JPS5971039A - カラ−写真引伸機におけるフイルタ−制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カラー写真引伸機においてフィルター濃度を
自動的に制萌ｊするフィルター制御装置に関する。

従来、このＡ車のカラー写真引伸機は、原画の色調、並
びに複写用感光材の色感度餉に対する道ｌ正な色補正を
得るために、イエロー、マゼンタ、シアン（以下それぞ
れ、Ｙ、Ｍ、Ｃと略称する）の３色のカラーフィルター
ヲ透過させて、ネガ画像のＹ　、　ＩＶｆ　、　Ｃ各色
像に応じた色調整を行い、３色光の焼付けを行うように
構成されている。

また、これらカラーフィルターを収示内したカラーヘッ
ドのケース外部には、カラーフィルター調節用のノブあ
るいはレバーが設けられてち−９、これらノブの目盛を
見ながら、所要のフィルター濃度を設定するのが通例で
あった。

しかしながら、設定すべき濃度値が大きくなれば、その
目盛表示も指数的に密となるため、読み取り精度が不正
確になるとともに、設定積置が低下するので、ノブの操
作によるセットには限界があった。

また、このような調整方法では、カラーフィルターによ
って調光された笑除のフィルター濃度と、ノブの目盛で
表示された濃度値が、必ずしも一致せず、個々のカラー
フィルターのバラツキにより、フィルターの交換時には
、フィルター濃度の変動を生じる不具合もあ′：）た。

さらに、引伸機の′砿源や′螺圧が変わり、ランプの明
るさに変動があった場合には、これに対して、照度補正
を行うよう々機構２欠いており、常に高価々安定器を用
い、照度を一定にしていた。

本発明は、上述した種々の欠点を解消しようとするもの
であり、所望のフィルター濃度を自動的に得ることので
きるカラー写真引伸機におけるフィルター制御装置ヲ提
供しようとするものである。

以下、本発明を、図示の一実施例に基づいて詳細に説明
する。

（１）は、引（Ｉｎにおけるカラーヘッドで、この力゛
ラーヘッド（１）のケース（ｌａ）は、中空箱状になっ
ている。ケース（１ａ）の内部上刃には、ノ・ロゲンラ
ンプからなる露光用のランプ（２）が設けられ、このう
７フ（２）の下１１の光束軸（へに沿って、フィルター
ユニット（３）、拡散ボックス（４）、及び原画挿入部
（５）が、この順序で配設されている。

さらに、ケース（１ａ）の下端面には、蛇腹（６）を介
してレンズ（７）が設けられ、このレンズ（７ンと所要
の間隔をへだでて、感光材料（８）が、同様に光束軸（
５）に沿って配設されている。

フィルターユニット（３）の一方の１Ｎ１１面から内方
に向かって、水平をなす４枚のフィルター、すなわち上
から順に、ＮＤフィルターにュートラルデンシティ　フ
ィルター）（９）、Ｍフィルター０．０１、Ｙフィルタ
ー（１１）、Ｃフィルター（１２）が、それぞれ独立し
て、前記光束軸（入内に移動自在に設けられ、これら谷
フィルターには、これを往復動させるために、フィルタ
ー駆動装嫁（１８バ１（転）（１５）叫が、それぞれ設
けられている。

前記ＮＤフィルター（９）とＭフィルター叫との間には
、光束の一部を側力に導くライトガイド（Ｔ７）が挿入
されており、前記フィルターユニット（３）ヨυ矢出さ
れたライトガイド（１７）の一端と対向する位置に、各
色のフィルターを通す以前にランプ（２）の照度変化を
感知する受光センサー（ｉａ功５最上段に設けられてい
る。

前記拡散ボックス（４ンのほぼ半分の制さの位１〆には
、光束の一部化側力に導くライトガイド（５，９’）が
挿入され、このライトガイド（１９）の拡散ボックス外
に突出された端部に対向して、Ｍ、Ｙ、Ｃ３色のカラー
フィルター＠シ過光を感知する３個の受光センサーに）
）（２１）（〃）が設けられている。

すなわち、これら各受光センサー（社）（Ｚｌ）（４）
は、それぞれ、青、緑、赤の３色光のフィルターを介し
て、へ１■記Ｍフィルター（ｔｏ）、Ｙフィルター（１
１）、Ｃフィルター（１２）とそれぞれ対応し、これら
のフィルター濃度を、それぞれ独立して計測しうるよう
になっている。

（ｉｂ）は、カラーヘッド（１）に具備された演算制御
装置直で、前記各受光センサー（１８）（社）ｔＺｌ）
（２２）の出力は、演算１ケ１］御装置における対数権
幅器を主とする光量−濃度変換器−）に入力され、次い
で、この出力は、後述の所要値と比較器例で比較され、
その出力は、フィルター駆動装置（１痺剃１５）（１６
）を、それぞれ制御器■比介して作動させる。すなわち
、これらの回路は、光束ヶ弁し１閉ループを形成してい
る。

また、前記レンズ（７）の下刃には、ノ・−フミラー（
支））が光束軸（入内に突出され、この）・−フミラー
凶）の反射光を、フォトセンサーｆ２，７）が感知しう
るよう罠なつ工いる。

このフォトセンサー（２７）は、＋？ｉＪ記原画挿入部
（５）内に挿入された原画（Ｂ）を通過した後の中性色
濃度値、及びイエロー濃度値、マゼンタ限度値、シアン
礎度値を、それぞれ独立して検知する。その出力は、前
記演算制御装置（１ｂ）における濃度値演算部（あ）に
入力され、かつこの濃度値演算部（勾は、前記比較器Ｈ
へ所望の濃度値を出力している。

