているか否かが判定されており、ステップ216で
点弧フラグがセットされたとの判定が行なわれたときに
は、ステップ218へ進んで点灯フラグがセットされる
さらにステップ220では前記タイマフラグがセットさ
れているか否かが判定されており、このステップ220
でタイマフラグがセットされているとの判定が行なわれ
た場合には、ステップ222へ進んで受光タイミングフ
ラグが読込まれる。
またステップ224ではこの受光タイミングフラグがセ
ットされているか否かが判定されており、この受光タイ
ミングフラグは前記位相検出信号108に同期してセッ
ト、リセットされている。
ステップ224で受光タイミングフラグがセットされた
との判定が行なわれたときにはス六ツブ226において
受光器34で検出された受光信号110がサンプリング
される。
この様に受光信号11Oのサンプリングは周期的に変動
する点灯電流1OO1すなわち光源変動、に同期して行
なわれ、常に一定のタイミングで行なわれており、この
変動にもかかわらず常に正確なサンプリング値が得られ
ている。
そしてステップ228では予め与えられた基準値からこ
のサンプリング値が差し引かれ、ステップ230ではそ
の偏差が予め設定された許容範囲内であるか否かが判定
される。
このステップ230で上記偏差が許容範囲内であるとき
にはステップ222.224.226.228が単に繰
返されるが、この偏差が許容範囲外であると判定された
場合には新たな目標点弧角がステップ232で算出され
る。
さらにステップ234では前記キイボード72の操作に
よる消灯指令の入力の有無が監視されており、このステ
ップ234で消灯指令が入力されていないとの判定が行
なわれたときには前記ステップ222へ戻るが、消灯指
令が入力されているとの判定が行なわれたときにはステ
ップ236へ進んで消灯フラグがセットされ、このルー
チンが終了される。
第9図にはl」標点弧角の変更処理、光源の点消灯制御
のためのルーチンが示されており、まず最初のステップ
238では点灯開始指令の入力の有無か監視されている
このステップ238で点灯開始指令が入力されていない
との判定が行なわれたときにはステップ240で目標点
弧角がOにセットされ、その目標1(点弧角で露光ラン
プ16が点灯駆動される。
したがってこの場合には主回路20から露光ランプ16
へ点灯電流100が供給されることはなく、このため露
光ランプ16が点灯されることはない。
また前記ステップ238で点灯開始指令が入力されたと
の判定が行なわれた場合には、ステップ244へ進んで
前記ステップ230において算出された算出点弧角の有
無が判定される。
このステップ244で算出点弧角がないとの判定が行な
われた場合には、ステップ246へ進んで初期の目標点
弧角が目標値としてセットされ、その点弧角の点灯電流
100で露光ランプ16がステップ242において点灯
される。
従ってこの場合には初期の目標点弧角で露光ランプ16
が点灯される。
さらに前記ステップ244で算出点弧角があるとの判定
が行なわれた場合には、この算出点弧角が目標値として
セラ)・されることにより学習され(ステップ248)
、その点弧角で露光ランプ16がステップ242におい
て点灯される。
その後ステップ250では消灯指令の入力の有無が監視
されており、消灯指令が入力されていないときにはステ
ップ244へ戻り、消灯指令が入力されたときにはこの
ルーチンが終了される。
以−にの光源制御に関する動作についてとりまとめて以
下説明する。
まずキイボード72の操作により電源が投入された後、
点灯開始指令が未だに発生していないときには、点弧角
がOとされ(ステップ240)、露光ランプ16が点灯
準備状yEとされる。
そして電源投入と同時にタイマかスタートされ(ステッ
プ202)、これにより点弧角がセットされ(ステップ
208)、点灯開始指令が発生する。
この点灯開始指令の発生により初期の目標点弧角が(]
標値としてセットされ(ステップ246)、その点弧角
で露光ランプ16が点灯される(ステップ242)。
その後露光ランプ16の点灯状1mが安定して前記タイ
マがタイムアツプすると(ステップ204)、電源に同
期したタイミングで信号110がサンプリングされ(ス
テップ226)、その正確なサンプリング値と基準値と
が突き合わされることにより(ステップ228)、fi
光ランプ16の光量が前記基準値と一致する方向へ目標
点弧角が補正される(ステップ230.232.248
)。
以上の様にして露光ランプ16が点灯後に安定した点灯
状態となると、受光器34により露光ランプ16の光量
が監視され、その光量が目標の光量となる様に、露光ラ
ンプ16の点灯制御が行なわれる。
なお、本実施例における点灯’itt流100は点灯時
にランプ関数的に制御されており、このため前記初期の
目標点弧角はその関数特性に従ってその間増加されてい
る。
以上の光源制御動作中において露光ランプ16が安定点
灯状態に入ったことがwSlo図のステップ252でタ
イマフラグがセットされたことにより確認されると、ス
テップ254で各種の初期データかセットされてステッ
プ256において光源管理フラグがセットされる。