濃度値演算部μｓ）には、記憶部（別から所要の濃度１
直データが入力されるとともに、カラーヘッド（１）外
部の適所に設けられたデジタルスイッチ（ＳＯ）からは
、所望の各色フィルター濃度値が設定、入力されるよう
になっている。

次に、以上のように構成された、本発明に係るカラー写
真用引伸機の作動及び操作要１偵について説明する。

マス、デジタルスイッチ（８０）によって、予め設定し
た所定の値を入力すると、濃度値演算部μｓ）において
は、次式に示すように演算され、比較器（社）に送られ
る。

ＤＹ＝　Ｄ、　−ｍυｒ　（、Ｄ、　、Ｉ）、、、、Ｄ
、）　−１−Ｄｗ島＝Ｄｍ−ｍＩｎ（Ｄｙ、Ｄｍ、ＤＣ
）＋ＤＷＤＣ＝Ｄｃ−ｍｍ（Ｄ、Ｄ、ＤＣ）＋ＤＷｗ−
Ｄｗ 但し、Ｄｗ、ＤｙＩＤｍ、１〕ｃはデジタルスイッチの
設定値、ＤｗＤＹＤＭＤｃは出力値であり、ｍｍはり、
　Ｄ−ＤＣの最小値である。

そこで、各センサー（財）（Ｚｌｌ）＋２２）それぞれ
検知されたフィルター濃度値（ＤｌＹＤｌＭＤＩｃ）と
、前記設定値との比較が行われる。比較信号値に差があ
れば、制御器（２５）に信号が送られ、それぞれのフィ
ルター　　、駆動部（１３）（１４）（１５）（１（３
）を差を零とするように駆動することによって、ＮＤフ
ィルター（９）、Ｍフィルター叫、Ｙフィルター（１１
）、Ｃフィルター（１２）が、それぞれ必要なだけ移動
でれて、設定値と出力値が一致する位置に補正される。

また、ランプ（２）の照度変化に対しても、センサー（
＋８）がこれを検知し、ＮＤフィルター（９）が自動的
に作動し、適正照度となるように、補正が自動的に行わ
れる。

また、標準ネガと同等の焼付けを行う場合Ｖ？Ｘは、標
準ネガの原画（Ｂ］　’ｆｔ　ｉ過した光を、ハーフミ
ラ−（２６琢介してフォトセンサー（２７）で検知し、
どのそれぞれのフィルター濃度１直を、記憶部（２ｇ）
に記憶させておく。

次に、新たな原画の焼付けを行うに際しては、先に記憶
部は、０）において記憶されたフィルター濃度値となる
ように、ＮＤフィルター（９）、Ｉ＼１１フィルター　
（ｔｏ）、Ｙフィルター（１１）、Ｃフィルター（１２
）を自動的に移動させることによって、標準ネガと同等
の焼付けを行うことができる。

以上、詳細に説明したように、本発明に係るカラー写真
引伸＋ｌｉ、におけるフィルター制佃ｊ装置献において
は、ランプの光束内に出没自在に設けられたマゼンタ、
シアン、４エローの３ｅ光を含むフィルターの通過光を
、受光センサーをもってそれぞれ直接に検知し、この計
測１にと、予めスイッチによって設定されたフィルター
眼朋１直が一致するように、フィルター駆動装置にフィ
ードバックさせるように構成しである。

従って、従来の如く、設定値と実際の通過光のフィルタ
ー濃度が異なる等の問題が起きない利点がある。

捷た、カラーフィルターを交換した場合や、カラーフィ
ルターの汚れ等によるフィルター濃度の変化も、自動的
に補正され、常に設定値が保たれる利点を有する。

さらに、フィルターにニュートラルデンシティフィルタ
ーを付加することによって、光源ランプの照度変化に対
応して、これを自動的に補正することができるため、常
に適正な露光を得ることができるオリ点も有している。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の一実施例を示す概略構成図である。 （１）カラーヘッド　　　（１ａ）ケース（１ｂ）演算
制御装置　　（２）ランプ（３）フィルターユニット　
　（４）拡散ボックス（５）原画挿入部　　　　（６）
蛇腹 （７）レンズ　　　　　　（８）感光材料（９）ＮＤフ
ィルター　　（１０）　ＩＶＩフィルター（１１）Ｙフ
ィルター　　　（１２）　Ｃフィルター（１Ｂ）　（１
４）■）（１（ｉ）フィルター駆動装置α７）ライトガ
イド　　　（１８）受光センサー（１９）ライトガイド
　　　（２０）（２１１（２２）受光センサー（２８）
変換器　　　　　　（財）比較器（ロ））制御器　　　
　　　馨６）ノ・−フミラー（２７）フォトセンサー　
　（２８）濃度値演算部（２））記憶部　　　　　　（
８０）デジタルスイッチ（人光束軸　　　　　　（Ｂｌ
原画

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくともマゼンタ、シアン、イエローの３色光を含む
   複数のフィルターと、該フィルターをそれぞれ移動して
   フィルター濃度を変えるフィルター駆動装置と、該フィ
   ルター駆動装置を制御する制御器と、該制御器に出力す
   る比較器と、前記フィルターからの通過光を検知して前
   記比較器に入力する複数の受光センサーとをもって閉ル
   ープを形成し、かつ前記比較器には、スイッチによる所
   望のフィルター濃度設定値が、濃度値演算部を介して入
   力されるようにしたことを特徴とするカラー写真引伸機
   におけるフィルター制御装置。