この光源管理フラグのセットにより以下の光源管理が開
始され、この光源管理により各受光ユニット68A、6
8B、68C,68D、68E、68Fの入射光量がネ
ガフィルム50の種類によるベース濃度の違い、埃付着
などにかかわらずそのリニア検出動作範囲内に入る様に
CCフィルタ40で調整される。
したがって各受光ユニツ)68A、68B、68C26
8D、68E、68Fが過大な入射光量のために飽和す
ることはなく、またその信号雑音比が劣化することもな
く、それらの良好な検出動作が確保されている。
このためこの光源管理はネガフィルム50が交換される
などにより行なわれるチャンネルデータのセットごとに
行なわれており、1コマごとには行なわれない。
以上の光源管理は以下の様にしてCCフィルタ40が駆
動されることにより行なわれている。
ここでは第11図、第12図の説明を行なってからその
動作についての説明をとりまとめて行なう。
第11図においてステップ258で上記光源管理フラグ
がセットされたことが確認されると、ステップ260へ
進んで成分色フィルタ片42A、42B、42Cの各位
置と受光ユニット68A。
68B、68C168D、68E、68Fの受光量との
関係を表わす第19図において特性500で示される様
な基準特性が予め与えられているか否かが判定される。
この基準特性は露光ランプ16による光源光を予め定め
られた色及び量とするために用いられており、以下に説
明する様に受光ユニツ)68A。
68B、68C168D、68E、68Fの検出信号に
よりこの基準特性から得られた位置へ成分色フィルタ片
42A、42B、42Cが駆動されて露光ランプ16に
よる光源光が所定の色及び上述のリニア検出動作範囲に
入る所定の量に調整されている。
この様に上記基準特性はこの光源管理に必要とされるも
のであり、前記ステップ260でこの基準特性がないと
の判定が行なわれた場合にはステップ262でそれまで
に測定された基準特性の有無が判定される。
このステップ262でそれまでに測定された基準特性が
あるとの判定が行なわれた場合にはその基準特性が用い
られるが、測定された基準特性がないとの判定が行なわ
れた場合にはステップ264において基準特性が測定さ
れる。
この様にして予め用意されあるいは測定された基準特性
が得られると、ステップ266においてソレノイド56
によりフィルム移動台52が駆動され、露光光路上に基
準ネガフィルム54がセットされる。
そして次のステップ268では成分色フィルタ片42A
、42B、42Cが各々予め与えられた(」標位置へ駆
動され、ステップ270では受光ユニット68A、68
B、68C168D、68E、68Fの受光信号がサン
プリングされて測光が行なわれる。
この測光は第13図に示されたルーチンに従って行なわ
れており、同図において最初に測光タイミングフラグが
ステップ272で読み込まれ、ステップ274でその測
光タイミングフラグのセットの有無が判定され、ステッ
プ276で測光タイミングフラグのセット時に受光ユニ
ツ)68A、68B、68C168D、68E、68F
の各受光信号がサンプリングされて測光値がめられるこ
こで、と記測光タイミングフラグは前述の受光タイミン
グフラグと同様ド位相検出信号lO8に同期してセット
、リセットされており、このため周期的に変動する光源
にかかわらず常に正確なサンプリング値が得られている
この様にしてステップ270で測光が行なわれると、第
11図のステップ278,280においてその測光値が
予め与えられた所定の許容範囲内にあるか否かが判定さ
れる。
これらステップ278,280において測光値が許容範
囲外との判定が行なわれた場合には、ステップ282へ
進んで該許容範囲の中心値に対する測光値の偏差が算出
される。
そしてステップ284においてはその偏差から成分色フ
ィルタ片42A、42B、42Cの補正移動量が算出さ
れ、ステップ286ではこの補正移動量によりCCフィ
ルタ40の駆動目標位置が変更されてその学習が行なわ
れる。
このステップ286の処理が終了すると前記ステップ2
68に戻り、ステップ278.280において測光値が
許容範囲内にあるとの判定が行なわれた場合にはその時
の測光値がステップ288でセットされるとともにこの
測光値及び目標位置が含まれる特性へ平行移動された基
準特性が学習される。この結果、以後においては平行移
動されたこの基準特性が用いられる。
その後、ステップ290で前記光源管理フラグがリセッ
1されるとともに測光フラグがセットされて第11図の
ルーチンが終了される。
6 次に前記ステップ264で行なわれる特性測定処理
の手順について第12図を用いて説明する。
まずステップ292でフィルム移動台52が駆動される
ことにより基準ネガフィルム54が露光光路上にセット
され、最初に駆動される成分色フィルタ片42が成分色
フィルタ片42Aに設定される(ステップ294)。
なお、基準ネガフィルム54が引き抜かれた空の状態で
これが行なわれる様にしても良い。
そしてステップ296においては成分色フィルタ片42
A、42B、42Cが全て全開とされ、ステップ298
では成分色フィルタ片42Aのみが所定量閉じられる。
そしてステップ300では第13図の手順に従って測光
が行なわれ、ステップ302ではその測光値が記憶され
る。
更にステップ304においては駆動中の成分色フィルタ
片42が全閉であるか否かが判定されており、全閉でな
いとの判定が行なわれた場合には前記ステップ298に
戻り、成分色フィルタ片42の駆動、測光、測光値の記
憶が全閉となるまで繰返される。
そしてステップ304において駆動中の成分色フィルタ
片42が全閉であるとの判定が行なわれた場合には、ス
テップ306に進んで成分色フィルタ片42Cが閉じら
れているか否かが判定される。
最初に成分色フィルタ片42Aが閉方向へ駆動された場
合にはステップ296で成分色フィルタ片42Cが開か
れているので、このステップ306では否定的な判定が
行なわれ、ステップ308へ進む。
ステップ308においては成分色フィルタ片42Aが閉
じられている状IEであるか否かが判定されており、最
初に成分色フィルタ片42Aが閉方向へ駆動された場合
には、成分色フィルタ片42Aが閉じられているので、
肯定的な判定が行なわれる。そしてステップ310にお
いて成分色フィルタ片42Bが次に駆動される成分色フ
ィルタ片42に設定され、前記ステップ296に戻る。
その結果、成分色フィルタ片42Bは全開位置から全開
位置まで駆動され、その間測光が行なわれてそれら測光
値が逐次記憶される。
その後、成分色フィルタ片42Bが全閉とされると、前
記ステップ308において否定的な判定が行なわれ(こ
の時には成分色フィルタ片42Bのみが閉じられている
)、ステップ312に進む。
このステップ312においては最後に駆動される成分色
フィルタ片42が成分色フィルタ片42Cに設定され、
その後ステップ296に戻って同様の処理が繰返される
その結果、成分色フィルタ片42Cが全開位置から全閉
位置まで駆動され、その間測光が行なわれてそれら測光
値が逐次記憶される。
そして成分色フィルタ片42Cが全閉とされてステップ
306において肯定的な判定が行なわれると、このルー
チンが終了される。
この様に成分色フィルタ片42A、42B、42Cの位
置と測光値との関係が記憶され、これらにより前記位置
受光量り^型性性が形成されている。
上記ステップ318.320.322.374の処理に
よりCCフィルタ40は各受光ユニット68かりニアな
動作がn1能な領域内に入る位置へ制御され、このため
各受光ユニット68は通光入力で飽和することかなく、
またその信号雑音比が低下することもない。
以上の様にこのカラープリンタシステ1、においては、
CCフィルタ40を用いてこの光源管理が行なわれてい
る。
以」−の動作をとりまとめると次の様になる。すなわち
、まずセットされるネガフィルム50についての前記基
準特性が用意される。
次に最適な光源光となる位置にCCフィルタ40が移動
される。そしてそのときの光源光が最適なものであるか
否かが判定される。
このとき、その光源光が埃イづ着、ランプ劣化などによ
り@適なものでないとの判定が行なわれた( 場合に□
は、CCフィルタ40の最適位置がめられてその学習が
行なわれ、その最適位置へCCフィルタ40が移動され
る。
この様にして本カラープリンタシステムはネガフィルム
の種類などにかかわらず常に最適な光源光が得られる様
に光源の自動的な自己管理を行なっている。
次に測光について説明する。なお、この測光は、光源の
熱などによりネガフィルム40の光学的性質が変化する
ので、1コマごとに行なわれている。
第14図においてステップ314ではCCフィルタ40
の成分色フィルタ片42A、42B、42Cが指定され
た目標位置へ各々駆動され、ステップ316では前記第
13図の手順に従って測光が行なわれる。なおこのとき
にはネガフィルム52が露光光路」二にセットされてい
る。
そしてステップ318ではその測光値が許容範囲の最大
値より大きいか否かが判定されており、測光値が許容範
囲最大値より大きいと判定された場合にはステップ32
0において成分色フィルタ片42A、42B、42Cが
閉方向へ駆動される。
またステップ318で測光値が許容範囲の最大値より大
きくはないとの判定が行なわれた場合には、ステップ3
22へ進んでその71ツ光値が許容範囲最小値より小さ
いか否かが判定される。
このステップ322で測光値が許容範囲最小値より小さ
いとの判定が行なわれたときには、ステップ324にお
いて成分色フィルタ片42A、42B、42Cが開方向
へ駆動される。
そしてステップ320.324の処理が終了し、またス
テップ322で否定的な判定が行なわれて測光イ〆(が
許容範囲内にあるとの判定が行なわれたときには、ステ
ップ326へ進んで再び第13図の手順に従って測光が
行なわれ、このルーチンが終了される。
以−にの様にこの測光のためにもCCフィルタ40が利
用されており、その測光は成分色フィルタ片42A、4
2B、42Cが予め設定された目標位!(メモリに予め
格納され、あるいは教示されたもの)に位置制御されて
行なわれる。
次にこの測光に引続いて行なわれる調光について説明す
る。
この調光は予め与えられた露光条件と前記測光によりイ
11られた測定値とに基づきCCフィルタ40の目標位
置をめ、この位置へCCフィルタ40を位置制御するこ
とにより露光に用いられる光源光の量及び色の調整を行
なうものである。
本カラープリンタシステムでは以下の様にしてこの調光
か行なわれている。
第15図にはその処理手順が示されており、最初のステ
ップ328においては前記ステップ326の処理により
得られた測光値が異常であるか否かが判定されている。
このステップ328において測光値異常との判定が行な
われたときにはステップ330に進んで前記表示器74
でその旨の表示が行なわれ、このルーチンが終了される
なお測光値異常の原因としては、受光器不良、ランプ切
れなどが挙げられる。
また」二記ステップ328において測光値異常でないと
の判定が行なわれたときには、ステップ332.334
.336.338.340.342においてカラーコレ
クション処理、カラーキー処理、濃度コレクション処理
、濃度キー処理、スロープ処理、その他の処理から成る
露光演算処理(これについては後述する)が各々行なわ
れ、それら処理によりめられた露光量;Ij、と予め与
えられる露光時間とに基き、ステップ344において成
分色フィルタ片42A、42B、42Cの各11標位置
、すなわち露光用光源光の量及び色、が決定yれる。
本実施例においては少なくともカラーコレクション処理
(ステップ332)、濃度コレクション処理(ステップ
336)に要する標準データ(例えばRGBバランス)
が予め固定データとして与えられており、カラーコレク
シモノ処理(ステップ332)、カラーキイ処理(ステ
ップ334)、濃度コレクション処理(ステ、2プ33
1’ 6)、8度キイ処理(ステ・・ブ338)iこお
し・て) は予めキイボード72により1コマごとに教示されたデ
ータに従い上記露光演算処理が行なわれている。
またネガフィルム50は第20図に示される様な感光特
性を有しているが、この特性がその種類ごとに異なるの
で、スロープ処理(ステップ340)はこの特性に応じ
て最適な露光用光源光を得るために行なわれている。
したがって、この処理は異なる種類のネガフィルム50
がセットされるごとに行なわれる。
この処理を行なうために、本カラープリンタシステムに
おいては、第21図に示される様な曲線状のスロープ特
性502が固定データとして予め与えられており、第2
1図においてステップ34OAでこのスロープ特性50
2が読出される。
そしてステップ340Bで測光値がセットされており、
ステップ340Cでその測光値によりスロープ特性50
2から露光量がめられている。
さらにその露光量及び前記露光時間に基づいて ”前記
ステップ344でCCフィルタ40のI」標位置か算出
されている。
なお、本実施例においては複数の測光値と露光1−とが
所定の間隔で各々対応してテーブル上に固定データとし
て予め格納されており、測定値とテーブル−にのA11
l定値とが一致していない場合には補間処理が行なわれ
ることにより露光量がめられている。
次のステップ346においては以−I−の様にしてめら
れた位j位まで成分色フィルタ片42A、42B、42
Cの全てが移動を行なうことが可能であって、それらの
移動目標位置が移動可能範囲内にあるか否かが判定され
ている。
このステップ346でそれらの位置まで成分色フィルタ
片42A、42B、42Cの全ての移動が可能であると
判定された場合にはステップ348へ進んで成分色フィ
ルタ片42A、42B、42Cがそれぞれの目標位置ま
で実際に駆動される。
そしてステップ350においては前記第13図の手順に
従って受光ユニツ)68A、68B、68C168D、
68E、68Fにより測光が行なわれる。
さらにステップ352においてその測光値により露光条
件が満たされたことが確認Xれると、本ルーチンか終了
される。
また前記ステップ346において成分色フィルタ片42
A、42B、42Cのいずれかが目標位置まで移動でき
ないとの判定が行なわれた場合には、以Fの露光時間変
更処理が行なわれる。
上記ステップ346において、各成分色フィルタ片42
A、42B、42Cに関する移動目標位置のうち少なく
ともいずれかがその移動可能範囲を逸脱したとの判定が
行なわれたときには、ステップ354へ進んで移動l」
標位置の移動可能範囲逸脱量Xが算出される。
そしてステップ356で1±露光1」標時間の算出式、
移動目標位置算出式が読み出される。
なお、」二記両式は次の第(1)式、第(2)式で各々
表わすことが可能であり、これらの式においてDmxは
二色の逸脱濃度量の内最大のもの、Tは標準露光タイム
、Dは最初の露光演算結果のフィルタ濃度値、D′は計
算結果のフィルタ濃度値、iはC、M 、’Yの場合を
表す。
1−TxloDmX 00.第(、)式Di ′=Di
十Dmx @ # @第(2)式さらにステップ358
では」二記露光目標時間算出式を用いて露光目標時間が
算出される。
またステップ360では上記移動目標位置算出式を用い
て移動目標位置が算出される。
そしてステップ362ではこれら露光目標時間、移動目
標位置へそれまでのものから変更さ゛れ、その後ステッ
プ348へ戻る。
次に」―記ステップ346.354.356.358.
360.362による動作例について第23図を用いて
説明する。
同図において特性C01M01YOに従い成分色フィル
タ片42A、42B、42Gのフィルタ移動目標位置P
y、Pyl 、Pcがめられた場合に目標位置PY が
全開方向へ移動可能範囲(全閉位置〜全開位置)から量
xだけ逸脱しているとき、まずこの逸脱’II Xがめ
られる(ステップ354)。
次に同図にわいて特性540で示される算出式から露光
目標時間1.がめられる(ステップ358)。なおそれ
までの露光目標時間は値t。で表わされている。
また前記位置算出式から新たな移動目標位置Q1、Qc
がめられる(ステップ360)。
さらに」二記露光目標時間t8、移動目標位置QC,Q
M、QY(これは全開位置)がセットされる(ステップ
362)。
以」−の様に、ある成分色フィルタ片42の移動11標
位置R1がいわゆるオーバーネガにより量Xだけ開放側
へ逸脱しているときには、その量Xに応じて露光目標時
間が連続的に延長されて時間t1とされ、これとともに
他の成分色フィルタ片42に関するそれまでの移動目標
位置PM、PCが閉方向の位置Qr+、QCに変更され
〜る。
−一一方、前記ステップ352においてステップ350
で測定された測光値で露光条件が満たされていないとの
判定が行なわれた場合には、本カラープリンタシステム
に機械的誤差があることにより、またシステム自体の機
差により測光値が目標光量と一致していない。
この場合にはステップ364へ進−んで以下のフィルタ
位1δ変更処理が開始される。
ここではこのフィルタ位置変更処理について第19図を
用いて説明する。
同図において1位置PO(ステップ344.362)で
測光値DI(ステップ350)が得られている。
最初、特性500からそのときの測光値D2が予測され
る(ステップ364)。
次いで値DIと値D2との差がめられてその差が予想値
D2に加算され、これにより加算値D3がめられる(ス
テップ368)。
さらにこの加算値D3を用いて特性500からフィルタ
位置P1がめられ、この位置P1がそれまでの位置PO
に代って新たなフィルタ1」枠位置とされる(ステップ
372)。なお、このl」枠位置P1に対する目標光量
は同図において4+ft D 4で示されている。 − この様に本実施例では、位置(PO,Di)を含み上記
の値D1と値D2との差だけ特性500を上行移動した
特性550上に新たな動作点P1、D4)かあるとの仮
定の下にこのフィルタ位置変更処理が行なわれている。
このフィルタ位置変更処理が行なわれることにより、機
械的誤差、機差などにもかかわらず、光源光が目標の量
、色へ自動的に自己管理される。
υ−ヒの様にこの調光もCCフィルタ40が移動制御さ
れることにより行なわれている。
次にこの調光に引続いて行なわれる露光について説明す
る。
第16図のステップ354においてまずシャッタ60が
開駆動される。
そして次のステップ356においては直ちに露光鮎間制
御用のタイマがスタートされ、ステップ358ではその
タイマのタイムアツプが監視されている。
さらにこのステップ358でタイマがタイムアツプした
との判定か行なわれたときには、ステップ360へ進ん
でシャッタ60が直ちに閉駆動される。
そしてステップ362においては次コマの露光のために
印画紙12の駆動が開始されてその高速化が図られてお
り、ステップ364においてはその紙送りの終了が監視
されている。
さらにこのステップ364においてその紙送りが終了し
たとの判定が行なわれたときにはステップ366へ進み
、CCフィルタ40の成分色フィルタ片42A、42B
、42Cが所定の1」標位置へ移動され、次コマ露光の
ための準備が行なわれる。
以」二の様にして印画紙12に対する露光が行なわれる
と、現像機14に露光された印画紙12が供給されて現
像処理が行なわれるが、この現像機14側においては現
像液の疲労などによりその現像条件が変化する。
この現像条件変動は以下の現像管理が行なわれることに
より本カラープリンターシステム側において吸収されて
おり、これにより現像機14の現像結果が一定化されて
いる。
」−記現像条件の変動を吸収するために2種類の現像管
理処理が用意されており、これらのうちいずれかが選択
される。次にそれらの現像管理を順次説明する。
まず一方の現像管理が選択された場合には、その動作開
始指令がキイボード72が操作されて処理回路26に供
給され、第17図のルーチンが開始される。
その最初のステップ374においては後述する基準デー
タの有無が判定されており、このステップ374で基準
データがあるとの判定が行なわれたときにはそのデータ
がステップ376でセットされる。
そしてステップ378では露光ランプ16の点灯制御が
行なわれ、ステップ380ではCCフィルタ40の駆動
制御で露光ランプ16による放射光に対する調整が行な
われ、目標の量、色となる様に光源光が調整される。
その後フィルタ移動台52にサンプルプリントかセット
されてこれが露光光路上に移動される。
このサンプルプリントは以下の様にして予め用意されて
いる。
第18図においてステップ382では成分色フィルタ片
42A、42B、42Cが所定の目標位置へ駆動される
その際、露光光路上にはネガフィルムがセットされてお
らず、フィルタ移動台52が空の状態とされている。あ
るいは素現ネガまたはNDフィルタ(入力波長の変化に
かかわらず透過光のレベルが一定なもの)がフィルタ移
動台52にセットされて露光光路上に移動されている。
そしてCCフィルタ40の位置は、フィルタ移動台52
が空とされている場合には露光光が所定の光量であって
グレイとなる位置とされており、素現ネガまたはNDフ
ィルタが使用される場合には全開位置とされている。
この様にしてCCフィルタ40の成分色フィルタ片42
A、42B、42Cが各々所定の位置に駆動されると、
第18図のステップ384においては受光ユニット68
A、68B、68C168D、68E、68Fにより光
源調整光または透過光が測光される。なおこの測光は前
記第13図の手順に従って行なわれている。
そして次のステップ386においては上記ステップ38
4で得られた測定値が目標値と一致しているか否かが判
定されており、このステップで両名が一致していないと
の判定が行なわれたときにはステップ388へ進む。
このステップ388では目標値に対する測光値の偏差が
算出されており、次のステップ390ではその偏差に基
づいてCCフィルタ40の駆動目標位置に関する補正量
が算出され、前記ステップ382へ戻る。
この様にして目標の借及び質に印画紙12に対する照射
光が調整されたことがステップ386で確認されると、
ステップ392においては前述と同様な露光が行なわれ
、本ルーチンが終了される。
その後、」−記露光か行なわれた印画紙12が現像a1
4に供給されて現像処理が行なわれ、これにより前記サ
ンプルプリントか(j+られる。
なお、フィルタ移動台52にセラI・される際において
はその大きさに合わせてそのサンプルプリントか予め切
断される。
以1−のサンプルプリントが露光光路上にセットされる
と、第17図のステップ394においては前記第13図
の測光か行なわれてサンプルプリントの透過濃度が受光
ユニツ)68A、68B、68C168D、68E、6
8Fにより測定される。
そして次のステップ396においては上記ステップ39
4で測定されたサンプルプリントの透過、X 濃度と前
記ステップ376でセットされた基畢データとが比較さ
れる。
このフ、(準データは標準の現像什」−りとされたプリ
ントの透過濃度であり、予め固定データとして用意され
ており、あるいは1llll定結果が教示されている。
さらにステップ398においては−[二記ステップ39
6の比較結果、すなわち」−記両透過儂度の差により露
光条件の補正が可能であるか杏かが判定されている。
このステップ398においてその補正が可能であるどの
判定が行なわれた場合には、ステップ400に進み、そ
の差に応じて露光条件が補正される。
またステップ398で補正が不可能であるとの判定が行
なわれた場合にはステップ402に進み、表示器74で
警報表示が行なわれる。
なお本実施例においては、露光光源光が補正されること
で露光条件が補正されており、これにより現像機14の
現像条件が本カラープリントシステムにおいて吸収され
ている。
次に他方の現像管理が選択された場合について説明する
この場合においては標準露光された印画紙12が予め用
意されており、これが現像機14で予め現像される。な
お、この印画紙12はプリントメーカーなとから予め供
給されている。
そしてこの印画紙12がフィルタ移動台52にセットさ
れて露光光路」二に移動された後、前記第17図のステ
ップ394以下の処理が行なわれる。なお、基準となる
データがその際に用意されていない場合には標準現像さ
れたプリントがフィルタ移動台52にセットされて露光
光路上に移動された後、前記ステップ408が行なわれ
て基準データが測定される。
以」二のいずれかの現像管理が行なわれることにより現
像機14の現像条件変動分が本プリンタシステムにおい
て露光光源光変更という形で吸収される。
なお前者の現像管理においては露光が行なわれるので、
現像条件の変動分に加えて露光条件の変動分も吸収され
、最終的な現像仕上り状態が一定となる。
また後者の現像管理によれば、現像機14側の現像条件
変動分のみを抽出でき、このため前記ステップ402で
発せられる警報が現像条件変動のみを原因とすることを
確認できる、。
以上説明した様に本実施例によれば、受光信号のサンプ
リングが所定周期で変化する点灯電流に同期して行なわ
れるので、点灯電流の周期的な変化にもかかわらず常に
安定した測光値を得ることが可能である。
その結果、同一のネガフィルムであっても、常に一定の
露光結果を得ることが可能となる。
また、スイッチング信号発生回路により交流電流を点灯
電流に変換する主回路が露光電源に設けられ、トランス
などを用いることなく露光ランプが該主回路で点灯され
るので、露光電源を安価に構成することが可能である。
さらに、位相検出器を簡単なコンパレータ、ゼロクロス
検出器で構成できるので、システムの製造に要する費用
を増加させることはない。
また本実施例によれば、露光ランプのみを視野とする受
光器の受光信号か露光ランプの点灯制御にフィードバン
ク信号として用いられるので、光源光を1贋に一定の1
・1標光量に制御することが可能である。
さらに、受光器か露光ランプのみを視野とされているの
で、CCフィルタで反射しその移動により変化する反射
光(光源光の数パーセント)がこの受光器に入用するこ
とはなく、このためCCフィルタが移動されても」二記
光量制御を正確に行なうことか可能となる。
そして、上記受光器を露光ランプから遠ざけることが可
能であるので、この受光器に高感度で止痛な検出が可能
な半導体のものを使用でき、このため−に配光量制御の
精度を更に高めることが可能となる。
なお、第1図の光学系38は、第24図、第25図、第
26図に各々示される様にグラスファイIf パ90を
用いて、また内周面が黒色に着色された筒体92を用い
て、さらにミラー94を用いて構成することも可能であ
る。更に、受光器の受光面前方にはその受光リニアリテ
ィを確保するためにフィルタ、スリットなとの光減衰手
段を配設することが好適である。
さらに本実施例によれば、ネガフィルムの中央に指向さ
れ、その中心を通過する垂線の周囲に複数のカラー受光
ユニットが対称に配置されているので、ネガフィルムに
色男向性(ネガフィルムが回転されたときにカラー受光
量に差異が生ずること)があっても、同一の露光結果を
得ることが可能である。
マタ、各カラー受光ユニットに設けられた成分色受光器
も対称に配置されているので、さらに一定の露光結果を
得ることが可能である。
なお、各カラー受光ユニットの受光面前方に各成分色受
光器共通の光学系のみが設けられる場合であって、各成
分色受光器の受光面に部分的に結像するときには、各集
光レンズのカラー受光ユニット側に光混合器を設けて各
成分色受光器に一様な光を入用させることが好適である
そして本実施例によれば、光源管理、測光、調光がCC
フィルタの移動制御のみで行なわれるので、カッI・フ
ィルタ、スキャナ測光装置が使用されることはなく、こ
のためシステムを安価に構成することが可能となる。
また、光源管理においては、前記基準特性に従う制御に
より常に基準の量、色となる光源光を得ることが11丁
能である。
さらに、自動的に上記基準特性が生成されるので、これ
を予め用近する必要はなく、このためそのときのシステ
ム状態に応じて最適な基準特性を得ることが可能である
なお、最適な基準特性が学習されるので(ステ・ンプ2
88)、常に良好な光源光を得ることが1f丁能となる
そして、極めて良好な露光結果が必要とされる場合には
前記基準ネガフィルムを用いて基準特性を生成すること
が好適であり、またこれを用いずに基準特性を生成すれ
ば(ステップ264)、ネガフィルムの種類ごとに基準
ネガフィルムを用意する必要はなく、全ての種類のネガ
フィルムにその基準特性を適用することが可能となる。
さらに、測光においては、CCフィルタが所定位B、に
移動制御されて測光が行なわれるので、安定した測光値
を得ることが可能となる。
そしてCCフィルタの測光用位置を複数に設定すれば、
さらに安定した測光結果を得ることが可能となる。
なお、この測光が光源の変動に同期して行なわれるので
、正確な測光値が得られ、またこのことは光源制御、光
源管理においても同様であり、常に=一定な光源光が得
られる。
そして、調光においては、任意色の露光用光源光を得る
ことが可能であり、また画質の向上を図ることも可能と
なり、さらにその速度も向」二できる。
また本実施例によれば、調光時においてCCフィルタが
その調光範囲を越える場合には、自動的に露光時間が連
続的に変更され、またこれとともにフィルタ移動目標位
置も自動的に変更されるので、熟練が必要とされること
なく容易にかつ短時間で良好な露光動作を行なうことが
可能となる。
なお、ここでは同一の露光光路」−へフィルタ片か移動
制御される例についての説明を行なったが、例えば複数
の露光光源が設けられ、それらの各露光光路上へフィル
タ片が移動制御されるものについても本発明を適用する
ことが可能である。
さらに本実施例によれば、現像機側で現像条件か前疲労
などで変化してもこれか木プリンタシステム側で吸収さ
れるので、この変化に対する現像機管理処理に経験が必
要でなく、したかってその取扱いを容易化できる。
なお、現像機側の現像条変動分かプリンタシステム側で
吸収できなくなった場合には、本実施例の様に警報を発
する様にすることが好ましい。
そして本実施例によれば、標準露光時間、RGB/<ラ
ンス そしてスロープaA +j:がと゛のセットアツ
プ条件が固定データとして与えられているので、ユーザ
ー側でのシステム設置時において直ちにシステムの稼動
が可能であり、またこのセットアツプは経験を要するこ
となく容易に行なえる。
さらにスロープ処理が第21図に示される様に曲線状の
スロープ特性502を用いて行なえるので、この特性5
02を第20図の感光特性に一致させることにより正確
な露光量をめることが可能となる。
また本システムは光源管理などが自動的に行なわれ、そ
の特性、性能の経時的変化が防止されてフルコレクショ
ン化されているので、常に初期ト同様な稼動状態が得ら
れる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、ネガフィルムの透過
光量が極端に多くまたは少ない場合でそのままでは調光
が不可能であるときに自動的に露光時間が連続的に変更
されるので、熟練か必要とされることなく容易かつ短時
間で良好な露光を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1閲はカラープリンタシステムの全体構成が説明[A
、第2図、第3図は位相検出器の回路構成図、第4図は
受光ユニットの指向方向説明図、第5図、第6図は受光
ユニット及び成分色受光器の配置位置説明図、第7図、
第8図、第9図、第1O図、第11図、第12図、第1
3図、第14図、第15図、第16図、第17図、第1
8図は第1図カラープリンタシステムの作用説明用のフ
ローチャー1・図、第19図は基べI!特性のグラフ図
、第20図はネガフィルムの感光特性図、第21図はス
ロープ特性図、第22図はスロープ処理説明用フローチ
ャート図、第23図は露光目標時間及びフィルタ目標位
置変更作用を説明するグラフ図、第24図、第25図、
第26図は受光器の視野を制限する光学系の構成説明図
である。 26・1処理回路、 40・・・CCフィルタ、 44A、44B、44C・・・ステンプモータ、46・
・・駆動電源、 50・−・ネガフィルム、 68A、68B、68C168D、68E、68F・・
・受光ユニット。 代理人 弁理士 中 島 淳 第2図 −VEE ・第 4 図 ヒ===立===建、50(54) 第5図 第6図 第9図 第10図 第16図 第17図 第18図 第19図 】則光値 第20図 第21図 第22図 第23図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、フィルタJ1が移動制御されることにより調光
    を行なう調光装置6と、フィルタ片の移動]]標位置を
    め該移動目標位置がフィルタ片の移動可能範囲を逸脱し
    たときに該移動目標位置の移動可能範囲逸脱量に応じて
    露光目標時間を変更する演算手段と、を含む、ことを特
    徴とするプリンタシステム。 (2、特許請求の範囲第(1)項記載のシステムにおい
    て、調光装置はCCフィルタから成り、演算手段は、C
    Cフィルタの各成分色フィルタ片に関する移動目標位置
    のうちいずれかか移動可能範囲を逸脱したときに、当該
    成分色フィルタ片に関する移動目標位置の移動可能範囲
    逸脱量に応じ、露光目標時間を変更するとともに他の成
    分色フィルタ片に関する移動目標位置を変更する、こと
    を特徴とするプリンタシステム。
JP11412284A 1984-06-04 1984-06-04 プリンタシステム Granted JPS60257441A (ja)

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